モブから主人公になった…ザック&大岩のTMDKが辻&ゲイブを降しWORLD TAG LEAGUE2025を制覇!


12月14日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2025」グランメッセ熊本 2686人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合 オープンチャレンジ 15分1本勝負>
【第9代王者】〇エル・ファンタズモ(11分2秒 片エビ固め)【挑戦者】X=×ハートリー・ジャクソン
※サンダーキス’86
☆ファンタズモが4度目の防衛に成功

<第2試合 20分1本勝負>
タイチ 〇小島聡 ランス・アーチャー アレックス・ゼイン 安田優虎(9分37秒 片エビ固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ボルチン・オレッグ 村島克哉 ×松本達哉

<第3試合 20分1本勝負>
〇SHO ドン・ファレ 金丸義信(5分41秒 片エビ固め)エル・デスペラード 石川修司 ×嘉藤匠馬

<第4試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 ドリラ・モロニー 石森太二(8分37秒 片エビ固め)高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ DOUKI
※WARDRAGONS

<第5試合 30分1本勝負>
〇棚橋弘至 海野翔太 上村優也(10分44秒 片エビ固め)Yuto-Ice OSKAR ×永井大貴
※ハイフライフロー

<第6試合 30分1本勝負>
高橋ヒロム 〇デビット・フィンレー(6分8秒 反則勝ち)カラム・ニューマン ×グレート・O・カーン

<第7試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第31代王者組】矢野通 YOH マスター・ワト(1分28秒 無効試合)【挑戦者組】EVIL 成田蓮 SANADA

<再試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第31代王者組】矢野通 〇YOH マスター・ワト(8分37秒 首固め)【挑戦者組】EVIL 成田蓮 ×SANADA
☆矢野&YOH&ワトが3度目の防衛戦

<第8試合 『WORLD TAG LEAGUE 2025』優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
ザック・セイバーJr, 〇大岩陵平(32分40秒 片エビ固め)辻陽太 ×ゲイブ・キッド
※THE GRIP
☆ザック&大岩が優勝

優勝決定戦を迎えた『WORLD TAG LEAGUE 2025』、今年のファイナリストに進出したのは辻陽太&ゲイブ・キッドとTMDKのザック・セイバーJr&大岩陵平で、メインで対戦した

辻vs大岩で試合開始になり、互いに間合いを図りロックアップ、リストロックの応酬から、辻の首投げに対し大岩はアームロックからヘッドロックへ移行して絞め上げる。ロープに振られた辻はアームホイップから首投げを仕掛けるも、大岩はヘッドシザースで捕らえ。抜け出した辻がヘッドロックをかけるが、大岩は再びヘッドシザースで切り返す。
ゲイブvsザックに代わると、リストロックの応酬となり、切り返したゲイブの逆水平チョップをザックが回避、ザックはコブラクラッチからクロスアームロックでゲイブを捕らえるが、ゲイブが切り返して逆にクロスアームを仕掛け、ザックが切り返しを狙うがゲイブは逃さず、バックポジションの奪い合いからゲイブが押さえ込むも、逆水平チョップはザックに避けられる。
ザックから大岩に代わると、ゲイブがヘッドロックを仕掛け、ロープに振られた大岩とゲイブのぶつかり合いとなり、大岩がアームホイップからアームロックは、ニーリフトで逃れたゲイブの串刺し攻撃を大岩が回避し、再びアームホイップからアームロック。左腕へのアッパーカット、ショルダータックルと攻撃を続け、交代したザックがリストロックとタッチワークを駆使して、TMDKがゲイブを捕らえて試合をリードし、たまりかねた辻がカットインするも返り討ちに遭う。
ゲイブがザックに逆水平チョップを連打して場外へ出すと、場外でも逆水平チョップを連打し、リングに戻ってからも逆水平チョップを連打する。

