進撃のHANKOが肉薄…キッドが30センチの差を乗り越えワンダー防衛!


5月21日 スターダム「STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN May.」後楽園ホール 1176人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇AZM(10分49秒 あずみ寿司)×儛島エマ

<第2試合 15分1本勝負>
〇羽南(8分21秒 逆エビ固め)×古沢稀杏

<第3試合 20分1本勝負>
八神蘭奈 〇稲葉ともか 鹿島沙希 虎龍清花(9分7秒 片エビ固め)葉月 コグマ 鉄アキラ ×姫ゆりあ
※稲葉おとし

<第4試合 20分1本勝負>
上谷沙弥 〇刀羅ナツコ 稲葉あずさ フキゲンです☆(11分30秒 片エビ固め)星来芽依 ×天咲光由 飯田沙耶 向後桃
※ダイビングボディープレス

<第5試合 20分1本勝負>
朱里 〇妃南 レディ・C(11分36秒 外道クラッチ)水森由菜 ×玖麗さやか さくらあや

<第6試合 30分1本勝負>
〇なつぽい 安納サオリ(13分37秒 片エビ固め)月山和香 ×梨杏
※フェアリアルギフト

<第7試合 次期アーティスト・オブ・スターダム選手権挑戦者決定戦 30分1本勝負>
▲鈴季すず 山下りな 青木いつ希(15分50秒 両者リングアウト)▲小波 吏南 琉悪夏

<第8試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【第24代王者】〇スターライト・キッド(21分25秒 黒虎脚殺)【挑戦者】×HANAKO
☆キッドが4度目の防衛に成功

スターダム後楽園ホール大会のメインはワンダー・オブ・スターダム選手権が行われ、王者のキッドに、HANAKOが初挑戦した。

試合開始。ロックアップではHANAKOが30センチの身長差を活かして押し切り、キッドのティヘラ攻撃もHANAKOが持ち上げるが、キッドが巧みに丸め込む。HANAKOはショルダータックル、ハイアングルボディースラム、逆エビ固めと試合をリードし、キッドはロープエスケープする。

HANAKOがビックブーツを連発するも、キャッチしたキッドが低空ドロップキックで反撃するが。再度の低空ドロップキックをHANAKOが回避し、ストンピングを連打するも、キッドはポップアップドロップキックを放って、レッグシザースからレッグツイスト、ニークラッシャー、その場飛びムーンサルトと、キッドがHANAKOの右脚を集中攻撃し、試合の流れを変える。
キッドがマフラーホールドを仕掛けるも、HANAKOがロープエスケープ。キッドがキッチャーマンを狙うが、HANAKOが回避してエルボーを炸裂させる。キッドもエルボーで返し、ランニングエルボー、左右エルボーから張り手と連続攻撃を繰り出すが、HANAKOが強烈なラリアットでキッドをエプロンへ追いやり、キッドの低空ドロップキックをかわしてエプロン上でブレーンバスターで投げ、高い位置から投げ落とされたキッドは大きなダメージを負う。
リングに戻ると、HANAKOは白鷺を狙うが、キッドがロープエスケープしkHANAKOのビックブーツを避けたキッドは、ロープ越しにレッグクラッシャーからドラゴンスクリューを決め、トップに登り。追いかけてきたHANAKOをすり抜けてドロップキック、さらにサラマンダーを敢行、場外に逃れたHANAKOにラ・ケブラータを命中させる。
リングに戻ったキッドは、不知火から旋回式フロッグスプラッシュを決めるもカウント2で返され、ムーンサルトプレスを狙うが、HANAKOがキャッチすると、裏拳から雪崩式ブレーンバスターからブレーンバスターを連発し、キッドを追い詰める。
HANAKOが白鷺を仕掛けるが、キッドがモモラッチで切り返すも、HANAKOはバックドロップから再び白鷺で絞め上げ、旋回式で食い込ませるが、キッドが必死でロープエスケープする。
HANAKOがキッドの側頭部にビックブーツを叩き込み、JPコースターを狙うも、着地したキッドがグラウンドドラゴンスクリューで右脚を攻撃。ムーンサルトプレスからマフラーホールドで捕らえるが、HANAKOが脚力で脱出し。ファイヤーマンズキャリーは、回避したキッドはメサイアDDTを決める。しかしキッドのドラゴンスクリューをHANAKOがラリアットで阻止。ショートレンジラリアットを連打し、パワーボムからJPコースターを決めるが、カウント2でキッドが返す。

HANAKOはラストライドを仕掛けるが、キッドがモモラッチで切り返すと、HANAKOのラリアットをかわしたキッドが、マフラーホールドぁら、黒虎脚殺で完全に捕らえ、HANAKOがついにタップアウト、4度目の防衛を果たした。
内容的には身長差が30センチと小柄なキッドにとっては不利な状況、HANAKOのボディースラムだけでもキッドにとって大技だったことから、その分のダメージが大きかったと思う。勝因はキッドが公言していた投げを無理せず狙わなかったこと、執拗に狙ってしまえば、その分キッドのスタミナもロスしてしまう。敗れたHANAKOだが最後に詰めが甘かったものの、自分の身体を生かしたプロレスに開眼したと言っての過言でない。今回はキッドが勝ったが、今後のHANAKOに期待したいと思う。

セミファイナルではアーティスト・オブ・スターダム王座挑戦者決定戦が行われ、鈴季すず&山下&青木のMi Vida Lokaが小波&吏南&琉悪夏のH.A.T.Eと対戦し、青木が挑発したところでH.A.T.Eが奇襲も、Mi Vida Loka返り討ちにして、吏南を捕らえていきなりリードするが、H.A.T.Eも場外戦で反撃して試合の流れを変える。

終盤では乱戦になるも。Mi Vida Lokaが小波を捕らえて3人同時トラースキックを放つと、鈴季すずがジャーマンスープレックスホールドを決めたがレフェリーをナツコが排除してしまい。、H.A.T.Eは鈴季すずを捕らえて琉悪夏がボックス攻撃から合体フェースクラッシャーで反撃する、そして場外戦に突入、両軍が乱闘もリングに戻れず、両軍リングアウトになってしまい、この結果を受けて王者組であるAZMと天咲が駆けつけると24日の大阪での防衛戦は3WAYで行うことを提案、岡田社長も了承してNEO GENESIS、Mi Vida Loka、H.A.T.Eによる3WAYの選手権が決定した。

第6試合のなつぽい&安納vs月山&梨杏は、同期にも後れを取り、後輩の鉄アキラにも敗れた梨杏を、なつぽい&安納が徹底的にかわいがるが、初勝利が欲しい梨杏は必死で食い下がる。

なつぽいのフェアリアルギフトを梨杏が必死で阻止すると、ビンタを浴びせれば、なつぽいもビンタで応戦し、兜先割りを決める。さらにぽい捨てジャーマン、ソバットから再び兜先割りを決め、カバーを梨杏が丸め返すが、なつぽいは兜先割りからフェアリアルギフトを決め、3カウントを奪い勝利、試合後もなつぽいが梨杏の健闘を称えた。

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