9月28日 新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」神戸ワールド記念ホール 4672人
(試合内容は実況ポストより)
<第6試合 30分1本勝負>
〇辻陽太(14分35秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※ジーンブラスター
<第7試合 IWGP GLOBALヘビー選手権試合 60分1本勝負>
【第5代王者】〇ゲイブ・キッド(21分37秒 片エビ固め)【挑戦者】×鷹木信悟
※レッグトラップパイルドライバー
☆ゲイブが2度目の防衛に成功
<第8試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第13代王者】〇ザック・セイバーJr.(29分24秒 片エビ固め)【挑戦者】×成田蓮
※セイバードライバー
☆ザックが初防衛に成功
新日本プロレス神戸ワールド記念ホール大会のメインではIWGP世界ヘビー級選手権が行われ、王者のザックに成田が挑戦した。開始からザックがバックを奪うとグラウンドから腕十字を極めるが、成田が逃れる。ザックがテークダウンから膝十字を仕掛けると、成田は素早くロープエスケープする。
成田が猪木アリ状態を仕掛けると、ザックも猪木アリ状態を仕掛けて、下から三角絞めを狙う。成田が足を取るが、ザックはヒールホールドを狙い、成田の膝十字はザックがロープエスケープする。
成田のインローキックでザックが崩れると、成田のローキックをキャッチしたザックのアキレス腱固めは、成田がロープエスケープ。ビッグブーツのラリーはザックが制し、串刺しアッパーカットからハーフラッチスープレックスで投げる。
成田が場外へ逃れると、ザックはエルボースマッシュを連打で成田を浴びせ、リングに戻ると、ザックのロープ越し腕十字を、成田がロープ越しスタンディングアキレス腱固めで捕らえ、場外戦で鉄柵へハンマースルーを連発、鉄柵越しでヒールホールドで捕らえ。レフェリーがリングに戻るよう指示するが、成田はイスを持ち出し、鉄柵に挟まれたザックの左膝をイスで殴打する。
リングに戻ると、成田がザックの左膝へストンピングからサイキックm鉄柱を使ったレッグロックで捕らえ、ハーフラッチスープレックスホールドはカウント2で返されるが、成田はザックの左膝へヒップドロップを落とし、トーホールドは切り返したザックのネックツイストを成田が蹴って逃れ、セカンドロープでレッグロックから低空ドロップキックを放つ。
成田はテキサスクローバーホールドで捕らえ、ザックはロープエスケープし、成田はニークラッシャーを連発するが、ザックはDDTで突き刺す。成田の串刺し攻撃をザックが迎撃してエルボースマッシュ。成田は関節蹴りからコブラツイストで捕らえるが、ザックが切り返してコブラツイストで捕らえ、成田がザックの耳を掴んでヒップトスで逃れると、ザックが飛び付き腕十字から成田の左腕をV1にしてストンピング。卍固めは成田が逃れるとネックツイストも、ザックもネックツイストで返して首筋へドロップキックを放つ。
ザックは成田からタンプトップを剥ぎ取るとサッカーボールキックを浴びせ、エルボースマッシュを連打。成田は左膝へ関節蹴りからフロントネックロック、切り返したザックが成田の左腕へオーバーヘッドキック。読み合いで成田はブリザードスープレックスホールドを決め、地獄の断頭台を狙うが、ザックがキャッチして変型STFで捕らえる。
ザックは変形アームブリーカーをで捕らえるが、成田がザックの手を噛んで逃れ、鉄板入りプッシュアップバーでザックの左膝を殴打すると、膝十字固めからクロス膝十字へ移行しザックを追い詰めるが、ザックは必死でロープエスケープする。