交代した辻がザックに串刺しショルダー連打から逆水平チョップ、首投げからチンロックへ。交代したゲイブと合流してトラースキック&垂直落下式ブレーンバスターの合体技、辻がケブラドーラ・コンヒーロからゲイブがエメラルド・フロウジョンを繋ぎ、辻&ゲイブがザックを捕らえ試合の流れを変える。
しかしザックが辻&ゲイブにオーバーヘッドキックを放つと、交代した大岩が串刺しボディアタック、ドロップキックで反撃し、大岩はゲイブにブレーンバスターで投げれば、ティヘラを狙う辻にシットダウンパワーボムで叩きつける。大岩が辻に天山スープレックスを仕掛けるも、辻が回転エビ固めで切り返し、陽太コンポからカーブストンプを浴びせ、串刺しボディアタックから雪崩式攻撃を狙うも、大岩が頭突きで阻止したが、ゲイブが雪崩式ブレーンバスターで大岩を投げる。
辻&ゲイブが雄叫びを上げてサンドイッチ式ニーアタックを仕掛けるが、同士討ちさせた大岩が辻に天山スープレックス。交代したザックのミスティカ式卍固めを辻が逃れ、コンプリートショットを決め、交代したゲイブが逆水平を連打するが、、キャッチしたザックが腕をVの字に固定してストンピングからサッカーボールキックを連打する。
そこへ大岩がラリアットからザックがジャパニーズレッグロールクラッチ。。大岩の逆さ押さえ込みからザックのジャックナイフを連係を狙うが、ゲイブが丸め込む。ザックのレッグラリアットから大岩がジャーマンスープレックスホールド、ザックのジャックナイフのTMDKの必勝パターンは、辻がカットから両軍乱戦となる。
ザックとゲイブがビッグブーツのラリーを繰り広げ、キャッチしたゲイブがニーアッパーを浴びせ、交代した辻の串刺し攻撃をザックが避けるも、辻が両脚カーブストンプからMARLOWE CRASHは、ザックが回避してフロントネックロックを仕掛け、足を取った辻が逆エビ固めで切り返すも、ザックがクラーキーキャットで逆転。大岩はゲイブをアーククラッチで捕らえるが、ゲイブが大岩をザックに押し付けてカットする。
ザックが辻にアッパーカット連打からザックドライバーを狙うも、辻が逆さ押さえ込みで切り返してニーアッパー。串刺しニーアッパーからMARLOWE CRASH、そしてジーンブラスターを狙ったが、ザックが切り返してセイバードライバーを決める。
大岩vsゲイブに交代すると、エルボーのラリーを繰り広げるが、大岩が左のエルボーを浴びせると、まさかの一撃はゲイブはダウンし前歯を折れる。

これに怒ったゲイブがエルボー連打で反撃するが、大岩が左エルボーからビンタ、ドクターボムを狙うも、ティヘラで切り返したゲイブがナックルパンチからマッドマンボム、そしてO・KNEEが、大岩が当たる前に崩れ落ちる。
ゲイブは大岩へジーンブラスターを狙ったが、キャッチした大岩がドクターボムを決めるもカウント2。ゲイブの往復ビンタに対し大岩はTHE GRIPを狙うが、辻が介入してWARBLASTERが炸裂、 ザックには辻とサンドイッチ式ニーアタックで場外へ出してから、辻がトペ・スイシーダで排除、ゲイブはパイルドライバーで勝負に出たが、カウント2で返される。
ゲイブが大岩にローリングラリアットを放つが、大岩がTHE GRIPで迎撃すると、ゲイブのカウンターエルボーに対し、大岩はTHE GRIPを炸裂させ、3カウントを奪い、TMDKが優勝となった。
試合後に大岩がマイクで「俺が新日本に凱旋して1年と約3ヵ月。こうやって今までタイトル獲ることもなかったし、みんなの陰に隠れてたかもしれないが、今日ここで俺とザックでタッグリーグ優勝して、俺はもうモブじゃない。主人公だ!、俺は新日本プロレス入ってきてよかったと思えるし、こうやってTMDKの仲間たちと出会って戦って強くなれて、TMDKには入れて本当によかった。ザックありがとう。俺たちTMDKは2025年もまだまだ勢い止めないし、棚橋社長がいなくなった2026年1・5移行、俺たちがこのリングの中心になって新日本プロレスを世界一の団体にしてやる!俺は今言った自分の言葉は曲げねえ。自分のプロレスも曲げねえ。今日このリングでやったプロレスこそが俺たちTMDKのテクニカルスタイル、俺たちのプロのレスリングだ」とアピールして締めくくった。
大岩はNOAHで修業を積んだ後、新日本プロレスに復帰したが、NOAHで得た成果を十分に発揮できなかった部分があり、本人が意識し過ぎていた面も多かったように思える。必殺技「THE GRIP」もスリーパーからローリングラリアットへと形を固定していたが、最近ではそのこだわりを捨て、左腕も右腕よりも太くなり、エルボーを放った際にはゲイブの前歯を折るほどの威力を見せている。今回のタッグリーグでは、大岩がようやく自身の成果を形にし、辻や上村、海野、成田といった一つ上の世代とも肩を並べられる存在になりつつある。

