11月24日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2024」後楽園ホール
(試合内容は実況ポストより)
<第0試合 10分1本勝負>
〇嘉藤匠馬(8分35秒 逆エビ固め)×永井大貴
<第1試合 20分1本勝負>
〇トム・フィリップ スティービー・フィリップ 石森太二(5分21秒 片エビ固め)矢野通 ボルチン・オレッグ ×タイガーマスク
※マザー・オブ・オールホムズ
<第2試合 20分1本勝負>
EVIL 〇成田蓮 ディック東郷(9分43秒 体固め)グレート・O・カーン HENARE ×ジェイコブ・オースティン・ヤング
※ダブルクロス
<第3試合 20分1本勝負>
タイチ TAKAみちのく 〇DOUKI(6分29秒 イタリアンストレッチNo.32)内藤哲也 高橋ヒロム ×BUSHI
<第4試合 30分1本勝負>
マイキー・ニコルス シェイン・ヘイスト 〇藤田晃生(10分12秒 ネ申スペシャル)棚橋弘至 邪道 ×村島克哉
<第5試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝₌6点】〇ジェフ・コブ カラム・ニューマン(10分32秒 片エビ固め)【3敗₌0点】×KENTA チェーズ・オーエンズ
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第6試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗₌2点】〇ザック・セイバーJr. 大岩陵平(17分36秒 片エビ固め)【3敗₌0点】×アレックス・ゼイン 田口隆祐
※ザックドライバー
<第7試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗₌4点】〇海野翔太 本間朋晃(17分6秒 片エビ固め)【2勝1敗₌4点】×後藤洋央紀 YOSHI-HASHI
※デスライダー
<第8試合 『WORLD TAG LEAGUE 2024』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗₌4点】鷹木信悟 〇辻陽太(21分43秒 ウラカンラナ)【1勝2敗₌2点】ゲイブ・キッド ×SANADA
後楽園大会では『WORLD TAG LEAGUE 2024』Aブロック公式戦が行われ、メインでは1勝1敗同士の鷹木&辻のLIJと、ゲイブ&SANADAのWARDOGSが対戦するが、ゲイブがテーブルを持参して入場する。試合は辻vsゲイブでスタートし。ロックアップから辻が押し込みエルボーを放つも、ゲイブがガットショットからヘッドロックで応戦。ロープワークやヘッドシザースで互いに牽制し合う。
鷹木vsSANADAに代わると背後からゲイブが強襲し、
鷹木vsSANADAに交代。背後からゲイブが鷹木を強襲するも、鷹木は連係を阻止し、コンプリートショット&DDTを決めるも、キタキタタイムはSANADAに阻止されてから、SANADAが場外戦を仕掛け、鉄柵に叩きつける。
リングに戻ると、ゲイブとSANADAの連係を阻止した鷹木がパンピングボンバー&龍魂ラリアットを炸裂させ、辻と交代した鷹木はダブルショルダータックルから、鷹木がエルボードロップ、辻はポルペトスプラッシュでSANADAを捕らえる。だが、辻が場外のゲイブに気を取られた隙に、SANADAがラリアットから場外へ追い出してから場外戦になり、南側へ雪崩れ込むと、ゲイブは鷹木、SANADAは辻の額に嚙みつく。
リングに戻ると、WARDOGSが連係で辻を攻め立てる。辻は低空ドロップキックで応戦するも、鷹木への交代は、ゲイブが阻止して鷹木をエプロンへのバックドロップで叩きつける。それでも鷹木がカットに入ると、ゲイブが場外に排除。しかし鷹木は鉄柵に立てられたテーブルへゲイブを叩きつけ、流れを変える。
やっと代わった鷹木がSANADAにショルダータックル、セントーン、ブレーンバスターと攻勢をかけ、キタキタタイムになるが。ハンマースルーを狙った際に、SANADAが場外へ逃れ、鷹木が追いかけると、リングに戻ったSANADAは鷹木がロープを跨いだところで、ロープを蹴り上げる急所攻撃から、パラダイスロックで捕獲、尻へのドロップキックを放って、読み合いからSANADAがドロップキックも、鷹木はスライディングパンピングボンバーで応戦する。
