12月6日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2024」鹿児島・サンアリーナせんだい 1128人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 10分1本勝負>
〇内藤哲也 高橋ヒロム(5分46秒 逆エビ固め)×嘉藤匠馬 村島克哉
<第2試合 20分1本勝負>
ゲイブ・キッド SANADA 〇KENTA チェーズ・オーエンズ(8分37秒 首固め)後藤洋央紀 YOSHI-HASHI アレックス・ゼイン ×田口隆祐
<第3試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 辻陽太 BUSHI(9分18秒 片エビ固め)グレート・O・カーン ジェフ・コブ ×ジェイコブ・オースティン・ヤング
※MADE IN JAPAN
<第4試合 30分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇大岩陵平 藤田晃生(8分11秒 体固め)海野翔太 本間朋晃 ×タイガーマスク
※THE GRIP
<第5試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝5敗=2点】トム・フィリップ 〇スティービー・フィリップ(13分17秒 片エビ固め)【1勝6敗=2点】タイチ ×TAKAみちのく
※マザー・オブ・オールボムズ
<第6試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【5勝2敗=10点】矢野通 〇ボルチン・オレッグ(10分22秒 片エビ固め)【3勝4敗=6点】マイキー・ニコルス ×シェイン・ヘイスト
※カミカゼ
<第7試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【5勝2敗=10点】〇EVIL 成田蓮(11分22秒 SCORPION DEATH LOCK)【2勝5敗=4点】×棚橋弘至 邪道
<『WORLD TAG LEAGUE 2024』Bブロック公式戦>
【5勝2敗=10点】内藤哲也 高橋ヒロム(不戦勝)【5勝2敗=10点】グレート・O・カーン HENARE
<第8試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Bブロック代表決定トルネード3WAYマッチ 時間無制限1本勝負>
〇内藤哲也 高橋ヒロム(17分16秒 トルネードDDT式首固め)矢野通 ×ボルチン・オレッグ
※あと1チームはEVIL&成田蓮
☆内藤&ヒロムが優勝決定戦に進出
『WORLD TAG LEAGUE 2024』Bブロックも鹿児島大会で最終公式戦を迎えたが、メインで出場するはずだったHENAREが前日の大会で負傷したことを受けて、同じく負傷したカラムニューマンと共に欠場となり、LIJvsUNITED EMPIREの公式戦はLIJの不戦勝となるも、それに伴って、脱落したHouse of toutureも自力進出は難しいながらも優勝戦線に復帰という事態となり、また第2試合に出場したO・カーンはHENAREが長期欠場することが確実となったことから、IWGPタッグ王座は返上、1月5日東京ドームで行われるはずだったヤングバックスとの選手権も白紙にすることを示唆した。

そしてセミファイナルでは矢野&ボルチンのヤノボルチンがTMDKと対戦、シェインとのグラウンドの攻防を制したボルチンは、ボディースラムから、矢野が入り、ヤノボルチンがダブルショルダータックルでシェインを捕らえ、試合をリード。だが場外のマイキーがボルチンの足を取って転倒させ、そのまま場外へ引きずり出すと、鉄柵に叩きつける。ここからTMDKがボルチンの左腕を徹底的に狙い、試合の主導権を握る。
長時間捕まっていたボルチンだったが、TMDKをまとめてドロップキックで吹き飛ばし、矢野にタッチ。代わった矢野は崇コーナーを作って、マイキーを直撃させると、さらにマイキーの頭を叩いて挑発し翻弄。続けてフロントスープレックスを決める。しかし串刺し攻撃を狙った矢野に対し、迎撃したマイキーがDDTを炸裂させ、シェインへタッチする。
シェインは矢野にドロップキックからキャノンボールを決めると、リバースパワースラムを狙うが、矢野が逃れてシェインの髪を掴んで倒し、ボルチンへタッチ。代わったボルチンはシェインにショルダータックルを決めると、そのままボルチンシェイクのままカットに入るマイキーに直撃させ、ボルチンリフトからボルチンスプラッシュ、続けてリバーススプラッシュと猛攻を仕掛ける。