セミファイナルではNEVER無差別級6人タッグ選手権が行われ、王者組の矢野通&YOH&マスター・ワトにHouse of toutureからEVIL&成田蓮&SANADAのトップ3が挑戦、House of touture公式戦では矢野だけでなくYOHにもしてやられたことから、報復として矢野を痛めつけ、最終戦に熊本大会で急遽挑戦となるが、House of toutureのトップ3が挑戦とあって、セコンドもHouse of toutureが全員揃うなど必勝態勢で臨んだ。
後入場の矢野組がコール中、House of Tortureが襲撃をかけ試合開始となって肩書タイムを阻止、いきなり全員で王者組を痛めつけるが、リング内ではYOHが孤軍奮闘し、SANADAのファイブスタークラッチを仕掛けるも、EVILがレフェリーのカウント阻止から、SANADAが急所攻撃。そこへ金丸がレフェリーとしてリングインし、SANADAがYOHにSkull Endをで捕らえると、金丸がYOHのタップと判断し、試合終了のゴングが鳴って、2代目東郷もマイクでHouse of Tortureの勝利をコールした後、House of Tortureが王者組を袋叩きにして、そのまま引き上げようとする。

これに怒ったYOHが無効だとマイクで主張。マーティ浅見レフェリーがウルフ・アロンを引き連れて現れると、House of Tortureの王座移動は無効と主張し、裁定は無効試合となるが、House of Tortureはウルフもまとめて王者組を袋叩きにする。
これにウルフが怒るも、レフェリー陣はウルフだけでなくセコンドのHouse of Tortureメンバーにも退場を命じ、再試合となる。
再試合でもHouse of Tortureは矢野を狙い撃ちにして試合をリードし、徹底的に痛めつけるが、長時間攻められた矢野は成田の髪を掴んで倒すと、代わったワトが成田にティヘラ、EVIL&SANADAもティヘラで場外へ追い出すと、ノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングには成田を戻したワトはミサイルキックを命中させ、通天閣ジャーマンを狙うが、切り返した成田がスリーパーを仕掛けるも、逃れたワトが飛び付きネックブリーカー。成田はクローで反撃するが、ワトの足を取って倒したEVILは成田&SANADAとトレイン攻撃から、2代目東郷が乱入してパイプカットを浴びせる
ワトはSANADAにゼロ戦キックを放つと、代わったYOHがSANADAにパラダイスロックから。場外の2代目東郷を鉄柵へハンマースルーした後、SANADAの尻にドロップキックを放ち、エルボーを連打。しかしSANADAが倒れた際にYOHへ急所蹴りから、2代目東郷がスポイラーチョーカーで捕らえ、SANADAがギターショットを狙うと、避けたYOHが倒れた隙に急所蹴りから首固めで3カウントを奪い王座を防衛、試合後は、場外でウルフがEVILと乱闘を繰り広げる。

第6試合では高橋ヒロム&デビット・フィンレーの連立軍が、グレート・O・カーン&カラム・ニューマンのUNITED EMPIREと対戦するが、UNITED EMPIREが先入場中にフィンレー&ヒロムが強襲をかけ、場外で乱闘を繰り広げる。
リングにはカラムとヒロムが上がって開始。カラムがマウントエルボーを連打し、徹底的にヒロムを痛めつけ、UNITED EMPIREが試合をリードする。

