2月22日 GLEAT「GLEAT Ver.16」後楽園ホール 640人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 G PROWRESTLING【タッグバトル】20分1本勝負>
ハートリー・ジャクソン 〇鈴木鼓太郎(4分49秒 逆さ押さえ込み)パーカー・ブードロー ×CIMA
<第2試合 G PROWRESTLING【タッグバトル】20分1本勝負>
MICHIKO 〇愛鷹亮 土方隆司(6分44秒 エビ固め)まなせゆうな JDリー ×ジェイ・ラムロッド
※パワーボム
<第3試合 G PROWRESTLING【タッグバトル】20分1本勝負>
〇井土徹也 大門寺崇(7分1秒 キルゾーン)×田中稔 吉岡世起
<第4試合 G PROWRESTLING【シングルバトル】G-RUSH初代世界王者決定戦 7分1本勝負>
【G-RUSHトーナメント優勝者】〇エル・リンダマン(6分48秒 タイガースープレックスホールド)×リオ・ラッシュ
<第5試合 G PROWRESTLING【8人タッグバトル】解散・コントラ・追放マッチ BULK ORCHESTRA&やんず家連合 vs 反GLE MONSTERS 20分1本勝負>
〇河上”ファイヤー”隆一 ブラスナックルJUN クリス・ヴァイス ロック岩崎(13分24秒 体固め)KAZMA SAKAMOTO クワイエット・ストーム 伊藤貴則 ×鬼塚一聖
※サンダーファイヤーパワーボム
<第6試合 G PROWRESTLING【シングルバトル】 20分1本勝負>
〇中嶋勝彦(20分21秒 体固め)×T-Hawk
※ノーザンライトボム
<第7試合 G PROWRESTLING【タッグバトル】G-INFINITY選手権試合 60分1本勝負>
【第8代王者組】SBK 〇TAKUMA(13分16秒 片エビ固め)【挑戦者組】渡辺壮馬 ×ジュンジェ
※630°スプラッシュ
☆TOKYO BAD BOYSが初防衛に成功
<第8試合 G PROWRESTLING 【シングルバトル】G-REX選手権試合 60分1本勝負>
【第6代王者】〇石田凱士(21分42秒 ハーフタイガースープレックスホールド)【挑戦者】×山村武寛
☆石田が初防衛に成功
GLEAT今年初の後楽園大会が開催され、メインは石田の保持するG-REX王者に山村が挑戦、石田と山村はDRAGON GATE時代からの同期で競い合ってきたが、2019年に山村が第三頸椎第四頸椎の脱臼という重傷を負ってから長期欠場、2023年に復帰し復帰戦の相手は石田が務めた。今回は頂点の王座をかけて後楽園で対戦となった。
バックの奪い合いから山村がリストロックを仕掛けるが、石田がロープへ押し込み、山村の頭を叩いてブレークすると、石田がヘッドロックをかけてから、両者が読み合いを展開。山村がフライングフォアアームを決めるが、スワンダイブを阻止した石田がエプロンでニークラッシャー気味の前落としを決め、場外めがけてニークラッシャーも敢行し、さらに首投げからサッカーボールキックで先手を奪う。
リングに戻ると、石田は山村の左脚を狙い、ヒップドロップを連発。アキレス腱固めで脚攻めを続けるが、山村がヘッドシザースで脱出を試みる。しかし、石田は再びアキレス腱固めとレッグロックで山村の左脚を徹底的に攻撃。山村はロープエスケープで辛くも逃れる。
劣勢の山村は串刺し攻撃を仕掛けるが、石田がショルダースルーで山村を場外へ放り出すと、エプロンからサッカーボールキックを放ち、山村をリングに戻すが、山村がノータッチトペコンヒーロで強襲をかける。
リングに戻ると、山村が延髄斬りから、スワンダイブミサイルキック、串刺しジャンピングハイキックからバスソーキックを連発するが、エプロンでの攻防で石田がジャーマンスープレックスを決め、場外でブレーンバスターで山村を投げつける。
リングに戻ると、石田がニークラッシャーからドラゴンスクリューを決め、ポップアップ足横須賀から膝固めで追い詰めるが、山村がロープエスケープする。
両者は逆水平チョップと張り手のラリーを展開すると、山村が頭突きからハイキックを連打し、バスソーキックを決める。
スターダストプレスを狙うが、自爆させた石田がローキックからアンクルホールドを仕掛け、山村は延髄斬りで脱出し、掌打を放ち、石田も延髄斬りで応戦すると、山村がブレーンバスターからドロップキックを決める。