ボルチンがカミカゼを狙うが、マイキーが入りTMDKが連係攻撃を開始。トレイン攻撃からハイ&ローを決める。
マイキーのスライディングラリアット、シェインのランニングニーと立て続けにボルチンを攻め、エレクトリックブルーを決めたが、体勢が不十分だったためか、ボルチンはカウント2でキックアウトする。そこで、マイキーが矢野に気を取られ場外へ引きずり出されると、ボルチンがシェインにバーティクトを決め、最後はカミカゼで3カウントを奪い、5勝2敗で全公式戦を終了、メインの結果待ちとなる。
メインで行われたEVIL&成田のHouse of touture.vs棚橋&邪道は、棚橋とEVILの対戦でスタートするも、背後から成田が奇襲。House of Tortureがトレイン攻撃を仕掛けるが、迎撃した棚橋が旋回式クロスボディーを命中させ。代わった邪道がEVILと成田にダブルショルダータックルから、ダブルエアギターを披露してEVILにダブルブレーンバスターを狙う。しかし、成田が阻止し、場外戦に持ち込むと、東郷が椅子で棚橋の膝を殴打。リング内ではHouse of Tortureが邪道を捕らえ、試合の主導権を握る。長時間捕まっていた邪道だったが、成田の攻撃を耐え抜きラリアットを放つと、棚橋にタッチ。代わった棚橋は成田にフライングフォアアーム、太陽ブロー、ボディースラム、そしてセカンドコーナーからサンセットフリップと反撃して、スリングブレイドを狙うが、成田がかわして河津掛けで反撃。続いてEVILにタッチすると、EVILと成田が棚橋の左脚を集中的に攻撃し、House of Tortureがトレイン攻撃を展開。最後にEVILがフィッシャーマンバスターを決める。
EVILは棚橋にダークネスフォールズを決め、さらにEVILを狙うが、棚橋が切り返してツイスト・アンド・シャウトを決め、続けて串刺し攻撃を狙ったEVILにドラゴンスクリューを決めてから、介入する東郷にもドラゴンスクリューで排除、さらにEVILに逆回転グラウンドドラゴンスクリューから、テキサスクローバーホールドで追い込むも、EVILがロープエスケープで脱出する。
棚橋&邪道は連係攻撃でEVILを捕らえ、棚橋はEVILにスリングブレイドからハイフライフローを狙うが自爆してしまう。
さらに棚橋がビンタから再度スリングブレイドを狙うも、場外の東郷が椅子で殴打から、EVILがラリアットを放ち、成田が棚橋の腰に椅子でフルスイングしてから、EVILがSCORPION DEATH LOCKを決め、棚橋は無念のギブアップを喫し、House of toutureも5勝2敗で全公式戦を終える。
試合後、マイクを握ったEVILは棚橋に対して「くそ弱い!」と罵倒し、「俺が直々に引退させてやる!」と言い放つと、試合結果によりHouse of Tortureのタッグリーグ突破が確定したかに思われたが、3チーム同点になったことで協議しているレッドシューズ海野レフェリーと阿部リングアナに対してHouse of toutureのブロック突破をコールしろと迫る。そして協議の結果、BブロックはLIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)、ヤノ&ボルチン、House of Tortureが勝ち点で並び、直接対決でも結果でも決められないことから、トルネード形式の3WAY戦でブロック代表を決定することが発表される。
これに対しHouse of Tortureは拒否の姿勢を示すも、第1試合に出場していたLIJと、ヤノ&ボルチンがすでにスタンバイ状態。抗議もむなしく、そのまま3WAY戦へと突入する。
ところがHouse of toutureは、EVILがボルチン、東郷が矢野を鉄柵に、成田は内藤を手錠でコーナーの金具に手錠で繋いで動きを封じると、House of Tortureは唐津大会で騙し討ちにした恨みを晴らすべく、ヒロムを徹底的に痛めつける。
ヒロムはヤングライオンに手錠の鍵を探すよう指示し、ヤングライオンらがバックステージに向かうも、House of Tortureは実況席の鷹木信悟の目の前でヒロムを痛めつけ、怒りを募らせた鷹木が立ち上がるが、解説のミラノコレクションATが止める。
戻ってきたヤングライオンは鍵を見つけられなかったことを報告するが、実は鍵はすべて東郷が所持していたことがわかる。そこにBUSHIが駆けつけ、東郷を鉄柵に叩きつけてから鍵を奪取。これで内藤の手錠が外され、内藤が戦線に復帰するとHouse of Tortureに対し反撃が開始。一方でレフェリー陣が矢野とボルチンの手錠も外して戦列に戻ったため、試合は振り出しに戻る。
