リーグ戦全敗、左膝負傷というどん底から脱出…中野たむがナツコを降し、傷だらけのワールド王座奪取!


8月31日 スターダム「5★STAR GP 2024~優勝決定戦~」東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ 2108人
(試合内容は実況ポストより)

<第0試合 10分1本勝負>
〇月山和香(8分14秒 ムーンライトドリーム)×梨杏

<第1試合 15分1本勝負>
葉月 〇コグマ(10分38秒 片エビ固め)×さくらあや 玖麗さやか
※ダイビングボディープレス

<第2試合 5★STAR GP 2024 決勝トーナメント 準決勝 時間無制限1本勝負>
〇舞華(11分44秒 片エビ固め)×岩谷麻優
※ハンマーロック式みちのくドライバーⅡ

<第3試合 5★STAR GP 2024 決勝トーナメント 準決勝 時間無制限1本勝負>
〇上谷沙弥(10分22秒 片エビ固め)×羽南
※フランケンシュタイナー

<第4試合 15分1本勝負>
〇アナ・ジェイ(7分9秒 クイーンズスレイヤー)×向後桃

<第5試合 15分1本勝負>
〇ジーナ(8分57秒 片エビ固め)×飯田沙耶
※サンダーストラック

<第6試合 20分1本勝負>
〇スターライト・キッド AZM 鈴季すず 星来芽依 天咲光由(13分11秒 片エビ固め)朱里 鹿島沙希 レディ・C ×八神蘭奈 世羅りさ
※ムーンサルトプレス

<第7試合 20分1本勝負>
安納サオリ なつぽい 〇水森由菜(8分40秒 スーパーガール)テクラ 小波 ×琉悪夏

<第8試合 フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負>
【第10代王者】〇吏南(14分28秒 ハイドレンジア)【挑戦者】×妃南
☆吏南が11度目の防衛に成功

<第9試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇中野たむ(27分12秒 トワイライトドリーム)【第18代王者】×刀羅ナツコ
☆ナツコが初防衛に失敗、中野たむが第19代王者となる。

スターダム武蔵の大会のセミファイナルではワールド・オブ・スターダム選手権が行われ、王者のナツコに中野たむが挑戦、8月4日の浜松でナツコのよって古傷の左膝を破壊され、その影響が響いて「5☆STAR GP」は全敗、最悪の状態で選手権を迎えるはずだったが、28日の新宿でナツコの古傷である左膝を攻めたことでやっと一矢を報いて、選手権に臨んだ。

開始から、中野たむはナツコの左膝へローキックを連打も、ナツコはタックルからグラウンドを仕掛け、中野たむはヘッドロックで捕らえても、抜けたナツコはヘッドロックで捕らえる。
ナツコは突進する中野たむを場外へ出すと、場外戦でナツコは右脚へサイキック、ボディースラムから客席へ叩きつけてから、リングに戻すが、中野たむは反対側の場外へ逃れ、追いかけたナツコはファイヤーマンズキャリーのまま花道へ連行も、丸め込んだ中野たむはバイオレットシューティングを放ち、花道をダッシュしてバイオレットシューティングは、ナツコはラリアットで迎撃し、中野たむを坂道から転がしてから、口から水を吹きかける。

リングに戻ると、ナツコは中野たむの左膝へエルボードロップ、ボディープレスと狙い撃ちにすると、中野たむはエルボーも、ナツコはエルボーでなぎ倒し、ファイヤーマンズキャリー狙いは、中野たむが回転エビ固めを狙い、ヒップドロップで潰そうとするナツコを避けてドロップキックを放つ。
中野たむがスピンキックを放つと、読み合いからナツコの左脚を取って左膝裏を蹴り上げ、場外へ逃れたナツコにプランチャスイシーダを命中させる。

リングに戻ると、嫌がるナツコの膝裏へサイキックからグラウンドドラゴンスクリューを連発して試合の流れを変え、足四の字固めで捕らえるが、ナツコはロープエスケープする。

中野たむはバイオレットシューティングを狙うが、避けたナツコはブレーンバスターからセントーンを投下、そしてセカンドコーナーからのダイビングボディープレスは、自爆させた中野たむはローキックからバイオレットシューティング、ナツコをエプロンへ蹴り出してからジャーマンは、逃れたナツコはエルボーのラリーに持ち込み、ナツコはナックルを連打で制してから、エプロンでブレーンバスターで投げると、ラリアット狙いは、中野たむはトラースキックで迎撃してから断崖式ドラゴンスクリューを敢行した。

中野たむは先にリングに戻ると、やっと戻ったナツコに中野たむはエルボーは相打ちを連発、中野たむは頭突きからスピンキックを放って突進するが、足を取ったナツコが膝十字で捕らえ、中野たむは必死でロープエスケープも、ナツコはラリアットを連発からクロス式膝十字固めで捕らえ追い詰めるが、中野たむは必死でロープエスケープする。

