2024年最後の大激闘…クリスがカリスマとの愛憎劇を制し、KO-D王座を防衛!


12月28日 DDT「Ultimate Party 2024」両国国技館 3579人満員
(試合内容は実況ポストより)

<第11試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第85代王者】〇クリス・ブルックス(36分55秒 体固め)【挑戦者】×佐々木大輔
※ブレインマンティスボムⅡ
☆クリスが初防衛戦。

<アイアンマンヘビーメタル級選手権試合>
【挑戦者】平田一喜(18時35分 TKO)【第1702代王者】×HARASHIMA
☆HARASHIMAが防衛に失敗、平田が第1703代王者となる。

<アイアンマンヘビーメタル級選手権試合>
【挑戦者】〇髙木三四郎(18時36分 体固め)【第1703代王者】×平田一喜
※ストーンコールド・スタナー
☆平田が防衛に失敗、髙木が第1704代王者となる。

DDT2024年最後のビックマッチ、「Ultimate Party 2024」が両国国技館で開催され、メインはKO-D無差別級選手権、王者のクリスブルックスにカリスマ(佐々木大輔)が挑戦。二人は長年に渡って抗争を繰り広げるだけており、今回はKO-D王座をかけてビックマッチのメインで対戦することになった。

ロックアップから腕の取り合いは、クリスが制するが、カリスマはがロープへ押し込み、クリスの顔をはたいてブレークすれば、クリスもショルダータックルで反撃し、カリスマの顔をはたく。しかし、セコンドのDAMNATION TAがクリスを場外へ引きずり出すと袋叩きにすれば、SIもカリスマを場外へ引きずり出して袋叩きにして報復、SIはリング内に雪崩れ込んで、カリスマをシャーデンタワーでか捕らえてから、ゴムパッチンを狙うも、DAMNATION TAが阻止して場外戦となる。

DAMNATION TAとSIが場外で乱闘となって、松井レフェリーが入るが無視されたことで、松井レフェリーが激怒すると、両軍にイスを投げつけ、セコンドに退場を命じ、DAMNATION TAやSIもバックステージへと退場する。

リングに戻ると、カリスマはゴムを利用してクリスをロープ越しに絞首刑にしようとするが、クリスが逃れ、場外戦でクリスがカリスマを客席へ叩きつけてから柵で殴打、ゲートに雪崩れ込んでカリスマをフロアへ落そうするも、隠れていたKANONが救出し、松井レフェリーの注意を完全に無視したDAMNATION TAがリングサイドに戻ってくる

リングに戻ると、カリスマがレッグロックから変形膝十字でクリスの左脚を攻め。クリスはロープエスケープするも、カリスマはヒップドロップを連発。クリスは逆水平からアッパーで反撃し、カリスマをトップロープに宙吊りにしてからセントーンを命中させ、場外戦に突入すると、クリスはカリスマをハンマーロックのまま鉄柱に叩きつけ、さらにカリスマの左手を鉄柱にセットしてからイスでフルスイングする。

リングに戻ると、クリスはセントーンを命中させ、ハンマーロックのままででアームバーを繰り出すが、カリスマはロープエスケープ。カリスマは場外へ逃れ、リング下からテーブルを持ち出すが、テーブルを踏んだクリスはカリスマの手を踏み、テーブルを奪ってリングサイドにセット。エプロンからテーブル貫通を狙うも、リングに不時着したカリスマはロープ越しでドラゴンスクリューを決め、ロープ越しでスピアーを狙うが、クリスがキャッチしてエプロンからテーブル貫通パイルドライバーを敢行。しかし、その際にクリスも左脚を痛めてしまう。

リングに戻ると、エルボー、逆水平のラリーが繰り広げられ、クリスはソバットを放つも、読み合いになるとカリスマがドラゴンスクリューで反撃し、続けてダイビングラリアットを放つが、クリスはジャンピングニーで迎撃。クリスはオクトバスストレッチを仕掛けるが、カリスマが切り返してクロスフェースを狙うも、クリスはワンハンドバックブリーカーで阻止する。

