師匠・小川良成に捧げる優勝…ザック・セイバーJr.が辻陽太を降しG1制覇で夏男になった!


8月18日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」両国国技館 8056人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 20分1本勝負>
天山広吉 小島聡 〇田口隆祐(8分13秒 オーマイガーアンクル)永田裕志 タイガーマスク ×嘉藤匠馬

<第2試合 20分1本勝負>
〇タイチ(7分21秒 体固め)×村島克哉
※デンジャラスバックドロップ

<第3試合 20分1本勝負>
マイキー・ニコルス 〇ロビー・イーグルス(9分32秒 エビ固め)KONOSUKE TAKESHITA ×フランシスコ・アキラ
※ハイペリオン

<第4試合 30分1本勝負>
〇石森太二 クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー(9分1秒 片エビ固め)SANADA DOUKI ×TAKAみちのく
※ブラディークロス

<第5試合 30分1本勝負>
後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI 本間朋晃(9分37秒 頂狩)×デビット・フィンレー ゲイブ・キッド ジェイク・リー

<第6試合 30分1本勝負>
〇EVIL 成田蓮 高橋裕二郎 SHO 金丸義信(8分43秒 片エビ固め)×棚橋弘至 矢野通 ボルチン・オレッグ 海野翔太 エル・ファンタズモ

<第7試合 30分1本勝負>
内藤哲也 鷹木信悟 〇高橋ヒロム BUSHI(11分40秒 名も無きヒロムロール)ジェフ・コブ ×HENARE グレート・O・カーン カラム・ニューマン

<第8試合 G1 CLIMAX 34 優勝決定トーナメント・ファイナル 時間無制限1本勝負>
【Aブロック代表】〇ザック・セイバーJr.(31分4秒 クラーキーキャット G1 34 Winner テッカーバージョン)×辻陽太
☆ザック・セイバーJr.がG1 CLIMAX34を優勝

いよいよ優勝決定戦を迎えた『G1 CLIMAX 34』、進出したのはAブロックからザック、Bブロックからは辻、互いに初進出同士での優勝決定戦となり、試合前には第1、2、4、12、15回と過去5回優勝した蝶野正洋がリングインし、「ガッテムアイアムチョーノ」で挨拶し、スタートの掛け声で開始を宣言、第13、14、15回と3回優勝した天山と共に実況席に入って解説を務めた。

開始からグラウンドの攻防になり、スタンディングになると、ロックアップから、ザックが辻の左腕をリストロック、辻は切り返して首投げも、ザックはサイドポジションで捕らえ、辻は逃れる。
ザックはヘッドロックに対し、ロープへ振った辻はショルダータックルを連発、逆水平を連打に対し、ザックは前進して受けきると、辻は張り手でザックが倒れ、辻はスリーパーで捕らえてから、ザックの左肩へエルボースタンプを連打、しかしブレーンバスターは、切り返したザックが小手投げで叩きつける。
ザックは辻の左手を指折りから手のひらをストンピング、リストロックから倒して左腕をストンピング、腕固めのまま手首を捻り上げ、アームツイストと左腕を狙い撃ちにする。
ザックは倒れたままの辻にローキックを連打、リストロックを狙い、辻がエルボーで抵抗も、ザックは胴絞めハンマーロック狙いは、辻がブレーンバスターで投げる。
辻はエルボーを連打からハンマースルーは、切り返したザックはリストロックも、突進は辻がケブラド―ラスラムで叩きつけ、場外のザックにトペスイシーダを命中させる。

場外戦で辻が串刺しショルダーを連打からリングに戻ると、辻がボディーエルボー、ボディースラムからポルベトスプラッシュ,、ボディーシザースで捕らえるが、回転したザックはロープエスケープする。
辻はニーリフトを連打、ガットバスターからボディースラムを狙うと、ザックがコブラツイストで捕らえ、腰投げで逃れた辻に首投げからネックツイスト、辻はボディーエルボーからハンマースルーも、切り返したザックがコブラツイストから卍固めへ移行するが、切り返した辻がアラバマスラムで叩きつける。
辻はショートレンジラリアットを連打に対して、ザックもラリアットで打ち返して相打ちになると、辻がトラースキックからラリアット、オレンジクラッシュで叩きつけ、カーブストンプを浴びせる。
辻はザックの顔面へニーを連打から、雪崩式スパニッシュフライを狙うが、哲ちゃんカッターで逃れたザックがロープ越しでショルダーアームブリーカー、ロープを手にした辻の左腕へダイビングダブルニードロップを投下する。

