1月25日 DRAGON GATE「THE GATE OF BAYSIDE 2025」横浜武道館 2098人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇Kzy U-T(4分51秒 片エビ固め)Ben-K ×望月ジュニア
※ランニングエルボースマッシュ
<第2試合 20分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン 土井成樹 大鷲透 近藤修司 〇豹(8分15秒 片エビ固め)ドン・フジイ 堀口元気 神田裕之 ×しゃちほこBOY ルイス・マンテ
※バイセップスセントーン
<第3試合 オープン・ザ・お笑いゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第34代王者】〇吉田隆司(8分16秒 体固め)【挑戦者】×菊タロー
※キス攻撃
☆吉田が初防衛に成功
<第4試合 望月道場vsZ-BRATS キャプテンイリミネーションマッチ 30分>
〇望月成晃 布田龍 C柳内大貴 佐原明浩(9分46秒 首固め)シュン・スカイウォーカー ISHIN C×加藤良輝 帆希
※退場順=帆希、ISHIN、佐原、ISHIN、布田
<第5試合 ハードコアマッチ 30分1本勝負>
〇田中将斗(11分41秒 片エビ固め)×KAI
※スライディングD
<第6試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第68代王者組】B×Bハルク 〇横須賀ススム Kagetora(11分27秒 ジャンボの勝ち!固め)【挑戦者組】ドラゴン・ダイヤ ×菊田円 田中良弥
☆PARADOXが初防衛に成功
<第7試合 オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第68代王者組】〇箕浦康太 ジェイソン・リー(13分51秒 片エビ固め)【挑戦者組】×Riiita JACKIE KAMEI
※GoldenRose
☆箕浦&ジェイソンが初防衛に成功
<第8試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権 60分1本勝負>
【第40代王者】〇YAMATO(23分16秒 片エビ固め)【挑戦者】×ストロングマシーンJ
※ラグナロク
☆YAMATOが5度目の防衛戦
DRAGON GATE2025年度最初のビックマッチが横浜武道館で開催され、メインはオープン・ザ・ドリームゲート選手権、王者のYAMATOに、地元出身のマシーンJが挑戦した。
YAMATOがグラウンドでフェースロックを仕掛けて主導権を握るも、ストロングマシーンJがハンマーロックじゃら、ヘッドロックへ移行。ロープワークでのぶつかり合いからアームホイップの応酬、カバーの攻防で拮抗する展開を見せる。
手四つの力比べになると、マシーンJが優勢になり、ブレークの隙を突いてガットショットを決めると、パワースラムからラリアットでYAMATOを場外へ追い出し、ナックル連打やエプロンを使っての攻撃でリードを奪う。
リングに戻ると、マシーンJはエルボードロップからレッグロック、インディアンデスロック、さらに鎌固めとリバースインディアンデスロックを繰り出し、YAMATOの足を徹底的に攻め、さらにサーフボードストレッチやWARスペシャル、十字固めで追撃する
マシーンJの挑発に対し、YAMATOはgo to Hospital IIを放つと、エクスプロイダーで投げるが、ブレーンバスター狙いは、切り返したマシーンJがパワースラム、串刺しラリアット、STO、フィッシャーマンズスープレックスホールドを決めて、YAMATOのリードを許さない。
マシーンJはGOLDSHIPを狙うが、YAMATOが切り返して串刺しラリアットを放つも、マシーンJはバックエルボーやニールキックで応戦。さらにコーナードロップキックやダンスインザダーク、ラリアットで追い詰めるがカウント2で返される。
マシーンJはダイビングヘッドバットを狙うと、、YAMATOが雪崩式ブレーンバスターを狙い逆転を図る。しかし、マシーンJはサンセットフリップボムを決め、さらにダイビングヘッドバットを繰り出すもまたしてもカウント2になる。
マシーンJのラリアット連打をYAMATOが耐え、逆にエルボーのラリーで押し返すと、go to Hospital Iを放つも、マシーンJはジャーマンスープレックスホールドで応戦。YAMATOがマシーンJのラリアットをかわし、全知全能のフランケンシュタイナーはマシーンJが堪えると、回転エビ固めで丸め込んだYAMATOはgo to Hospital Iを連発。さらに垂直落下式ブレーンバスター、ギャラリアを放つもカウント2で返されるが、最後のラグナロクで遂に3カウントを奪い、YAMATOが激戦を制して5度目の防衛に成功した。
