10月24日 マリーゴールド「MARIGOLD Fantastic Adventure2024」後楽園ホール 866人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
CHIAKI 〇マイラ・グレース(7分1秒 片エビ固め)南小桃 ×勇気みなみ
※スカイツイスタープレス
<第2試合 15分1本勝負>
〇松井珠紗(11分29秒 片エビ固め)×山田奈保
※MDK
<第3試合 15分1本勝負>
林下詩美 〇天麗皇希(11分48秒 片エビ固め)後藤智香 ×瀬戸レア
※アメイジストバタフライ
<第4試合 20分1本勝負>
〇高橋奈七永(11分50秒 片エビ固め)×石川奈青
※ラリアット
<第5試合 スーパーフライ級選手権試合 30分1本勝負>
【初代王者】〇翔月なつみ(9分33秒 片エビ固め)【挑戦者】×ハミングバード
※ダイビングダブルニードロップ
☆翔月が2度目の防衛に成功
<第6試合 ツインスター選手権試合 30分1本勝負>
【初代王者組】MIRAI 〇桜井麻衣(15分25秒 STF)【挑戦者組】ビクトリア弓月 ×田中きずな
☆ミライサクが3度目の防衛に成功
<第7試合 ユナイデットナショナル選手権試合 30分1本勝負>
【初代王者】〇青野未来(15分28秒 エビ固め)【挑戦者】×野崎渚
※スタイルズクラッシュ
☆青野が2度目の防衛に成功
<第8試合 マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負>
【初代王者】〇Sareee(18分47秒 腕ひしぎ逆十字固め)【挑戦者】×ポジラ
☆Sareeeが初防衛に成功
マリーゴールド後楽園大会のメインではマリーゴールド・ワールド選手権が行われ、王者のSareeeがポジラの挑戦を受けた。
試合開始から、ポジラがSareeeを突き飛ばし、Sareeeがバックを取ろうとするもポジラは動じない。エルボーのラリーから、ポジラが突進してSareeeを弾き飛ばし、カバーに入るがSareeeは抜け出すと、ハーフダウンの状態になっていたポジラの頭部にソバットを見舞う。
Sareeeが串刺し攻撃を狙うも、避けたポジラは串刺しボディアタックで応戦し、Sareeeを弾き飛ばしてからストンピングを連打、続けてヘアホイップを繰り返して優位に立つ。ポジラの串刺し攻撃を回転エビ固めで切り返したSareeeは、突進したポジラを卍固めで捕らえ、さらにグラウンド卍固めに移行し、ポジラは必死にロープエスケープする。
続けてSareeeがロープを掴んでいたポジラの右腕にミサイルキックを命中させると、ドロップキックから連続ダイビングフットスタンプを投下する。
Sareeeは裏投げを狙うがポジラはロープに逃げ、逆にジャーマンスープレックスで反撃して突進するも、Sareeeがこれを避け、ロープのバウンドを利用してジャーマンスープレックスを見舞い、ポジラのラリアットを脇固めで捕らえたが、ポジラはロープエスケープする。
Sareeeは突進すると、ポジラがチョークスラムで叩きつけて、スリーパーから、胴絞めスリーパーへ移行し、Sareeeはロープエスケープする。
場外へ逃れたSareeeを追いかけたポジラは、東側に連行して看板にSareeeを何度も叩きつける。
暴走状態となったポジラは客席へハンマースルーさらにイスを投げつけると、Sareeeは流血し、ポジラがSareeeをファイヤーマンズキャリーで鉄柱に直撃させる。
リングに戻ると、Sareeeの流血を舐めたポジラがパイルドライバーから昇天・改、さらにムーンサルトプレスを命中させるが、ニアロープになる。
ポジラはシットダウンパワーボムを狙ったが、潰したSareeeがマウントポジションから頭突きを連打する。
しかし、ポジラがラリアットを放ち再びシットダウンパワーボムを決め、Sareeeはカウント2でキックアウトするも、ポジラはナックルを連打してから、テーブルを持ち出し、テーブル貫通雪崩式ブレーンバスターを狙うが、Sareeeはサンセットフリップボムでテーブルへ貫通させる。
Sareeeは怯んだポジラにランニングフットスタンプ、ショルダーアームブリーカーから延髄斬り、ハンマーロックのままヘッドシザースで押さえ込み、最後は裏投げから猪木式腕固めで捕らえ、さらに腕十字を移行、ポジラは必死で耐えたが腕が伸び切ったため無念のギブアップとなって、Sareeeが初防衛に成功した。
試合後にSareeeはポジラを最強だと認めつつも、ポジラに勝ったことで最強になったことをアピールし、ライバルになったポジラの健闘を称え、ポジラも潔く敗戦を認めて握手となる。そしてポジラの入れ替わりに奈七永が現われると、防衛を祝しつつ「奈七永とだったらパッションな試合になる、リーグ戦の続きをやろう」と、挑戦を表明、Sareeeは奈七永を呼び捨てにして受諾し、奈七永はベルト奪取を28年目の集大成にするとアピールした。
