2025年の新日本プロレスは荒武者革命から始まった!KENTAは新日本プロレス離脱へ


1月6日 新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」東京・大田区総合体育館 2348人
(試合内容は実況ポストより)

<第0試合 20分1本勝負>
天山広吉 小島聡 〇永田裕志(8分53秒 ナガタロックⅡ)嘉藤匠馬 村島克哉 ×永井大貴

<第1試合 スペシャルエキシビションマッチ 5分1本勝負>
△ボルチン・オレッグ(5分時間切れ引き分け)△ジョシュ・バーネット

<第2試合 20分1本勝負>
ジェフ・コブ 〇グレート・O・カーン TJP フランシスコ・アキラ ジェイコブ・オースティン・ヤング(10分50秒 片エビ固め)エル・ファンタズモ 海野翔太 ×本間朋晃 マスター・ワト 邪道
※エリミネーター

<第3試合 20分1本勝負>
成田蓮 高橋裕二郎 〇SHO 金丸義信(7分47秒 片エビ固め)棚橋弘至 矢野通 真壁刀義 ×タイガーマスク

<第4試合 30分1本勝負>
〇SANADA クラーク・コナーズ(9分23秒 Skull End)タイチ ×TAKAみちのく

<第5試合 30分1本勝負>
エル・デスペラード 〇KUSHIDA(9分7秒 ホバーボードロック)×KENTA 石森太二

<第6試合 30分1本勝負>
辻陽太 鷹木信悟 〇ティタン BUSHI(12分1秒 ジャベインモルタル)デビット・フィンレー ゲイブ・キッド ドリラ・モロニー ×外道

<第7試合 30分1本勝負>
〇内藤哲也 高橋ヒロム(8分36秒 片エビ固め)アレックス・ゼイン ×田口隆祐
※デスティーノ

<第8試合 30分1本勝負>
後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 〇YOH ロッキー・ロメロ(18分34秒 グラウンドコブラツイスト)ザック・セイバーJr. 大岩陵平 ×ロビー・イーグルス 藤田晃生

2025年度の新日本プロレスの方向性を決める「NEW YEAR DASH!!」が開催され、全カードは当日発表となったが、メインイベントではザック&大岩&ロビー&藤田のTMDKが、後藤&YOSHI-HASHI&YOH&ロッキーのCHAOSと対戦した。

試合は藤田とYOHの対戦でスタート。ロックアップでYOHがフェイントをかけてブレークするも、藤田が押し込みYOHの額にキスから、読み合いが展開される。

試合はCHAOSがザックを狙い撃ちにして太鼓の乱れ打ちを浴びせるも。、YOSHI-HASHI、ロメロ、YOHも加勢して後藤組が連係攻撃を仕掛け、太鼓の乱れ打ちでザックを捕らえるが、TMDKは同時にYOSHI-HASHIの両手足に関節技を決めるなどして試合の流れを変える。
YOSHI-HASHIは大岩にトラースキックを放ち、しゃちほこラリアットで反撃して、後藤にタッチすると、ザックに串刺しラリアットを見舞い、村正からバックドロップで投げるが狙う。ザックは左脚へのオーバーヘッドキックとローキックで反撃し、後藤の牛殺しを卍固めで捕らえ、さらにグラウンド卍固めへ移行。ロッキーが慌ててカットするも、ロビーがこれを排除する、ザックが突進すると、追い越した後藤がラリアットで迎撃する。

GTRを狙うが、ザックはヨーロピアンクラッチからPKを炸裂。さらにジャーマンスープレックスを狙うも、ラリアットの相打ちでは後藤が競り勝つ。

終盤、YOH vs 藤田、ロビー vs ロメロでエルボーのラリーが展開。両軍の読み合いが続く中、串刺し攻撃の応酬が行われる。TMDKはロメロを排除し、藤田がYOHにレッグラリアットを決める。代わったロビーがマキシボムを狙うも、YOSHI-HASHIがカット。

ロビーはYOHにスワンダイブ低空ドロップキックからロンミラースペシャルを狙うが、後藤がカット。YOHは変型牛殺しを決め、後藤もザックを牛殺しで排除。大岩もYOSHI-HASHIとラリアット合戦を繰り広げる、、YOHのトラースキックがロッキーに誤爆すると、ロビーのハイペリオンを狙ったがYOHが切り返し、グランドコブラで3カウントを奪い勝利も、試合後はYOSHI-HASHIと大岩がエキサイトして乱闘を繰り広げる。
乱闘を続けるYOSHI-HASHIと大岩に、リング内での決着を呼びかけたYOHがマイクで「「勝ったぞ! 2025年、今年はCHAOSの年にします。だってみんな知ってるよね? 一番強いのはCHAOSだってさ。ねえ、そうでしょ? 後藤さん。挑戦権利証勝ち取った後藤さん、あなたもそう思いますよね?」と後藤にマイクを託し、後藤は「勝ち取ったぞ俺はついにここまで這い上がってきた。満を持して次の大阪、挑戦させてもらうぞ!何度負けようが、あきらめなければ、それは負けじゃない。戦いは始まったばかりだ。2025年も荒武者革命についてこい!」と荒武者革命を掲げて締めくくった。
4日の時間差バトルロイヤルを制してIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権を手にした後藤、年齢的にもあるが同じ世代を共にした棚橋の引退もあって、後藤にとって今回のIWGP世界ヘビー級王座への挑戦は最後のチャンスと位置付けている。だからこそ荒武者革命を掲げた。またYOHもジュニアも藤田などしたの世代の台頭したこともあって、微妙な位置に立たされている、だからこそYOHはオカダ・カズチカが去った後、リーダー不在だったCHAOSの新リーダーに後藤を押し立て、また後藤自身も荒武者革命をを掲げたこと自ら背水の陣を敷いたのかもしれない。