試合後はYAMATOがAMATOが新日本プロレスに参戦した時にマシーンJの父であるSSマシンに褒められた過去を明かし、マシーンJもともにDRAGON GATEを盛り上がる同士だと称え、マシーンJは答えず、握手でとりあえずノーサイドになる。
そしてYAMATOは菊田、シュン、箕浦、Ben-Kを呼び出すと、「2年前に吉岡勇紀を加えた令和新世代でDRAGON GATEを盛り上げると言ったが、DRAGON GATEを引っ張ると言ったオマエらはどこ行ったんだ」と怒る
それに対して、シュンは「オマエより高みにいるんだ、こんな奴らと一緒にするな」と怒れば、菊田は「オレ達が先頭を切って引っ張る、それがDRAGON GATEの未来だぞ、令和新世代で試合をしよう」と呼びかけるが、YAMATOは”甘い”と切り捨てる
そこで斎了GMは、このメンバーでの戦い組みと2・5後楽園で箕浦&シュン&YAMATOvs菊田&Ben-K&マシーンJを組んだことを発表するが、この中に入れられたシュンが納得せず、YAMATOが締めくくった。
試合内容的には、YAMATOが後楽園でのシュン戦で大ダメージを負った状態で臨んでいるということで、先手先手と攻めてYAMATOのペースにさせなかったが、YAMATOほどのキャリアになると、そういう時はじっくり耐えながら、どこか隙を突いて流れを変えることが出来る。またマシーンJも攻めが多かった分、疲れも出てくる、そういった隙を突いたYAMATOが勝利につなげることが出来た。
そしてYAMATOが令和新世代を断罪したが、菊田の理想では令和新世代で競い合ってDRAGON GATEを盛り上げるはずだったと思う。だが現実を見ると飛びぬけたのはシュンだけで、菊田も失速、吉岡は欠場、箕浦もスランプの末ヒールターンと、競い合うというのものが出来ないまま、またYAMATO政権に戻ってしまった。確かにシュンは飛びぬけた存在でもあるが対するライバルが不在で、存在自体を持て余している。YAMATOにしても、体がボロボロな自分にいつまでトップを張らせるんだという不甲斐ないものを令和新世代にぶつけているのではないだろうか…
セミファイナルで行われたオープン・ザ・ツインゲート選手権、王者の箕浦&ジェイソンvs挑戦者のKAMEI&Riiitaは
Riiita&KAMEIが奇襲を仕掛けてスタートし、Riiita&KAMEIは同時ティヘラで場外へ追い出し、トルニージョとノータッチトペ・コンヒーロを同時に炸裂させる。リングに戻ると連係でジェイソンを捕らえ、挑戦者組が試合の主導権を握る。
ジェイソンはKAMEIに後頭部エルボーで反撃し、箕浦との連係でRiiitaを排除。続けてKAMEIを捕らえて試合の流れを変える。長時間捕まっていたKAMEIはジェイソンにドロップキックを決め、Riiitaに交代。Riiitaは箕浦にティヘラを決め、エプロンのジェイソンにドロップキックからフットスタンプ、さらにKAMEIのトルニージョが続く。
Riiitaは箕浦にドロップキック、KAMEIとのサンドウィッチ攻撃やダブルフェイスバスターで箕浦を追い詰める。しかし、KAMEIのスワンダイブ攻撃をジェイソンがエルボーで迎撃し、Riiitaにスタナーからトラースキックを炸裂させる。
箕浦&ジェイソンはRiiitaを捕らえ、合体ジャーマンスープレックスから箕浦がランニングニーを決める。続けて合体バックドロップからタンクバスターを狙うも、Riiitaが逃れて乱戦に。KAMEIが箕浦にJACKYナイフを決めるが、箕浦はカウント2で返す。さらにKAMEIがジェイソンに突進するも、ジェイソンはドロップキックで迎撃。読み合いの末、KAMEIがラリアットを放つも、RiiitaがスイングDDTを決める。しかし、Riiitaがリータニックが決まったところで、セコンドの帆希がレフェリーのカウントを阻止する。
ここで箕浦がRiiitaに急所蹴りを見舞い、KAMEIにはジャンピングニーを炸裂。KAMEIが丸め込みから突進を狙うも、箕浦はレフェリーを利用して止め、さらにベルトを使った一撃を狙う。しかし避けられた箕浦に、Riiitaがワンチャンスもレフェリーのカウントが再び阻止されると、箕浦が鉄板でフルスイング、続けてジェイソンとのタンクバスターからGolden Roseを決め、3カウントを奪って防衛に成功した。

第6試合のオープン・ザ・トライアングル選手権、王者のハルク&ススム&KagetoraのPARADOX vs 挑戦者のダイヤ&菊田&良弥のDCourageは、PARADOXが連係攻撃から良弥を捕らえが試合の主導権を握る。
