拳王に敗れながらも60分間戦い抜いた、清宮海斗が10周年で見た悪夢…


12月7日 NOAH「清宮海斗デビュー10周年記念プロデュース大会『狂乱のDECADE』後楽園ホール 1290人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 A Decade Later Rematch 30分1本勝負>
〇清宮海斗(8分29秒 片エビ固め)×熊野準
※スカイウォークエルボー

<第2試合 15分1本勝負>
〇小田嶋大樹(7分43秒 回転地獄五輪パート0)×小柳勇斗

<第3試合 15分1本勝負>
〇鶴屋浩斗(8分0秒 逆エビ固め)×髙橋碧

<第4試合 30分1本勝負>
清宮海斗 晴斗希 アレハンドロ カイ・フジムラ(11分17秒 タイガースープレックスホールド)丸藤正道 ジャック・モリス ×宮脇純太 アンディ・ウー

<第5試合 60分アイアンマンマッチ>
〇拳王(4-3)×清宮海斗
①〇拳王(25分55秒 拳王スペシャル)
②〇拳王(32分05秒 リングアウト)
③〇清宮(39分01秒 片エビ固め)
※スカイウォーク・エルボー
④〇清宮(42分35秒 4の字ジャパニーズレッグロールクラッチ)
⑤〇拳王(50分23秒 体固め)
※炎輪
⑥清宮(54分58秒 片エビ固め)
シャイニング・ランサー
⑦〇拳王(59分00秒 片エビ固め)
※超卍

清宮海斗のデビュー10周年大会が後楽園ホールで行われ、清宮は3試合に出場し、メインは60分間戦い抜くアイアンマンマッチの挑むことになった。

まず第1試合の清宮は、デビュー戦の相手である熊野準と対戦、清宮はデビュー時のテーマソングで登場。デビュー戦で着用したグリーンのショートタイツを再び身にまとってリングインした。

バックポジションの奪い合いから、熊野がハンマーロック、続いてヘッドロックを仕掛けるも、清宮はヘッドシザースで切り返す。足を取った清宮がレッグロックへ移行すると、熊野は押さえ込みで応戦。逆エビ固めを逃れた清宮は、エルボーバットからフラッシングエルボーを放つ。
清宮の串刺し攻撃を避けた熊野は、ワンハンド・バックブリーカーから腰へのエルボーを連打。ヒップトスからのブレーンバスターは清宮が回避し、逆さ押さえ込みからエルボー攻撃に出る熊野は滞空式ブレーンバスターで投げる。

熊野が逆エビ固めを狙うも、清宮はロープブレイク。熊野は腰へのエルボードロップ、エルボー連打からハンマースルーを仕掛けるが、清宮がクロスボディーを浴びせる。
清宮は熊野の串刺し攻撃を迎撃すると、ブーメラン・フォアアームからドラゴンスクリューへと移行。熊野は腰へのエルボーからバックブリーカーへ繋ごうとするが、清宮の低空ドロップキックが炸裂。続くシャイニングウィザードは、カバーが遅れてカウント2で返される。
清宮のシャイニングウィザードをガードした熊野は逆エビ固めで捕らえ追い詰めるが、プッシュアップで返した清宮は、突進してくる熊野にドロップキックで迎撃、ショルダーブロックからスカイウォークエルボーを決まり、3カウントを奪い勝利を収める。

続けて清宮はセミファイナルに登場、ALL REBELLIONのメンバーである晴斗希&アレハンドロ&カイ・フジムラと組んで、丸藤正道&ジャック・モリス&宮脇純太&アンディ・ウーと対戦し、試合前にはm清宮がNOAHファンで知られるLOVE PSYCHEDELICOのNAOKIさん、山田邦子さん、武藤敬司さんから激励の花束を贈呈された。

試合は清宮vs宮脇になると、宮脇はアームホイップからアームロックを極め、ドロップキックで清宮を場外へ落とすと、三角飛びプランチャを命中させる。
丸藤組は清宮を捕らえて試合を優位に進めるが、突進してきた宮脇を清宮がショルダースルーで放り投げ、ALL REBELLIONが合体パワーボムを決めてから、各選手が入り乱れる展開になる。

宮脇は清宮にオースイスープレックスホールド、続けてタイガースープレックスホールドを仕掛けるが、カウント2で返される。

宮脇が清宮にビンタを連打する中、清宮はスタンディングシャイニングウィザードからタイガースープレックスホールドで、3カウントを奪い。セミファイナルも勝利となり、試合後に清宮はモリスをALL REBELLIONに勧誘するが、モリスは返事を保留にした。

