8月17日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」両国国技館 5340人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
マイキー・ニコルス 〇ロビー・イーグルス(9分26秒 片エビ固め)YOSHI-HASHI ×嘉藤匠馬
※ターボバックパック
<第2試合 20分1本勝負>
ゲイブ・キッド 〇ジェイク・リー(7分41秒 体固め)後藤洋央紀 ×本間朋晃
※FBS
<第3試合 20分1本勝負>
〇KONOSUKE TAKESHITA ジェフ・コブ カラム・ニューマン(8分33秒 片エビ固め)海野翔太 エル・ファンタズモ ×邪道
※弾丸を越えたエルボーバット
<第4試合 30分1本勝負>
〇EVIL 成田蓮 高橋裕二郎 SHO 金丸義信(9分37秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×矢野通 ボルチン・オレッグ タイガーマスク 田口隆祐
※EVIL
<第5試合 30分1本勝負>
〇石森太二 クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー(8分2秒 BoneLock)タイチ DOUKI ×TAKAみちのく
<第6試合 30分1本勝負>
〇HENARE グレート・O・カーン フランシスコ・アキラ(9分7秒 アルティマ)内藤哲也 高橋ヒロム ×BUSHI
<第7試合 G1 CLIMAX 34優勝決定トーナメント・セミファイナル 時間無制限1本勝負>
〇辻陽太(28分5秒 片エビ固め)×デビット・フィンレー
※ジーンブラスター
<第8試合 G1 CLIMAX 34優勝決定トーナメント・セミファイナル 時間無制限1本勝負>
〇ザック・セイバーJr.(27分38秒 膝十字固め)×鷹木信悟
両国2連戦からセカンド、ファイナルステージを迎えた『G1 CLIMAX 34』、初日はセカンドステージが行われ、まずセミファイナルではBブロック1位のフィンレーが、3位の辻と対戦した。
開始からいきなりエルボーのラリーになり、フィンレーが連打も、辻が張り手で返し、フィンレーは頭突きの連打から、コーナーへハンマースルーで叩きつけても、辻がショルダータックルで返す。
フィンレーはクロスチョップからハンマースルーを狙うが、切り返した辻がキチンシンクからボディーシザースで捕らえ、フィンレーはロープエスケープするが、辻はボディーエルボーを浴びせる。
辻は逆水平、串刺しショルダーを連打と攻めるが、串刺し攻撃狙いは、フィンレーがコーナーへフラップジャックで叩きつけてから河津掛け、コーナーへハンマースルー、ワンハンドバックブリーカーからキャメルクラッチと腰攻めで試合の流れを変え、辻はロープエスケープする。
フィンレーがハンマースルーを狙うが、切り返した辻がケブラド―ラコンヒーロ、場外へ逃れたフィンレーにトペスイシーダは、フィンレーがエルボーで迎撃して鉄柵に連発で叩きつける。フィンレーはテーブルを二つ出すと、リングサイドに並べてセットし、テーブル貫通パワーボムは辻が逃れても、フィンレーは鉄柵に叩きつける。
フィンレーは辻を柵にリングに戻してエプロンへ上がるが、辻がトラースキックで場外へ落とすと、トペスイシーダを命中させる。
リングに戻ると、辻はエルボーを連打、ティヘラからショルダータックル、ガットバスターと攻めるが、ファイヤーマンズキャリーはフィンレーが丸め込むと、ヨーロピアンアッパーカット、アイリッシュカーフバックブリーカーは、逃れた辻は陽太コンポからカーブストンプを浴びせる。
辻は雪崩式スパニッシュフライを狙うが、フィンレーはエプロンへ落とし、辻はジャンピンクハイキックからフィンレーはエプロンへ連れ出すと、両脚カーブストンプから二段式ニー、カーブストンプは、逃れたフィンレーがアルゼンチンバックブリーカーの体勢から鉄柱へ辻の腰を叩きつける。
リングに戻ると、フィンレーはアイリッシュカーフバックブリーカー、読み合いからワンハンドバックブリーカー、そして読み合いからスピアーは辻がジャンピングニーで迎撃する。
辻は雪崩式スパニッシュフライからオレンジクラッシュ、カーブストンプと畳みかけ、MARLOWE CRASHを狙うが、避けたフィンレーがコーナーへフラップジャックからカナディアンハンマー、そしてテーブルへのカミカゼパワーボムは、辻は回転エビ固めで丸め込む。