辻vsゲイブになると激しい張り手のラリーを繰り広げる。
ゲイブのダブルチョップに対し、辻のカウンターエルボーで打ち返して、ゲイブが崩れると、ゲイブがラリアット、辻はトラースキックから二段式ニー、、ゲイブはアッパーの連打、辻は頭突き応酬し合うと、ゲイブは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
代わったSANADAがドラゴンスリーパーを狙うも、辻は陽太コンポからカーブストンプを炸裂、鷹木がゲイブを排除し、LIJのトレイン攻撃からダブルバックドロップでSANADAを攻め込むが、合体ジャーマンはゲイブが阻止して乱戦となり、辻のジーンブラスターをSANADAがドロップキックで迎撃する。
SANADAがラウディングボディープレスを狙うが辻が避けて二段式ニーから、MARLOWE CRASHは、SANADAが急所蹴りで迎撃する。SANADAは再び急所蹴りを浴びせ、それでもバックを奪う辻に急所蹴りを狙ったが、避けた辻がウラカンラナで3カウントを奪い、2勝1敗とした。
試合後に辻が1月5ににケニー・オメガと対戦するゲイブに「AEWに負けんなよ!」とエールを送り、最後は鷹木とのコンビで優勝を宣言して締めくくった。
セミファイナルでは2勝の後藤&YOSHI-HASHIの毘沙門が、1勝1敗の海野&本間と対戦、後藤vs海野では開始となると、ロープワークからのぶつかり合いでは海野がショルダータックルで制し、タッチを受けた本間がエルボー連打で攻勢に出る。
しかし、YOSHI-HASHIが入ると毘沙門がダブルショルダータックルを決め、本間、海野とザンマイを決め、さらに太鼓の乱れ打ちで本間を痛めつけて先手を奪う。
長時間捕まった本間は、YOSHI-HASHIにアッパーを叩き込むと。タッチを受けた海野がエルボー連打、串刺しバックエルボー、フィッシャーマンズスープレックスホールド、さらにエクスプロイダーで反撃し。後藤にはドロップキックを放って、試合の流れを変える。
後藤vs本間が交代すると、激しいぶつかり合いは後藤が制し、村正からバックドロップを炸裂を決めると、牛殺しを狙うが、逃れた本間がDDTからラリアットで反撃。ところが小こけしが自爆すると、YOSHI-HASHIが入って、毘沙門が隠し狭間ラリアットから消灯を狙いは、海野が阻止しても、後藤が本間に牛殺しを決める。
後藤が本間にGTRを狙うが、本間が首固めで切り返し、YOSHI-HASHIが加わり毘沙門が激烈一閃を狙うも、本間がDDT&コンプリートショットで阻止すると、代わった海野が後藤に串刺しランニングニー、トルネードDDT、イグニッションを繰り出し猛攻を仕掛ける。
YOSHI-HASHIが海野に逆水平を叩き込むが、海野がエルボースマッシュで応戦。しかし、毘沙門が隠し狭間ラリアットから激烈一閃を決めようとするも、海野が逃れて、後藤のGTRも切り返し。後藤の頭突きを受けながらもローリングエルボーで応戦し、サムソンクラッチからブレインズブレイドを炸裂させる。
海野は後藤にデスライダーを狙うも、YOSHI-HASHIが阻止し本間を排除。海野がYOSHI-HASHIにトルネードDDTを決めるが、後藤が裏GTRからラリアットを放つ。
後藤はGTWを狙う狙うが、海野が切り返したところで、本間のこけしロケットが炸裂し、最後は海野がデスライダーで後藤から3カウント、海野&本間が毘沙門の全勝優勝を阻む大金星を挙げて2勝1敗とした。
ところが館内が暗転するとスクリーンにAEWのクラウディオ・カスタニョーリが登場し、海野が師匠であるジョン・モクスリーの教えを忘れたとして、モクスリーからの刺客として1月5日の東京ドームで海野との対戦をアピールする。メッセージを見た海野は「相手にとって不足がなさすぎる相手だ。ただ、お前自身が敬意、リスペクトを忘れてるんじゃないか? 新日本プロレスはWTLの真っただ中だ、水を差すようなことをするんじゃねえよ。一つひとつ着実にクリアした上でお前の前に立ってやる」と迎撃を宣言した。
メインで辻がゲイブにメッセージを送ったが、それは同じ世代同士で競い合う関係だからで、ゲイブも立場は忘れてないとしても、それは十分理解していると思う。辻や海野、成田や欠場中の上村優也も、それぞれ立場を変えながらも、自分なりのストロングスタイルを究めようとしているが、それはゲイブも同じで、ゲイブなりにストロングスタイルを究め、新日本プロレスを支える一人になろうとしている