ザックは大ダメージを与えた辻の左腕へローキックを連打、飛びつき腕十字で捕らえるが、辻はロープエスケープし、ザックは左腕へエルボースマッシュからPK、ミドルキックを連打を浴びせるが、キャッチした辻が二段式ニー、陽太コンポからカーブストンプを浴びせる。
辻はMARLOWE CRASHを狙うが、避けたザックがヨーロピアンクラッチで丸め込んで、ジャーマンで投げても、辻はショートレンジジーンブラスターで応戦する。

両者ダウンから、エルボーのラリーになると、ザックがエルボースマッシュを連打に対し、辻はボディーエルボーで応戦、セブンティーンクロスから側頭部へカーブストンプ、両脚MARLOWE CRASHを命中させるが、カウント2でキックアウトされる。
辻はジーンブラスターを狙うが、ザックがアームバーで捕らえて腕固めから三角絞めへ移行するが、辻がバスターで逃れてからニーアッパー、ジャンピングニーを放ち、ザックはビンタを連打から往復ビンタを浴びせても。辻は頭突きで返してから雪崩式セブンティーンクロスを敢行する。

辻は上村優也の思いを込めたカンヌキスープレックスを狙うが、ザックが逃れて辻の左腕へオーバーヘッドキック、ハイキックからラリアット、そしてザックドライバーは、辻が切り返して掟破りのザックドライバーを決め、ジーンブラスターを狙うと、ザックがジャパニーズレッグロールクラッチ、小川良成譲りの四の字ジャックナイフで丸め込んで、PKを放つ。

ザックはザックドライバーを狙うが。スタナーで切り返した辻のジーンブラスターを狙うと、ザックがクラーキーキャットで捕らえ、足もクロスする拷問技へ移行すると、身動きが出来なくなった辻がギブアップとなり、ザックが優勝を飾った。
試合後にマイクを持ったザックは13日に引退したNOAHの小川良成へのねぎらい、感謝を述べ、1・4東京ドームでなく、10月14日の両国大会での挑戦を宣言して締めくくり、最後は客席へ雪崩れ込んで、ファンと一緒に優勝を祝った。
ザックの勝因は、辻もカウンター狙いなら、ザックもカウンター狙いで来て、ショートレンジのジーンブラスターは食らったものの、フィニッシュのジーンブラスターだけはしっかりマークするだけでなく、その突進する力を逆用して辻を捕らえた。
マイクではNOAHの小川良成へのリスペクトをアピールしたが、2011年からNOAHに参戦し、TMDKのシェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルスと一緒に小川のコーチを受け、また小川とタッグを組んでGHCジュニアタッグ王座も奪取した。
小川良成というレスラーを再評価されるきっかけを作ったのはザックであり、小川が近年リスペクトされる存在になったのもザックのおかげでもある。それを考えると小川の方がザックに感謝すべき部分が多いのかもしれない。
そのザックが1・4東京ドームを待たずに、10・14両国でIWGP世界ヘビー級王座に挑戦することをアピールした、以前は挑戦権利書制度があったが、なくなったことで両国での挑戦もOKになると思う。だた、先に挑戦をアピールしていたO・カーンが黙っているわけがない…

そのO・カーンはセミファイナルでコブ&HENARE&カラムと組んで、内藤&鷹木&ヒロム&BUSHIのLIJ対戦、内藤と対峙したO・カーンがO・カーンが内藤を鷹木に叩きつけてから一本背負い、肩固めで捕らえ、ヒロムとBUSHIがカット入るも、返り討ちにしたO・カーンは、内藤にモンゴリアンチョップの連打から地獄突き、玉座で捕らえる。