セミファイナルでは内藤&ヒロムのLIJが、ゼイン&田口のファンキーソースは、ヒロムのクロスボディーを狙うが、田口は開脚でこれを避けるが、その際に肉離れを起こしてしまう。それでも田口はゼインとの連係でヒロムを捕らえる場面を見せるが、ヒロムが逆襲してクロスボディーを決め、LIJが田口を捕らえて試合をリードする。

ファンキーソースも合体サイドバスターを決めて反撃し、田口は内藤を丸め込んでオーマイ&ガーアンクルを狙うが、内藤はこれを逃れる。田口が狙ったケツイエも回避され、LIJの連係攻撃が炸裂。アシスト式トルネードDDTから、内藤がデスティーノを決めて3カウントを奪い、完勝を収め、試合後は内藤がマイクを持って、AEWへ流出したIWGPタッグ王座奪還へと動き、ヤングバックスへの挑戦をアピールする。

第6試合の辻&鷹木&ティタン&BUSHIのLIJvsフィンレー&ゲイブ&モロニー&外道のWARDOGSは、場外戦で外道がBUSHIを木槌で殴打してから、WARDOGSがBUSHIを捕らえ、試合をリードする展開になるが、辻vsゲイブになると、ぶつかり合いから、エルボーの応酬が展開される。ゲイブはエルボー連打と逆水平チョップを繰り出すが、辻は張り手で応戦し、ラリーが激化。串刺し攻撃の応酬からラリアットが相打ちとなる。辻の二段式ニーに対し、ゲイブが頭突きで対抗。さらにローリングラリアットからブレーンバスターを仕掛けるも、辻が投げ返す。しかし、ゲイブはバックドロップを放ち、頭突きの相打ちで両者ダウンとなる。

鷹木vsモロニーになると、エルボーのラリーから激しい打撃戦に発展する。モロニーが延髄斬りを決めるも、鷹木は龍魂ラリアットで応戦。モロニーのスパインバスターを受けるも、ドリラーキラーはリバースで切り返し、打撃戦の末に鷹木がパンピングボンバーを炸裂させる。
終盤はティタンが外道にスワンダイブクロスボディーを放ち、マトリクスムーブからジャンピングトラースキックと攻め。さらにBUSHIとの連係でエル・インモタルから。ティタンが外道にジャベ・インモルタルを決め、外道で勝利も、試合後は辻がIWGP US王座次期挑戦者にゲイブを指名すれば、モロニーも鷹木との対戦を要求する。

第5試合のデスペラード&KUSHIDAvsKENTA&石森は、読み合いから石森もボディースラムを繰り出し、BoneLockを狙う。しかし、デスペラードがヌメロ・ドスを仕掛け返そうとすると、KENTAの援護を得た石森がフロントキックを炸裂。代わったKENTAはスリーパーホールドでデスペラードを捕らえ、試合の主導権を握る。

デスペラードは石森にスパインバスターを決めて反撃し、KUSHIDAにタッチ。KUSHIDAはアリキックの連打からアームホイップを連発、さらにヘッドシザース、ヒップトスからのドロップキックで猛攻を仕掛ける。しかし、石森はサミングで応じ、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃。
KENTAに交代すると、KUSHIDAにキチンシンクを連打。続けてSTFで捕らえるが、KUSHIDAはロープエスケープ。KENTAはさらにパワースラムを決め、石森と連係攻撃を狙うものの、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでこれを阻止。それでもKENTAは巧みにKUSHIDAとデスペラードを同士討ちさせ、エディ・ゲレロ式のエビ固めを仕掛けるが、レフェリーはカウントを認ない。
最後はKUSHIDAがgo2Sleepを狙うKENTAをホバーボードロックでで捕らえ、KENTAからギブアップを奪い勝利、試合後もKUSHIDAがKONOSUKE TAKESHITAの保持しるNEVER王座に挑戦を表明すれば、石森もデスペラードのIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦を表明、これを受けて12日サンノゼでの選手権が決定するも、バックステージではKENTAが「また、どっかで会おうなバイバイ」と新日本プロレスを離脱することを示唆した。