メインイベントはアイアンマンマッチ、清宮はこれまで何度も激闘を繰り広げた拳王と対戦した。

ロックアップからリストロックの応酬になると、清宮のリバーススープレックスに対し、拳王はヘッドシザースで返す。拳王がヘッドロックで捕らえると、清宮は押さえ込もうとするが、拳王は絞めあげてロープへ押し込む、ロープ際の清宮がエルボーの連打を放つと、拳王はビックブーツで応戦。清宮のブーメランフォアアーム狙いを拳王がジャーマンで投げ、続くPFSは清宮が避けて場外へ逃れる。
拳王がロープを開けると、清宮はジャンプでリングイン。アームホイップからアームロックを極める。拳王がヒップトスで振りほどこうとも、清宮はアームロックを決して離さない。拳王が投げ飛ばしても、清宮は捕らえた腕を逃がさない。
ロープへ振った拳王がエルボーバットから場外戦を仕掛け。。拳王のビックブーツと清宮のエルボーが交錯するラリーとなり、リングに戻ると拳王がソバットから再び場外戦を狙い、ロープを掴み逆上がりを狙う清宮に、拳王がビックブーツで場外へ落とすと。鉄柵にハンマースルーからビックブーツ、ミドルキックを連打し、鉄柵への前落としで清宮を宙吊りに。拳王は清宮のタイツをずらしてノーパンかどうか確認してから、ローキックからダブルニーを投下、リングに戻って清宮のオデコを何度も叩くなど精神的な揺さぶりに出る。

拳王は串刺しビックブーツかダブルニードロップ、ボディーシザースで絞めあげるが、清宮はロープエスケープ。拳王は腹部に全体重を浴びせ、リバーススプラッシュ式ダブルニードロップを投下するなど、清宮のスタミナを奪いにかかる。
拳王は挑発しながら清宮を足蹴にし、エルボーからロープへ振るが、清宮はランニングネックブリーカーを決め、エルボーバット連打からドロップキック、ミサイルキックを命中させる。
清宮はタイガースープレックスホールドを狙うが、足を払った拳王と読み合いになり。拳王の輪廻に対し、清宮がドロップキックで返せば、拳王は蹴暴で応戦する。
清宮のエルボースマッシュと拳王のミドルキックのラリーとなって、拳王の連打で清宮が崩れたところを蹴暴、変形ファルコンアローからPFSを狙うが、清宮がドロップキックで迎撃し、タイガースープレックスホールドはカウント2で返される。

清宮のシャイニングウィザードはカウント2で返され、ショルダーブロックからのスカイウォークエルボーは自爆すると、拳王が拳王スペシャルで捕らえる。清宮は辛くもロープエスケープする。
拳王のミドルキックからの突進を、清宮がジャパニーズレッグロールクラッチで切り返し、アームホイップから押さえ込むが、切り返した拳王が拳王スペシャルで逆に捕らえ、清宮がタップアウト。拳王が先手を奪う。

拳王がすぐさまカバーするもカウント2で止まる。続く卍蹴りを放ち、ドラゴンスープレックスホールドを決めるが、これもカウント2となる。
ビックブーツから突進してくる清宮を、拳王はショルダースルーで場外へと放り投げ、ミドルキックの連打を繰り出そうとした拳王だったが、清宮がかわしたため、ミドルキックは鉄柱に誤爆。反撃に転じた清宮のジャンピングニー連発を、拳王がキャッチしてドラゴンスープレックスで投げ捨てると。拳王はトップコーナーからPFSを投下、大ダメージを負った清宮はリングに戻れず、リングアウト負けとなって、拳王が2-0となる。

清宮はカウント19でリングに戻ると、拳王が再度PFSを狙うが、清宮は追いかけ、雪崩式リバースDDTを敢行する。
拳王のミドルキック連打に対し、清宮はドラゴンスクリューを連発。垂直落下式リバースDDTを決めるが、カウントは2で返される。
清宮の低空ドロップキックに放つが、拳王はフットスタンプで応戦。しかし、清宮は大岩陵平ばりの天山スープレックスからドクターボムを決めると、スカイウォークエルボーカウントを奪い、2-1でやっと一矢報いる。

試合開始から40分が経過すると、清宮が拳王をロープへ振るが、拳王は崩れ落ちる。清宮のシャイニングランサーを狙うが、拳王がブロックし、ドラゴンスープレックスを仕掛けるも、清宮はジャーマンスープレックスで応戦。拳王が往復ビンタからハイキックを放ち、PFSが決まるが、カウントは2で返される
拳王のハイキックを清宮がかわすと、すかさず4の字ジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪い、2-2のイーブンとなる。

疲労困憊の清宮がエルボーのラリーを仕掛け、拳王の挑発に、清宮はビンタも、拳王のミドルキックとエルボーとラリーとなって、試合開始から45分が経過する。

拳王のビンタ連打で清宮がダウンすると、そこで清宮は狂乱モードに突入、拳王のビンタもミドルキックも笑いながら耐え抜き、拳王の突進を清宮がフランケンシュタイナーからマウントパンチを浴びせる。

