10月6日 新日本プロレス「Road to KING OF PRO-WRESTLING 2025」後楽園ホール 1161人
(試合内容は実況ポストより)
<第0試合 20分1本勝負>
〇安田優虎 ゼイン・ジェイ(7分41秒 逆エビ固め)嘉藤匠馬 ×松本達哉
<第1試合 20分1本勝負>
〇棚橋弘至 村島克哉(9分17秒 片エビ固め)エル・ファンタズモ ×邪道
※ハイフライフロー
<第2試合 20分1本勝負>
〇ドリラ・モロニー クラーク・コナーズ(4分20秒 リングアウト×)SANADA 金丸義信
※試合を放棄したSANADAにモロニーがノーDQ戦を要求
<第3試合 20分1本勝負>
EVIL ドン・ファレ 〇SHO ディック東郷(7分30秒 片エビ固め)ボルチン・オレッグ 矢野通 KUUKAI ×タイガーマスク
※ショックアロー
<第4試合 30分1本勝負>
辻陽太 鷹木信悟 〇高橋ヒロム ティタン(7分8秒 体固め)デビット・フィンレー ゲイブ・キッド 石森太二 ×外道
※トラウマ
<第5試合 30分1本勝負>
〇海野翔太(16分4秒 片エビ固め)×OSKAR
※SecondCapture
<第6試合 30分1本勝負>
〇上村優也(15分29秒 アームロック)×Yuto.Ice
<第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇DOUKI(17分17秒 レフェリーストップ)【第98代王者】×エル・デスペラード
☆デスペラードが9度目の防衛に失敗、DOUKIが第99代王者となる
新日本プロレス後楽園ホール大会のメインはIWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われ、王者のデスペラードに前王者のDOUKIが挑戦、DOUKIは1・4東京ドームでは王者としてデスペラードヲ迎え撃ったが試合中、DOUKIボムを放った際に腕を骨折、そのままレフェリーストップとなって、デスペラードが新王者となったが、DOUKIは自分こそ真の王者とアピール、House of touture入りして立場を変えてデスペラードに挑んだ。試合前にマイクでセコンドのSHOが「DOUKIこそ本当の王者だ、ファンは騙されている」とファンをバカ呼ばわりして、「どっちが本物か証明する」とアピールする
ベルトが返還されるとDOUKIがビックブーツで奇襲したが、デスペラードはキャッチしたと同時に、ヤングライオンによってSHOがバックステージへ連行される。
デスペラードはショルダータックル、ドロップダウンするDOUKIを踏みつけたが、ヘッドロックの応酬はマスクを掴んだDOUKIが制し、マスクを掴んでからのネックブリーカー、デスペラードのショルダースルー狙いもDOUKIが場外へ出す。
場外戦で鉄柱攻撃は切り返したデスペラードが鉄柱に叩きつけ、DOUKIが持ち出した木槌も奪ってレフェリーに渡すが、DOUKIはベルトでデスペラードを殴打して、鉄柱めがけて急所攻撃を敢行する。
リングに戻ると、DOUKIはDDTを連発してから、クルックヘッドシザースと首攻めに出て、デスペラードはロープエスケープも、DOUKIはデスペラードを場外へ出すと鉄パイプを利用したネックブリーカーとデスペラードの首を狙い撃ちにする。
リングに戻ると、DOUKIはネックブリーカーからイタリアンストレッチNo.32で捕らえるが、足を取ったデスペラードはマフラーホールドを狙うも、デスペラードは首を押さえてうずくまる
DOUKIはネックブリーカーを狙うが、デスペラードはバックドロップで投げると、左膝へ関節蹴りを連打から低空ドロップキック、関節蹴りからドラゴンスクリュー、マフラーホールドはハイキックで阻止したDOUKIはスタンガンからデイブレイクは逃れたデスペラードは読み合いも、DOUKIはデイブレイクで突き刺してからイタリアンストレッチNo.32で捕らえ、デスペラードはロープエスケープ寸前も、DOUKIは回転して中央に戻し、食いこませるが、デスペラードは必死でロープエスケープする。
DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うがデスペラードはサムソンクラッチで丸め込み、DOUKIは延髄斬りからハンマースルーは、切り返したデスペラードはスパインバスター、バックドロップと畳みかけた後で、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す
デスペラードはギター・ラ・デ・アンヘルを決めるがカウント2で返されると、ピンチェロコは切り返したDOUKIは延髄斬りを狙うがは、デスペラードは空中でドラゴンスクリューからグラウンドドラゴンスクリュー、ヌメロドスで捕らえ、DOUKIを追い詰める。
そこでレッドシューズ海野レフェリーを場外へ引きずり出してKOした、SHOが乱入してトーチャーツールで殴打してカットし、デスペラードのセコンドであるKUUKAIが駆けつけるがSHOは返り討ちにする。
デスペラードはロコモコでSHOを排除、鉄パイプ攻撃を狙うDOUKIを噛みついてから鉄パイプを奪いフルスイング、そしてピンチェロコが決まるがレッドシューズ海野レフェリーがダウンしたままでカウントが入らない