長時間捕まっていた良弥はKagetoraにブレーンバスターを決め、ダイヤに交代。ダイヤはススムにシザースから張り手のラリー、ソバットを繰り出し、足を払った後、その場飛びムーンサルトを決める。さらにDDTを狙うが、ススムが切り返して横須賀カッターを狙う。しかし、ダイヤがリバースしてトップコーナーに上がると、ススムが雪崩式エクスプロイダーで投げる。
そして全選手が入り乱れる乱戦に突入。ハルクの援護を受けたKagetoraは良弥にアッパー掌打を叩き込み、ハルクとKagetoraが踵落とし&アッパー掌打の連係を決める。再び乱戦になると。ススムはダイヤにジャンボの勝ち!を炸裂すると、ダイヤも延髄斬りからレプテリアンラナを繰り出すがカウント2で返される。
そこでPARADOXは狙いを菊田に変え、Kagetoraはハルクとの連係から菊田にアッパー掌打を放ち、ススムがジャンボの勝ち!を連発。これに対し、菊田もラリアットを連打し、尻爆弾を放っていくが、ススムがジャンボの勝ち!で応戦。最後はジャンボの勝ち!固めで3カウントを奪い、PARADOXが見事に防衛を果たした。

第5試合のKAIvs田中のハードコアマッチは、田中の持つ竹刀をイスで叩き落としたKAIは、イスでフルスイング、田中は竹刀を使った河津掛けで反撃するが、セコンドのISHINに気を取られると、KAIが竹刀でフルスイングを浴びせる。
場外戦ででテーブルをセットしたKAIは、田中をテーブル貫通パイルドライバーで突き刺し、リングに戻ると、テーブルの破片で殴打してから、DDTを決め、テーブルをコーナーに立てて、田中を直撃させ、ラダーを持ち込むと、ラダーにイスを挟んでからパワーボムを仕掛けるが、田中はその上にリバースする。
ここでISHIN、加藤、帆希が乱入して総攻撃を仕掛けるが、田中は撃退し、KAIにラリアットを決めると、場外へ落ちたKAIにラダーを投げた田中は、テーブルにKAIを寝かせ、コーナー最上段からテーブル貫通スーパーフライを命中させる。
KAIの劣勢にシュンが駆けつけるが、田中はイス盛りのKAIにスイングDDTからスーパーフライを決めようとする。だが、KAIが剣山で迎撃し、テーブル貫通サンダーファイヤーパワーボムを炸裂させる。
その後、Z-BRATSがイス盛りを作り、KAIはその上に雪崩式ブレーンバスターを狙うと、エプロンに降りた田中が竹刀でフルスイングし、イス盛りにパワーボムを決める。
田中は別のラダーをリングに投入し、ラダーからスーパーフライを狙うが、シュンが竹刀で殴打して動きを止めると、KAIがラダーからイス盛りに雪崩式ブレーンバスターを決めるが、KAIも大ダメージを負う。
田中はエルボーを放てば、KAIはトラースキックから延髄斬り、ジャーマン、ラリアットを決める。延髄斬りを受けきった田中は、スライディングDからイスでフルスイング、垂直落下式ブレーンバスターを決めると、最後もイスでフルスイングからスライディングDを決め、3カウントを奪う。
第4試合の敗れれば望月道場の解散がかかった、望月道場vsZ-BRATSのキャプテンイリミネーション戦は、Z-BRATSがキャプテンの柳内を狙い撃ちにするが、帆希の串刺し攻撃が避けられると、望月道場が総攻撃をかけ、帆希がオーバー・ザ・トップロープで退場するも、ISHINがラリアットから小股すくいチョークスラムで3カウントを奪い、佐原が失格となる。
布田がエプロンのISHINに望月を踏み台にしてフライングフォアアームを決め、ISHINはオーバー・ザ・トップロープで失格するが、布田も加藤のリナシェッタ・ソレを食らって3カウントを奪われ失格、
シュンは加藤との連携から開脚式フェースバスターで3カウントを奪い、布田が失格。
シュンと加藤は再び柳内を攻めると、望月が必死でカット、シュンと加藤は望月に狙いを定めるが、柳内が加藤にダイビング蒼魔刀を決めると、望月が丸め込んで3カウントを奪い、キャプテンの加藤が失格となったため、望月道場が勝利で解散は免れた。

第2試合のお笑いゲート選手権は、今回の吉田も後楽園大会同様、ブラジャーとパンティの下着姿で登場した吉田隆子で登場、下品なムーブを見せ観客をドン引きさせる。
吉田は洗濯ばさみを取り出すと、それを奪った菊タローが吉田の乳首を挟み引っ張る。これで気合が入った吉田は、マシンガン地獄突きの連打からモンゴリアンチョップを繰り出し、キスを迫るが、菊タローは八木レフェリーに誤爆させる。その隙に吉田は吐き気を催し、菊タローはドラゴンスクリューから菊ザードを炸裂させるが、八木レフェリーが吐き気でカウント3が入らない。
菊タローのレインメーカーは腕が反対だったため決まらず、再度狙ったところで吉田のキスに捕まり、押さえ込み3カウント。観客判定でも吉田が制して防衛となった。

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