10月4日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2024」後楽園ホール 1422人満員
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
△ドラゴン・キッド 土井成樹(15分時間切れ引き分け)ドラゴン・ダイヤ △菊田円
<第2試合 復活!このまま市川暴走十番勝負・第3戦-このまま市川vs望月成晃 最終決着戦- 20分1本勝負>
〇望月成晃(10分36秒 逆片エビ固め)×このまま市川
<第3試合 20分1本勝負>
大鷲透 近藤修司 〇BIGBOSS清水(7分19秒 エビ固め)ウルティモ・ドラゴン パンチ富永 ×柳内大貴
※パワーBOSS
<第4試合 30分1本勝負>
〇田中良弥(10分6秒 サバイブ)×ラ・エストレージャ
<第5試合 30分1本勝負>
KAI 〇ISHIN ジェイソン・リー(5分52秒 エビ固め)ルイス・マンテ ×豹 JACKY KAMEI
<第6試合 45分1本勝負>
YAMATO 横須賀ススム 〇Kagetora(9分2秒 エビ固め)ストロングマシーン・J Kzy ×U-T
※車懸
<緊急決定試合 時間無制限1本勝負>
〇拳王(0分32秒 裏足四の字固め)×このまま市川
<第7試合 GOLD CLASS vs Z-Brats 敗者ユニット脱退マッチ 60分1本勝負>
シュン・スカイウォーカー 〇箕浦康太 ギアニー・ヴァレッタ 帆希(16分55秒 片エビ固め)Ben-K ×B×Bハルク Riiita 望月ジュニアRose
※Golden Rose
9月29日の神戸サンボーホール大会で、12月17日の後楽園大会で引退する市川が、市川と対戦する機会が一番多かった望月と第2試合で対戦した。
ところがマイクを持った市川はまだ望月に勝っていないということで、自分有利のルールとして、望月は3カウント、市川が2カウントを奪ったら勝ちというルールを要求し、望月は再試合なしで了承する
開始から市川が丸め込みを連発も、望月はジャンピングハイキックを放ち、市川はヘッドシザースホイップで望月を場外へ出すが、プランチャスイシーダはやっぱり自爆する。
望月はコーナーの角に市川を押し込んでからリングに戻ると、市川はサミングからロープ渡りを狙ってロープを走るが、やっぱりロープに股間を直撃させる。
逆ギレした市川はプロレスラーなら受けろと望月に要求して、ローキックのラリーになり、市川はミドルキック、フロントキックからボディースラムを狙うが、腰を痛めてしまう。
望月は容赦なく市川の腰へエルボーからハンマースルーを狙うが、市川が切り返して串刺し攻撃は望月がビックブーツで迎撃、しかたなく八木レフェリーが市川をハンマースルーするが、切り返した市川が逆に八木レフェリーをコーナーに叩きつけ、望月にカンチョーを放つと、望月も八木レフェリーにカンチョーしてしまい、連結を完成させるが、市川のラ・マヒストラルは、八木レフェリーがカンチョーのダメージでカウントが入らない。
市川は怒ってレフェリーに抗議も、八木レフェリーどころか望月も相手にせず、また怒った市川はコーナーからダイブを狙って受けるように指示も、望月は構わずデットリードライブで落とす。
望月はパワーボムを狙うが、市川が回転エビ固めで丸め込んでからから丸め込み合戦になると、二人で遊びだしたため、八木レフェリーは二人まとめて蹴ったため、これに望月だけでなく市川も抗議してから二人掛かりで八木レフェリーを攻める。
試合は軌道修正して、望月のブレーンバスターを着地した市川はイナバウアージャーマンスープレックスホールドはカウント1でキックアウトされると、望月の逆片エビ固めで市川はギブアップとなり、カウント関係ない結末となるが、試合後は望月は市川とは82戦目だったことを明かすと、勝ち星数で貢献したことに感謝し、マイクを持った市川は、引退を改めて報告した。
セミファイナルではYAMATO&ススム&KagetoraのPARADOXが、マシーンJ&Kzy&U-TのNATURAL VIBESと対戦し、試合はKagetoraが車懸でU-Tから3カウントを奪うが、試合後に突然「失恋モッシュ」が流れると、NOAH ALL REBELLIONの拳王が突然登場する。