BUSHIが入ると、内藤はBUSHIとの連係でO・カーンに反撃し、内藤が引き込みエルボー、延髄斬りからデスティーノは、O・カーンがブレーンクローで捕らえ、内藤は浴びせ蹴りも、ガードしたO・カーンは裏投げで投げる。
HENAREvsヒロムに代わると、ヒロムが低空ドロップキックから逆水平を連打に対して、HENAREはカウンターエルボーで返し、ミドルキック、ヒロムは時間差ハサミワザから串刺しヒロムちゃんボンバー、ドロップキックと攻めるが、HENAREはボディーブローから読み合いになると、HENAREはバーサーカーボムからアルティマで追い詰める。
BUSHIがカットに入ると各選手が入って乱戦になり、ヒロムはHENAREにトラースキックを連打からヒロムちゃんボンバーは、ラリアットで迎撃したHENAREがラクビーボールキック、ネイティブニーからStreets of Rageを狙うと、ヒロムがヒロムロールで3カウントとなり、まさかの逆転負けにHENAREが茫然とすると、ヒロムは高笑いとなった。

場外では内藤はO・カーンと後手で組んで睨み合いになる中、HENAREは浅見レフェリーに抗議するが受け入れられない、ヒロムはHENAREが拒否していたNEVER王座に挑戦をアピールすると、HENAREはまだ敗戦に納得できず返答はしなかった。また内藤はロープ越しでO・カーンと睨み合いになると、O・カーンに唾を吐いてからトップロープへスタンガンで場外へ落とし、O・カーンTシャツを蹴飛ばした。

第6試合の棚橋&矢野&海野&ファンタズモ&ボルチンの本隊&G.o.D連合軍vsEVIL&成田&裕二郎&SHO&金丸のHouse of toutureは、試合前にEVILがファンタズモにHouse of touture Tシャツを渡してHouse of touture入りを迫り、まだ本隊や邪道に不信感を抱くファンタズモが、House of toutureTシャツを着るかどうか迷ったまま場外へ降りると、House of toutureが本隊に奇襲で開始も、ファンタズモは迷ったままで戦列に加わろうとしない。

House of toutureは崇コーナーを作った矢野を捕らえて袋叩きと試合をリードするが、長時間捕まった矢野は裕二郎にマンハッタンドロップからボルチンに代わり、ボルチンがSHOのスピアーをキャッチ、SHOと金丸をまとめてブレーンバスター、成田にはボルチンシェイクからサイドスープレックスで投げ、裕二郎は手を噛んでサミング、ビックブーツを連打で攻め手も、ボルチンはドロップキックで応戦する。
代わった棚橋がEVILにフライングフォアアームを放つと、エルボーを連打、ボディースラム、セカンドコーナーからサマーソルトドロップと攻めるが、スリングブレイドはEVILが佐藤健太レフェリーを交錯誤爆させると、House of toutureがSHOがレンチ、裕二郎がケインと凶器攻撃の総攻撃に出る。
金丸は棚橋にに角瓶での一撃を狙うが、やっとファンタズモが戦列に戻ってカットに入る、成田が背後からベルトでファンタズモを殴打すると、棚橋にベルトを投げ渡して棚橋がやったと訴える。

ファンタズモだけでなく、棚橋も戸惑うと、介入したディック東郷が棚橋にペティグリーからダイビングセントーンを命中させ、、EVILがカバーして3カウントを奪い、ファンタズモが目の前にいながらもカット出来なかった。

試合後にEVILがファンタズモにイスで棚橋を殴れと指示すると、邪道が止めに入る。迷ったファンタズモはイスを捨てて邪道と抱き合ってHouse of touture入りは拒否して襲い掛かるが、これに怒ったHouse of toutureはファンタズモと邪道を袋叩きにしてから、成田が鉄板入りプッシュアップバーでフルスイングで二人をKO、更にEVILが「ボンクラがいらない」と言い放って袋叩きで二人にダメ押しした。

第5試合の後藤&YOSHI-HASHI&本間vsフィンレー&ゲイブ&ジェイクは、フィンレーがINTO OBLIVIONからパワーボムを狙うと、YOSHI-HASHIがウラカンラナでコーナーに叩きつけてから頂狩で3カウントを奪い、試合後はIWGP GLOBAL王座への挑戦をアピールした。

問題が発生しました。 ページを再読み込みして、もう一度お試しください。

コメントは受け付けていません。

WordPress.com Blog.

ページ先頭へ ↑