成田がザックを場外へ出すと、セコンドに入っていた高橋裕二郎がフィッシャーマンバスターを狙うが、ザックがエルボースマッシュで阻止。リングに戻ると、成田がスリーパーからサミング、ジャーマンからの突進をラリアットで迎撃したザックが、ザックドライバーから変形サブミッションで捕らえ、クロスフェースも加えるが、レッドシューズ海野レフェリーを引きずり出したSANADAが乱入してカットする。
SANADAがザックを捕らえると、裕二郎のケインで一撃を狙うが、SANADAに誤爆し、ヤングライオンがSANADAと裕二郎をバックステージへ連行するも、成田のダブルクロスを決めてカバーするが、レフェリーがリングに戻っていない状態で決まっためカウントが入らず。成田の地獄の断頭台をザックがハイキックで迎撃すると。サッカーボールキックをアリキックで阻止した成田の膝十字狙いは、切り返したザックがジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込み。ザックのスリーパーを切り返した成田のブリザードスープレックスホールドはカウント2で返される。
成田のビッグブーツをキャッチしたザックがビンタを浴びせ、ビンタのラリーはザックが制すると、急所打ちも阻止してビンタ。サッカーボールキックからセイバードライバーを決め、3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後のザックは次期挑戦者のKONOSUKE TAKESHITAに照準を定め大会を締めくくる。
内容的にはザックも小川良成を学んだものを自分流にアレンジしているが、成田もツアーには帯同しなかった金丸義信から学んだものを自分流にアレンジしており、金丸の源流はジャイアント馬場さん、秋山準なことから、UWFスタイルに王道スタイルを混ぜ込んだ試合となり、プロレスはいろんなものが混ぜ合わせて奥深いものであることを改めて感じさせた。
第6試合では辻とフィンレーが対戦、試合開始から、辻がビッグブーツ、エルボーのラリーで攻め、ラリアットでフィンレーを場外へ追い出すと、続くスライディングキックはフィンレーが回避するが、追いかけた辻が鉄柵へハンマースルー、エルボーで花道へ出した辻だったが、ジーンブラスターを狙いは、フィンレーがアイリッシュ・カーフ・バックブリーカーを決める。フィンレーも右膝を痛めるが、エプロンめがけてバックドロップで辻を投げる。
リングに戻ると、フィンレーのパワーボムを辻が回転エビ固めで切り返し、コーナーへショルダースルーで放り投げ、ジャンピング・ハイキックから雪崩式フランケンシュタイナーを敢行する。
エルボーのラリーになると、辻の連打に対しフィンレーはクロスチョップで応戦。辻はニーアッパーからトラースキックを放つも、フィンレーはアイルビーバックからラリアットを放つ。
フィンレーは串刺しアッパーカットからブレーンバスター・スラム。剥き出しコーナーを作りコーナー・パワーボムを仕掛けるが、辻がフランケンシュタイナーで逆に剥き出しコーナーへ直撃させ、さらに場外のフィンレーにトペ・スイシーダを命中させる。
リングに戻ると、辻が串刺しニーからオレンジクラッシュを決めるが、パワーボムはフィンレーが逃れ、カナディアン・ハンマー、そしれ剥き出しコーナーへパワーボムを仕掛けるが、辻がウラカンラナで切り返す。しかしフィンレーが剥き出しコーナーへフラップジャックからワンハンド・バックブリーカー、パワーボムへと攻めるもカウント2で返される。
フィンレーがINTO OBLIVIONを狙うがm辻が回避し、コンプリートショットからジャーマン、ジーンブラスターを決めようとするが、切り返したフィンレーがINTO OBLIVIONを決め、掟破りのMARLOWE CRASHを狙うが、辻がトラースキックで迎撃し、逆に辻がMARLOWE CRASHを仕掛けるもフィンレーがPrima Noctaで迎撃する。
