11月7日 DRAGON GATE「KING OF GATE 2025」後楽園ホール
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
箕浦康太 ジェイソン・リー KAI 加藤良輝(7分52秒 片エビ固め)ドラゴン・ダイヤ 布田龍 柳内大貴 木村和真
※カデーレ・ルナ
<第2試合 20分1本勝負>
〇望月成晃(6分09秒 体固め)×新橋二郎
※二郎が持つカバンごと顔面スーパー喧嘩キック
<第3試合 20分1本勝負>
〇ギアニー・ヴァレッタ エル・シエロ(2分31秒 体固め)×パンチ富永 エル・ククイ
※キングコングニードロップ
<第4試合 20分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン 他花師 〇美ら海セイバー(7分52秒 エビ固め)ストロングマシーン・J Kzy ×U-T
※ファイヤーバードスプラッシュ
<第5試合 KING OF GATE 2025 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇ISHIN(9分15秒 エビ固め)×ルイス・マンテ
<第6試合 KING OF GATE 2025 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇シュン・スカイウォーカー(10分06秒 スカイデ・スペシャル)×土井成樹
<第7試合 30分1本勝負>
〇豹 Ben-K JACKY KAMEI Riiita 望月ジュニア(10分43秒 サムソンドライバー)YAMATO ドラゴン・キッド B×Bハルク 横須賀ススム KAGETORA
<第7試合 KING OF GATE 2025 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇田中良弥(8分52秒 片エビ固め)×帆希
※スターダストプレス
<第8試合 KING OF GATE 2025 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
〇吉岡勇紀(17分36秒 エビ固め)×菊田円
※ハイフライフロー
試合開始から、ISHINは「真面目にやる」とアピールするが、マンテは信用せず、ISHINが握手を求めるとそれに応じるが、ISHINはガットショットから早速もサミングを仕掛ける。ルチャリブレスタイルの攻防の末、ドロップキックは相打ちに。互いにヘッドスプリングでも、マンテが丸め込みからラ・マヒストラルで丸め込み、さらにケブラトーラバスターで先制する。
ISHINはロープエスケープすると、マンテは構わず踏みつけ攻撃、アームブリーカーからハンマースルーを仕掛けるが、切り返したISHINはハンドスプリングを狙うマンテにドロップキックを放つ。
ISHINはロープを使ったチョーク攻撃から、フェイスロックでマンテを捕らえる。マンテはロープエスケープ。ISHINはマンテを挑発するが、怒ったマンテは逆水平チョップを連打。張り手の連打に対し、ISHINはエルボーで反撃、ブレーンバスターを狙うが、マンテが逆にブレーンバスターで投げ返す。
マンテはビックブーツ。ISHINのエルボーに対し、マンテはドロップキックからバスソーキックを浴びせ、続くスペル・ディクレはISHINが阻止し、アッパー掌打を連打したISHINは、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、マンテが飛びつきフランケンシュタイナーで場外へ落とすと、そのままトペ・スイシーダを命中させる。
マンテは再びトペ・スイシーダを狙うが、ISHINが鉄板をフルスイングで迎撃。今度はISHINがトペ・スイシーダを決めようとするが、マンテがジャンピング・ハイキックで迎撃して、スペル・ディクレは、ISHINが丸め込んで3カウントを奪い1回戦を突破する。
第6試合のシュン・スカイウォーカーvs土井成樹は、入場してリングインしたシュンはオーバーマスクを外そうとすると、土井が背後から奇襲。しかしシュンは土井をエプロンへ出すと、バイシクルキックから場外戦へ出し、エプロンへギロチンホイップから、サッカーボールキックを浴びせる。
リングに戻ると、シュンがニーリフトからブラスターを狙うが、土井がリバースし、シュンのバイシクルキックを避け、ロープ越しのレッグクラッシャーを決める。さらにコーナーを利用したドラゴンスクリュー、低空ドロップキック、再びドラゴンスクリューと、シュンの左脚を執拗に狙い、試合の流れを変える。
土井は低空ドロップキックから足四の字固めで捕らえ、シュンはロープエスケープするも、土井はシュンの左脚へニードロップ。串刺し攻撃を仕掛けるが、シュンがバイシクルキックで迎撃する。
土井は再びシュンの左脚に関節蹴りに対し、シュンはニーリフトからダブルチョップ、フェイントから逆エビ固めを狙うが、左脚に踏ん張りが効かずに失敗。それでもシュンはバイシクルキックからポップアップを狙うが、土井がドロップキックを放つ。
