6月15日 新日本プロレス「DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL」大阪城ホール 6525人
(試合内容は実況ポストより)
<第7試合 ドッグカラーチェーンデスマッチ 時間無制限1本勝負>
〇EVIL(23分6秒 TKO)×デビット・フィンレー
<第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇ゲイブ・キッド(23分25秒 体固め)【第4代王者】×辻陽太
※レッグトラップパイルドライバー
☆辻が5度目の防衛に失敗。ゲイブが第5代王者となる
新日本プロレス大阪城ホール大会のセミファイナルではIWGP GLOBALヘビー級選手権が行われ、王者の辻にゲイブが挑戦した。
両者握手から開始となると、いきなりゲイブがビンタからバックドロップで投げ、場外へ逃れた辻にトペ・コン・ヒーロを命中させれば、リングに戻った辻はフォズベリー・フロップで応戦し、読み合いからリングに戻る。
ロックアップからゲイブがヘッドロック。ロープへ振った辻にショルダータックルを放てば、辻はヒップトスからドロップキックで応戦すると、ゲイブはエルボーを連打。ハンマースルーは切り返した辻がキチンシンク、ボディースラムからポルペトスプラッシュを投下する。
辻は張り手、エルボーのラリーからボディーエルボーとボディー攻めでスタミナを奪いにかかり、ショルダータックル、串刺しショルダーを連打から首投げ。ボディーシザースのままでエルボーのラリーとなり、辻は上から張り手を連打からゲイブを足蹴で挑発し、エルボーを連打でゲイブが崩れる。しかしゲイブはトップロープへ辻をセットすると場外へ突き落とす。
リングに戻った辻にゲイブがラリアットを放つと逆水平を連打。ラリアットからクロスボディーを浴びせ、串刺しラリアットからエクスプロイダーで投げる。しかしローリングラリアットは避けた辻はコンプリートショットからジャーマンで投げる。
辻は串刺しジャンピングニー、トラースキックを放つと、オレンジクラッシュを狙うが、ゲイブが辻をトップロープへ前落としで宙吊りにするとダイビングセントーンを決めてからバックドロップで投げる。
ゲイブが「立って来い」と挑発すると、「舐めてんのか、コノヤロー!」と言ってビンタを浴びせ、辻は張り手で返すと、陽太コンポからカーブストンプ。場外へ逃れたゲイブにトペ・スイシーダを仕掛けるが、ゲイブがバイシクルキックからムーンサルトアタックを命中させ、ツームストーンパイルドライバーで突き刺す。
リングに戻ると、ゲイブがリアルブレーンバスターで突き刺し、ジャイアントスイングから逆エビ固めで捕らえて辻を追い詰めるが、辻は必死でロープエスケープする。
ゲイブは辻を足蹴にすると、辻を挑発。辻のエルボーの連打に対し、ゲイブが逆水平でラリーになり、エルボーのラリーから辻が張り手を浴びせれば、ゲイブはナックルで応戦、辻は頭突きで返し、張り手は切り返したゲイブがコブラツイストから丸め込み。張り手からパイルドライバーはリバースした辻がデュードバスターからパイルドライバーを決めるがカウント2で返される。
辻はカーブストンプからMARLOWE CRASHを決めるがカウント2で返されると、ジーンブラスターはゲイブがO・KNEEで迎撃し、パイルドライバーからレッグトラップパイルドライバーを決めるがカウント2で返される。
ゲイブはO・KNEEを狙うがキャッチした辻がポップアップニーからジーンブラスターを放つと、ゲイブがラリアットで迎撃し、読み合いからローリングラリアット、そして、O・KNEEは辻がジーンブラスターで迎撃するが、カウント2で返される。
辻はジーンブラスターを狙うが、キャッチしたゲイブがデスライダーからレッグトラップパイルドライバーで3カウントを奪い王座を奪取、日本語で「新日本プロレスの90年代は橋本と武藤。2000年代は棚橋と真輔。10年代はオカダ、ケニー。今、20年代は辻陽太、ゲイブ・キット」と今は辻と自分の時代だとアピールして、「辻、また会おうぜ」と呼びかけ、次期挑戦者に2000年代の新日本プロレスの象徴である棚橋を挑戦者に指名する。
第7試合のEVILvsフィンレーのドッグカラーチェーンデスマッチは、EVILが増員したHouse of Tortureのメンバーを従えて登場すれば。対するフィンレーは最初は外道のみを伴って登場したが、外道がバックステージへ一旦退場すると、今度はゲイブを除いたWARDOGSを引き連れて再登場する。
両者がドッグカラーを装着し、試合開始となると。チェーンを握り合った牽制戦の末、フィンレーがチェーンでEVILを転倒させるとマウントナックルを連打。コーナーを利用した絞首刑攻撃からマシンガンラリアット、さらにチェーン殴打を経てロープ越しの絞首刑でEVILを攻める。しかしEVILがチェーンを引っ張りフィンレーを場外へ落とすと、House of Tortureがフィンレーを襲撃。これにWARDOGSも加わり場外で大乱闘が発生し。EVILはチェーンでフィンレーの首を絞めながら客席エリアへ叩きつけ、拳にチェーンを巻きつけたヘッドロックパンチでフィンレーを流血させる。さらにフィンレーの口にチェーンを巻きつけて絞め上げる。
リングに戻ると、EVILは再びフィンレーの口にチェーンを巻いて締め上げ、剥き出しのコーナーに叩きつけると、フィンレーを逆さ吊りにした隙に場外のHouse of Tortureが総がかりでチェーンで首を絞めるが、この時EVILがチェーンを外していたことから、浅見レフェリーが再装着する。
EVILが剥き出しコーナーへの連続で叩きつけるが、フィンレーは串刺し攻撃を回避するとチェーンを使った急所攻撃で反撃。コーナーに叩きつけた後、チェーンで殴打し、腕にチェーンを巻きつけたチェーンエルボーから場外のHouse of Tortureめがけてパワーボムで投げる。
場外に降りたフィンレーは拳にチェーンを巻き、EVILにマウントナックルを連打。鉄柱にEVILをチェーンで縛りつけてナックル攻撃を浴びせ、額に噛みつくが、EVILがチェーンを引っ張り逆にフィンレーを鉄柱に激突させ、さらに椅子をフィンレーの首元に置き、再びチェーンを引っ張って鉄柱に叩きつける。
リングに戻ってからEVILがチェーン殴打を繰り返し、ショートレンジラリアットの連発からチェーンラリアットを決めると、ダークネスフォールズはカウント2で返される。EVILはEVILを仕掛けようとしたが、フィンレーが切り返してINTO OBLIVIONを決める。
フィンレーはEVILを剥き出しコーナーへコーナーパワーボムから、さらにチェーンの上へパワーボムを2連発、更に 絞首刑を狙うが、EVILが浅見レフェリーをKOして逃れ、。フィンレーがニーリフトの連打から膝にチェーンを巻きつけようとした瞬間、東郷が乱入すると、これをきっかけに両軍のセコンドがリングに殺到し大乱闘になり、金丸がフィンレーにウイスキーミストから、DOUKIの鉄パイプ殴打、オーエンズのCトリガー、EVILのテーブル投げ、ファレのテーブル貫通ボディープレスとHouse of toutureがフィンレーに総攻撃をかける。
EVILがフィンレーの首にチェーンを巻きつけた状態でSCORPION DEATH LOCKを極め、フィンレーが失神し、サブレフェリーの坂本レフェリーが試合をストップ、 EVILが勝利を収め、House of toutureが勢いを見せつけた。
