12月16日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2025」後楽園ホール
(試合内容は実況ポストより)
<アドバンスバウト:6人タッグマッチ 10分1本勝負>
ホーホー・ルン 〇エル・ククイ パンチ富永(3分53秒 片エビ固め)他花師 しゃちほこBOY ×問題龍
※ククイバスター
<第1試合 15分1本勝負>
〇布田龍 木村和真(5分44秒 エビ固め)田中良弥 ×柳内大貴
※飛龍
<第2試合 オープン・ザ・お笑いゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第36代王者】〇新橋二郎(4分26秒 反則勝ち)【挑戦者】X=×ウルティモ・ドラゴン
☆新橋が勝利も観客判定でウルティモが勝利で王座奪取で第37代王者に、しかしウルティモは王座返上
<第3試合 4WAYタッグマッチ 20分1本勝負>
神田裕之 〇横須賀ススム(7分31秒 片エビ固め)×堀口元気 新井健一郎
※横須賀カッター、あと2チームは望月成晃&大鷲透、ドン・フジイ&斎藤了
<第4試合 30分1本勝負>
箕浦康太 ジェイソン・リー KAI 〇ISHIN 加藤良輝(4分0秒 体固め)YAMATO ドラゴン・キッド B×Bハルク×KAGETORA 土井成樹
<第5試合 第97代オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定リーグ戦 20分1本勝負>
ストロングマシーン・J △Kzy U-T(20分時間切れ引き分け)豹 Ben-K △望月ジュニア
<第6試合 30分1本勝負>
シュン・スカイウォーカー 〇エル・シエロ(5分59秒 シエロ・へネシス)吉岡勇紀 ×ドラゴン・ダイヤ
<第7試合 オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第70王者組】JACKY KAMEI 〇Riiita(13分5秒 エビ固め)【挑戦者組】ルイス・マンテ ×デムース
☆JACKYRiiitaが初防衛戦に成功
※Riiitanic
<第8試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第42代王者】〇菊田円(21分57秒 体固め)【挑戦者/KING OF GATE 2025優勝者】×ギアニー・ヴァレッタ
※ローリングラリアット
☆菊田が3度目の防衛に成功
DRAGON GATE、今年最後の後楽園ホール大会のメインはオープン・ザ・ドリームゲート選手権が行われ、王者の菊田円に、KING OF GATE2025を優勝したギアニー・ヴァレッタが挑戦した。
王者に菊田がリングインするなり、ギアニーに襲い掛かり9開始、」ぶつかり合いから読み合いを繰り広げ、エルボーのラリーから菊田がサミングも、ギアニーがボディースラム、頭突きからサッカーボールキック、頭突き、ボディースラムと先手を奪う
しかしギアニーの突進を菊田が場外へ出すが、ギアニーも菊田を場外へ引きずり出し、菊田の右腕を鉄柱攻撃、菊田は逆水平、ギアニーはイスを投げると、菊田は逆水平を連打、場外カウントが進んだためリングに戻るもギアニーは菊田の右腕へ頭突きの連打からアームロック、レッグドロップと右腕攻めに出る
ギアニーはコーナーホイップから串刺し攻撃は、迎撃した菊田のボディースラムはギアニーに浴びせ倒され、ギアニーは菊田の右腕へエルボースタンプから串刺し攻撃は避けた菊田がボディースラムで投げる。
ギアニーが場外へ逃れると、追いかけた菊田はビックブーツから逆水平、ギアニーも逆水平で打ち返すが、菊田はマンテの顔面をエプロンに叩きつけ、鉄柱に叩きつける。
菊田はサミングからリングに戻ると、ギアニーを踏みつけてから首四の字固めで捕らえ、外したギアニーに菊田が逆水平、天龍コンポ、ダブルチョップと浴びせ、ギアニーは頭突きも、菊田がドロップキックでギアニーを場外へ追い出し、エプロンから尻爆弾を放つ。
リングに戻ると菊田はダイビング尻爆弾を命中させ、串刺しラリアットに対しギアニーも串刺しラリアットで応戦、、菊田のラリアットはギアニーばクロスボディーで迎撃すると、菊田の串刺し攻撃は迎撃したギアニーは菊田をエプロンへ出してビックブーツは避けられ、エプロンの攻防でギアニーが噛みついてからエプロンでブレークロースラムで叩きつけて、菊田が場外へ転落すると、ギアニーはエプロンからキングコングニーを投下する。
大ダメージを負った菊田がリングに戻ると、ギアニーは雪崩式ブレーンバスターで投げ、ダウンする菊田を蹴りつける。ギアニーはショートレンジラリアットを連打する。菊田はエルボーで活路を見出すと、ギアニーのクロスボディーを体を入れ替え、ギアニーのエメラルドフロウジョンも入れ替えて切り返すが、ギアニーは菊田の尻爆弾をキャッチして叩きつけ、ブレーンクロースラムからキングコングニーを投下するも、カウント2で返される。
ギアニーはセカンドコーナーからダイビングキングコングニーを狙うが、避けた菊田は尻爆弾、後頭部へ尻爆弾、スライディング尻爆弾と畳みかけるが、カウント2で返される。菊田はパイルドライバーはギアニーがリバースしてラリアットは、ギアニーが打ち勝つも菊田はローリングラリアットはカウント2となり、再度ローリングラリアットはギアニーがブレーンクローで阻止も、菊田は尻爆弾を連打からラリアット、ローリングラリアットで3カウントを奪い王座防衛に成功した。
