1月4日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」東京ドーム 24107人
(試合内容は実況ポストより)
<第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇エル・デスペラード(5分23秒 レフェリーストップ)【第97代王者】×DOUKI
☆DOUKIが5度目の防衛に失敗、デスペラードが第98代王者なる
<第7試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇辻陽太(19分39秒 片エビ固め)【第3代王者】×デビット・フィンレー
※ジーンブラスター
☆フィンレーが5度目の防衛戦に失敗、辻が第4代王者となる
<第8試合 30分1本勝負>
〇内藤哲也(17分8秒 片エビ固め)×高橋ヒロム
※デスティーノ
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新日本プロレス東京ドーム大会のセミファイナルでは内藤vsヒロムのLIJ師弟対決が実現した。
内藤はグータッチを求めるが、ヒロムは応じず試合が開始。ロックアップからバックの奪い合いが繰り広げられ、内藤がアームホイップでヒロムを投げ、トランキーノポーズで余裕を見せ、ヒロムがドロップキックを放つも、内藤が避け、逆にドロップキックを放ってヒロムを場外へ追いやる。
内藤はヒロムをリングに戻してネックロックを決め、マンハッタンドロップから変形ネックブリーカー、さらに足掛けネックロックでヒロムを捕える。ヒロムはロープエスケープを試みるが、内藤は離さずに攻め続ける。
内藤はストンピングを連打し、ヒロムは張り手で反撃。内藤が唾を吐くと、ヒロムは串刺しヒロムちゃんボンバーからドロップキック放つが、内藤がアームホイップからバックエルボーを放ち、後頭部へのドロップキックをヒットさせる。
内藤は串刺しバックエルボーから滞空ネックブリーカーを決め、引き込みエルボーを放つが、いなしたヒロムはファイヤーマンズキャリーで内藤をエプロンへ追いやり、サンセットフリップボムを敢行、リングに戻るとTIME BOMB1.5を決め、流れを変える。
ヒロムはTIME BOMBを狙うが、内藤が丸め込みで返し、ヒロムはジャーマンで投げ返す。続けてヒロムちゃんボンバーからTIME BOMBを決める。
ヒロムはVICTORY LOYALを狙うが、内藤が強引にトルネードDDTを決める。しかし、すぐに立ち上がれない内藤に対し、ヒロムはヒロムちゃんボンバーからTIME BOMBを狙うが、内藤がデスティーノで切り返す。
内藤は引き込みエルボーを連打し、エスペランサを決め、さらにコリエント式デスティーノを決めるがカウント2で返され、内藤がデスティーノを狙う、堪えたヒロムはTIME BOMBはTIME BOMBを決める。
ヒロムがTIME BOMBを決めようとするも、切り返した内藤が引き込みエルボーを連打を浴びせて、ヒロムは前進して耐えながらも崩れ落ちる。内藤は延髄斬りからデスティーノを狙うが、ヒロムがヒロムロールで丸め込み、ジョンウーから掟破りのデスティーノを決め、TIME BOMBⅡを決めるもカウント2で返される。
ヒロムはTIME BOMB2.5を狙うが、逃れた内藤がビンタで反撃。突進してきたヒロムをスパインバスターで叩きつけ、デスティーノを決めるもカウント2で返される。
内藤はスターダストプレスを狙うが、ヒロムが足を掴み、必死に立ち上がる。内藤はビンタからバレンティアを決め、最後はデスティーノで3カウントを奪い勝利となった。
試合後に内藤はグータッチを求め、自分の脚で立てとヒロムに迫る。ふらつきながら必死で立ったヒロムは礼をすると、グータッチで応じ一緒に退場していった。
2020年の3月に実現しかけた内藤vsヒロムだったが、4年前に実現していれば、コロナがなければ、どういう試合になっていたかわからない、ただ言えることは二人は今やってよかった、ヒロムは負けて悔しいけど、やってよかった、それに尽きると思う。
第7試合で行われたIWGP USヘビー級選手権、王者のフィンレーに辻が挑戦、開始からロックアップで力比べが展開され、フィンレーが体を入れ替えながら辻を押し込み、辻がエルボーを連打して反撃。串刺し攻撃も迎撃した辻が両脚でカーブストンプを決め、先手を取る。
