SANADAが紙一重で鷹木を降す!内藤はマイペースで海野を返り討ち!EVILはザックに大ポカで秒殺2連敗!


8月6日 新日本プロレス「G1 CLIMAX34」後楽園ホール 1503人札止め
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 20分1本勝負>
辻陽太 〇BUSHI(3分40秒 逆エビ固め)×嘉藤匠馬 村島克哉

<第2試合 20分1本勝負>
ジェフ・コブ KONOSUKE TAKESHITA 〇HENARE フランシスコ・アキラ(3分51秒 アルティマ)ボルチン・オレッグ 矢野通 エル・ファンタズモ 邪道

<第3試合 20分1本勝負>
成田蓮 〇金丸義信(5分52秒 サムソンクラッチ)上村優也 ×TAKAみちのく

<第4試合 30分1本勝負>
〇後藤洋央紀 本間朋晃(2分52秒 片エビ固め)デビット・フィンレー ×外道
※GTR

<第5試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗=6点】〇グレート・O・カーン(8分17秒 体固め)【2勝5敗=4点】×カラム・ニューマン
※エリミネーター

<第6試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝4敗=6点】〇ジェイク・リー(4分53秒 リングアウト)【3勝4敗=6点】×ゲイブ・キッド

<第7試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【5勝2敗=8点】〇ザック・セイバーJr.(0分19秒 エビ固め)【5勝2敗=10点】×EVIL

<第8試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗=8点】〇内藤哲也(14分48秒 コリエント式首固め)【3勝4敗=6点】×海野翔太

<第9試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝3敗=8点】〇SANADA(19分55秒 体固め)【3勝4敗=6点】×鷹木信悟
※デットフォール

『G1 CLIMAX 34』は後楽園2連戦へ突入、メインイベントでは3勝3敗のSANADAと鷹木が初対戦となった。
開始からグラウンドの攻防となり、ロックアップから鷹木がSANADAをロープへ押し込むとブレークすれば、再度ロックアップからSANADAが今度はロープへ押し込んでエルボーは、鷹木がいなし、SANADAがヘッドロックで捕らえると、ロープへ振った鷹木がショルダータックル、突進するSANADAを担いでストマックブロック、キチンシンクの連打とボディー攻めに出る。
鷹木が突進すると、SANADAが低空ドロップキックからドロッ、プキックで鷹木を場外へ出し、三沢フェイントを狙ったが、阻止した引きずり落とした鷹木が場外でブレーンバスター、エプロンの角に何度もSANADAを押し込んでから、鉄柵へハンマースルーと腰攻めで先手を奪う。
リングに戻ると、鷹木はエルボードロップ、セントーン、腰への串刺しショルダーを連打、ロープを使った首攻め、全体重を浴びせて踏みつけてフットスタンプ、足蹴にして挑発してネックロック、ナックルを連打から逆水平と攻めるが、ブレーンバスター狙いは、着地したSANADAは河津掛け、連続リーブロックからドロップキックで鷹木を場外へ出すと、プランチャを命中させる。

リングに戻ると、SANADAはバックドロップ、読み合いからドラゴンスリーパーを狙うが、逃れた鷹木はバックエルボーからナックル、フェイントDDTで突き刺し、ブレーンバスターからキタキタタイムになる。
鷹木は読み合いからネックスクリュー、串刺しパンピングボンバーから雪崩式狙うが、切り返したSANADAがマジックスクリューを決め、シャイニングウィザードは避けた鷹木はバックエルボーからナックル、そして龍魂ラリアットは、切り返したSANADAがTKOを決める。
SANADAがラウディングボディープレスは避けられる、鷹木のジャーマンは着地したSANADAが鷹木の後頭部へシャイニングウィザードからシャイニングウィザードは、ガードした鷹木はドラゴンスクリュー狙いは、逃れたSANADAがシャイニングウィザードからラウディングボディープレスを命中させる。
SANADAはデットフォールを狙うと、逃れた鷹木はポップアップ式デスバレーボム、串刺しパンピングボンバーから雪崩式ブレーンバスターで投げる。

