TAKESHITAがIWGP奪取で新日本プロレスの頂点を極める!辻がゲイブとの死闘を制し、無所属とWARDOGSが連立を成立させる


10月13日 新日本プロレス「KING OF PRO-WRESTLING 2025」両国国技館 5372人
(試合内容は実況ポストより)

<第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇辻陽太(24分13秒 逆エビ固め)×【第5代王者】ゲイブ・キッド
☆ゲイブが3度目の防衛に失敗、辻が第6代王者となる

<第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者/『G1 CLIMAX 35』優勝者】〇KONOSUKE TAKESHITA(31分16秒 体固め)【第13代王者】×ザック・セイバーJr.
☆ザックが3度目の防衛に失敗、TAKESHITAが第14代王者となる

新日本プロレス秋のビックマッチ、両国大会のメインでIWGP世界ヘビー級選手権が行われ、王者のザックに、G1を制したTAKESHITAが挑戦した。

開始からエルボーのラリーになると、TAKESHITAがヘッドロック。ロープに振ったザックにショルダータックルから読み合いを繰り広げ、TAKESHITAは場外へ逃れて呼吸を整える。
リングに戻ると、ザックはTAKESHITAの腕を足で絡めてネックロックで執拗に絞め、腕を取ったTAKESHITAの足を取って弓矢固めはTAKESHITAが押さえ込んで逃れる。ザックはリストロックから、ハンマースルーは、TAKESHITAがTAKESHITAラインを放ち、セカンドコーナーからセントーンを投下してから、ボディーシザースで捕らえ、ザックはロープエスケープもTAKESHITAはボディースラムで放り投げ、エプロンのザックに迫ると、ザックはロープ越しでの腕十字で捕らえる。
ザックはTAKESHITAの右腕をV1にしてストンピング、エルボースマッシュを連打から右手首を捻ってから指折り、エルボースマッシュも。TAKESHITAはエルボーで返してラリー、TAKESHITAの弾丸を越えたエルボーはザックが切り返した三角絞めを狙うも、切り返したTAKESHITAがエクスプロイダーで投げる。
TAKESHITAは串刺しビックブーツからブレーンバスターで投げ、ザックがエプロンへ逃れると、TAKESHITAがビックブーツでザックを場外へ落としてからノータッチトペコンヒーローを命中させる。
ザックはエプロンでPKを狙うがTAKESHITAがキャッチも、ザックはTAKESHITAの右腕をエプロンでV1にしてからストンピングを浴びせ、リングに戻ると、ザックは右腕へアームツイスト、再度右腕をV1にしてからストンピングとTAKESHITAの右腕を攻める。
ザックは串刺しアッパーカットもTAKESHITAは串刺しフライングフォアアームからフルーサンダー決めたところでザックが三角絞めから腕十字で捕らえ、TAKESHITAはロープエスケープし、ザックはPKはTAKESHITAがキャッチし、抵抗するザックに弾丸を越えたエルボーからラリアットを放つ。、

TAKESHITAが人でなしドライバーを狙い、切り返したザックがヨーロピアンクラッチもTAKESHITAはタケシタスペシャル1号で応戦する。

両者はビックブーツのラリーから読み合いになると、TAKESHITAは人でなしドライバーからジャーマンで投げる。

TAKESHITAはワガママを狙うが、切り返したザックがザックドライバーを決め、エルボーのラリーから、TAKESHITAがアッパーカットでザックが崩れる。ザックもアッパーカットに対し、TAKESHITAは左右エルボーから弾丸を越えたエルボーでザックがダウンするも、TAKESHITAはワガママを切り返したザックがクラーキーキャットで捕らえ、ヘッドシザースも加え、足も捕獲して、がんじがらめにしたが、振りほどいたTAKESHITAは必死でロープエスケープする。
ザックはミドルキックを連打、ラリアットは相打ちも、TAKESHITAは逆さ押さえ込みからラストライド、そしてワガママはカウント2で返され、TAKESHITAは雪崩式を狙うがザックはサンセットフリップボムからPKを浴びせる。
ザックはスイングDDTからザックドライバーは、切り返したTAKESHITAがレイジングファイヤーもカバー出来ず、再度レイジングファイヤーは逃れたザックがジャパニーズレッグロールクラッチを狙うも、TAKESHITAがPlusULTRAを狙い、ザックが指を折りで逃れて、TAKESHITAの右腕をV1にしてストンピングを浴びせる。
ザックはタックルもTAKESHITAがニーで迎撃してレイジングファイヤーは切り返したザックがセイバードライバーはカウント2で返され、ザックはアッパーカットを連打して挑発すると、TAKESHITAは右腕のサポーターを外すと生肘弾丸を越えたエルボーを炸裂させる。ザックはアームロックから腕固めも、切り返したTAKESHITAが連続ジャーマン、リバースフランケンからワガママ、生膝ワガママで3カウントを奪い王座を奪取した。
試合後にはベルトを受け取ったTAKESHITAがザックに「オマエから取ったベルトを大事にする」とアピールして呼びかけると「オレがベルトをとって怒っているヤツがいるだろう、文句があるやつはオレの前に来い」と挑戦者を募る。そこで今大会から復帰した後藤が現われ挑戦を表明すると、TAKESHITAは後藤とは思わなかったが、去年のG1に負けているから受諾、最後はTAKESHITAが締めくくった。
試合内容的にも序盤からザックがTAKESHITAの右腕を破壊してリードを奪ったが、あれだけ右腕を破壊しても、TAKESHITAの弾丸を越えたエルボーの威力が衰えず、それでなおかつTAKESHITAの右腕を破壊しても、TAKESHITAには膝が残っていた、それにTAKESHITAスペシャルもTAKESHITAの原点である大阪プロレス、スペル・デルフィンが使っていた技、これまでのキャリアを全て出し尽くさないとIWGPは取れない、それが今回の試合に現われていた。それだけTAKESHITAにとってIWGPは高き壁で、それを乗り越えることが出来た。
そして次期挑戦者には後藤が現れたが、TAKESHITAにしてみれば、G1で敗れた海野を望んでいたと思う。だが今回はまだ気が熟していないのか沈黙ようだ。