カリスマはクリスをヘッドシザースホイップで場外へ追い出し、トペスイシーダを命中させると、イスにクリスを座らせてから、ハードコアダイビングエルボーアタックを命中させる。

クリスはリングに戻ると、カリスマが背中にヒットマンダイビングエルボードロップからクロスフェースで捕らえ、クリスはロープエスケープする。クリスは逆水平を連打するが、カリスマはナックルで返し、ラリーになると、カリスマが突進するが、クリスはオクトバスストレッチで捕らえ、カリスマは慌ててロープエスケープする。

クリスはジャンピングニーから延髄斬りを放つが、カリスマは小股すくいスープレックスで反撃し、スピアーを放つ。カリスマはコーナーに上がるが、クリスは雪崩式ダブルアームスープレックスで投げ、ジョンウーから、ブレインマンティスボムを決める。ところが、ポーが松井レフェリーを場外に引きずり出すと、DAMNATION TAが乱入してクリスを袋叩きにする。

この事態にSIも駆けつけて、両軍で乱戦になるも、そのドサクサに紛れてアントンがDAMNATION TAから二つのステープラーを奪うと転倒してしまう。カリスマはステープラーを一つ奪い返すが、クリスはもう一つのステープラーを手に入れる。

二人は体中にホッチキスを刺し合い、カリスマの両手には額に、クリスの股間にも刺し合うという過激な攻防が繰り広げられる。

クリスはマンハッタンドロップからトラースキック、さらにダイビングダブルニーを狙うが、カリスマはこれを避け、急所打ちからイスでフルスイング。続いてペティグリー、串刺しドロップキックと攻勢をかけ、ミスティカを仕掛けるが、クリスは必死に堪えたところでrカリスマは裏カナディアンデストロイヤーを決め、カリスマがナックルを連打から、雪崩式狙いはクリスが雪崩式ブレインマンティスボムを敢行してから、蒼魔刀を炸裂させる。

クリスはブレインマンティスボムを狙うが、カリスマが切り返してエルエスクレロからトラースキック、さらにダブルアーム式カナディアンデストロイヤー、トラースキックを再び攻めて突進するが、クリスはラリアットで迎撃する。

クリスはブレインマンティスボムを決めるも、カリスマはカウント2でキックアウトする。

35分が経過し、クリスは再びブレインマンティスボムを狙うが、カリスマがクロスフェースからクロスオーバーフェースロックを狙うと、必死で逃れたクリスは往復ビンタで反撃し、PKからハイパーブレインマンティスボムを決めて3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に、クリスが退場しかけたカリスマをリングに引きずり戻すと、手を差し出し握手を求め、カリスマは握手で応じ、潔く敗戦を認めて退場。勝利をアピールしたクリスは出場選手を呼び出すと、DAMNATION TAとNOAH勢を除いた選手達が集まり、その中には欠場中の樋口和貞も駆けつける。最後はクリスの掛け声で「1.2,3.4」で2024年度のDDTを締めくくった。
これまで互いの存在を否定しながら、長年に渡って対戦してきた二人だったが、最後のステープラーの刺し合いあたりから、憎しみから愛情というものを感じ始めていたんだと思う。最後の握手はまさにその表れで、これまでの二人の間にある愛憎劇のの集大成であった。今後二人の関係はどうなるかわからないが、認め合う関係へと変わったのは間違いないだろう。

そしてエンディングが終わると、大会前にアイアンマン王座を奪取したHARASHIMAによるENDアナウンスが行われるも、背後から平田が手刀を浴びせてHARASHIMAが死んだ?ため王座を奪取で締めくくりかと思ったら、アイアンマン王座を狙いに選手達が来たため、平田が逃げようとする。

そこで休業中の髙木三四郎大副社長が風呂に入っているところに出くわすと、髙木が三四郎スタナーで平田をKO、溺死?させたため王座を奪取という、衝撃的かつ大人げない形で2024年のDDTは幕を閉じた。

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