第6試合では1勝1敗のザック&大岩のTMDKが、2敗のゼイン&田口のモンスターソースと対戦、ゼインと大岩の先発で試合開始。ゼインがヘッドロックで捕らえると。ロープに振った大岩はドロップダウンを狙うが、ゼインがダブルニーで潰してから、シューティングセントーンを決め、田口との連係で大岩を捕らえ試合をリードする。
大岩はゼインにドロップキックからアームホイップ、アームロックで反撃すると、左腕にニードロップを連打しボディプレスで畳みかけ、タッチを受けたザックは、リストロックのままゼインを倒し、左腕にストンピングやアームツイストを加えて徹底的に攻め立て、試合の流れを変える。
大岩がハンマースルーを狙うも、ゼインが延髄斬りで反撃すると、タッチした田口はヒップアタックを連発し、ザックにもヒップアタックを放って、代わった大岩にはスリーアミーゴズは阻止されるも、再びヒップアタックや低空ドロップキック、オーマイ&ガーアンクルで攻勢に出て。さらにラ・マヒストラルやローキックからヒップアタックを仕掛けるが、大岩が入ってアトミックドロップで迎撃し、田口の尻にヨーロピアンアッパーカットを炸裂させる。
タッチを受けたザックは田口にレッグスプレッドやインディアンデスロックを繰り出し、さらにアームロックで追い詰めるが、田口がロープエスケープ。ザックはサッカーボールキックを連打するも、田口が怒りの張り手とヒップアタックで応戦。ザックは切り返してアンクルホールドを狙うも、田口がオーマイ&ガーアンクルで応戦するが、ザックが抜け出してリバースネックツイストを決める。
ザックが左腕へのオーバーヘッドキックやミドルキックで田口を攻めるも、田口が延髄斬りで応戦。タッチしたゼインがアームホイップからセントーン、垂直落下式ブレーンバスター、バックスピンエルボー、トラースキックと畳みかけるが、ローリングギロチンは自爆。ザックがアンクルホールドを狙うもゼインは脱出し、大岩が入って連係を狙うザックに、ゼインは二人まとめてローリングギロチンドロップを炸裂させる。
田口が入るとファンキーソースがザックにトレイン攻撃を仕掛け、ゼインがティヘラで田口の地獄門にザックを直撃させるも、大岩がが読み合いでサイドスープレックスからアナコンダスープレックスで投げ、ザックがPKからラリアットを決めるが、田口が裏表DDTでカットし、ザックに串刺しヒップアタックを繰り出し、ゼインが雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、ザックが切り返して三角絞めから腕十字に移行し、ゼインは押さえ込みを試みるも、ザックが腕固めを決める。
田口がヒップアタックでカットし、大岩を排除するも、ザックがゼインに、大岩が田口にスリーパーでで捕らえ、逃れたゼインは田口を救出しようとするも、いなされたところで。最後はザックがゼインをスリーパーからザックドライバーで3カウントを奪い2勝1敗とする。
第6試合の2勝のコブ&カラムのUNITED EMPIREと、2敗のKENTA&オーエンズのBULLET CLUBが対戦する、KENTA組の奇襲で開始となってから。コブを排除し、カラムを捕らえ試合をリードする。
長時間捕まったカラムは、オーエンズにヘッドスプリングから延髄斬りを放つと、タッチを受けたコブが、オーエンズにショルダータックルの連発からフライングショルダー、サイドスラム、さらにその場飛びムーンサルトとオーエンズを攻め、KENTAがカットに入るも、コブがリーブロックからドロップキックで排除。オーエンズには串刺しボディアタックからバックドロップの体勢のまま前方へ落とす荒技を見せる。
コブがフロントスープレックスを狙うも、オーエンズが鼓膜破りで阻止し、ハンドスプリングエルボーを披露してから。KENTAにタッチ、KENTAはコブにダイビングラリアットを放つと、突進するコブおwパワースラム、オーエンズとの連係からコブにトレイン攻撃を仕掛け、KENTAがダイビングフットスタンプを命中させる。
KENTAがコブにGo2Sleepを狙うが、カラムが阻止し。コブとカラムのトレイン攻撃を仕掛けるが、オーエンズが阻止して、合体技のコードブレイカー&フェイスクラッシャーをコブに決める。
カラムがカットを試みるもオーエンズに排除されが。CトリガーはKENTAに誤爆してしまう。これを逃さなかったコブがKENTAをファイヤーマンズキャリーからのツアー・オブ・ジ・アイランドを決め、3カウントを奪い3連勝とした。
