11月4日 全日本プロレス「ジャイアントシリーズ2024」北海道・ホテルエミシア札幌 789人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇MUSASHI 吉岡世起(9分23秒 片エビ固め)諏訪魔 ×佐藤光留
※エストレージャフトゥーロ
<第2試合 30分1本勝負>
芦野祥太郎 〇田村男児(10分26秒 エビ固め)宮原健斗 ×井上凌
※パワーボム
<第3試合 北海道ランブル 時間無制限>
〇大森北斗(7分51秒 逆エビ固め)×長尾一大心
※退場順=吉田考志、斗猛矢、北海熊五郎、鈴木秀樹、羆嵐、サイラス
<第4試合 Road to 世界最強タッグ決定リーグ戦 タッグマッチ 30分1本勝負>
安齋勇馬 〇ライジングHAYATO(12分30秒 片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン ×立花誠吾
※シドヴィシャス
<第5試合 Road to 世界最強タッグ決定リーグ戦 タッグマッチ 30分1本勝負>
斉藤ジュン 〇斉藤レイ(14分52秒 逆エビ固め)綾部蓮 ×本田竜輝
<第6試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】デイビーボーイ・スミスJr.(22分36秒 エビ固め)【第73代王者】×青柳優馬
※ブルドックボム
☆青柳が3度目の防衛に失敗、スミスJrが第74代王者となる
全日本プロレス、北海道シリーズの最終戦のメインは三冠ヘビー級選手権が行われ、王者の青柳に、スミスJrが初挑戦した。
開始から握手、ロックアップからバックを奪い合いになると、スミスJr,がリストロックのまま、青柳の左腕へアッパーカット、アームロックと左腕攻めでリードを奪い、スミスJrのヘッドロックに対し、青柳はヘッドシザースで切り返すが、スミスJr,がヘッドスプリングで抜ける。
スミスJr,がアームロックを狙うが、切り返した青柳はヘッドロックで捕らえ、足を取ったスミスJr,がトーホールド狙いは、青柳が逃れるとヘッドロックで絞めあげてスタミナを奪いにかかるが、スミスJr,はバックドロップで投げる。
青柳は場外へ逃れると、追いかけたスミスJrは青柳の左腕へニーリフトを浴びせ、リングに戻ってスリーパーで絞めあげてからヘッドシザースのままハンマーロックと、スミスJrの寝技の前に青柳はペースをつかめない、
青柳はエルボースマッシュも、スミスJrは頭突き、再びスリーパー、クロスフィックスで押さえ込み、三沢エルボーを連打と攻めるが、ハンマースルーは、切り返した青柳ドロップキックを放つ。
青柳は串刺しフライングフォアアームから旋回式クロスボディー、フロントネックロックからエンドゲームを狙うが、スミスJrはロープエスケープ。青柳はブレーンバスターを狙うが、エプロンへ出したスミスJrはロープ越しのエルボーのラリーからナックルを放って突進すると、青柳がエプロンへ出し、エルボースマッシュからネックブリーカー、場外でブレーンバスターを敢行する。
やっと流れを変えた青柳は、串刺しフライングフォアアームからジャーマンで投げるが。スミスJrがジャーマンで応戦、青柳はロックボトムから突進すると、スミスJrがジャンピングニーで迎撃する。
エルボーのラリーからスミスJrの突進すると、青柳が低空ドロップキックからネックブリーカー、ダイビングエルボードロップからフロントネックロック、エンドゲームへ移行するがカバーはカウント2でキックアウトされる
青柳はトップコーナーへ上がるが、スミスJrが雪崩式を狙い、エルボーで落とした青柳に頭突きから、三沢エルボーを浴びせると雪崩式ブレーンバスターで投げ、ダイビングレッグドロップからバックドロップは、体を浴びせた青柳が押さえ込むと、飛びつき十字固め、そして突進はスミスJrがパワースラム、タイガースープレックスホールドと畳みかける。
スミスJr,ブルドックボムを狙うが。青柳が回転エビ固めで切り返してジャパニーズレッグロールクラッチ、ラリアットからロックスターバスターと畳みかけるが、突進すると、切り返したスミスJrがバックドロップからバックドロップホールド、勝利を予告してブルドックボムで3カウントを奪い、初挑戦で王座奪取、2018年のジョー・ドーリング以来の外国人王者となった。
試合内容にしても青柳の完敗、スミスJrのパワーとグラウンドの前に、青柳特有の陰湿さが封じ込められてしまい。後半からは追い上げたが、スミスJrからリードを奪うまでには至らなかった。
昨年の札幌も、青柳は三冠王者として中嶋勝彦を迎え撃ったが敗れて王座から転落、今回はスミスJrを王者として迎え撃ったが完敗で王座から転落、青柳にとって札幌はある意味鬼門かもしれない。
