9月5日 DRAGON GATE「STORM GATE 2024」後楽園ホール 1492人 超満員
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇パンチ富永(6分46秒 パンチクラッチ)×柳内大貴
<第2試合 20分1本勝負>
〇神田裕之 近藤修司(7分40秒 キャンディマジック)大鷲透 ×BIGBOSS清水
<第3試合 30分1本勝負>
〇ストロングマシーン・J Kzy U-T(11分22秒 魔神風車固め)ドラゴン・ダイヤ 菊田円 ×田中良弥
<第4試合 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン ルイス・マンテ 豹 〇JACKY KAMEI(9分26秒 JACKYナイフ)×ドラゴン・キッド 土井成樹 横須賀ススム Kagetora
<第5試合 加藤帆希デビュー戦 30分1本勝負>
〇望月成晃(8分32秒 片エビ固め)×加藤帆希
※ツイスター
<第6試合 45分1本勝負>
Ben-K B×Bハルク Riiita 望月ジュニア(11分30秒 ノーコンテスト)シュン・スカイウォーカー 箕浦康太 KAI ジェイソン・リー
<第7試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第40代王者】〇YAMATO(22分38秒 片エビ固め)【挑戦者】×ISHIN
※ギャラリア
☆YAMATOが2度目の防衛に成功
DRAGON GATE後楽園大会のメインではオープン・ザ・ドリームゲート選手権が行われ、王者のYAMATOにISHINが初挑戦した。
コールを受けたYAMATOをISHINが奇襲をかけて開始となり、先手必勝に出たISHINはエルボーの連打も、受け流したYAMATOはエルボーを一閃してからヘッドロックで捕らえ、ぶつかり合いはYAMATOが制してナルシストポーズを取り、ISHINの顔面へニーリフト、逆水平を連打、足を押し当てて先手を奪う。
しかし、その足を捕らえたISHINはサミングから頭突きを浴びせると、ショルダータックルからマウントエルボー、クローからYAMATOを場外へ蹴り出し、場外戦でISHINが鉄柱攻撃からフロアでブレーンバスターで、再び鉄柱攻撃と試合の流れを変える。
リングに戻ると、ISHINはYAMATOに全体重をかけて踏みつけ、首投げからチンロック、首四の字と首攻めに出て、YAMATOはロープエスケープするも。ISHINはナックルの連打、串刺しバックエルボーからヒップトス、ボディープレスから再び首四の字で捕らえる。
グロッキーとなったYAMATOにISHINはエルボーのラリーに挑んで、YAMATOの腰へのエルボーから小股すくい式バックドロップで投げ、サミングから突進すると、YAMATOがドロップキックで迎撃する。
YAMATOは絶対投げるぞブレーンバスターからgo to HospitalⅡを狙うが、柏井レフェリーに誤爆してしまい、その間にセコンドのZ-BRATSが場外でテーブルをセットすると、ISHINがテーブル貫通ファイヤーサンダーを敢行する。
柏井レフェリーがKOされる事態に、斎了GMは強権を発動してセコンドのZ-BRATSに退場を命じ、Z-BRATSは仕方なく退場、八木レフェリーがサブレフェリーとして入る。
ISHINは突進すると、YAMATOは全知全能のフランケンシュタイナーから全知全能の腕十字で捕らえるが、三角絞めへ移行すると、ISHINはシットダウンバスターで逃れる。
ISHINはラリアットに対し、YAMATOはgo to HospitalⅠで応戦するが、ISHINはラリアットから小股すくいバックドロップを狙うと、YAMATOがスリーパースープレックスで投げれば、読み合いからISHINがジャーマンスープレックスホールド、人誅はと畳みかけるが、カウント2でキックアウトされる。
ISHINは人誅を狙うが、切り返したYAMATOはスリーパーで捕らえるとギャラリアを決めるが、いつの間にか戻ってきたKAIが八木レフェリーを場外へ引きずり出すと、Z-BRATSが戻ってきて乱入し、リング内にイス盛りを作り、ISHINはイス盛りへ雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
Z-BRATSがイス盛りを片付けると、イスを持ったISHINはフルスイングを狙うが、Kagetoraが阻止してISHINにアッパー掌打を浴びせ、PARADOXも駆けつけてZ-BRATSを排除する。
その間にYAMATOは目の下にクマを入れた”悪い”YAMATOに変身すると、YAMATOがISHINに毒霧から鉄板で一撃を浴びせ、ラリアットからギャラリアで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後のYAMATOは「このオレは誰だ、オレは悪いYAMATOだ!このベルトを巻いた。このベルトを持って8日、岩手に故郷に凱旋する。その前にベルセルクから追放した鷹木信悟の新日本プロレスへ参戦する。オレが新日本プロレスへ参戦するのは15年ぶりだ、このオレが今の新日本がどんなものか腕試ししやる。」と新日本プロレスへの参戦に意欲を燃やすが。このタイミング良いYAMATOの戻ろうか迷ってしまい、結局良いYAMATOに戻ると。「本当にありがとうございました。けど悪いYAMATOはまだ暴れ足りない。今日の客入り、盛り上がりを全国に伝えたい、10・4も来てくれますか!今日以上盛り上がるから、DRAGON GATEは裏切らないから。今日はありがとうございました!」で締めくくった。