ナツコはキャノンボールからスワントーンボムは自爆すると、中野たむは突進するナツコにトラースキックで両者ダウンとなり、ナツコはラリアットからデスバレーボムは、逃れた中野たむがタイガースープレックスホールドを決める。

中野たむはバスソーキック、スピンキック、パントキックとナツコに打ち込み、ジャーマンスープレックスホールドを決めたが、セコンドの小波が村山レフェリーを引きずり出すと、ナツコが気を取られた中野たむをボックスでフルスイングする。

中野たむは場外に逃れるが、H.A.T.Eが袋叩きにすると、これに怒ったなつぽいや水森がH.A.T.Eに襲い掛かって乱闘となる。その間にリングに戻された中野たむをナツコがデスバレーボムからスワントーンボムを決めるがカウント2でキックアウトされる。ナツコはデスバレーボムを狙うが、逃れた中野たむがバイオレットシューティングを狙うと、エプロンに上がったテクラに捕まってしまうが、実況席で解説していた安納が駆けつけるとテクラを排除、ナツコの毒霧も避けた中野たむに、小波のスプレーを吹き付けようとしたらナツコに誤爆、更に琉悪夏のラリアットもナツコに誤爆する。、

打つ手を失ったナツコに中野たむはバイオレットシューティングを放つと、スピンキックからトワイライトドリームで3カウントを奪い王座奪取に成功、試合後もなつぽい、安納と共に全員で2冠王になったことをアピールした中野たむはたむロード復活をアピールした。
内容的にはナツコ自身が断崖式ドラゴンスクリューを食らい、自身にも膝に決定的なダメージを負ってしまったことで、膝十字を出して中野たむを追い詰めていったが、ロープエスケープされたことで、ナツコの方に焦りが生じ、またH.A.T.Eの介入も、中野たむ自身の集中力が途切れていなかったこともあって防ぐことが出来た。
中野たむは昨年10月の愛知大会でバイオレットスクリュードライバーを仕掛けた際に左ひざを負傷して欠場、王座も返上せざる得なかったが、この頃のスターダムは当時の運営側と現場サイドの間で対立が生じており、ややこしい状況だった。
そんな状況の中、中野たむは負傷でたむロードをいったん中断せざる得なかったが、その中でプロレス大賞女子MVPを獲得したが、たむロードを途中で投げ出した形での受賞は、中野たむ自身も納得いっていなかったと思う。
スターダムも新体制となって、落ち着いたところでやっとたむロードが再開となった、果たして中野たむが見せる防衛ロードはどうなっていくのか…

第9試合ではフューチャー・オブ・スターダム選手権、王者の吏南に、妹の妃南が挑戦した。

試合を終えた羽南が通路で見守る中、開始となりエルボーのラリーになると、妃南が連打からロープへ振るが、切り返した吏南が妃南の髪を掴んで倒すも、妃南はボディースラムを連発、突進は吏南がレッグシザースからビックブーツ、ドロップキックと先手を奪う。
吏南はヘアホイップを連発から足を押し込み、足をかけてショルダーロックは妃南がロープエスケープも、今度は吏南が膝を押し込み。妃南はエルボーを連打に対しても、吏南はビックブーツで返す。

吏南のビックブーツは避けた妃南がドロップキック、読み合いから水車落とし、逆エビ固めで捕らえて、吏南はロープエスケープする。
妃南はストンピングを連打を浴びせると、大外刈りに対し、吏南は払い腰、妃南はバックエルボーから突進して、吏南がビックブーツで迎撃も、妃南はランニングネックブリーカーで応戦
吏南はノーザンライトスープレックスに対し、妃南はブレーンバスターで応戦すると、両者ダウンから吏南が串刺しバックエルボーからノーザンライトスープレックスホールドを決める。
吏南はセカンドコーナーからダブルニーを狙うが、妃南が避けてから払い腰、リストクラッチ式での大外刈りを決めるも、吏南はハイドレンジアで捕らえると、妃南はロープエスケープする。

吏南はダイビングダブルニーを命中させるが、妃南はブリッジでキックアウトし、吏南はPink♡ Devilを狙うが、逃れた妃南は外道クラッチで丸め込むが、妃南が突進すると、吏南がPINK Devilを決める。
吏南はパッケージドライバーを狙うが、切り返した妃南が変型フェースバスター、串刺しバックエルボーからラプカはカバーに遅れてカウント2でキックアウトされる、
妃南はラブカを狙うが、切り返した吏南がBUSHIロールはカウント2でキックアウトされると、妃南はフィッシャーマン式ジャックハマーの新技を決める。