ヒロムはO・カーンのエリミネーターをカサドーラで丸め込み、トラースキックからヒロムちゃんボンバーを放つと、代わったフィンレーがアッパーカット、カラムにはラリアット、O・カーンには串刺しアッパーカットからマシンガンラリアット、ブレーンバスターと猛反撃すうr。
フィンレーはパワーボムを狙うが、リバースしたO・カーンはブレーンクローのまま放り投げる。読み合いからエリミネーターを、逃れたフィンレーがラリアットからパワーボムを決め、オーバーキルを狙ったが、、カラムがイスを投げて阻止したため反則負けもあったが、カラムは構わずフィンレーを痛めつけるだけでなく、GHCジュニアベルトでヒロムを殴打してKOするだけでなく、ベルトの上でエクスガリバーでダメ押する。
更にカラムは外道にも顔面へのパントキックでKOすると、O・カーンはカラムにイスを渡して処すことを命じるが、激怒したフィンレーがシレイリを持って駆けつけ。カラムは退散するが、怒りの収まらないフィンレーはジェイコブを捕まえオーバーキルでKOすると、連立軍とUNITED EMPIREの全面戦争をアピールする。

引退まであと5試合となった棚橋弘至は海野翔太、上村優也と組んでKO BROTHERS(Yuto-Ice & OSKAR)&永井の連立軍と対戦する。

連立軍が海野を捕らえてリードするが、KO BROTHERSがなかなか永井に出番を与えないため、連立軍はギクシャクする。

海野はOSKARにドロップキックを放つと、上村vsIceに代わるがmIceが棚橋にビンタで強襲、上村にもエルボーのラリーから連打も、ビッグブーツを避けた上村がフライングフォアアームで反撃し、逆水平を連打、ヒップトスと攻める。交替を志願した棚橋もフライングフォアアームで続き、太陽ブロー、ボディースラムからサンセットフリップへと繋ぐ。
棚橋はIceにスリングブレイドを狙うが、避けたIceがビンタを連打。OSKARが介入してKOB狙いは棚橋が逃れる。

そこでIceから無理やり代わった永井が棚橋に串刺しエルボーバットからブレーンバスターで投げ、棚橋にスパインバスターから逆エビ固めを狙うが、逃れた棚橋がドラゴンスクリューを決め、Iceがカットに入るも、海野&上村が加わりトリプルドロップキックを放てば、OSKARにもトリプルドロップキックを放つ、
海野がOSKARにラリアットから上村がドラゴンスープレックスで投げると、棚橋は永井にもドラゴンスープレックスを狙うが、サムソンクラッチで丸め込んだ永井がビンタから突進したが。棚橋がスリングブレイドで迎撃すると、ハイフライフローで3カウントを奪い勝利、現役最後の熊本となった棚橋は「愛してま~す!」で締めくくる。

第1試合では王者のエル・ファンタズモの要求で、急遽NJPW WORLD認定TV選手権試合 オープンチャレンジが行われ、挑戦者は不明だったが、新日本プロレスではタイトル初挑戦となるハートリー・ジャクソンが挑戦者として登場した。

試合は開始からロックアップでハートリーがファンタズモを何度も突き飛ばすと、ファンタズモがヘッドロックを仕掛け、ロープへ振られたハートリーとのぶつかり合いはハートリーが制し、コーナーホイップで場外へファンタズモを追い出す。
場外戦でハートリーがファンタズモを抱えたまま鉄柱に直撃させるが、再度狙ったところでファンタズモが逆に鉄柱へハートリーを直撃させるが、鉄柵越しスワンダイブはハートリーにキャッチされ、デスバレーボムを決められる。
リングに戻ると、ハートリーの逆水平をいなしたファンタズモは逆水平を連打し、延髄斬りを放つ。しかしブレーンバスターを狙うと、ハートリーが逆にブレーンバスターで投げ返し、セントーンを仕掛けるが自爆したところで、ファンタズモが旋回式クロスボディーからライオンサルトを投下する。
ファンタズモは河津掛けからダイビングフォアアームドロップを投下して、エアギターを奏でてかれら、突進してくるハートリーにジャンピングハイキックからスイングDDTを決める。
ファンタズモがプレインサラダを狙うが、ハートリーが串刺しボディーアタックからセントーンを仕掛けるも、避けたファンタズモはサドンデスを連打し、突進するがハートリーのラリアットで迎撃され、セントーンを投下されると、デスバレーボムはファンタズモがカウント2で返す。

ハートリーが雪崩式デスバレーボムを狙うが、ファンタズモは逆にサンセットフリップボムを仕掛け、耐えるハートリーにサドンデスを連打。プレインサラダへ移行し、これをCRⅡからサンダーキス86へと繋げて、ファンタズモが3カウントを奪い王座を防衛した。

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