7月23日 新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」広島サンプラザホール 1972人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇ボルチン・オレッグ 矢野通 村島克哉(5分10秒 逆エビ固め)後藤洋央紀 本間朋晃 ×嘉藤匠馬
<第2試合 20分1本勝負>
〇辻陽太 BUSHI(7分4秒 片エビ固め)エル・ファンタズモ ×邪道
※カーブストンプ
<第3試合 20分1本勝負>
HENARE 〇フランシスコ・アキラ(8分14秒 片エビ固め)デビット・フィンレー ×外道
※ファイヤーボール
<第4試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇KONOSUKE TAKESHITA(10分28秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】×ジェフ・コブ
※レイジングファイヤー
<第5試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝=6点】〇ザック・セイバーJr.(11分56秒 変型ヒールホールド)【1勝2敗=2点】×カラム・ニューマン
<第6試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=4点】〇鷹木信悟(11分5秒 パンピングボンバー固め)【3敗=0点】×グレート・O・カーン
<第7試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=4点】〇ゲイブ・キッド(15分56秒 エビ固め)【1勝2敗=2点】×海野翔太
※マッドマンボム
<第8試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝=6点】〇EVIL(18分6秒 片エビ固め)【1勝2敗=2点】×SANADA
※裏EVIL
<第9試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝2敗=2点】〇内藤哲也(17分5秒 片エビ固め)【1勝2敗=2点】×ジェイク・リー
※デスティーノ
『G1 CLIMAX 34』広島大会ではAブロック公式戦が行われ、メインは2敗の内藤が、1勝1敗のジェイクと対戦、両者は6月16日、北海きたえーるで行われた「ALL TOGETHER in SAPPORO」で対戦しており、今回は新日本プロレスのリングで対戦となった。
試合前に内藤が皇帝ジャケットをゆっくり脱ぐが、焦れたジェイクが脱ぎ捨てられたジャケットを蹴飛ばして挑発行為に出る。・
やっと試合開始になると、ジェイクはリズムを取って落ち着かせ、ロックアップから内藤を押し込み、ジェントルブレークではなく、唾を狙う内藤にエルボーを浴びせてから、セカンドロープに直撃させ、場外戦を仕掛けて逆水平から鉄柵へハンマースルーは、鉄柱を利用した内藤がリングに戻るとトランキーロポーズで牽制する。
ジェイクがリングに戻ると、内藤がネックブリーカーからチンロックで捕らえ、ジェイクはロープエスケープするが、内藤がエルボースタンプを連打も、読み合いからジェイクはネックハンキングで内藤を捕らえて放り投げる。
場外戦になると、ジェイクは内藤を鉄柵へハンマースルーから、本部席に雪崩込んでイスに叩きつけ、、花道から入場ゲートへ内藤を連行するとD4Cと見せかけてDDTで突き刺す。
リングに戻ると、ジェイクが首投げからPKを浴びせ、スリーパーで絞めあげてからサッカーボールキック、連続カバーでスタミナを奪い、館内のブーイングにジェントルポーズで応える。
ジェイクはD4Cを狙うが、着地した内藤がマンハッタンドロップ、エルボーからバックエルボー、後頭部へドロップキックで反撃し、エルボーを連打、フェイントからバックエルボーを連打、滞空式ネックブリーカー、ネックロックと流れを変える。
エルボーのラリーになると、ジェイクが連打で内藤をなぎ倒して、大笑いしてからダブル中指で内藤を挑発、内藤は引き込みエルボーを連打からエスペランサは、ジェイクが大車輪ノド輪落としで叩きつけてからジャイアントキリングを炸裂させるが、内藤はカウント2でキックアウトする。
ジェイクはチョークスラムを狙うが、切り返した内藤が延髄斬りからコリエント式デスティーノ、そして雪崩式フランケンシュタイナーは、下からすり抜けたジェイクのラストライド狙いは、逃れた内藤が延髄斬りも、ハンマースルーは切り返したジェイクがジャイアントキリングからバックドロップで投げる。
ジェイクはFBSを狙うが、避けた内藤にハイキック、内藤は引き込みエルボーを連打から延髄斬りも、デスティーノは逃れたジェイクがジャイアントキリングからブラジリアンハイキックを炸裂させる。そしてジェイクはチョークスラムを狙うが、内藤がデスティーノで3カウントを奪い公式戦初勝利、ジェイクはまさかの表情を浮かべ、レッドシューズ海野レフェリーに抗議するが受け入れられなかった。
試合の大半はジェイクのリードを奪い、前回は敗れていることもあって、普段のマイペースでジェントルぶりを脱ぎ捨てて、かなり荒っぽく攻め、内藤を追い詰めていったが、詰めの甘さを突かれて内藤に逆転を許してしまった。
