7月28日 新日本プロレス「G1 CLIAMX34」福岡国際センター
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇棚橋弘至 矢野通(6分21秒 テキサスクローバーホールド)SANADA ×TAKAみちのく
<第2試合 20分1本勝負>
カラム・ニューマン 〇グレート・O・カーン(6分36秒 片エビ固め)EVIL ×ディック東郷
※エリミネーター
<第3試合 20分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. 藤田晃生(6分6秒 片エビ固め)海野翔太 ×本間朋晃
※ザックドライバー
<第4試合 30分1本勝負>
内藤哲也 鷹木信悟 〇BUSHI(7分1秒 エビ固め)ジェイク・リー ゲイブ・キッド ×外道
<第5試合『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇ボルチン・オレッグ(12分17秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×エル・ファンタズモ
※カミカゼ
<第6試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇ジェフ・コブ(12分30秒 片エビ固め)【3勝1敗=6点】×上村優也
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第7試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】〇KONOSUKE TAKESHITA(13分19秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×HENARE
※レイジングファイヤー
<第8試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇デビット・フィンレー(11分1秒 体固め)【2勝2敗=4点】×成田蓮
※パワーボム
<第9試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇後藤洋央紀(17分37秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×辻陽太
※GTR改
『G1 CLIMAX 34』は福岡2連戦を迎え、初日はBブロック公式戦が行われた。メインは1勝2敗同士で後藤が辻と対戦、辻がヘッドロックで捕らえると、ロープへ振った後藤とぶつかり合いになり、後藤がヒップトスで投げるが、辻が場外へ逃れる。
辻は呼吸を整えてからリングに戻ると、後藤がガットショットからエルボーを連打、辻の串刺しを避けて串刺しラリアット、そしてヒップトス狙いは、辻が倒し、ボディーブローからキチンシンク、場外へ逃れた後藤をリングに戻し、張り手から串刺しショルダーを連打、腰へのエルボーからボディーシザースと後藤のスタミナを奪いにかかり、後藤はロープエスケープする。
後藤は張り手も受け流した受け辻はエルボー、串刺しボディーアタックから突進すると、後藤が時間差ロープワークからラリアットを放ち、エルボーの連打から村正、バックドロップで流れを変える。
後藤はエルボーから串刺しを狙うが、辻が迎撃して両脚カーブストンプ、ボディースラムからトルベトスプラッシュを命中させる。
辻はオレンジクラッシュを狙うが、後藤が逃れて、突進する辻に牛殺しを決め、エルボーのラリーになると、辻が連打から突進はいなした後藤が裏GTRからラリアット、そしてGTRは逃れた辻が陽太コンポからカーブストンプを連発で後藤がダウンする。
起こした辻はビックブーツ、前からカーブストンプで踏みつぶすと、MARLOWE CRASHを狙うが、避けた後藤に二段式ニーからセブンティークロス、そしてジーンブラスターは避けた後藤が丸め込み、辻がトラースキックからオレンジクラッシュは、後藤が着地して、突進する辻にGTWを決める。
後藤は念を込めてミドルキックで蹴り倒しラリアットを放つと、ここ一番で出す昇天・改はカウント2でキックアウトされるが、抵抗する辻に後藤はリストクラッチで捕らえる新型GTRことGTR改で3カウントを奪い、2勝2敗とした。試合後に後藤はマイクを持つと「若い世代の盛り立て役じゃない!オレが優勝します!なんでかわかるか、G1のGは後藤のG!」と叫んで締めくくった。
「NEW JAPAN CUP2024」の決勝戦では後藤は辻に敗れ優勝を逃すだけでなく、後藤らの世代ではないと思われていたが、後藤はG1で最年長となってエントリーで、今年は同世代もいない。そんな後藤だからこそ、自分自身を身を震わせている。「G1のGは後藤のG」2016年に出した言葉だが、それを旗印に後藤は大逆襲を狙いたいようだ。
