12月13日 マリーゴールド「MARIGOLD Winter Wonderful Fight2024」新宿FACE
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 3WAYマッチ 15分1本勝負>
〇瀬戸レア( 5分16秒 変形チキンウイング・ホールド)×勇気みなみ
※あと一人は南小桃
<第2試合 20分1本勝負>
〇ポジラ 松井珠紗(8分45秒 エビ固め)石川奈青 ×ハミングバード
※パワーボム
<第3試合 20分1本勝負>
林下詩美 天麗皇希 〇ビクトリア弓月(13分7秒 ビクトリアクラッチ)青野未来 後藤智香 ×山田奈保
<第4試合 スーパーフライ級選手権試合 30分1本勝負>
【初代王者】〇翔月なつみ(8分41秒 変型回転エビ固め)【挑戦者】×マイラ・グレース
☆翔月が4度目の防衛戦
<第5試合 ツインスター選手権 30分1本勝負>
【挑戦者組】〇野崎渚 CHIAKI(15分23秒 片エビ固め)【初代王者組】MIRAI ×桜井麻衣
※ノアールランサー
☆ミライサクが5度目の防衛に失敗、ダークウルフ軍が第2代目王者組となる
<第6試合 マリーゴールド・ワールド選手権 30分1本勝負>
【初代王者】〇Sareee(21分33秒 レフェリーストップ)【挑戦者】×高橋奈七永
※胴絞めスリーパー
☆Sareeeが2度目の防衛に成功
マリーゴールド新宿大会が開催され、メインはマリーゴールド・ワールド選手権、王者のSareeeに奈七永が挑戦、本来なら11月14日の後楽園大会で行われる予定だったが、11月2日の札幌大会でSareeeの裏投げを食らった奈七永が首を負傷し欠場したため、選手権は今大会にスライドも、後楽園大会の際にSareeeが裏投げを封印して防衛戦に臨むと発言したことで、プライドを傷つけられた奈七永が激怒、遺恨を深めたまま選手権を迎えた。
開始から両者は髪を掴み合い、睨み合いから激しいビンタの応酬に突入すると、奈七永はラリアットを放ち、さらにマウントエルボーの応酬が続く中、奈七永がヘッドロックを仕掛けるも、Sareeeが抜け出してフロントネックロック。抜けた奈七永が再びヘッドロックを狙うが、Sareeeはヘッドシザースで対応。奈七永のアームロック狙いは、Sareeeがロープエスケープする。
Sareeeはヘッドロックで奈七永を捕らえると、奈七永はバックドロップで投げ。Sareeeは連続ドロップキックで反撃するも、突進を奈七永がショルダータックルで迎撃。続けて串刺しラリアットからニークラッシャー、キャメルクラッチ、逆片エビ固めと攻めてから、リバースインディアンデスロックを仕掛けるが、Sareeeが腕を噛んで抵抗すれば、奈七永もSareeeの腕を噛んで応戦し、Sareeeがロープエスケープする。
エルボーの連打から奈七永が突進するが、Sareeeはエプロンへ逃れる。ロープ越しのエルボーラリーでは、奈七永が頭突きを連打してコーナーに叩きつけるも、Sareeeもやり返し、ロープ越しのスリーパーで奈七永を捕らえ、場外戦になると、Sareeeがカウンター席からダイビングフットスタンプを命中させる。
リングに戻るとSareeeがリングへイスを二脚持ち込み、向かい合わせにセットしてから両者が座ると、再びビンタのラリーを展開する。
奈七永が蹴倒すが、Sareeeがドロップキックで応戦し、さらにミサイルキックを命中させるが、ダイビングフットスタンプは奈七永が阻止し、雪崩式ブレーンバスターで投げる。
奈七永のショートレンジラリアットに対し、Sareeeはエルボーで応戦。互いにエルボーの応酬を繰り広げ、Sareeeが時間差ロープワークからカサドーラ式フットスタンプを繰り出すも、奈七永はラリアットで迎撃。冷蔵庫爆弾を命中させる。
奈七永が突進すると、Sareeeがドロップキックでを連発してコーナーに上がるが。奈七永が雪崩式ドラゴンスクリューを決めてから膝裏へのスライディングDを放って、足四の字固めでSareeeを捕らえるが、Sareeeはロープエスケープする。