鷹木はスライディングパンピングボンバーを放つと、SANADAのデットフォールを切り返してMADE IN JAPAN、袈裟斬りを連打からショートレンジパンピングボンバー、そしてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、SANADAが逃れてエルボースマッシュ、鷹木の龍魂ラリアットからパンピングボンバーは避けたSANADAがオコーナーブリッジで丸め込む。
鷹木のパンピングボンバーはSANADAはフランケンシュタイナーで切り返しを狙っても、逃れた鷹木がスライディングT、ハツラツエルボーから頭突き、SANADAが延髄斬りに対し、鷹木は掟破りのシャイニングウィザードで応戦する。

そして鷹木はパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、切り返したSANADAがデットフォールで3カウントを奪い4勝3敗とした。
試合後は互いに立場を忘れ、握手を交わしてノーサイドになると、マイクを持ったSANADAはギフトタイムで「1位通過」を公約に掲げ、「後楽園ホールは好きとは言わない、G1 CLIMAXが好きです、See You Tomorrow!」で締めくくった。
内容的には五分と五分でどっちが勝ってもおかしくなかったが、攻められても自分のペースを崩さなかったSANADAが優った。

セミファイナルは3勝3敗同士で内藤が海野と対戦、開始から海野がジョンウーで奇襲をかけると、レッグシザースでセカンドロープに内藤を固定してから、エプロンめがけてスイングDDT、場外からドロップキックを放つと、エプロンを利用したスイングDDTと先手必勝に出る。
リングに戻ると、海野は内藤の側頭部へミサイルキックからイグニッション、そしてデスライダーを狙ったが、内藤がコーナーへ押し込んで阻止し、バックエルボーからからマンハッタンドロップ、トップコーナーを利用したネックブリーカーで流れを変える。

内藤はエプロンへ海野を蹴り出すと、エプロンでネックブリーカーから、エプロンを利用した変形ネックブリーカー、場外でネックブリーカーと首攻めに出る。

リングに戻ると、内藤はネックロック、バックエルボーから首筋へドロップキック、滞空式ネックブリーカーと海野の首を狙い撃ちにすると、ネックロックで絞めあげる、内藤が突進すると、海野がドロップキックで迎撃してエルボーを連打、串刺しバックエルボーからフィッシャーマンスープレックスホールドで反撃し。唾を吐く内藤にエルボースマッシュを連打からエクスプロイダー、しかしトライデントは変型ネックブリーカーで逃れた内藤は足掛け式ネックロックで絞めあげ、海野は必死でロープエスケープする。
内藤は引き込みエルボーを連打を浴びせ、海野は「来いや!」と受けきろうとするが、内藤は容赦なく打ち込む。しかし、いなした海野がエルボーからローリングエルボーを放ち、内藤は延髄斬りに対しても、海野はヨーロピアンアッパーカットで応戦してからリバースツイストアンドシャウト、トライデントを決める。

海野は変型デスライダーを狙うが、内藤がバレンティアで切り返してからデスティーノは、切り返した海野がフィッシャーマン式デスライダーを決める。海野はブレインズブレイドから旋回式デスライダーはカウント2でキックアウトされると、続けてデスライダーは切り返した内藤がコリエント式首固めで3カウントを奪い勝利、海野は攻めてはいたが、終始落ち着いていた内藤が変化球技で完勝となった。

第7試合では5勝1敗のEVILが、4勝2敗のザックと対戦も、ザックが先入場もなかなか出てこず、やっと出てきたと思ったらEVILの襲撃を受けており、EVILがリングに連行する。
東郷がザックにパウダーを浴びせてから、EVILとマジックキラーを決め、開始からEVILがカバーの連続も、丸め込んだザックが3カウントを奪い、5勝2敗とする。

まさかの19秒殺に東郷の入る間もなく、激怒したEVILがザックを追いかけるが、ザックは逃げまわってEVILに英国国旗を掲げてからかうと、怒り狂ったEVILがバックステージまで追いかけていった。