セミファイナルでは2勝1敗の成田と、1勝2敗のフィンレーによるBULLET CLUB対決が実現、先日に長崎大会で行われた前哨戦では成田とフィンレーがバックステージまで雪崩れ込む乱闘を繰り広げていたが、同じBULLET CLUBでもフィンレーが属しているWARDOGSと成田が属しているHouse of toutureは対立関係であり、フィンレーはBULLET CLUBのリーダーとしてHouse of toutureへの見せしめとして成田を制裁することを予告していた。
後入場したフィンレーは臨戦体制となって、先に入場していた成田を挑発すると、成田が襲い掛かり乱闘になり、両選手とも客席へ雪崩れ込んで、花道へ出るとフィンレーのパイルドライバーを狙う。
そこで金丸が乱入して阻止すると、怒ったフィンレーは金丸を撃退、成田をリングに上げて試合開始となるが、成田は場外の外道に襲い掛かり、フィンレーが助けに入ると、リングに戻った成田がエプロンへ上がったフィンレーにビックブーツ、場外戦で鉄柵へハンマースルーからビックブーツ、鉄柵上でのネックブリーカー、鉄柱攻撃と先手を奪う。
成田はイスでフィンレーを殴打してから、リングに戻ると、フィンレーにニーリフト、サードロープへシーソーホイップから、場外から金丸がドロップキックと痛めつけるが、成田のカバーはフィンレーが切り返すと、成田も切り返す。
成田はチンロックで捕らえ、エルボーのラリーになると、成田がサミングから突進するが、フィンレーがブルーサンダーで叩きつけてから、ラリアットで成田と一緒に場外へ転落する。
フィンレーは鉄柵へのハンマースルーで成田を叩きつけると、鉄柵へ押し込んでからファイヤーマンズキャリーで担ぎ、成田の顔面を鉄柱に直撃させる。
リングに戻ると、大ダメージの成田に、フィンレーが串刺しアッパーカットからブレーンバスタースラム、カナディアンハンマーは逃れた成田がクローからエクスプロイダーで投げる。
成田は串刺しバックエルボーから串刺しビックブーツ、ハーフラッチスープレックスからフロントネックロックで捕らえ、フィンレーがロープエスケープすると、成田は地獄の断頭台を狙うが、避けたフィンレーがエアープレーンスピンから放り投げ、カナディアンハンマーから、オーバーキルは成田が着地してスリーパーから剥き出しコーナーへ叩きつける。成田のコブラツイストはフィンレーがロープエスケープすると、エプロンに上がった金丸がウイスキーミストから成田が丸め込むが、浅見レフェリーのカウントは、外道が場外へ引きずり出して阻止する。
フィンレーはフィンレー家伝統のシレリイを持ち出し、金丸を殴打も、成田が急所打ちから鉄板入りプッシュアップバーでの一撃を狙うと、フィンレーがシレリイで迎撃してから成田へ一撃し、コーナーパワーボムを連打からパワーボムで3カウントを奪い、予告通り成田を制裁して2勝2敗とする。
第7試合では2勝1敗同士のHENAREとTAKESHITAが対戦。ロックアップでの押し合いで互いに火花を散らすと、TAKESHITAがガットショットからヘッドロック、ロープへ振ってからぶつかり合いはHENAREが競り勝つ。
TAKESHITAはボディーブロー、首投げから正面へのエルボー、サミングからTAKESHITAラインと先手を奪い、HENAREは場外へ逃れる。
追いかけたTAKESHITAはHENAREを鉄柵へハンマースルーから鉄柱攻撃、鉄柱越しで両手を掴むと鉄柱に直撃させ、エプロンでDDTで突き刺す。
リングに戻るとTAKESHITAはコーナーナックルから噛みつき、ガットショットからDDTと攻め、スリーパーで捕らえるが、ボディーブローで逃れたHENAREがミドルキックも、TAKESHITAはコーナーにHENAREを直撃させると後頭部エルボー、そしてブルーサンダーは、HENAREが膝蹴りで逃れるとバーサーカーボムを決める。
HENAREが串刺しラリアット、ボディーブローを連打から頭突き、サモアンドロップ、ラクビーボールキックを連打と攻め、TAKESHITAアッパー掌打も、HENAREはスピンキックからラクビーボールキックは、TAKESHITAがキャッチし、HENAREのタイナーもキャッチしてパワーボム狙いは、フランケンシュタイナーで切り返したHENAREがランニングニーを放つ。
HENAREはランペイジを狙うが、TAKESHITAがキャッチすると、HENAREはショルダースルーから突進は、TAKESHITAが秋山準直伝ジャンピングニーで迎撃し、ジャーマンからリバースフランケンを決めてから突進は、HENAREがランペイジで叩きつける。
