12月29日 スターダム「STARDOM DREAM QUEENDOM 2024」両国国技館 4023人札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第7試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇スターライト・キッド(23分15秒 スタースープレックスホールド)【第23代王者】×なつぽい
☆なつぽいが3度目の防衛に失敗、キッドが第24代王者となる
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スターダム両国大会のセミファイナルでは、ワンダー・オブ・スターダム選手権が行われ、王者のなつぽいに、スターライト・キッドが挑戦した。
試合開始となって、ロックアップからなつぽいが押し込むも、体を入れ替えたキッドがガットショットからヘッドロックへ。なつぽいは抜け出してハンマーロックで捕らえた後、ヘッドロックを仕掛ける。ロープに振られたキッドとの読み合いの末、キッドが旋回式クロスボディーからドロップキックでなつぽいを場外に追い出し、ラ・ケブラーダを命中させて先手を奪う。
リングに戻ると、キッドがロープ越しのドラゴンスクリューを連発し、なつぽいの右脚にその場飛びムーンサルトを命中させる。串刺し攻撃を狙うも、迎撃したなつぽいが腕十字で捕らえるが、キッドは切り返してマフラーホールドで反撃。なつぽいがロープエスケープすると、キッドの突進にカウンターエルボーからドロップキック、さらにダイビングクロスボディーを命中させ、腕十字から腕固めに移行するも、キッドはロープエスケープする。
なつぽいはキッドの右腕を狙い撃ちし、ショルダーアームブリーカーや右腕へのニー攻撃を展開。ソバットからヘッドハンターを決めるが、キッドもフィッシャーマンバスターで応戦。低空ドロップキックから雪崩式ドラゴンスクリュー、そしてマフラーホールドでなつぽいを攻める、なつぽいが丸め込んで脱出する。
キッドはジャンピングトラースキックを命中させ、旋回式フロッグスプラッシュを命中させ、続けてムーンサルトプレスを狙ったが、なつぽいは雪崩式ぽい捨てジャーマンで阻止する。
キッドが場外へ逃れると、なつぽいはプランチャ・スイシーダを命中させ、リングに戻ると、なつぽいがライトニングスパイラルからフェアリアルギフトを狙うが、キッドが剣山で迎撃する。
立てないキッドに対し、なつぽいが兜先割を連発するも、キッドは黒虎天罰で突き刺し反撃。ムーンサルトプレスを命中させ、タイガードライバーを決めると、マフラーホールドから黒虎脚殺で追い詰めるも、なつぽいはロープエスケープする。
なつぽいも反撃に出てぽい捨てジャーマンから兜先割、フェアリープリンセスでキッドを追い詰めるが、キッドがロープエスケープ。なつぽいはフェアリアルギフトを命中させるもカウント2。フェアリアルギフト改を狙うがキッドがかわし、自爆してしまう。
エルボーのラリーでは、なつぽいが連打で攻勢を取るが、キッドも左右エルボーから張り手を連打。なつぽいは顔面へのソバットやスピンキックで応戦するも、キッドがタイガースープレックスホールドを決める。しかし、再度狙ったところをなつぽいがカサドーラからフェアリアルマジックはカウント2。続けてフェアリアルリング、そして封印していたフェアリーストレインを決めるがカウント2でキックアウトされる。
なつぽいはフェアリアルギフトを狙うが、キッドがエターナルフォーを敢行する。
勝負に出たキッドは黒虎天罰、そしてスターライトスープレックスホールドを決め、3カウントを奪い、念願だったワンダー・オブ・スターダム王座を奪取した。
試合後になつぽいは涙を流しながらベルトをキッドに渡し、潔く敗戦を認め、キッドも涙を流しながら受け取り腰に巻く
キッドは「やっとの想いでベルトを取れた、今までの中で死闘だったし、やることはやり切った、今日勝ったのは私、いつも、私がベルトを奪ってばっかりだったから、次はなつぽいに奪い返して欲しい」と呼びかければ、なつぽいも「大事なライバルだから、これからも絶対負けないから」と呼びかける
なつぽいが去ると、王者になったことをアピールしたキッドは涙を流しながら、「諦めなくてよかった。それでも応援してきてついてきたファンに一番感謝を伝えたい、私が巻いたからにはワンダーのベルトは一番輝かせます」と、最後にSLKコールを呼びかけ、館内はSLKコールが巻き起こり。「来年はSLKの年にする」と断言して締めくくる。
これまでハイスピード王座など、レベルの高い攻防を繰り広げてきた二人は、今度はワンダー・オブ・スターダムのベルトをかけて、更なるレベルの高い試合を求められるも、二人はこれまでの限界を越えるような試合を繰り広げ、期待に応えた。特にキッドは一本立ちしてからは、なかなか大きなタイトルに届かなかったこともあって、今回の戴冠は嬉しさも大きく、特にライバルである、なつぽいからの奪取は嬉しさもひとしおと思う。