キックアウトしたフィンレーはテーブルへカミカゼパワーボムを再度狙うと、辻がフランケンシュタイナーで切り返し、エプロンの攻防で辻がショルダースルー、鉄柱にフィンレーを叩きつけてからトラースキック、そしてテーブル貫通パワーボムは、体を入れ替えたフィンレーがテーブル貫通パワーボムで叩きつける。
リングに戻ると、大ダメージの辻にフィンレーがINTO OBLIVIONを決めると、マウント掌底からナックルを乱打を浴びせ、浅見レフェリーが止めるが、フィンレーは突き飛ばす。辻は必死で立って突進るが崩れると、フィンレーがパワーボムから、コーナーへパワーボムへのパワーボムはカウント2でキックアウトされ、フィンレーはコーナーへパワーボムを連発からオーバーキルは、辻がウラカンラナで切り返してからジーンブラスターはカウント2でキックアウトされても、側頭部へカーブストンプ!MARLOWE CRASH、そしてジーンブラスターは、フィンレーが首固めからオーバーキルは辻がキャッチする。
そこでフィンレーのローリングエルボーを狙ったが、辻がキャッチして頭突きから上村優也のカンヌキスープレックスで投げ、ジーンブラスターで3カウントを奪い勝利、フィンレーは追い込んではいたが、オーバーキル狙いを切り返されてからのジーンブラスターであたりから流れが変わり、想定外のカンヌキスープレックスを食らった。今回は敢えて外道は介入しなかったが、実力での敗戦はフィンレーにとっても仕方のないところかもしれない。
メインはAブロック1位のザックが、2位の鷹木と対戦し、ザックのセコンドには今大会から合流したマイキー、ロビー、欠場中の藤田晃生が入った。
開始からザクがフルネルソンで捕らえるとリストロックへ移行し、鷹木が切り返すが、ザックは逃れる。ザックはヘッドロックからネックロックに対し、鷹木がアームホイップで逃れてから読み合いを繰り広げる、
ザックは手四っつから力比べに挑んで、鷹木が押し込むが、ザックが切り返してからリバーススープレックス、アームホイップから鷹木の左腕をV1にしてストンピングから、今度は鷹木の右腕をアームロックで捕らえるとV1にしてストンピングを浴びせる。
ザックはエルボースマッシュを連打から、鷹木の右腕へショルダーアームブリーカーを連発するとスリーパーで捕らえるが、鷹木が逆さ押さえ込みで切り返すとmザックの両手を捕まえて踏んでにじる、
鷹木はネックスクリューを決めると、場外へ逃れたザックに鉄柵へハンマースルー、キャメルクラッチで捕らえ、エプロンにザックを叩きつけるが、逃れたザックはエルボースマッシュも、鷹木はエプロンへギロチンホイップで叩きつける。
リングに戻ると、鷹木はロープ越しでニードロップ、フロントネックロックから裏技である万力で捕らえ、ザックはロープエスケープすると、鷹木は串刺しパンピングボンバー、ボディースラムからエルボードロップを連発、ニードロップを落とす。
鷹木は後頭部へパンピングボンバーからジャーマンを狙うが、ザックが切り返してネックツイストから後頭部へドロップキック、ザックはエルボースマッシュを連打からヨーロピアンアッパーカット、串刺しアッパーカットからハーフラッチスープレックスホールドを決める。
鷹木はナックル、バックエルボーからナックル、龍魂ラリアットと放って、ブレーンバスターからキタキタタイムになると、ジャーマンからキチンシンクを連打を浴びせるが、ザックが丸め込むと鷹木の左脚へニークラッシャー、ローキックの連打からニードロップ、ロメロスペシャルの体勢から両脚へニークラッシャーで左脚攻めに出て流れを変える。
ザックは今成ロールからヒールホールドで捕らえるが、鷹木がロープエスケープし、ザックはローキックを連打、鷹木の左腕ヘオーバーヘッドキックからPKも、鷹木はパンピングボンバーで応戦する、
鷹木は雪崩式ブレーンバスターからネックスクリュー、MADE IN JAPANを狙うが、ザックが逃れるとジャパニーズレッグロールクラッチは、鷹木が胴絞めスリーパーで捕らえてグラウンドコブラ、ザックはロープエスケープしても、鷹木のMADE IN JAPANはホールドが崩れてカウントが入らない。
鷹木はショートレンジパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、ザックが逃れてエルボーかスマッシュ、鷹木は龍魂ラリアットからパンピングボンバー固めはザックが丸め込んでから丸め込み合戦となってから、ザックがザックドライバーを決める。
ザックはミドルキックをキャッチした鷹木のドラゴンスクリューは、ザックが逃れてネックツイストからPK、そしてザックドライバーは、逃れた鷹木のグラウンドコブラも、ザックがヒールホールドで捕らえ、鷹木は必死でロープエスケープする。