山村はランニングトラースキックを放つと、セカンドコーナーを利用したニーアッパー、ダブルリストDDTからトラースキックを決める。山村はスターダストプレスを狙うが、石田が阻止するも、山村はトップコーナーへ宙吊りになった石田にダイビングフットスタンプを決める。さらにキークラッシャーからスターダストプレスを決めるが、カバーが若干を遅れたためカウントは2で返される。
山村はビンタを連打し、石田がミドルキックと打ち合うと。石田がビンタからバスソーキックを狙うが、避けた山村がフィッシャーマンバスターを決め、十字固めで丸め込めこむ。石田は延髄斬りに対し山村もバスソーキックを放つが、キャッチした石田がアンクルホールドを仕掛けてハーフタイガーを狙う、山村がカサドーラで丸め込んだがキックアウトした石田がハーフタイガースープレックスホールドを決め、3カウントを奪い初防衛に成功に成功した。
試合後に石田が「復帰不可能といわれる首のケガを乗り越え、俺とベルトをかけて闘うまでになった山村武寛。すごいよ。俺には真似できない。今日の試合に勝ったのは俺だけど、この10年間で本当の闘いに勝ったのはお前だ、山村。」と称えたが、復帰まで4年、再起不能といわれたケガから立ち直って、石田と同じステージに立つことが出来た。試合には負けたが、石田にもマネできない人生を乗り越えた山村が本当の勝者かもしれない。しかし、同じステージに立った以上、二人はライバル同士、これからの二人に期待したい。
セミファイナルではG-INFINITY選手権、王者のSBK&TAKUMAのTBBにG-GUYSの壮馬&ジュンジェが挑戦。
試合開始からジュンジェがTAKUMAにラリアットで奇襲をかけ、壮馬がドロップキックでTOKYO BAD BOYS(TBB)を場外へ追い出すと、トペコンヒーロを決め、SBKを捕らえて試合をリードする。
しかし、TAKUMAがブラインドタッチを成功させると、TBBが連係で反撃を開始。壮馬にバックエルボーからその場飛びシューティングスターを決め、代わったSBKが串刺しドロップキックで壮馬を捕らえ、試合の流れを変える。
壮馬はSBKにブレーンバスターを決め、代わったジュンジェがTBBの連係を阻止。パワースラムを連発し、串刺しラリアットからブレーンバスターを決める。エルボーのラリーでSBKが張り手を放つが、ジュンジェがバックドロップで反撃。SBKはジャーマンスープレックスで応戦する。
代わった壮馬がTAKUMAとエルボーのラリーを展開。壮馬の突進をTAKUMAがマウスで迎撃してから、延髄斬りを放ってローリングエルボーを決める。各選手が乱戦状態になると、SBKがコードブレイカーからSBシューターで壮馬を捕らえるが、壮馬はロープエスケープする。
TBBは壮馬に合体での雪崩式の技を狙いは失敗するも、SBKがフロッグスプラッシュを命中させれば、ジュンジェがTAKUMAにブルーサンダーを決め、壮馬がカナディアンデストロイヤーで追撃G-RIZE(壮馬&ジュンジェ)がSBKにドロップキック&シットダウンパワーボムの合体技を決めると。壮馬がドロップキックを決め、ジュンジェがラリアットからローリングラリアットを放つ。
しかし、TBBの連係に捕まったジュンジェにSBKがコーナーデスバレーを連発。代わったTAKUMAが630°セントーンを決め、3カウントを奪、TOKYO BAD BOYSが初防衛に成功した。
試合開始、中嶋が握手を拒否して一触即発のスタート。中嶋がローキックを放ち、額を突き合わせるが、すぐに距離を取る。中嶋がタックルでテイクダウンを奪い、袈裟固めでT-Hawkを捕らえるが、T-Hawkはすぐに脱出。
第6試合のT-Hawkvs中嶋は、T-Hawkがロックアップで押し込むと、いきなりビンタで中嶋をダウンさせてから。マウントエルボーを連打して、中嶋を場外へ追い出す。
T-Hawkはトペスイシーダを仕掛けるが、中嶋がジャンピングハイキックで迎撃。場外戦で中嶋はT-Hawkを客席へ叩きつけ、ビンタを浴びせると。T-Hawkは逆水平チョップを連打し、中嶋もエルボーで応戦。客席へハンマースルーを決め、中嶋はイスを持ち出すが、レフェリーが制止する。
リングに戻ると、T-Hawkが逆水平チョップを連打するが、中嶋は受け流してミドルキックを返と、T-Hawkはドロップキックで反撃し、逆水平チョップとエルボーを連打する。中嶋はサッカーボールキックを連発し、エルボーの連打でT-Hawkをダウンさせると、中嶋はビックブーツから、シャッターチャンスタイム、T-Hawkをいなしてミドルキックを連打。T-Hawkの串刺し攻撃も迎撃して、セカンドコーナーへ上がるが、T-Hawkが逆水平チョップで場外へ落とす。