Sareeeはアントニオ猪木がアンドレ・ザ・ジャイアントを腕固めで仕留めた試合を参考にしたとしているが、その時のアンドレは晩年に近い状態で、動きが悪かった。Sareeeの場合は、これからまだまだ成長期のポジラを仕留めた。またSareeeもこれまでのキャリアの中では流血も初めてだったこともあって、ポジラ戦ではいろんな経験をした。ポジラも成長期だが、Sareeeも年齢的にはまだ若いから、まだまだ成長期だと思う。
セミファイナルではユナイデットナショナル選手権選手権が行われ、王者の青野に、野崎が挑戦した。
試合開始、ロックアップから野崎が余裕を見せつつ押し込んでブレークし、青野のヘッドロックを切り返した野崎がヘッドロックを極めると、読み合いの末に串刺しビッグブーツを炸裂させ、。首投げからフェースロックで捕らえると、さらにキャメルクラッチへ移行する。
野崎は青野を踏みつけた後にダブルニードロップ、後頭部へのビッグブーツ、そしておしゃれキックを放ち先手を奪い、膝を軽く当てて青野を挑発し突進するが、青野がカーフキックで迎撃すると。続けてキックの連打、コーナードロップキック、サッカーボールキックを連打し、流れを変える。
青野はPKを狙うが、これを避けた野崎が丸め込みからスリーパーへ移行し、青野が逃れると、エルボーのラリーから、野崎がエルボーの連打を見舞うが、青野がカウンターラリアットで応戦する。
これに怒った野崎がビッグブーツに対し、青野もラリアットで応戦。続けて野崎はキチンシンクを決め、読み合いからノアールランサーを放ちドルミルで捕らえ。青野はロープエスケープするも、野崎はボディへおしゃれパントキックから再度ノアールランサーをを放つ。
野崎がコーナーへ上がると、青野がハイキックで場外へ落とし、エプロンからPKを放ったが、野崎がブレーンバスターで応戦する。
野崎がエプロンへ上がったところで、青野が追いかけ、ビンタから顔面キックを放ち、エプロンでスタイルズクラッシュを敢行する。
リングに戻り、ダメージを受けた野崎に青野がミサイルキックを命中させる、スライディングラリアット、そして39ロックで捕らえるも野崎がロープエスケープ。青野はダブルアームスープレックスからスタイルズクラッシュを狙うが、野崎がこれを逃れ丸め込みからドルミルⅢへ。そして腕を取り後頭部へビッグブーツ、さらにノアールランサーを連発するが、青野がラリアットからスタイルズクラッシュを決めるも、押さえ込みに遅れたため、カウント2でキックアウトされる。
青野はバスソーキックを狙うが、野崎がこれを避け、引き込みビッグブーツからノアールランサーハイを連発し、コブラクラッチを狙うが、逃れた青野がハイキックから、バスソーキックを連打。さらにタイガードライバーから、スタイルズクラッシュで3カウントを奪い王座を防衛する。
第6試合で行われた、ツインスター選手権、王者のMIRAI&桜井のミライサクに、弓月&田中きずなのセレーネフローラが挑戦した。
開始早々、セレーネフローラが奇襲を仕掛け、ミライサクに対して串刺しドロップキックから同時ドロップキックを連発し、連係でMIRAIを捕らえ先手を奪う。
しかし、桜井が入ると、ミライサクが田中きずなに合体フェースクラッシャーを決めると、続けてMIRAIがキャメルクラッチで捕らえ、田中のエルボー連打を受け流してからエルボーの連打で反撃し、バックドロップ、ボディースラムの連発からラリアットを放って試合の流れを変える。
MIRAIは田中きずなにミラマーレショックを狙うが、田中きずなが切り返して脇固めに捕らえる。MIRAIはロープエスケープに成功するが、田中きずなが再び脇固めを仕掛け、続けてフライングクロスチョップ。弓月と交代し、二人でサンドウィッチトラースキック、ヘッドシザースドロップからのドロップキック、ダブルリストアームサルトと攻め立てる。
ここで弓月がMIRAIに田中を踏み台にしてその場飛びムーンサルトを命中させるが、連係狙いがMIRAIに同士討ちさせられると、交代した桜井がケンカキック、ミサイルキック、ソバットからの踵落とし、さらにドロップキックと攻勢に出る。MIRAIの援護から、ノーザンライトスープレックスで投げる。
弓月は桜井にエルボーを連打し、バックドロップに対し、桜井がシャイニングケンカキックで応戦。弓月もトラースキックを放って、田中きずなに交代。田中きずなはミサイルキックから串刺しドロップキック、クロスボディー、スピンキックからランニングニーアッパーを見舞い、さらに腕十字で捕らえるが、MIRAIがカットも、弓月がMIRAIを排除する。
桜井はセレーネフローラにリバースDDT&ネックブリーカー、さらに田中きずなにシャイニングケンカキックを見舞うが、MIRAIのミドルキックが誤って桜井に命中する。そこでセレーネフローラがMIRAIにダブルドロップキックを放つと、場外のミライサクに同時プランチャスイシーダを決める!