清宮はシャイニングウィザード、後頭部へのシャイニングウィザードと追撃。スカイウォークエルボーを狙うが、拳王がハイキックで動きを止めるも、笑みを浮かべる清宮は、コーナーから宙吊りスリーパーを敢行する。

清宮はミサイルキックを狙うと、拳王がハイキックで迎撃、バスソーキックからPFSを命中させるが、これもカウント2で返される。

残り時間10分で拳王が炎輪を決め、3カウントを奪い、スコアは3-2と拳王がリードを広げる。

拳王が拳王スペシャルで捕らえるが、清宮は必死でロープエスケープし、拳王は清宮を挑発すると、エルボーのラリーを展開。拳王がソバットから突進するも、清宮がスタンディングシャイニングウィザードを決め、さらにブーメランシャイニングウィザードを炸裂させる。残り時間5分で、清宮はシャイニングランサーを放ち、見事3カウントを奪い、スコアは3-3のタイに戻る。

清宮はすぐさま足四の字固めで捕らえ、その体勢のままビンタのラリーを制して、
残り時間が3分を切る中、拳王はようやくロープエスケープする。

清宮が変形タイガードライバーを仕掛けるが、拳王はそれを逃れてハイキックを放ち、残り1分で超卍蹴りを決める。拳王が見事3カウントを奪い、4-3で清宮を突き放す。

残り時間わずか30秒。清宮はジャパニーズレッグロールクラッチ、首固め、逆さ押さえ込みとフォールを狙い、シャイニングウィザード、そして最後の一撃となるシャイニングランサーを放つが、時すでに遅し。試合終了のゴングが鳴り。、スコアは4-3で、拳王の勝利となった。

試合後に60分戦い抜いた清宮は拳王にエールを送り、NOAHを業界一に押し上げることを約束して締めくくったが、フードを被った大男二人に襲撃される。正体は5月の新日本プロレスサンノゼ大会以降、音沙汰がなかったカール・アンダーソンとドグ・ギャローズのGood BROTHERSで清宮をマジックキラーの連発でKOした後、NOAHに宣戦布告、元日武道館への参戦を表明する。
GoodBROTHERSが去った後、モリスが現われ、清宮を抱えて退場していった。

第2、3試合では若手のデビュー戦が行われ、小柳勇斗が小田嶋大樹に挑んだ。差し合いからレスリングの攻防となって、リストロックの応酬からハンマーロックの応酬となり、足を取った小田嶋はヘッドロックで絞めあげるが、小柳はヘッドシザースで切り返す。
小田嶋は再びヘッドロックを狙い、ロープへ振った小柳にショルダータックル、ヒップトス、ストンピングを連打。小柳はエルボーを連打するも、小田嶋は一撃で返して突進したところで、小柳がドロップキックで迎撃するが、ドロップキックが自爆すると、小田嶋はボディースラムを連発、ストンピングを連打。小柳はランニングエルボーを連打で食い下がり、ボディースラムで投げ返す。
小柳はフロントスープレックスから反り投げを狙うが、逃れた小田嶋が反転式ドロップキックを放ち、ショルダースルー、逆片エビ固めで捕らえる。小柳は必死でロープエスケープし、エルボーを連打するも、小田嶋は逆水平からドロップキック、肩固めから回転地獄五輪で。小柳はタップアウトとなる。

第3試合ではデビュー戦同士の対戦となる高橋碧vs鶴屋浩斗は、高橋がグラウンドを仕掛けるところから開始。鶴屋がヘッドロックを極め、ロープへ振った高橋にショルダータックルを仕掛けるも、高橋はアームホイップを連発。そこからアームロックへと移行するが、鶴屋は逃れる。
ヒップトスからヘッドロックへと攻勢を転じた鶴屋は、再びロープへ振った高橋にショルダータックルを狙うが、高橋はアームホイップから再びアームロックを極めようとするは鶴屋はロープエスケープで窮地を脱する。
エルボーのラリーへ。鶴屋はタックルからアキレス腱固めを仕掛けるが、高橋はロープエスケープ、鶴屋はエルボーを連打し、ボディースラムで高橋を投げる。続くブレーンバスター狙いを、高橋がブレーンバスターで返し、ボディースラム、ドロップキックを放つ。
鶴屋はエルボー連打からヒップトスを決め、逆エビ固めで捕らえるが、高橋は再びロープエスケープで逃れる。
鶴屋がドロップキックを放つと、高橋は首固めから丸め込みを連発。エルボーのラリーから鶴屋が絡みついてアキレス腱固めを極め、逆片エビ固めへ移行。高橋はついにタップアウトで鶴屋の勝利となった。

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