セミファイナルではIWGP GLOBAL選手権が行われ、王者のげいぶに辻が挑戦した。開始からロックアップ、バックの奪い合いからロックアップ、リストロックの応酬。ゲイブは飛行機投げ、辻は首投げ。再度ロックアップ、ゲイブがロープへ押し込んでブレークと慎重な立ち上がりを見せる。

再度ロックアップから辻がヘッドロックで捕らえると、ロープへ振ったゲイブにショルダータックル。ティヘラは側転したゲイブは読み合いからぶつかり合い、ゲイブがドロップキックを放って、辻が場外へ逃れる。
場外戦へゲイブが逆水平、アッパー掌打から逆水平を連打すると、辻はエルボーを連打もゲイブは鉄柵へハンマースルーから、突進する辻にダブルチョップを浴びせる。
リングに戻ると、ゲイブが辻をトップロープに宙吊りにしてから、背中を張ってロープを反動を利用したシットダウンパワーボム。逆水平&頭突きのコンボから串刺しラリアットを放つが、おっぴろげアタックは避けた辻はスライディングキックでゲイブを場外へ出すとトペスイシーダを命中させる。
リングに戻ると、ゲイブは張り手の連打も、辻はガットバスターから逆エビ固めはゲイブはロープエスケープ。辻は張り手の連打からエルボーを連打、キチンシンクを浴びせ、ノーガードで構えるゲイブに張り手を浴びせてゲイブが崩れ、辻はトラースキック、ボディーエルボーを連打、ニーアッパーに対し、ゲイブはラリアットを放つ。

げいぶはカウンターエルボーからパワーボム、逆エビ固めで捕らえ、辻を追い詰めるが、辻は必死でロープエスケープするも、ゲイブはヤングライオン時代のフィニッシュであるダブルアームスープレックスで投げる。

ゲイブはローリングラリアットを狙うが、切り返した辻がケブラド―ラコンヒーロを決め、両脚カーブストンプからMARLOWE CRASHはゲイブが避けると、辻のツームストーンパイルドライバーを切り返してツームストーンパイルドライバーで突き刺し、マッドマンボムは切り返した辻がニーアッパーからカナディアンデストロイヤーを決める。
辻は串刺しニーアッパーからMARLOWE CRASHはゲイブがビンタで迎撃も、ローリングラリアットは辻がコンプリートショットで阻止してラリアット、ジーンブラスターはラリアットで迎撃したゲイブがマッドマンボムを決めるがカウント2で返される、ゲイブはO・KNEEを炸裂させるも、辻がジーンブラスターで応戦して、ゲレーロスペシャルを決める。

辻はジーンブラスターを狙うが、ゲイブがパイルドライバーからレッグトラップパイルドライバーはカウント2で返される。ゲイブは辻を起こそうとするが辻が崩れ、ゲイブが立たせるも辻は頭突きを浴びせて両者ダウン。浅見レフェリーがダウンカウントもゲイブが止める。
起き上がった両者は頭突きの応酬、エルボーのラリー、張り手のラリー、エルボーのラリー、立って張り手のラリーを繰り広げる。

往復ビンタのラリーもゲイブがナックルからローリングラリアットは避けた辻がジーンブラスターを炸裂させ、再度ジーンブラスターから逆エビ固めで捕らえると、ゲイブは無念のタップアウトで辻が王座を奪還した。

試合後に辻とゲイブが握手を交わして抱き合い、健闘をたたえ合うと、フィンレー率いるWARDOGSが現われば、鷹木ら無所属も駆けつけ向かい合う。ところが両軍ノーサイドで握手を交わし、KO BROTHERSも賛同したため、無所属とWARDOGSによる連立か成立した。
9・28神戸からヒロムと石森、ゲイブと鷹木が歩み寄っていたことから、共闘の流れが自然の流れだったのかもしれない。

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