レッドシューズ海野レフェリーが戻ろうとする、SHOが場外へ排除からデスペラードを鉄板で殴打、そしてDOUKIにイタリアンストレッチNo.32でデスペラードを捕らえさせてから、SHOが鉄板で滅多打ちしてKOする。そこでSHOがレッドシューズ海野レフェリーをリングに戻すと、デスペラードは失神しているため試合はストップ、DOUKIが勝利となり、試合後もSHOがマイクでDOUKIの王座奪取をアピールし高笑いで締めくくった。
内容的にはDOUKIの勝利ではなくSHOの勝利で、デスペラードもDOUKIも全てSHOの手のひらに踊らされた印象を受けた。
第5、セミではIWGPタッグ前哨戦シングル2番勝負が行われ、まず第6試合ではOSKARが海野と対戦、ロックアップでOSKARが押し込み、挑発気味にブレークすると。次のロックアップで体を入れ替え、海野が押し込み、逆水平からヘッドロックで絞めあげる。ロープへ振られたOSKARはぶつかり合いになると、海野のボディースラムを阻止して、逆にボディースラムで海野を投げる。
OSKARは場外戦を仕掛けると、逆水平を浴びせてからリングに海野を戻し、エルボー、逆水平、ストンピングを連打。ボディースラムからキャメルクラッチで捕らえ、海野がロープエスケープ寸前で再びストンピングを浴びせる。
OSKARがボディースラムを狙うが、逃れた海野がエルボースマッシュも、突進はOSKARがエルボーバットで迎撃、しかしレッグドロップは海野が避けると、ボディースラムで投げる。海野は天龍コンポから串刺しエルボーバット。再度の天龍コンポからトルネードDDTでOSKARを突き刺す。
海野はジャーマンを狙うが、逃れたOSKARは、突進してきた海野を超高層ショルダースルーで放り投げる。
OSKARはスリーパーを狙うが、逃れた海野はOSKARの後頭部へ串刺しランニングニーを連発、そしてジャーマンを狙うが、逃れたOSKARは前落としからランニングレッグドロップ、海野の後頭部へストンピングの連打を挑発気味に浴びせる。
キャッチした海野はエルボーを連打を浴びせると。OSKARもエルボーで返してラリーになり。海野は逆水平を連打するも、OSKARはビンタで海野が崩れ、OSKARはボディースラムを狙うが、切り返した海野はDDTからジャーマンで投げ、ストライクニーを放つ。
海野はラリアットを狙うが、OSKARはスリーパーで捕らえ、逃れた海野はラリアットを連打も、読み合いの末、OSKARはスリーパーで捕らえ、スリーパーバスターで叩きつけるがカウント2で返される。OSKARはネックハンキングボムを狙うが、海野はカサドーラで切り返すも、OSKARはラリアットから再びスリーパーで捕らえる。逃れた海野は頭突きを連打からラリアット、Second Captureで3カウントを奪い勝利を収める。
セミファイナルではIceがデビュー戦の試合中に左肘を負傷した時の相手である上村と対戦、因縁の相手ということもあって、入場からコスチュームを脱いだIceは臨戦態勢でリングに上がるり上村を挑発する。開始からIceがビッグブーツからエルボーを連打を浴びせて、場外戦を仕掛けるが、上村はリングに戻って付き合わない。
上村は戻ったIceにグラウンドを仕掛けるも、上村のリストロックをエルボーで逃れたIceはラリアットで上村を場外へ落とし、今日は鉄柵がないため客席へ上村を叩きつけると、本部席のテーブルを上村の顔面へ投げつけ、エプロンへ斜めにセットすると、上村もテーブルにセットしてミドルキックを連打からテーブル貫通ボンボ・クラートを浴びせる。
大ダメージの上村がリングに戻ると、Iceが側頭部を踏みにじり、上村のエルボー連打も、Iceがエルボーで打ち返して突進するが、上村がエルボーバットからフライングフォアアームを放つ。
上村はマシンガンダブルチョップを浴びせ、バックドロップで投げるとアームロックはIceがロープエスケープ。上村はIceの左腕を引っ張りアームロックも、Iceはキチンシンクからケンカキックを浴びせ、ビッグブーツからストンピング、顔面キックと浴びせて、上村がダウンする。
Iceはエルボーから往復ビンタを浴びせるが、怒った上村は前進して頭突きを浴びせ、崩れるIceにエルボーを連打でダウンし。上村は止めるレフェリーを突き飛ばす。
上村は串刺しドロップキックからバックドロップ、腕十字で捕らえるが、押さえ込んだIceは上村の目に指を入れ逃れる。Iceは突進も上村が張り手から閂狙いは、上村の髪を掴んで逃れたIceはラリアットからブレーンバスターで投げる。
上村はジャーマンからエルボーに対し、Iceはナックルで応戦、PKはカウント2で返されると、ボンボ・クラートはラリアットで迎撃した上村が腕十字から腕固めへ移行するが、Iceは『折ってみろ』と迫る。
だが上村が外すと、Iceは唾を吐き、怒った上村が閂スープレックスからチキンウイングアームロックでIceがたまらずタップアウトで上村が勝利となった。
遺恨マッチだが上村がいざとなれば怖さを見せるキラーぶりを見せたが、Iceも自分のスタイルを貫くなど好試合となった。