防衛したダメージで菊田は立ち上がれず、ダウンしたままベルトを受け取ると、そのままマイクを握り、ギアニーに「さっさとマルタへ帰れと言った。2025年が始まってから、オレは一度たりとも休んでいない。一年間、ずっと戦い抜いてきた。最後にリングに立っているのは…(ファンに呼びかけると、菊田の声が)黙れ!オレはこのまま、ガチで完全制覇するぞ!誰がいるというんだ!誰がオレに勝つというんだ…!」
すると、現われたのはエル・シエロ、エル・シエロは日本語で嘲笑うように言う。「お前の瞳に、エル・シエロは映ってないのか?空の光は見えてないのか?お前は何も見えていないのか?」とアピールする。
これに対し、ISHINが「エル・シエロじゃないだろ…お前はシュンじゃないのか?」と指摘すると、指摘通りに、どうも場外ではシュンが別のマイクで、あたかもシエロがアピールしているように見せかけていた。
ISHINは、正体不明のシエロのことを気に入らないとして、「DRAGON GATEでうまくやっていくには、マイクを達者に使えよ」と啖呵を切るも、しかし、シュン(あるいはシエロ)はそれを無視し、シエロとして「アディオス」の一言でその場を締めくくった。
選手権も我蛇髑髏、PSYPATRAの介入もなく、真っ向勝負だったが、ドリーム選手権での菊田は基本的に介入に入るケースは少ない、今の菊田は凶器や介入などなくただ強いヒール像を目指しているのか、次期挑戦者はエル・シエロが濃厚となったが、動き的にもかなりトリッキーなことから、スピードで翻弄するタイプなのか
セミファイナルではオープン・ザ・ツインゲート選手権が行われ、王者組のJACKY KAMEI&RiiitaのJACKYRiiitaにルイス・マンテ&テムーズのメキシカンコンビが挑戦した。試合はRiiita vs デムースで開始。ロックアップからバックの奪い合い、デムースがアームホイップからアームロックで捕らえる。切り返したRiiitaはアームホイップ。四つに組んでデムースが押し込む。Riiitaがコルバタからのカバーを応酬する場面で、KAMEIがミサイルキックで強襲。マンテにアームホイップを仕掛け、Riiitaが入って連係。JACKY & Riiitaはマンテを捕らえるも、マンテが場外へ逃れると、デムースがラリアットでJACKY & Riiitaを強襲。連係からマンテが二人まとめて担ぎ、プロペラのように回転する。
挑戦者組はKAMEIを捕らえて試合をリードし、二人がかりでKAMEIの乳首を噛む。KAMEIがマンテにサイクロンラナ。代わったRiiitaがデムースにティヘラ。マンテにはKAMEIがホイップしてティヘラ。場外の挑戦者組にRiiitaがトルニージョ、KAMEIがトペ・コンヒーロを命中させ試合の流れを変える。
リングに戻ると、Riiitaがデムースにコカレロショット。KAMEIが入ってダブルフェースクラッシャーからダブルドロップキックと攻めるが、マンテに入ると、挑戦者組がKAMEIを捕らえ、ケブラドーラ・コンヒーロからデムースがドロップキックを放ち、JACKY & Riiitaを鉢合わせにすると、二人同時にMCKを決める。
挑戦者組はRiiitaにトレイン攻撃から、マンテの援護でキャノンボール。マンテがみちのくドライバーⅡ理と畳みかけ、デムースの雪崩式狙いをRiiitaが切り返そうとするもマンテが阻止も、KAMEIがマンテにスワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナーから、Riiitaがデムースに雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
KAMEIのミスティカの援護でRiiitaがマンテにダイビング逆打ちを決めると、KAMEIがスワンダイブ断崖式フランケンシュタイナーでマンテを排除、その間にRiiitaがリバースフランケンからRiiitaニックでデムースをフォールし、3カウントを奪い王座を防衛した
新橋の相手はXとされていたが、Xとして出てきたのはウルティモ・ドラゴン校長!新橋は最初は戸惑うも、ウルティモの登場になると、客席に座り拍手を送る。
マイクを持ったウルティモは今朝メキシコから戻って来たばかりと報告。しかし、次の試合を控える斎了GMを呼び出すと、斎了から「凄い試合を組んだから来て欲しい」と言われたのに、肝心の新橋は客席に紛れ込んでいたため、斎了は「戻って来い」と呼び出し、ウルティモも「相手はこれか?」と疑問を抱く。
試合前のボディーチェックで新橋はスマホを八木レフェリーに預けるが、ウルティモは「仕事でいるだろう」と返却を命じ、新橋は胸ポケットにしまう。試合開始になると新橋はウルティモに名刺を渡すが、いきなりウルティモはソバットを繰り出す。
ウルティモはパワーボムを狙うが、新橋のスマホが鳴って本人が着信に出ると、ウルティモは優しく叩きつける。新橋はリストロックを仕掛け、傘を持ってロープ渡りをするが、市川同様に股間をロープに痛打。ウルティモは連続カバーをするが、新橋は傘の柄でブレークする。怒ったウルティモは傘を場外へ捨てる。
傘を捨てられて怒った新橋は背広とYシャツを脱ぐと、カバンでの一撃が八木レフェリーに誤爆。そこで新橋はカバンをウルティモに渡し、「頭を抱え殴打された」と主張したため試合終了。新橋の反則勝ちとなるが、拍手判定になると、ウルティモは事前にルールを聞かされていないため、ファンに「自分には拍手はしないように」と願う。しかし、期待に反してウルティモに拍手が多く、ウルティモが新王者になってしまい、ウルティモは頭を抱えてしまった。
ウルティモは王座は8冠以来とベルトを受け取るも、「自分には重すぎる」と返上してしまう。そして、新橋に「誰かと王座決定戦をやってくれ」と返却し、新橋もこれを承知、そのためウルティモは引き分けと裁定を校長権限で変えてしまった。