奈七永は冷蔵庫爆弾を狙うが、Sareeeが頭突きから雪崩式フィッシャーマンバスターを決めるも、セカンドコーナーからのフットスタンプを奈七永がキャッチし、アンクルホールドから再び足四の字固めで追い詰めるも、Sareeeは必死にロープエスケープする。
終盤、奈七永がブルーサンダーから冷蔵庫爆弾を狙うが、Sareeeが剣山で迎撃する。
Sareeeはランニングフットスタンプ、ダイビングフットスタンプを立て続けに決めるがカウント2でキックアウトされ、読み合いから、Sareeeがフロントネックロックで奈七永を捕らえるも、奈七永がロープエスケープする。
奈七永はエルボーを放ち、Sareeeもエルボーでしてラリーは、制したSareeeが突進するが、奈七永がバックドロップで投げる。
Sareeeがスピンキックを繰り出すも、奈七永はラリアットで応戦。Sareeeが裏投げを狙うが、奈七永が切り返してナックルを浴びせ、ナナラッカを決めるもカウント2となる。
奈七永は掟破りの裏投げを繰り出すが、Sareeeがドスカラスクラッチから、胴絞めスリーパーで捕らえ、奈七永が落ちたため試合はストップ、Sareeeの防衛となった。決め、奈七永が耐え切れず試合はストップ。Sareeeが2度目の防衛に成功した。
試合後にSareeeが1月3日の大田区で挑戦する詩美を呼び出し、挑発合戦を繰り広げると、リングに残っていた奈七永に完全決着がついたとして「さようなら」と言い放つ。奈七永は「Sareee、私に勝って嬉しくないのか、当たり前なのか、オマエの中にはパッションはないのかと問いかける」が「私は今女子プロレスを背負っているんだよ、女子プロレス界を背負っているんだよ、それが自分の覚悟なんだ」と示す
そして奈七永今までいろいろあったけど、プロレスに向き合ってきた、そして報告します、来年5月に引退をします!Sareeeと試合が出来てよかったよ、最後までプロレスを追いかける」とSareeeと握手を交わしてノーサイドとなった。
試合内容に関しては、Sareeeも裏投げは封印すると公言した以上、裏投げ抜きで試合を組み立てなければならない、もし出していたら、その時点でSareeeが負けていたというか、試合に勝っても内容で負けたことになっていた。今回のSareeeは奈七永との勝負に勝っただけでなく、自分自身にも勝った試合でもあった。
そして、奈七永の引退だが、マリーゴールドに、来てロッシー小川代表とよりを戻した時点で、奈七永の中には引退という文字がよぎっていた。そしてSareeeに引導を渡されたことで、奈七永が引退を決意した。来年は同世代で女子プロレスを横綱として引っ張て来た里村明衣子も引退する。横綱と人間国宝がリングから去ることで、女子プロレスは大きな転機を迎えるのかもしれない。
セミファイナルではツインスター選手権が行われ、王者のMIRAI&桜井のミライサクに、野崎&CHIAKIのダークウルフ軍が挑戦、桜井vs野崎でスタートしたが、野崎が開始早々ノアールランサーハイで奇襲し、場外戦になると、ポジラも加勢し、ダークウルフ軍が先手を奪う。
リングに戻ると、野崎が桜井にビッグブーツからおしゃれキックで攻勢をかけるが、桜井はミサイルキックで反撃。MIRAIにタッチすると、ショルダータックルやバックエルボーで攻め立てる。ミラマーレショックを狙うが、CHIAKIがカット。しかしMIRAIは二人まとめてDDTを決め、さらに串刺し攻撃を狙うが、野崎がビッグブーツで迎撃。代わったCHIAKIはスピアーから顔面ウォッシュを見舞う。MIRAIは逆水平チョップで応戦し、CHIAKIは張り手で返す。ラリーの末、MIRAIが連打から突進を試みるも、CHIAKIがパワースラムで叩きつければ、読み合いからMIRAIがバックフリップでCHIAKIに応戦する。