フィンレーはオーバーキルを狙うが、辻が丸め込み、読み合いから辻のジーンブラスターをフィンレーがニーで迎撃し、オーバーキルを決めるもカウント2で返される。フィンレーはブレーンバスターを狙うが、着地した辻のジーンブラスターが炸裂するも、 カウント2で返される。
辻がジーンブラスターを狙うがフィンレーが丸め込み、オーバーキルへ移行するも切り返した辻がジャンボ・スープレックスで投げ、 ゲレーロ・スペシャルからジーンブラスターが決まり、3カウントで勝利となる。
セミファイナルではIWGP GLOBALヘビー級選手権が行われ、王者のゲイブに鷹木が挑戦、ベルトを顔に押し付けてくるゲイブに怒った鷹木がエルボーから試合開始となると、ゲイブがエルボーで応戦。鷹木は天龍コンポを浴びせ、変則ロープワークを狙うゲイブを場外へ追い出す。
場外戦でぶつかり合い戦になると、ゲイブがアッパーからイスを二脚持ち出し、一脚を鷹木に渡すとイスチャンバラも。ゲイブが制し、イスでフルスイングをするも、耐えきった鷹木がパンピングボンバーを放ち、ゲイブの顔面へイスを投げつけ、エプロンでデスバレーボムを狙い、リングに不時着したゲイブが地獄突きから、ロープ越しにローリングラリアットを放つと、ムーンサルトアタックを命中させる。
ゲイブが鷹木にイスを投げると客席で殴り合いになって。ゲイブがナックルを浴びせる。リングに戻ると、逆水平のラリー、ダブルチョップのラリーになると、鷹木の龍魂ラリアットに対しゲイブがラリアットで返し、エプロンでゲイブがセントーンを投下する。
ゲイブは場外で垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してから、テーブルを2枚並べるが、テーブル貫通パワーボムは鷹木が回避し、逆に場外で鷹木がデスバレーボムを決める。
リングに戻ると、鷹木がショルダータックル、ボディースラムからセントーンを投下。串刺しパンピングボンバーからナックルを連打すると、ブレーンバスターを狙うが、ゲイブがブレーンバスターで投げ返して掟破りのキタキタタイムを狙うと、鷹木がパンピングボンバーで阻止し、今度は鷹木がブレーンバスターからキタキタタイムとを狙い。ゲイブが阻止を試みるが、鷹木が龍魂ラリアットからキタキタタイムになる。
鷹木のパンピングボンバーを迎撃したゲイブがエクスプロイダーで投げればm鷹木もエクスプロイダーで返し、ゲイブがバックドロップから繰り出すローリングラリアットを、鷹木がキャッチしてバックドロップで投げる。
鷹木がパンピングボンバーを狙うが、ゲイブがドロップキックで迎撃し、鷹木のジャーマンを着地してバックドロップで投げると、雪崩式を狙うが体勢を入れ替え、切り返した鷹木がSTAYDREAMを狙うも、逃れたゲイブが飛び付き雪崩式フランケンシュタイナーからローリングラリアットを放つ。
ゲイブはO・KNEEを狙うが、キャッチした鷹木がナックルから頭突き。スライディングパンピングボンバーを放つも、ゲイブがO・KNEEで応戦。エプロンに鷹木を連行するゲイブだったが、鷹木がテーブル貫通MADE IN JAPANを敢行し、ゲイブは頭部から出血する。
ゲイブがリングに戻ると、鷹木がスライディングTからアンビルエルボー、龍魂パワーボム、ハツラツエルボー、ショートレンジパンピングボンバーからバーニングドラゴンと畳みかけるが。カウント2で返され、鷹木がパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、切り返したゲイブがパイルドライバーで突き刺す。
鷹木は頭突きに対し、ゲイブはエルボーで応戦すると、ゲイブは往復ビンタからショートレンジラリアットを連発。マッドマンボムを仕掛けるが、鷹木がフランケンシュタイナーで切り返し、マイタチからリバースフランケンシュタイナーも決めるが、ゲイブがショートレンジラリアットを放つと、O・KNEEからマッドマンボム、レッグトラップパイルドライバーで3カウントを奪い防衛、試合後は前王者の辻が挑戦を表明した。
