内藤がSANADAを降し連敗を止めた！ゲイブはど真ん中で鷹木に激勝！海野は新技でザックを降す！ジェイクはO・カーンにも敗れ痛恨の4連敗！


7月29日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」福岡国際センター 1757人
(試合内容は実況ポストより)

＜第1試合 20分1本勝負＞
棚橋弘至 〇矢野通(3分36秒 横入り式エビ固め)上村優也 ×TAKAみちのく

＜第2試合 20分1本勝負＞
辻陽太 〇BUSHI(6分26秒 逆エビ固め)ボルチン・オレッグ ×村島克哉

＜第3試合 20分1本勝負＞
ジェフ・コブ 〇HENARE(7分41秒 アルティマ)エル・ファンタズモ ×邪道

＜第4試合 30分1本勝負＞
〇成田蓮 金丸義信(7分14秒 エビ固め)後藤洋央紀 ×本間朋晃
※ダブルクロス

＜第5試合 30分1本勝負＞
KONOSUKE TAKESHITA 〇フランシスコ・アキラ(7分14秒 エビ固め)デビット・フィンレー ×外道
※ファイヤーボール

＜第6試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負＞
【5勝₌10点】〇EVIL(9分8秒 片エビ固め)【2勝3敗₌4点】×カラム・ニューマン
※EVIL

＜第7試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負＞
【1勝4敗₌2点】〇グレート・O・カーン(11分19秒 体固め)【1勝4敗₌2点】×ジェイク・リー
※エリミネーター

＜第8試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負＞
【3勝2敗₌6点】〇海野翔太(19分19秒 片エビ固め)【4勝1敗₌8点】×ザック・セイバーJr.
※デスライダー

＜第9試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負＞
【3勝2敗₌6点】〇ゲイブ・キッド(13分50秒 体固め)【2勝3敗₌2点】×鷹木信悟
※レッグトラップパイルドライバー

＜第10試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負＞
【2勝3敗₌4点】〇内藤哲也(17分45秒 片エビ固め)【2勝3敗₌4点】×SANADA
※デスティーノ

『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦は福岡大会2連戦の2日目で折り返し地点を迎え、メインは1勝3敗の内藤が2勝2敗のSANADAと対戦した。
内藤のヘッドロックを、SANADAが切り返してアームロックで捕らえれば、内藤がヘッドシザースで切り返し、抜けたSANADAはヘッドロックも、押さえ込んだ内藤がヘッドロック、SANADAがロープへ押し込んむと、内藤が体を入れ替えてブレークからツバを吐く。
怒ったSANADAが内藤を場外へ出し三沢フェイントも、リングに戻った内藤がSANADAを場外へ落としてトランキーロポーズは、リングに戻ったSANADAがドロップキックで阻止、場外戦でSANADAが鉄柵へハンマースルー、鉄柵へギロチンホイップからエプロンへバックドロップと先手を奪う。
リングに戻ると、SANADAは首筋へエルボースタンプを連打からスリーパーは、内藤はロープエスケープしてエルボーを連打も、SANADAがバックドロップからドラゴンスリーパーは、内藤が切り返して変形ネックブリーカーから後頭部へドロップキック、アームホイップからバックエルボー、ドロップキック、串刺しバックエルボーから、コーナーを利用したネックブリーカー、滞空式ネックブリーカーで流れを変える。
内藤はネックロック、首筋へのエルボースタンプから、足掛け式ネックロックは、SANADAはロープエスケープし、ハンマースルーしたSANADAは連続リーブロックからドロップキックで内藤を場外へ出し、プランチャを命中させる。
リングに戻ると、SANADAは河津掛け、TKOは逃れた内藤はバックエルボーからネックブリーカー、引き込みエルボーを連打から雪崩式フランケンシュタイナー、そしてコリエント式デスティーノはSANADAが低空ドロップキックで迎撃してからマジックスクリューを決める。
SANADAはラウディングボディープレスを狙うが、避けた内藤が読み合いに持ち込み、スパインバスターからデスティーノは、SANADAがTKOで切り返す。

SANADAはシャイニングウィザードからラウディングボディープレスを命中させたが、内藤はカウント2でキックアウトする。SANADAはデットフォールを狙うが、切り返した内藤がバレンティアからデスティーノは、切り返したSANADAがオコーナーブリッジで丸め込む。

SANADAはシャイニングウィザードからデットフォールを狙うと、逃れた内藤がデスティーノを連発で3カウントを奪い2勝3敗とし、試合後のマイクで内藤は「2勝3敗で情けない成績だが、星を五分に戻してから白星を先行させ、2連覇を約束する」とアピール、最後は「ノスオトロス・ロス・インゴベルナブレス・デ!! ハ!! ポン!」で締めくくった。

そしてバックステージでは次戦であるゲイブ戦に向けて意気込みを語るも「全然疲れてませんよ」と強調した。これはファンから出ていた”内藤は疲れている””体調が悪い”などSNSでの投稿を内藤がしっかり見ていたと見ていいだろう。ファンはいろいろ憶測を立ててるんだろうが、内藤にしてみればファンが心配するのはありがたいことだが、今は連覇に向けて集中したいから黙って見て欲しいのメッセージとも受け取れた。