場外戦でようやく怯んだ中嶋に、T-Hawkが逆水平チョップを連打。リングに戻ると、T-Hawkが再び逆水平チョップを連発し、パントキックからアギラ、逆水平チョップ、ウラジゴクを決めるも、中嶋はヴァーティカルスパイクで応戦すれば、T-Hawkもアッパー掌打で応戦。両者ダウンとなる。
T-Hawkがナイトライドを狙うが、逃れた中嶋はレッグシザースでT-Hawkをコーナーに直撃させ、ターンバックルを蹴り上げてトラースキックを決めると、ボディーへパントキックを放ち、バックドロップを決めるが、カウントは2で止まる。
中嶋はエルボーと首投げからPKを狙うが、T-Hawkがキャッチして逆水平チョップを連打。中嶋はジャーマンスープレックスを決めるが、T-Hawkはケルベルスからパワーボム、BTボムで反撃。逆水平チョップを連打するT-Hawkに対し、中嶋はミドルキックで応戦。両者がラリーを繰り広げる中、中嶋が連打からサッカーボールキックを連発し、ミドルキック、PKを決める。
そして、中嶋はT-Hawkにビンタからノーザンライトボムを炸裂させ、3カウントを奪い勝利となった。
第5試合の敗者ユニット解散をかけたBULKORCHESTRA&やんず家連合軍vs反GLEAT MONSTERSは、試合は反GLEがリングインするやいなや乱闘で開始両軍が場外で激しい戦いを繰り広げる。リングに戻ると、河上とJUNが連係で鬼塚を捕らえ、試合をリード。しかし、KAZMAがJUNを捕らえると、連合軍が「ガチムチトレイン」から連係攻撃でJUNを蹂躙する。
反GLEは再び場外戦を仕掛け、鬼塚を捕らえて試合の流れを変えようとするが、鬼塚が岩崎にミサイルキックを決めて反撃。代わってストームが反GLEにボディースラムやラリアットを連発し、KAZMAが延髄斬りからノータッチトペコンヒーロを決める。さらに鬼塚がプランチャスイシーダを放ち、連合軍が一気に勢いを取り戻す。
リングに戻ると、ストームがクリスにクロスボディーを決め、伊藤がJUNにサイドスープレックスを連発。しかし、JUNは伊藤を場外へ追い出すと、イスで右腕をフルスイングし、ダメージを与え、リングに戻ると、伊藤がJUNにバックドロップを決め、各選手が乱戦状態になる。
河上とKAZMAのラリアット合戦はKAZMAが制し、サッカーボールキックを決める。しかし、河上はKAZMAとレフェリーを交錯させ、急所打ちを決めた後、イスでKAZMAをフルスイングする。
河上はイス盛りを作ってKAZMAにサンダーファイヤーパワーボムを決めたが、レフェリーのカウントが遅れ、2カウントで返される。
河上は再びサンダーファイヤーパワーボムを狙うが、KAZMAが逃れると連合軍が総攻撃からKAZMAがハーフパッケージドライバーを決めるが、レフェリーのカウントをJUNが妨害し。河上の突進すると、鬼塚が入ってフランケンシュタイナーで切り返す。
しかし、JUNのブラスナックル援護からクリスが鬼塚をパッケージドライバーで仕留めると、KAZMAにもパッケージドライバーを決める。最後は河上がサンダーファイヤーボムでKAZMAから3カウントを奪い、反GLE MONSTERSが勝利、これにより、BULK ORCHESTRAとやんず家連合は解散に追い込まれた。
第4試合のG-RUSH初代王座決定戦のリンダvsリオは、試合開始から、両者がロープワークで牽制し合う中、リンダがショルダータックルを仕掛ける。リオはこれを丸め込み、互いに読み合いを展開。リンダがエルボーを連打し、リオを場外へ追いやると、トペコンヒーロを決める。リングに戻ると、エプロンに立つリンダにリオがハンドスプリングキックを放ち、場外へ落とす。さらにリオはトペスイシーダを連発し、攻勢を強める。
リングに戻ると、リオがスリーパーホールドからランニングバックドロップへと繋ぎ、エルボーのラリーから、リンダが一本足頭突きを決めるも、リオが旋風脚で返す。リオの突進をキャッチしたリンダは、コーナーエクスプロイダーからミサイルキック、さらにセカンドコーナーを利用したネックブリーカーで攻め立てる。
リンダはKUMAGOROSHIを狙うが、リオがこれをかわしラリアットを放つ。しかしリンダもラリアットで応戦し、KUMAGOROSHIを決める。リオはブルーサンダーで反撃し、ファイナルアワーを狙うが、リンダが雪崩式十字固めからジャーマンスープレックスホールドへと攻め。キックアウトしたリオはカウンターエルボーからラッシュアワー、そしてファイナルアワーを狙うも、リンダが剣山からタイガースープレックスホールドで2カウントを奪い、リンダが初代王者に輝いた。