HENAREはStreets of Rageを狙うが、着地したTAKESHITAが弾丸を越えたエルボーを放って、串刺しはバックスピンエルボーで迎撃したHENAREがキャンセルキックに対し、TAKESHITAがラリアットからブルーサンダーを決める。
HENAREがスピンキックから頭突きを狙うと、TAKESHITAが弾丸を越えたエルボーで迎撃してからジャンピングニーは、HENAREがUENUKUで応戦してからStreets of Rageは、TAKESHITAがフィッシャーマンズバスターで返すと垂直落下式ブレーンバスターからレイジングファイヤーで3カウントを奪い3勝1敗、試合後は両者はグータッチで健闘を称えある。
第6試合では3戦全勝の上村が、1勝2敗のコブと対戦、ロックアップで上村が押し込もうとするが、コブが突き飛ばし。バックの奪い合いからコブがグラウンドを仕掛け、上村が切り返して膝十字はコブがロープエスケープする。
コブがガットショットからハンマースルーは、切り返した上村がドロップキックも、受け流したコブがドロップキックで返してから、全体重をかけて踏みつけ、ボディーブローから串刺しショルダーを連打と、ボディー攻めで先手を奪い、連続シュミット流バックブリーカーからサーフィンと上村を痛めつける。
上村は張り手の連打も、受け流したコブはベアハッグで捕らえ、逃れた上村にナックルからハンマースルーは、上村がフライングフォアアームで返し、コブをエプロンへ出してからランニングエルボーで場外へ落とすと、プランチャはキャッチされたが、逃れた上村は鉄柱に叩きつける。
リングに戻ると、上村がコブにダイビングクロスボディーは、キャッチしたコブが叩きつけるも、その場飛びムーンサルトは避けた上村がフラッシングエルボーから腕十字はコブがバスターで逃れて、その場飛びムーンサルト
上村は逆水平を連打、コブの突進をジャンプで避けてアームホイップからドロップキックで場外へ落とし、ランニングプランチャを命中させる。
リングに戻ると、上村はダイビングクロスボディー、ドロップキックからジャーマン、ドラゴンスープレックスホールド、マッドスプラッシュと攻めるが、2発目のマッドスプラッシュが自爆すると、コブが無双から倒れ込みラリアット、F-5000は着地した上村がランニングエルボーから頭突きも、コブがラリアットで返し、レインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドは上村が首固め、十字固めで丸め込んだが、キックアウトしたコブがF-5000からツアー・オブ・ジ・アイランドで3カウントを奪い、コブが2勝2敗、上村は3連勝でストップとなる。
第5試合では1勝2敗同士のファンタズモとボルチンが対戦、ロックアップでボルチンが突き飛ばし、バックの奪い合いからグラウンドを仕掛けるが、ヘッドロックは抜けたファンタズモがヘッドロック、ロープへ振ったボルチンとぶつかり合いは、ファンタズモがリーブロックからドロップキックも、受け流したボルチンがショルダータックルで応戦する。
ボルチン串刺しショルダーを連打からコーナーへハンマースルーで叩きつけ、ファンタズモが張り手も受け流したボルチンは逆水平を浴びせる。
ボルチンはコーナーへハンマースルーから腕十を狙い。ファンタズモがロープエスケープすると、ボルチンは滞空式ブレーンバスターは、着地したファンタズモが逆水平を連打から乳首捻り、ボルチンの突進を避けて旋回式クロスボディーからライオンサルトは、持ち上げたボルチンはボルチンシェイクからサイドスープレックスで投げる。
ボルチンは突進すると、場外へ出したファンタズモがトペスイシーダを命中させ、場外戦で読み合いからサドンデス、リングに戻ると、スワントーンボムからライオンサルトと畳みかける。
ファンタズモはスピニングネックブリーカーを狙うが、逃れたボルチンはエルボーのラリーに持ち込っみ、ファンタズモは連打からビックブーツを連打、延髄斬りからスピニングネックブリーカー、プレインサラダからサンダーキス84を命中させる。
ファンタズモはCRⅡを狙うが、担いだボルチンが場外めがけてバーティクトで放り投げ、足から場外へ転落したファンタズモは左膝を痛めてしまう。
リングに戻ったファンタズモの背中にボルチンがボディープレスから、正面へボディープレス、カミカゼはファンタズモが逃れると、スイングDDTは堪えたボルチンのブレーンバスター狙いは、ファンタズモが首固め、サドンデスから丸め込む。
ファンタズモの逆さ押さえ込みを狙うと、ボルチンが逆に逆さ押さえ込み、ドロップキックからカミカゼで3カウントを奪い2勝2敗とした。
福岡大会を終えた時点のBブロックは全勝がなくなり、上村とTAKESHITAがトップ、ボルチン、後藤、コブ、HENARE、フィンレー、成田が追いかける混戦となった。


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