セミファイナルでは2勝2敗同士の鷹木とゲイブが対戦、開始からゲイブがビックブーツからエルボーを連打、ビックブーツの応酬からショルダータックルに対し、鷹木もショルダータックルで応戦、ぶつかり合いからエルボーのラリーとなると、鷹木が連打も受け流したゲイブがビンタ、逆水平、串刺しラリアット、逆水平と攻めれば、鷹木は天龍コンポ、ゲイブのビックブーツをキャッチしてダブルチョップで返す。
鷹木はキチンシンクを連発からブレーンバスター狙うが、ゲイブがブレーンバスターで投げ返して、掟破りキタキタタイムでなく中指タイムとなる。

ゲイブはブレーンバスターを狙うが、鷹木がネックスクリューで切り返して、串刺しパンピングボンバーからブレーンバスター、そしてキタキタタイムはゲイブが阻止を狙ってもい、避けた鷹木がバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットからキタキタタイムになる。

鷹木はサッカーボールキックを放つが、ゲイブが噛みついてから逆水平に対し、鷹木も逆水平で返してラリーとなり、鷹木がナックルを連打から噛みつき、そしてパンピングボンバーは、キャッチしたゲイブがエクスプロイダーも、鷹木もエクスプロイダーで応戦、ゲイブがバックドロップからローリングラリアットは、鷹木が切り返してバックドロップも、ゲイブはショルダータックルで応戦して両者ダウンとなる。

ゲイブはラリアットに対し、鷹木がパンピングボンバーと相打ちを繰り返すと、鷹木が袈裟斬りからショートレンジパンピングボンバーに対し、ゲイブもショートレンジラリアットで応戦して、前後からショートレンジラリアット、鷹木は龍魂ラリアットで返すと、ゲイブが頭突きで返し、鷹木がナックルからパンピングボンバーも、ゲイブがラリアットを放つ。
鷹木は読み合いからパンピングボンバー、そしてラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、切り返したゲイブがパイルドライバーも、鷹木はパンピングボンバーで応戦してパンピングボンバー固めはカウント2でキックアウトされる
鷹木はアンビルエルボーを連打からラスト・オブ・ザ・ドラゴンは、逃れたゲイブが往復ビンタを浴びせ、鷹木もビンタで返し、ハツラツエルボーも、ゲイブが受け流す。

鷹木は頭突きの連打からスライディングパンピングボンバーに対し、ゲイブはローリングラリアットで応戦すれば、ゲイブはビンタに対し、鷹木はエルボーで応戦すると、ゲイブは頭突きからパイルドライバー、そしてレッグトラップパイルドライバーで3カウントを奪い3勝2敗とした。
試合後に音楽を止めたゲイブは鷹木に対して立場を忘れ、一礼して握手を求める。鷹木は意識が朦朧とするも、ゲイブは鷹木の首筋に氷嚢を乗せる。ゲイブの本心であることを理解した鷹木は握手に応じたが、立場に戻ったゲイブは鷹木に急所蹴りを浴びせた

試合後の行動に関しては急所蹴りを浴びせるまではゲイブの本心だと思う。しかも鷹木相手にど真ん中スタイルで勝った、ゲイブにとって大きな勝利でもあると同時に、ど真ん中スタイルも世代交代を感じさせる試合だった。

第8試合では4戦全勝のザックが、2勝2敗の海野と対戦、開始からグラウンドで読み合いを繰り広げるが、ロープへ振ったザックに、海野がショルダータックル、ハンマーを連打、エルボーと攻めると、読み合いになって、海野が変形前落としからドロップキック、そしてレッグシザースでザックをセカンドロープにセットしてからの、エプロンへのスイングDDTは、避けたザックがスライディングキックで海野を場外へ落とし、足を痛めた海野の左脚へローキック、リングに戻った海野にレッグブリーカー、レッグロックと左脚攻めでリードを奪い、海野はロープエスケープする。
ザックはエルボースマッシュを連打を浴びせ、海野がエルボーを連打で返しても、ザックはローキックを放って突進すると、海野がドロップキックで迎撃して、串刺しアッパーカットからフィッシャーマンスープレックスホールドを決める。
海野はエクスプロイダーを狙うが、ザックは左膝へ関節蹴りからビックブーツを放って突進すると、海野がレッグシザースでセカンドロープへザックをセットするしてから、エプロンめがけてスイングDDTで突き刺す。
リングに戻ると海野はザックの側頭部へミサイルキックからエクスプロイダー、そしてトライデントは切り返したザックはスリーパーで捕らえ、海野が首投げで逃れて突進すると、ザックが低空ドロップキックで迎撃してから、海野の両膝裏へニークラッシャー、そしてローキックを連打は、キャッチした海野がエルボーからリバースツイストアンドシャウトを決める。

