6月15日 新日本プロレス「DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 6625人
(試合内容は実況ポストより)
<第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第12代王者】〇後藤洋央紀(28分25秒 片エビ固め)【挑戦者】×鷹木信悟
※後藤革命
☆後藤が7度目の防衛に成功
新日本プロレス大阪城大ホール大会のメインイベントはIWGP世界ヘビー級選手権が行われ、王者の後藤に鷹木が挑戦した。両者とも慎重に間合いを測り、ロックアップになると、鷹木が押し込み、体勢を入れ替えてブレークになる。後藤がヘッドロックで捕らえるとロープへ振った鷹木とぶつかり合いになり、エルボーのラリーになると、後藤が首投げからサッカーボールキック、読み合いから後藤がヘッドロック、鷹木ヘッドシザースで切り返す。
ここで鷹木が握手を要求すると、後藤が応じた瞬間、鷹木が不意打ちでキチンシンクを浴びせ。ヒップトスを仕掛けるも後藤が切り返してヒップトスで投げ、ショルダータックルで攻勢に出て、鷹木が場外へ逃れると、後藤が追撃でバックエルボー連発からエルボードロップを決める。
後藤がチンロックから、鷹木の額へエルボースタンプ、串刺しラリアットと攻めるが、ブルドッキングヘッドロック狙いを抜けた鷹木がナックルを浴びせ、スイングDDTからパンピングボンバーで後藤を場外へ追いやる。
場外では鷹木が鉄柵へハンマースルー、エプロンでギロチンホイップと攻撃。花道でスナップスープレックスを決め、リングに戻るとエルボードロップからセントーンを投下する。
リングで鷹木がキチンシンク連打からショルダータックル、ブレーンバスターで畳み掛け、ボディシザースで絞め上げ、グラウンドコブラで捕らえるが、後藤が辛くもロープエスケープ。鷹木は袈裟斬り、ダブルチョップから串刺しパンピングボンバー、天龍コンポ風の連打で攻め立て、後藤の串刺し攻撃を迎撃するが、後藤が追走ラリアットを放つと、村正からバックドロップで投げる。
後藤は鷹木を場外へ出して追撃すると、鉄柵を使った一人消灯を敢行。リングに戻ると流れを変えた後藤はパンピングボンバーを切り返して裏GTRからラリアットを放つ。
鷹木がナックルパンチからバックエルボー、龍魂ラリアットで反撃し、鷹木式ネックスクリューからスライディングパンピングボンバーを放ってからキタキタタイムになる。
鷹木は龍魂ラリアット、ナックル、バックエルボーの連続攻撃と浴びせるが、フェイントDDTは後藤が切り返し牛殺しを決め、ラリアットとパンピングボンバーが相打ちになると。鷹木がカマイタチから後頭部パンピングボンバー、龍魂パワーボムと畳みかける。
鷹木は串刺しパンピングボンバーから袈裟斬り連打を浴びせ、雪崩式技を狙うが、後藤が頭突きを浴びせると、雪崩式回天を決める。
後藤はGTWを決めるがGTR狙いは、鷹木が切り返し、ドラゴンスリーパーで締め上げ、脱出した後藤に鷹木式GTRから、 MADE IN JAPANも決まるが、カウント2で返される。
鷹木はパンピングボンバーからバーニングドラゴンを決めるが、カバーが若干遅れ遅れカウント2で返される。これで焦りが見え始めた 鷹木がショートレンジパンピングボンバー連発すると、ハツラツエルボーに対し後藤が頭突き連打で返し、。ナックルからのショートレンジパンピングボンバーを後藤が切り返し、昇天・改を決めてから、念を込めてミドルキックを放つ。
後藤はパンピングボンバーをラリアットで迎撃しGTR改を狙うも、鷹木がサムソンクラッチで丸め込んでからスライディングTを放つ、鷹木のラスト・オブ・ドラゴンを狙うが、切り返した後藤がGTRを決め、 頭突き連打から新型GTRこと後藤革命で3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に後藤はマイクで、「後藤革命はベテランの意地だ。そういう意味じゃ、鷹木も立派な後藤革命軍だ。諦めなくても、きっといい奥さんが見つかるよ。未来は自分で創るもんだ、そして、俺は新日本の未来を創ります! 後藤革命はずっとずっと終わらない。最後の最後まで後藤革命についてこい!、大阪城でもいくぞ! IWGPのGは後藤のG!」で締めくくった。
序盤は鷹木はIWGP世界ヘビー級だけでなくDRAGON GATEでもオープン・ザ・ドリームゲートを獲得するなど、頂点のベルト獲得したキャリアは鷹木の方が上であることから、鷹木も余裕をもって試合をしていたと思う。だが終盤でバーニングドラゴンを仕掛けたところで、鷹木に焦りが見られた、いや一気に勝負を仕掛けようとしたのか、バーニングドラゴンが若干カバーが遅れたことで勝負が決まってしまった。それを考えると、鷹木が後藤の安定ぶりを侮っていたのかもしれない。
