8月31日 スターダム「5★STAR GP 2024~優勝決定戦~」東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ 2108人
(試合内容は実況ポストより)
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<第10試合 5★STAR GP 2024 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
【RED STAR代表】〇舞華(27分23秒 片エビ固め)【BLUE STAR代表】×上谷沙弥
※ハンマーロック式みちのくドライバーⅡ
☆舞華が5☆STAR GP 2024を優勝
優勝決定戦を迎えた「5☆STAR GP 2024」、進出したのは舞華と上谷で、黄金世代の同期なれど、舞華がワールド・オブ・スターダム王座を転落したきっかけは、上谷の裏切りだったことで、その遺恨マッチも兼ねての優勝決定戦となった。
開始からロックアップを上谷がいなしまくると、舞華がタックルからグラウンドを仕掛けるが、上谷が制してハンマーロックで捕らえれば、足を取った舞華はヘッドロックも、髪を掴んで逃れた上谷はヘッドロックに対し、ヘッドシザースで切り返した舞華はショルダータックルを浴びせるが、上谷は場外へ逃れる。
舞華が追いかけると、上谷はリングに戻るが、舞華が追いかけると、上谷はまた場外へ逃れ、さすがの村山大値レフェリーも、舞華とやりあおうとしない上谷を注意するが、上谷は「バーカ」と高笑いして聞く耳を持たない。
リングに戻った上谷を、焦れた舞華が襲いかかるが、読み合いから上谷がドロップキックを放って、舞華を場外へ蹴り出すと、客席へハンマースルーを連発するだけでなく、舞華のラリアットも鉄柱に誤爆させ、リングにイスを入れて座って舞華を待ち構える。
リングに戻った舞華を上谷がレッグシザースでイスに直撃させるとドロップキックを放ち、ストンピングを連打、首投げからフェースロックで捕らえ、舞華はロープエスケープするが、上谷は舞華をロープに張り付けると、エプロンから踵落としを浴びせる。
舞華はエルボーを連打も、上谷はビンタで返し、舞華の串刺し攻撃も迎撃してコーナーを利用した首絞めからミサイルキックを放つが、エルボーを連打から突進すると、舞華はパワースラムからスリーパーで捕らえ、上谷はロープエスケープする。
舞華はスライディングラリアットを放つと、串刺し攻撃は避けた上谷がサミングからコーナーポストに叩きつけ、スワンダイブは避けた舞華は突進しても、レフェリーを利用して止めた上谷がドロップキックを放つ。
舞華は突進する上谷をエプロンへバックドロップで投げると、ロープ越しでラリアットを放つと、エプロンからダイビングラリアットで流れを変え、花道でブレーンバスターは、逃れた上谷がバイシクルキックで花道から舞華を落とすと、ステージからプランチャを命中させる。
リングに戻って、上谷がエルボーやストンピングを連打と攻めるが、舞華はラリアットで返し、上谷はエルボーで返す。読み合いから舞華のスライディングラリアットは、避けた上谷がドロップキック、ニールキックから突進するtl、舞華がラリアットで迎撃して、上谷のリストを掴んで引き込みラリアットを連発する。
舞華はラリアットを狙うが、避けた上谷が逆さ押さえ込みからカミゴエ式ビックブーツからビックブーツ、カミゴエ式ビックブーツ、ビンタからドロップキック、串刺しニーから、ミサイルキックと攻めてトップコーナーへ上がる。追いかけた舞華は雪崩式ブレーンバスターで投げて、トップコーナーへ上がると、上谷が連続フィッシャーマンズスープレックスに対し、舞華はスリーアミーゴズで応戦する。
舞華は炎華落としはカウント2でキックアウトされると、みちのくドライバーⅡを狙ったが、上谷がフランケンシュタイナーで切り返す。
上谷はバイシクルキック、スピンキック、旋風脚と放ってスタークラッシャーを決めるも、カバーは上谷自身がカウント2で解くと、トップコーナーへ上がる。舞華は追いかけるが、下から潜った上谷が雪崩式狙うが、舞華は雪崩式みちのくドライバーⅡを敢行すれば、上谷が旋回式スタークラッシャーで応戦する。
上谷がパントキックから突進すると、舞華がラリアットで迎撃してからローリングラリアットを放ち、頭突きからみちのくドライバーⅡはカウント2でキックアウトされても、舞華はハンマーロック式みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い優勝、リーグ戦からトーナメントを含めて全勝優勝という偉業を達成した。
試合後に岡田太郎社長から、王冠とガウン、トロフィーを受け取った舞華は敗れた上谷に「今まで戦ってきた中で一番生き生きしていた。それがオマエの選んだ居心地のいい場所なんでしょ、今日決勝で上谷とやれてめちゃくちゃ気持ちよかった」とマイクで声をかけるが、悔し涙を流していた上谷は「プロレス人生、一生かけて地獄の底まで引きずり降ろしてやるよ!」と言い返し、舞華からの握手をアカンベーで拒否して去っていった。
そして舞華はその勢いで9・14大阪でワールド・オブ・スターダム王座への挑戦を表明し、王座を奪取したばかりの中野たむが現われて受諾し決定となった。
試合内容に関しては、途中までは上谷もマイペースで余裕ぶりを見せたことで、舞華を翻弄していたが、後半あたりから打って違って感情を曝け出して舞華にぶつかっていった。それを考えると上谷の敗因は舞華に対する自分の感情を抑えきれなかったためで、上谷が目指すものはまだまだ未完成だったということなのかもしれない。
そして大阪でワールド・オブ・スターダム王座への挑戦が決まった。舞華にしてみればナツコへのリベンジを狙っていただろうが、相手は中野たむになってしまった。けど5☆STAR GPを全勝で制した舞華の勢いが止まらない、中野たむにとっても初防衛戦からキツイ相手を迎えたかもしれない。