海野はトライデントからイグニッション、デスライダーを狙うと、足を取ったザックに海野が首固め、変型デスライダーからブレイズブレイドは、キャッチしたザックが三角絞めで捕らえ、腕十字へ移行するが、海野が抜いたところで、ザックが膝十字固めから両膝十字固めで捕らえて追い詰めにかかり、海野が必死でロープエスケープする。
ザックはローキックを連打に対し、海野はエルボースマッシュを連打で応戦して、ザックもエルボースマッシュで返してラリーになり、海野が連打も、ザックがビンタ、読み合いからザックがPKを放つ。
ザックはミドルキックを連打を受けきった海野がローリングエルボー、延髄斬りブレイズブレイド、そしてデスライダーはザックが丸め込み、海野のドロップキックを避けてアンクルホールドからジャーマンに対し、海野はブレイズブレイドで応戦してリストクラッチ式の変型エメラルドフロウジョン、そしてデスライダーで3カウントを奪い、3勝2敗、ザックの連勝は4でストップする。

第7試合では1勝4敗のジェイクが、4戦全敗のO・カーンと対戦、O・カーンがいきなり左腕を取ってアームロックからハンマースルーは、切り返したジェイクがキチンシンクを浴びせると、左腕のサポーターを外してプッシュアップで痛めている左腕は回復しているとアピール。、場外戦でO・カーンを鉄柵へハンマースルーで先手を奪い、リングに戻ってからネックロックで絞り上げて、O・カーンはロープエスケープする。
O・カーンは張り手の連打も、ジェイクはガットショットからボディースラム、足蹴でO・カーンを挑発し、キチンシンクを連打からフェイントスリーパー、正面からサッカーボールキックを放つ、。
ジェイクは突進するが、足を取ったO・カーンが足への一本背負いを敢行すると、トラースキックから、両足を掴んでジェイクの脇腹へニーを浴びせてから、膝裏へニーを浴びせ、変型アンクルロックで捕らえるが、ジェイクはロープエスケープする。
ジェイクはキチンシンクを狙うが、キャッチしたO・カーンは足への一本背負いからアンクルホールド、裏膝十字へ移行して追い詰めにかかり、ジェイクは必死でロープエスケープする。
O・カーンはニークラッシャーを狙うが、ジェイクがニーで逃れても、O・カーンは王統流二段蹴りを放ってモンゴリアンチョップからタックルは、ジェイクがジャイアントキリングで迎撃してからバックドロップで投げる。

ジェイクはFBSを狙うが、避けたO・カーンはジャーマンで投げ、ジェイクはチョークスラムを狙っても、関節蹴りで逃れたO・カーンはブレーンクローで捕らえると、ジェイクがジャイアントキリングを浴びせるが、O・カーンは大空スバル式羊殺し、ブレーンクローのままコンプリートショット、そしてエリミネーターで3カウントを奪い、公式戦初勝利、ジェイクはまさかの完敗で1勝4敗とする。

第6試合の4戦全勝のEVILが、2勝2敗のカラムと対戦、EVILは一人で先に登場し、カラムが後入場で登場するが、背後から東郷が襲撃をかけると、EVILも加勢してカラムを痛めつけ、花道でマジックキラーは逃れたカラムがEVILにブレーンバスターで投げる。
カラムがEVILをリングに連行すると、試合開始となってから旋風脚を浴びせるが、オスカッターはEVILが場外へ逃れ、EVILがリングに戻ってきて、カラムの往復式ビックブーツを狙っても、東郷が足を取って倒し阻止する。

場外戦になるとEVILはカラムを鉄柵へハンマースルーで連発で叩きつけ、カラムがリングに戻ろうとしても東郷が阻止するが、カラムは鉄柵越しスワンダイブでリングに戻る
EVILがブレーンバスターからカバーを連発し、逆水平を連打、サミングからダブルチョップと攻めると、カラムがヘッドスプリングから延髄斬りを放ち、カラムはEVILを背中向けへセカンドロープにセットするとドロップキックから逆エビ固めはEVILがロープエスケープする。
カラムはミドルキックを連打から串刺しアッパーカット、串刺しエルボー、読み合いからEVILの足を払って背中へフットスタンプと攻めてから、逆エビ固めで捕らるが、東郷がスポイラーチョーカーでカットに入り、振りほどいたカラムは東郷にトラースキックを放つと、EVILにはレフェリーを利用したマジックキラーを決める。

カラムは串刺しドロップキック、ランニングニー、読み合いからスピンキックと攻めるが、オスカッターは、EVILがキャッチして剝き出しコーナーへ連発で叩きつけるとEVILで3カウントを奪い5戦全勝とした。

そして福岡大会までの経過は、EVILが単独トップで2位がザック、3位に海野とゲイブが追いかける限界となった。EVILの単独トップは意外だが、東郷がKOされても、EVILには自力の強さという保険があることから、厄介な選手がトップに立ってしまったようだ。そして注目のジェイクは4敗と崖っぷちの状態、内藤の不調より、ジェイクの不調の方が深刻かもしれない。

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