初挑戦ながらもISHINは冷静に試合を進め、テーブル貫通攻撃やZ-BRATSの介入などで、YAMATOを追い詰めるも、悪いYAMATOを呼び出してしまい、ISHINを上回るラフも披露、結局YAMATOのプロレス幅の広さとキャリアの前にISHINは敗れてしまった。YAMATOは7日の新日本プロレス山梨大会では、鷹木信悟と組むだけでなく、IWGP世界ヘビー級王者である内藤哲也とタッグながら対戦する。内藤vsYAMATOの王者対決も大きな見所だ。
第5試合では新人・加藤帆のデビュー戦が行われ、相手は望月が務めた。開始から加藤帆はタックルも、望月は切り返して胴絞めスリーパーを狙うと、加藤帆はロープエスケープし、加藤帆は再びタックルも、切った望月はヘッドロックで絞めあげ、ロープへ振った加藤帆はアームホイップで投げ、望月のミドルキックもヘッドスプリングで避ける。
ロックアップになると、望月が押し込んでブレークも、加藤帆は逆水平に対して、望月は張り手で返してラリーとなり、加藤帆は連打から突進を、ガットショットで迎撃した望月は首投げからサッカーボールキック、場外戦でエプロンの角に加藤帆を何度も押し込み、リングに戻っても望月はボディースラムから逆片エビ固めで腰攻めに出て、加藤帆はロープエスケープする。
加藤帆はエルボーを連打から逆水平で反撃すると、ドロップキックを連発し、ドラゴンスクリューからその場飛びバルキリースプラッシュ、串刺しバックルボーの連打に対し、望月は串刺しヒックブーツからランニングミドルキックと浴びせてツイスターは、逃れた加藤帆はビンタからトラースキック、変型ミステリオラナで丸め込むも、串刺し攻撃を避けた望月はソバットの連打から一角蹴りを放つ。
加藤帆はフランケンシュタイナーを狙うが、望月が逆エビ固めを狙うと、加藤帆は丸め込む、しかし望月はローキック、ミドルキックを連打を浴びせると、ツイスターで3カウントを奪い勝利となる。
試合後に望月は加藤帆に声をかけて健闘を称えるが、望月が退場後にセミを控えるBen-K、ハルク、Riiita、ジュニアのGOLDCLASSが現われ、箕浦が脱退後にリーダーとなったBen-Kが「練習生の頃から目をつけていた」として新メンバー補充のために、加藤帆を勧誘すれば、3人でまだ少数しかいない豹、マンテ、KAMEIのBIG HUGがちょっと待ったコールをかけて、加藤帆を勧誘するなど争奪戦になる。
しかし、加藤帆の答えは双方に「ごめんなさい」で、その人に「憧れていてついていきたい」として名前を出したのはシュン・スカイウォーカーで、Z-BRATS入りを志願する。
加藤帆の答えを聞いたシュン率いるZ-BRATSが登場し、GOLDCLASSとBIG HUGはガックリして退場すると、高笑いしたシュンは加藤帆を将来有望として大歓迎、握手でZ-BRATS入りを認めた。
デビューした新人がいきなりヒールターンしてZ-BRATS入りは前代未聞かもしれないが、デビューした新人がこれだけのインパクトを残したことから、本当に将来有望かもしれない。
そしてセミファイナルでは、Ben-K&ハルク&RiiitaジュニアのGOLDCLASSが、シュン& 箕浦&KA&ジェイソンのZ-BRATSと対戦し、加藤帆はZ-BRATS Tシャツを着てシュンらのセコンドに入る。
Riiitaがコールを受ける箕浦にドロップキックで奇襲をかけて開始となるが、場外戦で両軍が会場所狭しと乱闘を繰り広げると、Z-BRATSがリードを奪う。
リングに戻ってもZ-BRATSがRiiitaを袋叩きにするなど徹底的に痛めつけm箕浦はGoldenRoseを狙うが、逃れたRiiitaはフットスタンプを浴びせてから、代わったハルクがZ-BRATSにスピンキック、ドロップキック、踵落としで反撃、ジュニアが入って連係で箕浦を捕らえ、ハルクがEVO、Ben-Kがスピアーからハルクがファーストフラッシュと畳みかける。
援護を受けたRiiitaは箕浦にリータニックを狙ったが、南側にいつの間にか日本に戻っていたギアニー・ヴァレッタが現われ、GOLDCLASSを襲撃し、RiiitaをアイアンクロースラムでKOする。そこでBen-Kがスピアーで救出するが、八木レフェリーは収拾不可能として無効試合となり、試合後に箕浦はGOLDCLASSに対して存在意義がないとして、これ以上オレに付きまとうなら全員潰すとして、10・4後楽園では敗者ユニット追放マッチを組むように要求する。
第4試合のウルティモ&BIG HUGvsキッド&土井&ススム&KagetoraのPARADOXは、キッド&土井のnot HUGがKAMEIにドイブルを狙うが、マンテ&豹に阻止されると、KAMEIがキッドをJACKYナイフで3カウントを奪い勝利となる。
試合後はヘマをしたキッドに土井が怒って退場も、KAMEIの狙いはツインゲートではなく、ブレイブゲート王座で王者のダイヤを呼び出して挑戦表明するが、ダイヤは「まだ弟分キャラをやってのか、NATURAL VIBESの頃と変わっていない」と斬って捨てるも挑戦を受諾、これを受けて斎了GMも9・16仙台でのブレイブゲート選手権を決定した。