土井はDOI555からバカタレスライディングキックを放つが、シュンは回避してBTボムで叩きつける。シュンが頭を挑発気味に叩くと、土井は張り手の連打で反撃。シュンがソバットからカウンターブレーンバスター、ロックボトムを決めるが、土井が十字固めに切り返して、DOI555を仕掛けるが、シュンが切り返し、ブラスターを決める。
シュンがSSWを狙うが、土井が回避してカサドーラボムを決め、シュンはロックボトムからその場飛びムーンサルトニーを放つが、土井が回避してバカタスライディングレキック、DOI555からバカタレスライディングキックを狙うと、シュンがスカイ・デ・スペシャルを決め、3カウントを奪い1回戦を突破した。
セミファイナルでは田中良弥が帆希と対戦した。
ロックアップから帆希が押し込むと、唾を吐いて挑発。良弥の髪を掴んで倒す。良弥は逆水平チョップで反撃し、アームホイップから突進するが、帆希がドロップキックで迎撃し、さらにヘアホイップを連発し、先手を奪う。
帆希は極楽固めで良弥を捕らえる。良弥はロープエスケープするが、帆希は執拗に頭を叩き、サミングを仕掛ける。串刺し攻撃を仕掛ける帆希を、良弥が迎撃し、ディメンションクロスボディーを命中させると、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃。帆希を場外に追い出すと、ノータッチ・トペ・コンヒーロを命中させる。
リングに戻ると、良弥がブファドーラからトラースキック、その場飛びムーンサルトを命中させれば、帆希はスロイダーで応戦してスタナーから、その場飛び逆回転セントーンを決める。
逆水平チョップのラリーから、良弥がドロップキックを放つ。帆希もトラースキックで応戦し、良弥のハンドスプリングをトラースキックで迎撃。さらにトラースキックを連発する。
帆希がファイヤーバードスプラッシュを狙うが、良弥が雪崩式スパニッシュフライで阻止し、帆希はモモラッチを繰り出すも、良弥がハンドスプリングスタナー、クロスセイバーからスターダストプレスを決め、3カウントを奪い1回戦を突破する。
メインイベントはドリーム王者の菊田円が、新日本プロレスから参戦を終えたばかりの吉岡勇紀と対戦
グラウンドの攻防になると、バックマウントを奪った菊田が吉岡の頭を叩き、ロックアップから菊田が押し込めば、吉岡が体を入れ替えてブレークし、ヘッドロックを仕掛ける。ロープへ振られた菊田とぶつかり合いになり、菊田が制すると、読み合いから、吉岡がバックリーブロックからドロップキックを放つ。
吉岡はネックロックで捕らえ、ニーリフトからチンロックへ移行して、菊田はロープエスケープする。吉岡はエルボーを連打し、串刺し攻撃を仕掛けるが、菊田がショルダースルーで場外へ放り投げ、場外戦で、菊田はフロアへボディースラムをで投げ、エプロンに頭部を何度も叩きつけてリードを奪う。
リングに戻ると、菊田が吉岡の腰に全体重を浴びせ、コーナーホイップで吉岡の腰を攻め続ける。立ち上がれない吉岡の頭を叩く。吉岡は張り手の連打からバックドロップを仕掛けるが、菊田はブレーンクローで逃れてサミングを浴びせる。
菊田はナックルから逆水平を浴びせ、ハンマースルーを狙うが、吉岡が切り返してバックドロップで投げ、串刺しラリアットから足へのソバット、マッケンローと畳みかけ、フェースクラッシャーからダブルニードロップを投下し、試合の流れを変える。
吉岡はネイルガンを狙うが、菊田は吉岡の腰にエルボーを浴びせて逃れ、エルボーのラリーから頭突きのラリーへと発展。菊田は串刺しボディーアタックから串刺しラリアット、スピンキックを放つが、吉岡が避けてデスバレーボムを決れば、。菊田はMDKで応戦し、ラリアットは相打ちになる。
菊田はビッグブーツを放つと、吉岡のバトルフックを、菊田はカマイタチで迎撃。尻爆弾を仕掛けるが、吉岡がキャッチしてバックドロップで投げ、バトルフックからハイフライフロー投下するが、菊田が剣山で迎撃する。
菊田は尻爆弾、垂直落下式高速パイルドライバーから、ショートレンジラリアットを連発、そしてローリングラリアットは吉岡が避けても、菊田は再び尻爆弾を放つが、吉岡はバトルフックからネイルガン、そして棚橋弘至から伝承されたハイフライフローをで3カウントを奪い、1回戦を突破した。
試合後の吉岡は「これがオレの実力だ、オレはこんなものでは満足しないぞ、オレが目指すのは2回目の優勝だ!絶対にKIING OF GATEを制してオレの年にする、オレがDRAGON GATEのエースだ!」と叫んで試合を締めくくった。
復帰したての吉岡はブランクが長かったせいか、自信がなさげだったが、棚橋弘至からハイフライフローを伝承、そして新日本プロレスに1シリーズ参戦し様々な経験を積んで生まれ変わり、自信を取り戻した。そんな吉岡の復活は菊田が一番望んでいるところだろう、ライバルがいるからこそ菊田円という存在は生きてくる。吉岡勇紀の復活はDRAGON GATEにとっても大きなプラスになるだろう