フィンレーはサミングで反撃し、突進するが、辻がケブラドーラコンヒーロを決め、フィンレーを場外に追いやる。辻はトペスイシーダを狙ったが、キャッチしたフィンレーがエプロンに押し込み、鉄柵へのハンマースルーからヨーロピアンアッパーカットを放つ。
リングに戻ると、フィンレーはワンハンドバックブリーカーで辻を攻め、マウントからナックルを連打。さらにアイリッシュカーフバックブリーカーを狙うが、辻は切り返し、陽太コンポからカーブストンプ、エルボー連打で反撃。辻はショルダータックルやポルペトスプラッシュで攻め立てる。
辻は串刺しボディーアタックからティヘラでフィンレーを場外に追い出し、ブエロ・デ・アギラを命中させてリングに戻ると、オレンジクラッシュを狙うが、フィンレーが切り抜け、エルボーのラリーを繰り広げる。辻の突進をかわしたフィンレーはラリアットで一緒に場外へ転落すると、場外戦ではファイヤーマンズキャリーから鉄柱に側頭部を叩きつけ、テーブルを貫通ロックボトムを敢行する。
リングに戻ると、ダメージを負った辻に対してフィンレーはブレーンバスタースラム、串刺しバックエルボー、ブレーンバスターで攻勢に出てると、辻はコーナーへブレーンバスターでフィンレーを投げ、雪崩式攻撃を狙うが、フィンレーが雪崩式パワーボムで叩きつけ。さらにカナディアンハンマーで攻撃を連発し、辻をダウンさせる。
フィンレーはラリアットを連打し、辻がジャンピングニーで反撃するとmフィンレーのスピアーをニーで迎撃。辻はMARLOWE CRASHを狙うが、フィンレーがパワーボムからコーナーパワーボムを決めるもカウントは2。フィンレーはパワーボムを狙うが、辻はコーナーへのフランケンシュタイナーで切り返す。
辻は串刺しジャンピングニーからMARLOWE CRASHを決めるが、カウントは2で返され、辻はジーンブラスターを狙うが、フィンレーがスタナーで迎撃し、INTO OBLIVION、続けてオーバーキルを狙うが、辻が切り返して掟破りのPrima Noctaからジーンブラスターを炸裂させるも、足がロープにかかりカウントは入らない。
辻はエルボー連打から頭突き、カーブストンプを放つが、フィンレーが丸め込みでカウントを取る。オーバーキルを決めようとするフィンレーだが、辻がキャッチしてニーアッパーからパワーボムを決め、最後にジーンブラスターで3カウントを奪い王座を奪取、混戦ながらもフィンレーのパターンを読んでいた辻の勝利だった
第6試合のIWGPジュニアヘビー級選手権、王者のDOUKIvsデスペラードは、DOUKIの入場では、歌舞伎俳優で映画でも活躍する中村獅童さんが登場し、獅子の舞を披露。DOUKIとグータッチを交わしながら一緒に入場。リングサイドでは獅童さんがロープを開け、DOUKIをリングへとエスコートする特別な演出が行われた。
試合開始からロープワークで出方を探る中、DOUKIがティヘラでデスペラードを場外へ放り出し、トペを命中させて先手を取るが、デスペラードが反撃に転じ、ロープの反動を利用してDOUKIを鉄柵に叩きつけ、トペ・コンヒーロで追撃。両者は鉄柵越しの激しい攻防を展開し、エルボーの応酬が続く。
リングに戻ると、デスペラードがバックドロップを決めるが、DOUKIも逆水平チョップを連打して応戦。デスペラードのエルボーを受け流しながらDOUKIは延髄斬りを放ち、攻勢を維持する。DOUKIのハンマースルーを切り返したデスペラードがスパインバスターで叩きつけるも、DOUKIはイタリアンストレッチNo.32を狙うが、デスペラードも切り返して逆片エビ固めで捕らえるも、DOUKIがロープエスケープでする
読み合いが続く中、DOUKIがミステリオラナでデスペラードを場外に追いやり、トップコーナーから華麗なDOUKIボムを炸裂させるが、着地でDOUKIが肘を負傷したため、試合は緊急にストップ、デスペラードが勝利となったが、デスペラードは納得せず。マイクを持った「デスペラードは、一生懸命やっていればこんなこともある。ごめんなさいとはいいません、一生懸命やった結果です、ごめんなさい、また必ずやるんで見に来てください、まだ1・4はこの後もあるからな!」とファンに謝罪した。