マイクを持った拳王は「YAMATO、久しぶりだな。久しぶりに会ってみると、やはりてめえの顔面、腹立つな。そして、久々に来てみると、なんとてめえがDRAGONGATEで一番権威のあるドリームゲートのチャンピオンなんだってな。お前がチャンピオン? 俺より弱いYAMATOがDRAGONGATEのトップで、この団体に価値があるのか?」とYAMATOを挑発するだけでなく「おい、YAMATO。このベルトのチャンピオン、今価値はないけど、この団体の客は少しは価値があるみたいだな。そしてYAMATO、なんとDRAGON GATE若返ってるって聞いたけど、チャンピオンがオッサンじゃねえのかよ、YAMATO、俺がDRAGONGATEに救いの手を差し伸べてやるよ。プロレスリングNOAH拳王、39歳と10ヵ月。まだまだ30代の俺がそのベルトを奪って、DRAGONGATEの若いヤツらを一人ずつ相手にしてやるよ。この言葉がどういう意味か分かっただろ? 俺より弱いオッサンのYAMATOさんよ」、40代のYAMATOをおっさん呼ばわりしてオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦を表明すると、おっさん呼ばわりされたことにムカついたYAMATO「あれは今年の5月4日、両国国技館。あの時の屈辱はな、俺は一日たりとも忘れてねえぞ。俺はXとして呼び出されて、こいつに負けて両国の駅からトボトボ帰ってんだよ」と半年前の屈辱を思い返したYAMATOは「このベルト獲った時からな、俺はてめえの名前を出そうと思ってたんだ」とキッパリ。「てめえからのこのこと現れると思わなかったよ。だったらな、あの時の借りを返してやる。あの時は俺が先にリングを降りることになったけどな、お前とのドリームゲートタイトルマッチはてめえが先にリングに上がって、てめえが先にリングを降りることになるんだ」と受諾し、11月3日のエディオンアリーナ大阪大会での選手権が決定する。
そこで市川が現われると、拳王を若造呼ばわりして「ドリーム王座に挑戦したければ、俺を倒してから挑戦しろ」と対戦を要求、斉藤了GMもDRAGON GATEからのプレゼントとして、拳王vs市川のシングルマッチに突入する。
市川のサミングをキャッチした拳王はミドルキックを連打すると、キャッチした市川はドラゴンスクリューから足四の字で捕らえるが、やっぱりリバースされ、市川はあっさりギブアップとなった。
そしてメインイベントではZ-BRATS(シュン&箕浦&ヴァレッタ&帆希)vsGOLDCLASS(Ben-K&Riiita&ジュニア&ハルク)による敗者ユニット脱退マッチは、両軍が襲い掛かって開始も場外戦でZ-BRATSがリードを奪い、箕浦は特にRiiitaを徹底的に痛めつける。
GOLDCLASSは箕浦を狙い撃ちにして流れを変え、Ben-Kが鉄板、Riiitaがハリセンと箕浦を殴打して、リータニックを決めるが、八木レフェリーのカウントはZ-BRATS場外に引きずり出されて阻止される。
Ben-Kがミサイルキックでヴァレッタを排除すると、箕浦にスピアーを放つが、再度狙ったところで場外のZ-BRATSがイスで殴打して阻止すると、、シュンはハルクにイスでフルスイング、帆希はジュニアにトラースキックを放つが、再度のトラースキックはシュンに誤爆する。それでも箕浦はハルクにR-301!ゴールデンローズで3カウントを奪って、ハルクのGOLDCLASS脱退が決定となった。
試合後に箕浦は敗れたGOLDCLASSをあざ笑うと、「強いものが勝って正義なんだ、賞味期限レスラーは引退しろ」とハルクに言い放って、マイクを口にツッコミ、コスチュームを破って蹴り倒す。激怒したハルクはシュンに掴みかかって手に噛みつくが、シュンがバイシクルキックで返り討ちにして、悔しさを露にしながら退場するハルクをゴミ扱いにする。
シュンは「三人だけになったGOLDCLASSはもうユニットとして体をなしてない」とあざ笑うと、第5試合でISHINの急所打ちに敗れた豹率いるBIG HUGが登場して、ISHINやZ-BRATSを挑発も、ISHINは「てめえ、どの口が言ってんだよ。1年前のお前をよーく想像してみろよ。1年前のこいつはよ、俺が今やってることと大して変わんねえんだよ。お前の心入れ替えたかもしんねえけどな、犯した罪は消えねえんだよ」と反論して高笑いする。Ben-KはこれはGOLDCLASSとZ-BRATSの問題としてBIG HUGを下げようとするが、BIG HUGも譲らず一触即発になり、この状況を見たシュンは高笑いしながら締めくくった。
そして大会終了後に重大発表が行われた。
市川の引退試合の相手は、新日本プロレスの棚橋弘至が務めることを発表した。
市川はこれまでアジャ・コング、長州力、曙、高山善廣、アブドーラ・ザ・ブッチャー、藤波辰爾、武藤敬司、藤原喜明、大仁田厚など大物と暴走十番勝負で対戦してきたが、最後の相手はまさかの棚橋とは、新日本プロレスのレスラーで市川と対戦するのは永田裕志、小島聡に次いで3人目になる。棚橋と市川は岐阜出身同士だが、棚橋自ら介錯人になるとは、市川もレスラーみょうりに尽きると思う。