MIRAIがCHIAKIにリバーススプラッシュ式セントーンを放ち、桜井にタッチ。ミライサクの合体フェースクラッシャーが決まると。桜井はソバットから踵落とし、ドロップキックと攻め、、腕十字でCHIAKIを捕らえるが、CHIAKIはロープエスケープする。
桜井がビッグブーツを狙うも、CHIAKIが場外に誘い出し、ここでポジラが桜井を強襲。リングに戻ると、CHIAKIが連続フィッシャーマンスープレックスを決める。タッチを受けた野崎とのビッグブーツのラリーは野崎が制すが、桜井もビッグブーツで応戦し、ブレーンバスターを決める。
桜井がコーナーに上がると、CHIAKIが動きを止めると、野崎が雪崩式ブレーンバスターを敢行。さらにノアールランサーを放つが、MIRAIとCHIAKIが乱入し、乱戦からミライサクがダークウルフ軍に同時バックドロップを決め、場外のダークウルフ軍に桜井がプランチャスイシーダを命中させる。
リングに戻り、ミライサクが野崎にミサイルキックの波状攻撃を仕掛け。桜井のダイビングエルボーからミライサクが合体カッター、さらに桜井がSTFで野崎を追い詰めるも、CHIAKIがMIRAIをレフェリーに直撃させるっと、隙を突いてイス攻撃を敢行するが、これを奪ったMIRAIがCHIAKIと野崎にフルスイングをお見舞いするも、。ポジラが乱入しミライサクにラリアットを浴びせる。
野崎は桜井にビッグブーツからノアールランサーハイを放つと、アナコンダクラッチスープレックスを決め、MIRAIがカットも、CHIAKIがMIRAIをムーンウルフで排除する。それでも桜井はあ野崎をMPRで丸め込んだが、CHIAKIがレフェリーを場外へ引きずり出すと、野崎が桜井にイスでフルスイングしてからノアールランサーを炸裂させ3カウント、ダークウルフ軍が王座奪取する。
試合後にマイクを持った野崎は「13日の金曜日はダークウルフ軍が王者になるのがふさわしい、野崎様に100万年早い」と桜井を挑発し、イスでのフルスイングでダメ押しを狙ったが、ポジラに誤爆すると、怒ったポジラは野崎を突き飛ばしてダークウルフ軍からの脱退、自分が連れてくるパートナーと挑戦を表明する。動揺する野崎はポジラを引き留めるが、ポジラはダブル中指で意志は変わらず退場、ダークウルフ軍は勝利ムードがぶち壊しになった。ポジラの脱退&挑戦表明で、CHIAKIはやる気を見せるが、野崎は動揺を隠せなかった。
第4試合のスーパーフライ級選手権、王者の翔月vs挑戦者のマイラは、試合開始直後、マイラは握手を装って丸め込み。両者の読み合いとカバーの応酬が続く中、翔月がドロップキックを放つ。しかし、マイラはフェースクラッシャーからクロスフェースで翔月を捕らえる。翔月はロープエスケープするも、マイラはドロップキックで翔月をエプロンに追い出し、エプロンを利用したネックスクリューで首を攻めて先手を取る。
場外戦になると、翔月は首投げからサッカーボールキックを放ち、さらにカウンター席からダイビング蒼魔刀を命中させるが、マイラは翔月をエプロンに叩きつけた後、トップコーナーからトルニージョスイシーダを命中させ、リングに戻ると、連続カバーで翔月のスタミナを奪っていく。
翔月がブレーンバスターを狙うも、マイラはツイストアンドシャウトから腕固め、さらにダブルアームフェースバスター、マイラのトラースキックを避けた翔月は蒼魔刀を放つと、続くフィッシャーマンズバスターに対し、マイラはバックドロップで応戦。翔月のハイキックに対してマイラが死角からラリアットを放つも、トルネードポテトは阻止される。
翔月のジャーマンを狙うがマイラじゃサムソンクラッチで切り返し、翔月も首固めで応酬すると。蒼魔刀を狙う翔月をマイラが丸め込む展開が続く
エルボーのラリーから翔月が連打で攻め、マイラの袈裟斬りからソバットを放つも、トルネードポテトの自爆をすると、翔月が連続オクラホマロールからエビ固めを決め、3カウントを奪い防衛。試合後は1・3太田区で挑戦する弓月が「新しい時代の幕開けだ!!」と言い放ってマイクを叩きつけると、態度の悪さに怒ったのか翔月と一触即発となった。