リングに戻ったボルチンはHouse of Tortureをまとめてブレーンバスターで投げ、ボルチンスプラッシュ、成田へのボルチンシェイクからのボルチンリフトとHouse of toutureを攻めるが、ボルチンプレスが自爆となると、EVILが矢野をレフェリーのレッドシューズ海野レフェリーに衝突させてKOし。その隙に東郷が加わったHouse of Tortureがボルチンにトレイン攻撃を仕掛け、東郷がパイプカットを放つ。
成田はボルチンに地獄の断頭台を叩き込み、EVILと東郷は矢野にマジックキラーを決めるが、ヒロムがカットに成功するも、東郷がヒロムにパウダーを投げつけて、成田が丸め込む。内藤が間一髪カットすするが、成田が内藤に飛びついて腕十字を仕掛けると、ヒロムがカットし、さらにヒロムはHouse of Tortureを立て続けにクロスボディーを浴びせてから、内藤は成田を鉄柵に、ヒロムはコーナーの金具に手錠で繋いで動きを封じる。
矢野がヒロムを丸め込み、ボルチンはLIJにダブルショルダータックルを放ち、矢野のシーソーホイップからフロントスープレックスとヒロムを攻める。
ボルチンは内藤にカミカゼを狙うが、ヒロムが丸め込み、ボルチンのバーティクトも逃れて低空ドロップキックを放つ。ヒロムは突進すると、ボルチンのカミカゼを狙ったが、内藤がカットに成功した際に、ボルチンのボルチンスプラッシュが内藤に直撃した際に矢野を巻き込んでしまう。それでもボルチンはヒロムにカミカゼを狙うが、内藤が阻止すると、内藤がトルネードDDT式首固めで3カウントを奪い、Bブロックを突破した。
試合後にゲイブ&SANADAが花道に登場すると、ゲイブが挑発して去っていくが、SANADAは自分のいいように訳し、最後は優勝決定戦のPRをして、ハポン締めで大会を締めくくった。
Bブロック代表は3チーム同点という事態となって、3WAYで代表を決めれたが、混戦に強いLIJが制して、ゲイブ&SANADAのWARDOGSと優勝決定戦になったが、SANADAもWARDOGS入りしてから内藤&ヒロムと対戦する機会がないだけでなく、ゲイブも内藤やヒロムと対戦する機会が少ないことから、ある意味新鮮なカードでもある。またO・カーンが返上を示唆したIWGPタッグ王座の行方もどうなるのか、場合によっては優勝決定戦で空位となった王座が懸けられる可能性もある。
第5試合のタイチ&TAKAのタカタイチvsトム&スティービーのフィリップ兄弟は、奇襲を仕掛けたフィリップ兄弟はTAKAを捕らえて試合をリードする。
長時間捕まっていたTAKAだったが、連係を狙うフィリップ兄弟にポンプキックを放ち代わったタイチがスティービーに串刺しビッグブーツ、トムにはジャンピングボレーキック、mさらにスティービーにビッグブーツを見舞うも、フィリップ兄弟の見分けがつかず困惑する。
それでも代わったTAKAがトムにスーパーキックを叩き込み、スティービーにはトランスレイブから脛蹴り、オクラホマロール、回転エビ固めと丸め込み、逆さ押さえ込みからジャストフェースロックで捕らえ、タイチはトムを聖帝十字陵で抑えるも、TAKAがディックキラーへの移行を狙ったところでスティービーがロープエスケープする。
TAKAはスティービーにみちのくドライバーⅡを狙うが、スティービーが逃れてファイナルカットを炸裂。ここでトムが入り、エアレイドクラッシュを決めると、スティービーがフェニックスプラッシュ式ニードロップを敢行する。
タイチがカットに入るも、フィリップ兄弟の合体ビックブーツで排除、最後はフィリップ兄弟が思わぬ技で大ダメージを負ったTAKAをマザー・オブ・オールボムズを決めて3カウントを奪い勝利となる。
第2試合ではKENTAの急所打ちを阻止した田口が、KENTAにデコ掌底を放つも、KENTAが倒れた際に、田口の股間を蹴り上げてから首固めで3カウントを奪い、先日の雪辱を晴らす。
ところが試合後、NOAHの拳王が突如現れ、“想い人”として、NOAH元日武道館大会での対戦相手にKENTAを指名する。これに対しKENTAは指名を受諾し、NOAH元日武道館への参戦を決め、拳王と対戦することになった。
また大会中にデビット・フィンレーに対戦要求をしていたブロディ・キングのVTRが公開されると、外道が現われスマホで海外にいるフィンレーに連絡をいれ、電話口でフィンレーもブロディ・キングとの対戦を受けることをアピールした。

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