リングに戻ると、セレーネフローラが桜井を捕らえ、ダブルブレーンバスター。田中きずながサブマリーナスープレックスホールドで勝負を狙うが、MIRAIがリングに戻り、セレーネフローラにコンプリートショットを決めて流れを変える。ところが、桜井がMIRAIにビッグブーツ、MIRAIも桜井にミドルキックを見舞い、仲間割れの状態になると、その隙に田中きずなが攻めようとしたら、ミライサクは一転してダブルバックドロップで反撃する。
MIRAIの援護により桜井がダイビングエルボードロップを決めるが、弓月が桜井にトラースキックを浴びせ、田中きずながサムソンクラッチ、Re: Dreamを決めるも、桜井はカウント2でキックアウトする。田中きずなが突進すると、桜井がシャイニングケンカキックで迎撃。ミライサクがラリアット&レッグラリアットのサンドウィッチ攻撃を決め、桜井がSTFで捕らえるも弓月がカットに入る。しかし、ミライサクはセレーネフローラに合体STOを決めると、MIRAIが弓月に逆エビ固め、桜井が田中きずなにSTFを極め、最終的に田中きずながギブアップで、ミライサクが防衛となった。
試合後は桜井がチーム名を間違えるも、セレーネフローラにチーム力の差を誇示し、本物のチームになれたら再戦を約束する。そして桜井が庶民に防衛をアピールすると、ミライサクの不仲説を一蹴したところで、天麗が詩美との新コンビで挑戦を表明、MIRAIは天麗に「智香はどうなったの」と聞くと、これから欠場に入る智香の承諾を得ており、MIRAIも現在の詩美に興味があるとして受諾した。
第5試合ではスーパーフライ級選手権が行われ、王者の翔月に、マリーゴールド初参戦となるハミングバードが挑戦、試合開始早々、翔月がランニングミドルからサッカーボールキックを連打。さらにバウンド式ダブルニーで先手を奪うが、ドロップキックを避けたハミングバードは、場外に転落した翔月に対してトペフェイントで牽制。リングに戻ると、ロープワークで開脚も披露するなど、翔月を翻弄、読み合いからハミングバードがヘッドロックを仕掛け、翔月はヘッドシザースで捕らえるも、ハミングバードは華麗に抜ける。
再度の読み合いから、ハミングバードが串刺しドロップキック、続けてドロップキックで翔月に攻め込み、コブラクラッチで捕らえるが、翔月はロープエスケープし、ハミングバードはコーナーに上がり、翔月が追いかけると、ハミングバードはロープ越しに腕十字を決める。
場外に落とされた翔月がバードの足を掴み、エプロンに顔面を直撃させると、両者が読み合いの中で、バードが壇上席からハリケーンラナを狙うも、翔月がパワーボムのような形でハミングバードを叩き落としてしまい、翔月も突き刺さるような形になってしまったため、両者とも大ダメージを負ってしまう。
リングに戻るも、翔月だけでなく、ハミングバードも頭部を強打したためかフラつき、それでもハミングバードはドロップキックを放ったのに対し、翔月はミドルキックで応戦してフィッシャーマンスープレックスホールド。さらに、ハミングバードのハンマースルーを切り返して卍固めで捕らえようとするも、ハミングバードが逆さ押さえ込みで返し、ラ・マヒストラル、ジャパニーズレッグロールクラッチと連続で丸め込む。翔月のラリアットもブリッジで避け、人工衛星ヘッドシザースホイップで反撃する。
ハミングバードは旋風脚からマッドスプラッシュを狙うが自爆すると、翔月が逆打ちから、ダイビングダブルニードロップを決めて3カウントを奪い防衛、次期挑戦者には珠紗が名乗りを挙げる。