第4試合ではDOUKIも欠場したことで、二人だけとなったタイチ&TAKAのタカタイチが、SANADA&コナーズと対戦も、開始前、入場するSANADAをタイチが襲撃。場外での乱闘に発展する中、リング内ではコナーズとTAKAが試合を開始。コナーズの逆水平チョップに対し、TAKAはサミングや脛キックで応戦。SANADAの援護を受けたコナーズがジープフリップを見せ、代わったSANADAはテーピングを使ってTAKAの首を絞めながら首四の字固めを狙う。House of Tortureの戦術でTAKAを長時間捕らえ、試合をリードする展開になる。
苦しい状況の中、TAKAはコナーズにスーパーKを放って反撃。タイチとSANADAが対峙すると、タイチはビッグブーツやステップキックで攻勢に出る。SANADAのパラダイスロックを逃れたタイチはスピンキックで対抗するが、SANADAは低空ドロップキックからさらにドロップキックで反撃。場外へ逃れたタイチにプランチャを命中させ、リングに戻ると、タイチがジャンピングボレーキックを放つ。

ロングタイツを脱ぎ捨てて天翔十字鳳を狙うが、コナーズに阻止される。SANADAはタイチのロングタイツを使い、首を絞めた後にSkull Endを仕掛けるが、逃れたタイチはアックスボンバーを放つ。
交代したTAKAは、SANADAのオコーナーブリッジを切り返し、ジャストフェースロックで反撃するが、SANADAはロープエスケープも、タイチの援護を受けたTAKAがSANADAにスーパーKを放つ。しかしSANADAはレフェリーを利用してポップアップ急所蹴りを浴びせると、Skull EndでTAKAをタップアウトさせ、試合後、SANADAは缶ビールを持って、KOされたTAKAに浴びせる挑発行為に出る。これに激怒したタイチはSANADAに襲い掛かるも、SANADAは退散。怒りの収まらないタイチはイスを投げつけ、ヤングライオンたちが必死にタイチを制止する事態となった。

試合開始前、1月4日の結果に納得できないEVILはボイコットのため欠場、ディック東郷も姿を見せず。二人を欠いた成田&裕二郎&SHO&金丸のHouse of toutureが、棚橋&矢野&真壁&タイガーと対戦、棚橋が先発するも、House of Tortureが総攻撃を仕掛ける。しかし棚橋は返り討ちにし、SHOにドラゴンスクリューを決める。代わった矢野もSHOをコーナーに叩きつけるが、金丸が矢野を場外へ引きずり出し、House of Tortureが袋叩きして、リングに戻ると、House of Tortureが矢野を捕らえて試合をリードする。

矢野は裕二郎の髪を掴んで反撃し、真壁にタッチ。真壁は串刺しラリアット、コーナーナックル、ラリアットのコンボで裕二郎に反撃。裕二郎はリバースDDTで切り返し、代わったSHOがカバーを試みるも、足蹴りで挑発。突進するSHOに真壁が左ラリアットを決め、タイガーマスクにタッチする。
タイガーはダブルアームスープレックスからタイガードライバーを狙うが、SHOが指折りで逃れ、さらにレフェリーを利用したスピアーを放つ。House of Tortureはタイガーにトレイン攻撃を仕掛け、裕二郎がタイガーの股間にヘッドドロップを決める。SHOがレンチでの一撃を狙うが、矢野が阻止して乱戦に。真壁がSHOと成田にラリアットを見舞い、タイガーはSHOに串刺しハイキックからタイガードライバーを決める。続けてチキンウイングフェースロックで捕らえるも、金丸に気を取られる隙に裕二郎が6人タッグベルトでタイガーを殴打。最後はSHOがタイガーを押さえ込み、3カウントを奪う。
試合後、裕二郎が6人タッグベルトを手にして襲い掛かるが、ボルチンが駆けつける。しかし、House of Tortureがベルト2本を奪い去り、リングを後にした。

第2試合のO・カーン&コブ&TJP&アキラ&ジェイコブのUNITED EMPIREが、海野&ファンタズモ&本間&ワト&邪道は、UNITED EMPIREが邪道を捕らえて試合をリード、代わったファンタズモがコブに旋回式クロスボディーからライオンサルトで反撃して、スピニングバックブリーカーを狙うも持ち上がらず、逆にコブがブレーンバスタースラムで叩きつける。さらにアスレチックプレックスから、ツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、ファンタズモがDDTで切り返す。
O・カーンがタッチを受けると、ファンタズモが乳首攻撃で応戦。続けて本間が登場し、本隊メンバーとともにトレイン攻撃でO・カーンを捕らえ。本間はDDTを放ち、海野がO・カーンにトルネードDDTを決める。続けて本間が小こけしを成功させるが、こけしロケットはO・カーンが叩きつける。

O・カーンは本間のラリアットをキャッチし、大空スバル式羊殺しを繰り出す。最後は大外刈りからエリミネーターを決め、3カウントを奪取。UNITED EMPIREが勝利を収め、海野のファン手製のベルトを引き裂く暴挙にでる。これに激怒した海野がO・カーンに襲い掛かるがUNITED EMPIREが袋叩きにされてしまった。

問題が発生しました。 ページを再読み込みして、もう一度お試しください。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