第6試合では3勝3敗のゲイブが、2勝4敗のジェイクのWARDOGS対決は、後入場のジェイクはハイボールを二つ持って登場するが、ゲイブがビックブーツで奇襲をかけて場外でイスでフルスイングを連発してから、マイクで「WARDOGSにようこそ」アピールする。
ゲイブはテーブルを持ち出し、ジェイクめがけて投げるが、避けたジェイクはジャイアントキリングからイスでフルスイングする。

両者は南側に雪崩れ込んで客席へ乱闘になり、南側通路でエルボーのラリーはゲイブが制して突進すると、ジェイクがジャイアントキリングで迎撃する。

両者はリングサイドに戻り、ジェイクはイスを斜めにして鉄柵へセットするとゲイブを思い切り叩きつける。
リングに戻ると、ゲイブがラリアットからやっと開始となり、パイルドライバーはジェイクがリバースしても、ゲイブがビンタを浴びせ、ジェイクのジャイアントキリングに対し、ゲイブはビンタで返すが、ジェイクがハイキックで応戦する。
ゲイブが突進すると、ジェイクがレッグラリアットからチョークスラムで叩きつけ、FBSはゲイブがラリアットで迎撃すると、エルボーのラリーとなって、ゲイブが往復ビンタからビンタでジェイクがダウンする。

ゲイブはビックブーツを狙うが、避けたジェイクがショートレンジFBSを放ってゲイブを場外へ出し、ジェイクはエプロンからPKは、キャッチしたゲイブはパワーボム狙いはジェイクが逃れてる。場外カウントが進み、ゲイブはジャーマンから突進すると、ジェイクが鉄柵へレッグシザースからゲイブを鉄柵へ直撃させてから、素早くリングに戻ってリングアウト勝ちとなり、試合後は互いにToo Sweetでエールを交わし合った。
新日本プロレスになってからのジェイクは不振だったが、それはGLG時代のグットルッキングなジェイクが抜けきっていなかったからで、NOAHだけでなく新日本プロレスでも組む機会が多かったゲイブが、ジェイクのラフファイトの一面を引き出すことで、やっとWARDOGSに染まったということか、最後はジェイクがしっかり冷静さを残してリングアウトとなったが、ジェイクもやっとWARDOGSの一員になったということなのかもしれない。

第5試合の2勝4敗同士のO・カーンvsカラムのUNITED EMPIRE対決は、開始から読み合いも、スピードで優ったカラムがドロップキックを放つが、O・カーンは猫だましからコーナーへ押し込みモンゴリアンチョップの連打から地獄突き、玉座でから逆パロスペシャルでリードを奪う。
O・カーンは飛行機投げから肩固めで絞めあげ、カラムは必死でロープエスケープするが、O・カーンはスリーパーからエリミネーターは、ニーで逃れたカラムがO・カーンの足を払って腰へフットスタンプ
カラムは串刺しアッパーカットからジャンピングハイキック、PKを連打からその場飛びムーンサルトと流れを変える。

カラムはO・カーンの腰へのエルボーの連打からタイガースープレックス狙いは、O・カーンがコーナーへ押し込み。旋風脚を狙うカラムを一本背負いで投げる・
O・カーンはスリーパーで捕らえるとFGOを狙いは、カラムが逃れると、O・カーンは王統流正拳突きを放つが、突進したところでカラムがその場飛びメテオラで迎撃する。
カラムは串刺しドロップキックから、腰へダイビングフットスタンプ、ブーメラン回転エビ固め、スピンキックから旋風脚と攻めるが、オスカッターを狙うと、O・カーンがキャッチしてブレーンクロー式コンプリートショットからエリミネーターで3カウントを奪い3勝4敗、カラムは5敗目で脱落となった。

Aブロックは残り2戦となり、ザックとEVILがトップで並んでいるが、1位でブロック通過となると、直接対決の観点でいえば、ザック戦はEVILは痛い敗戦だった。2位には内藤、SANADAだが、ブロック通過を考えると、内藤との直接対決をSANADAが落としているだけに、1位どころか3位でのブロック通過は厳しい状況となっている。

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