そして妃南はラブカを狙ったが、逃れた吏南が変型逆打ちから、ハイドレンジアで捕らえ妃南はギブアップ、時間切れまであと僅かというところで、妃南は無念のギブアップとなった。
誰もが妃南の戴冠を願っていただろうが、妃南や学業や負傷などで、しっかり進化していた吏南が現実を見せつけた。妃南も悔しいだろうが、悔しさがあればこそ、また強くなれる妃南はまだまだこれからだ。

第2、第3試合では5★STAR GP 2024 決勝トーナメント 準決勝が行われ、まず第2試合では岩谷が舞華と対戦、

舞華は岩谷にショルダータックルに対し、岩谷はアームホイップからドロップキック、首投げからサッカーボールキックで先手を奪う。
岩谷は舞華の串刺し攻撃は避けるが、舞華は岩谷の動きを読んでボディースラム、ストンピングを連打、岩谷の張り手の連打も受けきってエルボー、串刺しラリアットからショルダータックルで流れを変える。
舞華は突進するが、コルタバで切り返した岩谷がスリングブレイドからソバットを放ち、舞華のバックドロップを不時着して、トラースキックからジャーマンスープレックスホールドを決める。
岩谷はセカンドコーナーへ上がり、舞華がラリアットでエプロンへ落とすが、エプロンの攻防で岩谷がドラゴンスープレックスホールドを敢行し、場外へ転落した舞華にトペスイシーダを命中させる。
リングに戻ると、岩谷がフロッグスプラッシュ、ドラゴンスープレックス狙いは、舞華はニアロープへ逃れ、突進する岩谷にラリアットで迎撃してから山茶華を決める。
舞華はトップコーナーへ上がるが、追いかけた岩谷が雪崩式ブレーンバスターからミサイルキック狙いは、舞華が追いかけて雪崩式ブレーンバスターでやり返してからフォーアミーゴズ、炎華落としを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
舞華はみちのくドライバーⅡを狙うが、逃れた岩谷がドラゴンスープレックスからトラースキックを放って、突進すると、舞華はみちのくドライバーⅡを決めるもダメージでカバー出来ない。

岩谷が串刺しドロップキックから、バスソーキック、トラースキック、バスソーキックと打ち込んで、ムーンサルトプレスを狙ったが自爆すると、舞華はローリングラリアットからみちのくドライバーⅡを連発はカウント2でキックアウトされても、舞華はハンマーロック式みちのくドライバーⅡで3カウントを奪い、2年連続で優勝決定戦に進出する。

第3試合に上谷vs羽南は、開始からエルボーのラリーとなって、羽南が連打から読み合いになると、上谷がドロップキックで迎撃し、羽南の髪を掴んで倒しストンピングを連打で先手を奪う。
上谷は羽南にビンタを浴びせると、怒った羽南はエルボーを連打を浴びせるが、受け流した上谷はビンタ、ロープに張り付けてからエプロンからの踵落とし、羽南が場外へ転落してからクロスボディーを命中させる。
リングに戻ると、上谷のスワンダイブを狙うが、スライディングで場外へ潜った羽南が上谷を場外へ引きずり落とし、エプロンからフェイマサーを敢行、リングに戻ってヨーロピアンアッパーカット、変形のアームロックで捕らえるが、上谷はロープエスケープする。
羽南はブロンコバスターを放つが、読み合いになると上谷がローキックからドロップキックを放ち、逆さ押さえ込みからビックブーツは、逃れた羽南はヨーロピアンアッパーカットも、上谷はバイシクルキック、羽南はフェイマサーで応戦する。
羽南はバックドロップを狙うが、切り返した上谷にポップアップエルボースマッシュに対し、上谷は時間差ロープワークからニールキックで応戦し、スワンダイブクロスボディーを命中させる。
読み合いから上谷は逆さ押さえ込み、カミゴエ式ビックブーツからスタークラッシャー狙いは、逃れた羽南がブロックバスターホールド。

羽南はフェイマサーを決め、串刺しエルボースマッシュからコーナーへハンマースルーを狙ったが、上谷がセカンドコーナーに飛び乗ってからミサイルキックを命中させ、連続フィッシャーマンスープレッスからフィッシャーマンバスター、そしてセカンドコーナーへ上がると、エルボースマッシュで動きを止めた羽南が雪崩式バックドロップで投げる。
上谷はバイシクルキックから旋風脚を狙うが、羽南は避けてセブンティーン、バックドロップ、バックドロップホールドと畳みかけると、リストクラッチバックドロップは上谷が体を浴びせて潰してからフランケンシュタイナーで3カウントを奪い、上谷が優勝決定戦に進出する。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