第3しあで行われた奈七永vs石川のパッションシスターズ対決は、試合開始から、互いに髪を掴んでのビンタの応酬となるが、奈七永が制してヘアホイップ、石川もヘアホイップで応じ、ぶつかり合いは奈七永が制して、石川は場外へ逃れる。
奈七永が追いかけると、石川はリングに戻り場外の奈七永を蹴りつけ、怒った奈七永はエルボーを連打し、客席へ叩きつけてビンタを連発。互いにイスに座りビンタのラリーを展開し、奈七永がエルボーで制してイスを投げつけ、ショルダータックルで圧倒する。
リングに戻ると、奈七永は首投げからサッカーボールキックを繰り出し、さらにビンタを浴びせ、石川の顔を踏みにじる。ロープに振ってショルダータックルからキャメルクラッチ、ストンピング、天龍コンポからマシンガンチョップと圧倒する。
石川も反撃し、串刺しラリアットからエルボーと逆水平の連打。串刺しラリアットを連発するが、アピールした隙に奈七永がラリアットを放つも、エルボードロップが自爆すると、石川はすかさずランニングネックブリーカーを決める。
石川はマウントエルボーで攻めるが、奈七永が体勢を入れ替えてマウントエルボーから逆エビ固めで捕らえ、石川がロープエスケープに成功するも、奈七永はストンピングとショートレンジラリアットを連発する。
奈七永は石川のl顔面へのストンピング、エルボーからバックドロップで投げる。石川もエルボーの連打で意地を見せ、バックドロップで反撃。ダブルアームを狙うも、奈七永がリバースし、後頭部へのエルボーで応戦。石川がサムソンクラッチからタチアガールで逆転を狙うが、奈七永はファイナルカットで再び攻勢に出る。ラリアットは避けた石川はNAOを決めるも、奈七永は頭突きからのバックドロップ、ショートレンジラリアット、そしてラリアットで3カウントを奪い、勝利を収めた。
試合後に、奈七永は倒れている石川を見つめ、起き上がった石川は奈七永にビンタを連打を放ち。奈七永は「オマエのパッションはそんなものか」と呼びかけるが、石川のビンタの連打は止まらない。最後に奈七永が石川を立ち上がらせると、二人で礼をして試合を締め、一緒に引き上げる
第2試合では珠紗が、アクトレスガールズから移籍した山田の初戦の相手を務め、お互いヘッドシザースやカバーの応酬を展開しながら出方を伺う。
山田が手四つを求めるが、珠紗はこれを拒否し、キックで仕掛けてヘアホイップ、ロープに張り付けた山田の腰にランニングニーを打ち込み、逆エビ固めでリードを奪うも、山田はロープエスケープする。珠紗はストンピングを連打するが、山田はロープを利用したレッグロック、エルボーの連打で反撃するが、珠紗はニーリフトを連発し、ボディースラム、さらに、山田がエルボーをいなしてドロップキックを繰り出し、ボディースラムから足四の字に捕えるが、山田はロープエスケープする。
山田がサイキックの連打を放ち、ダブルアームを狙うも、珠紗はエルボーで逃れる。互いにエルボーの打ち合いを展開し、珠紗はニーリフトから低空クロスボディーを放って、トップコーナーへ向かうが、山田も追いかけエルボーで反撃し、飛び越えようとした珠紗に低空ドロップキックを決め、RKOからヘッドハンターを決める。
山田はペディグリーを決め、ダイビングエルボーアタックを放つも、珠紗はカサドーラからのフットスタンプで反撃しフィッシャーマンズスープレックスホールドを決める。山田はRKOで迎え撃ち、回転エビ固め、ダイヤル固め、サムソンクラッチと丸め込みに挑むが、突進する山田を珠紗がランニングニーで迎撃。ミサイルキックからのMKDで3カウントを奪い勝利を収めた。
