5月3日 NOAH「MEMORIAL VOYAGE 2025 in KOKUGIKAN」両国国技館 4521人
(試合内容は実況ポストより)
<第9試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第46代王者】〇OZAWA(26分45秒 片エビ固め)【挑戦者】×KENTA
※REALLEVEL
☆OZAWAが4度目の防衛に成功

NOAH両国大会のメインイベントはGHCヘビー級選手権試合、王者のOZAWAにKENTAが挑戦、KENTAが新テーマ曲で入場した。
開始からOZAWAが場外へ降りて焦らしにかかるが、KENTAは応じず、仕方なく戻ったOZAWAにKENTAがストンピングを連打。OZAWAがティヘラからブレイクダンスを狙うも、KENTAがミドルキックで阻止したため。館内はブーイングが発生する。
KENTAがフットスタンプからが突進した際にOZAWAが場外へ出し、ブレイクダンスを狙ったが、またKENTAに阻止され、掟破りのダンスからフットスタンプを食らわせたKENTAは、場外戦でヨシ・タツやオオワダサンを牽制しながら鉄柱攻撃を展開する。
リングに戻るとKENTAがキチンシンクを決め、OZAWAの串刺し攻撃を迎撃。スイング式スタンガンDDT、ミドルキック連打で試合をリードする。OZAWAはエルボー連打で反撃を試みるも、KENTAがソバットからミドルキック、キチンシンクと攻め立て、首投げからPKを狙うがヨシ・タツに阻止されて気を取られてしまう。
その隙を突いたOZAWAがKENTAの背中への串刺しドロップキックを決め、レフェリーがヨシ・タツとオオワダサンを退場処分なった間に、OZAWAはコーナーキックムーンサルトプレスを放ち流れを変え、ボディースラムで投げた後、ロープパラダイスからブレイクダンスを披露。スライディングキックで場外へKENTAを追い出す。
リングに戻ると、OZAWAがサイキック連打からSTFを極めるが、KENTAがロープエスケープし、KENTAのエルボー連打を関節蹴りで切り返したOZAWAに対し、KENTAがパワースラムで反撃。スイング式スタンガンからダイビングラリアットを放ち、逆エビ固めを仕掛け。OZAWAはロープエスケープ寸前でリング中央に戻されるも、OZAWAは必死でロープエスケープする。
KENTAがミドルキック連打、OZAWAの急所打ちも指折りで阻止するが、突進したところをOZAWAがフラットライナーで切り返し、串刺しドロップキックからミサイルキックを命中させる。
KENTAを場外に追い出したOZAWAがテーブルをセットするが、KENTAのナックル反撃してからOZAWAをリングに戻し、OZAWAはカミカゼからムーンサルトでフェイントをかけ、その場飛びシューティングスターを決める。
OZAWAはビッグベンエッジを狙うが、逃れたKENTAがエルボーラリーに持ち込み、ビンタの応酬からOZAWAがソバットを旋風脚を放つが、突進をラリアットで迎撃される。
KENTAが串刺しビッグブーツからコーナードロップキック、ダイビングフットスタンプを決めるもカウント2で返され、Go 2 Sleepが逃れられると、ビンタ連打でOZAWAをダウンさせたKENTAが再度Go 2 Sleepを狙うが、サミングで脱出したOZAWAが噛みつき反撃。ロープ越しに場外テーブルへブレーンバスターを仕掛けるも、KENTAが噛みつき返し、ビッグブーツでテーブルを貫通させる。
KENTAがブサイクへの膝蹴りからGo 2 Sleepが決まって勝負があったかに見えたが、モリスとダガがレフェリーを場外へ引きずり出して乱入すると、拳王と憂流迦も駆けつけ乱闘となるが、その際に拳王のハイキックがKENTAに誤爆する。
OZAWAが掟破りのブサイクへの膝蹴り連発を炸裂させ、ビッグベンエッジを狙うが、丸め込んだKENTAがOZAWAに旋風脚を迎撃した後で左右バスソーキックは、避けたOZAWAがビッグベンエッジからドロップキック、REAL LEVELで3カウントを奪い王座を防衛した。

試合後に敗れたKENTAと入れ替わりにセミで丸藤を破った清宮が挑戦を表明、館内はブーイングも清宮は笑顔で対応すると、「OZAWAのやっていることもNOAHだと認めている、こんなにもNOAHを盛り上げてくれてありがとう、オマエのようなモンスターを倒すのはオレだよ、GHCを取り戻してオレが箱舟を引っ張る」と断言、OZAWAも清宮が涙を流していることを指摘しつつも、「丸藤に勝っただけで、GHCに挑戦できると思っているらしい、ブーイングをされることをわかっていてオマエも物好きだよな、ブーイングってめちゃ気持ちいいんだよな、エクスタシーを感じているんだ、次の後楽園で挑戦を受ける」と受諾、最後はOZAWAはKENTAは所詮口だけと豪語して大会を締めくくった
試合内容からしてみればKENTAも例えブーイングを浴びようが介入しようが、BULLET CLUBでの経験もあるから乗り越えられると思っていたと思う。だか清宮の言う通りOZAWAはモンスターで、真正面からのシバき合いでも互角に渡り合い、テクニックでも互角以上に渡り合えるなど、KENTA自身がOZAWAを侮りすぎていた。
次期挑戦者は清宮だが、これも賛否があると思う。スランプといわれるけど、肝心な清宮はそう感じておらず、主役から一歩外れたことで余計に視野がが広くなり、プロレスを楽しめるようになっている。だから自身が浴びたブーイングも何に対してのブーイングかも、理解するようになったと思う。
OZAWAはまだまだ成長するだろうが、清宮もまだまだ成長期、その二人の再戦は期待だと見ている

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