新日本プロレスでIWGPヘビー級王者となり、総合格闘技のリングでもジェロム・レ・バンナを破った安田忠夫さんが、自宅で亡くなっていたことが明らかになった。享年62歳。
安田さんは中学卒業前に九重部屋へ入門。四股名「孝乃富士(たかのふじ)」として、三役である小結に昇進するなど幕内力士として活躍した。
1992年に力士を廃業した後、新日本プロレスに入門。1994年2月の日本武道館における馳浩戦でデビューを果たし、新日本プロレスでは中堅レスラーとして活動した。

その後、アントニオ猪木氏の元で格闘技のトレーニングを行い、2001年大晦日の「INOKI BOM-BA-YE」に出場。アキレス腱断裂で欠場となった藤田和之の代役として、K-1ファイターのジェロム・レ・バンナとMMAルールで対戦し、ギブアップ勝ちを収めたことで一躍ブレイクした。

その勢いのまま、藤田が返上したIWGPヘビー級王座をかけた決定戦で永田裕志を破り、王座を奪取した。

その後はヒールユニット「魔界倶楽部」のメンバーとして新日本プロレスを席巻したが、ギャンブルによる多額の借金や素行の問題が原因となり、同団体を解雇された。
以降はIWA JAPANやZERO1-MAX、ハッスルのリングにも参戦していたが、ドタキャンなどのトラブルもあり、次第に参戦の場を失っていった。師匠である猪木氏が旗揚げしたIGFにも参戦し、小川直也とも対戦したが、その後フェードアウトした。
マット界とは距離を置いていたが、2022年12月28日に開催された「INOKI BOM-BA-YE × 巌流島」に、貴賢神の推薦人として現れたのが公の場での最後の姿となった。
ご冥福をお祈りいたします
2月10日の主なニュース

コメントを投稿するにはログインしてください。