鷹木の袈裟斬りチョップを連打するが、ザックが切り返して左腕をV1にしてストピング、鷹木の熨斗紙もザックが卍固めで捕らえたが、鷹木がデスバレーボムからパンピングボンバーを放つ。
鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うと、ザックが胴絞めスリーパーで捕らえようとして、鷹木が裏熨斗紙を狙っても、ザックは三角絞めで捕らえたが、鷹木が強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンはカウント2でキックアウトされてしまう。
鷹木はショートレンジパンピングボンバーを連打してから、パンピングボンバーを放つが、受けきったザックは鷹木のハツラツエルボーも受けきってから往復ビンタを浴びせ、鷹木のナックルに対し、ザックはアリキック、低空ドロップキックから、ラリアットはパンピングボンバーと相打ちも、ザックは鷹木の右腕へハイキックからラリアット、旋回式ザックドライバーから変型アンクルロックで捕らえ、鷹木は必死で耐えるが無念のタップとなり、優勝決定戦へ進出した。
試合後は私服姿の辻が現われて、ザックと言葉を掛け合って握手でエールを交わし合って退場、マイクを持ったザックは升席へ向かい「マタアシタネ!」で締めくくった。
ザックvs鷹木は消耗戦となったが、鷹木は想定外の脚攻めから焦りが見え始め、またザックもパンピングボンバー固めも切り返すなど、鷹木のパターンを読み切っていた。また鷹木も新日本プロレスに来てからラスト・オブ・ザ・ドラゴンがカウント2でキックアウトされたのは初めてで、全てを出し尽された以上、鷹木に勝ち目はなかった。
優勝決定戦はザックvs辻となったが、おそらくシングルでは初めてで、一撃必殺の辻が関節技で来るザックにどう対処してくるのか…
第6試合のHENARE&O・カーン&アキラのUNITED EMPIREが内藤&ヒロム&BUSHのLIJと対戦、試UNITED EMPIREが奇襲をかけて開始となると、O・カーンがモンゴリアンチョップを連打から地獄突き、玉座とUNITED EMPIREが内藤を捕らえて試合をリードする。
しかし代わったヒロムがHENAREとぶつかり合いとなって、ヒロムがバックエルボーを連打からジャーマン、ファルコンアローと攻めえるが、ハサミワザはHENAREがキャッチすると、読み合いからバーサーカーボム、ネイティブニーは逃れたヒロムはトラースキックからヒロムちゃんボンバーを放つ。
終盤では乱戦になるが、HENAREはBUSHIにスピンキックからネイティブニーを浴びせ、内藤がカットもO・カーンが膝十字で捕らえると、HENAREはアルティマでBUSHIがギブアップを奪い、UNITED EMPIREが勝利となる。
第5試合のタイチ&DOUKI&TAKAのJUST 5 GUYSvs石森&コナーズ&モロニーのWARDOGは、IWGPジュニアヘビー級選手権の前哨戦になるDOUKIvs石森で開始となると、石森がハンマースルーを切り返したDOUKIはアームホイップからレペルサと攻めるが、石森はサミングで反撃すると、ブーメランフェイントからスワンダイブヒップドロップ、DOUKIのマスクに手をかけてリードを奪ってフィストドロップを浴びせる。
試合はWARDOGSがDOUKIを捕らえて試合をリードするが。DOUKIはモロニーのドリラキラーを切り返すとドロップキックからDDT、代わったタイチはステップキックからスピンキック、コナーズにもビックブーツ、石森とがっぷり四つから上手投げで投げ、モロニーはタイチにブレーンバスターも、タイチはアックスボンバーで応戦する。代わったTAKAがモロニーにジャストフェースロックで続き、石森がカットして代わるも、TAKAは石森にもジャストフェースロック、コナーズにもジャストフェースロックで捕らえる。
TAKAは代わった石森にスーパーKからトランスレイブ、ジャストフェースロックで捕らえるが、切り返した石森がYesLockはDOUKIがカットも、石森がミスティカ式BoneLockでTAKAがギブアップとなって、WARDOGが勝利となる。
第4試合の棚橋&矢野&ボルチン&タイガー&田口vsEVIL&成田&裕二郎&SHO&金丸のHouse of toutureは、乱戦になるとHouse of toutureが矢野を捕らえ、棚橋がカットに入っても、EVILが矢野もろとも急所打ちを浴びせて返り討ちにしてから、EVILが矢野にEVILを決め勝利、試合後もHouse of toutureが本隊全員を袋叩きにすると、第3試合に出場していた海野とファンタズモが救出に駆けつけるが、House of toutureは高笑いしながら退散していった。