セミファイナルでは1勝1敗のSANADAがm2勝のEVILと対戦するが、試合前にEVILがSANADAにHouse of toutureTシャツを差し出すと、SANADAが着てEVILと握手を交わし、マイクでEVILがSANADAのHouse of touture入りをアピールする。そしてEVILは約束として勝ちを譲れとSANADAに迫り、寝転がったSANADAをカバーするが、SANADAが丸め込んで拒否し、Tシャツを脱ぎ捨てる。
試合開始も、逆ギレしたEVILが場外で試合放棄として勝手にゴングを鳴らすが、SANADAが襲いかかってリングに戻し、SANADAがコングを鳴らして試合再開、EVILをパラダイスロックで捕らえてから、尻にドロップキックを放つ。
SANADAはハンマースルーを狙うが、場外の東郷がSANADAの足を取って倒し、場外戦でSANADAを鉄柵に叩きつけて調子のバロメーターである本部席を破壊し、剝き出しコーナーを作り、SANADAをエプロンへ上がっても、EVILがショルダータックルで吹き飛ばして、また本部席を破壊する。
リングに戻るとSANADAがナックルを連打も、EVILは剝き出しコーナーへハンマースルーから、連続カバーでスタミナを奪い、SANADAの頭を踏みにじる。
SANADAは張り手を連打、EVILのハンマースルーを切り返して河津掛け、EVILの突進を連続リーブロックからドロップキックで場外へ出し、プランチャを命中させ、東郷が襲いかかっても、鉄柵へハンマースルーで撃退する。
リングに戻るとSANADAはTKOを狙うが、髪を掴んで逃れたEVILはレフェリーを利用したトラースキック、串刺しラリアットからフィッシャーマンバスター、そしてダークネスフォールズは、逃れたSANADAがオコーナーブリッジからSkull Endで捕らえ、EVILはロープエスケープする。
SANADAがTKOを狙うが、逃れたEVILがSANADAを浅見レフェリーめがけてハンマースルーで、浅見レフェリーをKOする。そこで東郷が乱入しSANADAを袋叩きからトレイン攻撃、そして東郷が渡したイスでフルスイングは、避けたSANADAがEVILとイスでキャッチボール、イスを手にしたEVILにイスごとドロップキックを放てば、東郷にもドロップキックを放つ。
SANADAはEVILにシャイニングウィザードからデットフォールを狙うが、逃れたEVILがレフェリーを利用して急所打ちも、SANADAも急所打ちで応戦し、SANADAのシャイニングウィザードは、避けたEVILがダークネスフォールズ、そしてEVILは逃れたSANADAがマジックスクリューを決め、ヘッドスプリングからラウディングボディープレスはカウント2でキックアウトされ、デットフォールはEVILが切り返すも、SANADAが掟破りのEVILを敢行する。
SANADAは場外の東郷をプランチャでKOすると、リングに戻ってEVILの後頭部へシャイニングウィザードを放つ。
SANADAはシャイニングウィザードを狙うが、浅見レフェリーを利用して阻止したEVILが読み合いから急所蹴り、そして奥の手である裏EVILで3カウントを奪い公式戦3連勝となる。
第7試合では1勝1敗同士の海野とゲイブが対戦、序盤ではロックアップの攻防から、ゲイブが逆水平に対し、海野がエルボーからヘッドロックも、切り返したゲイブはヘッドロック、読み合いからエルボーのラリーとなり、ぶつかり合いから海野エルボーに対し、ゲイブは逆水平も、海野はドロップキックで応戦する。
海野はエルボースタンプ、エルボースマッシュと打ち込み、脚で踏みつけるがゲイブは挑発する。海野の串刺しはゲイブがショルダースルーへエプロンへ出すも、ロープ越しで読み合いから海野のトルネードDDT狙いは、堪えたゲイブが噛みつきからバックドロップで投げる。
ゲイブは頭突きからサッカーボールキックを連打、逆水平、踏みつけ、逆水平を連打、エルボーを連打から逆水平と攻めるが、受けきった海野はエルボーを連打に対し、ゲイブが頭突きの連打から逆エビ固めで捕らえ、海野はロープエスケープする。
ゲイブは海野に足蹴にして挑発すると。パイルドライバーを狙うが、海野がリバースして、ゲイブのラリアットを切り返してリバースツイストアンドシャウト、ゲイブの後頭部へ串刺しランニングニー、スイングDDTからトライデント、イグニッションからデスライダーは、切り返したゲイブがナックルを連打で両者ダウンとなる。
今度はエルボーのラリーから、海野エルボースマッシュも、ゲイブが前後からショートレンジラリアット、海野がニーアッパーで応戦すれば、ゲイブはナックルから頭突き、ラリアットを連打で攻め、海野がエクスプロイダーで投げると、ゲイブはラリアット、海野がハーフネルソンスープレックスからローリングエルボーを放って両者ダウンとなる。
ゲイブは海野に唾を吐くと、海野はストンピングを乱打から顔面ウォッシュ、往復ビンタを浴びせ、ビンタのラリーからエルボーのラリー、ビンタのラリーとなってゲイブはコーナーへ押し込み、ビンタのラリーでゲイブがダウンする。
海野はデスライダーを狙うが、逃れたゲイブはローリングラリアット、読み合いから海野に飛びついたゲイブが噛みついてからパイルドライバー、そしてレッグトラップパイルドライバーは海野が逃れてもゲイブがナックルから、海の腰にに膝を押し込みながら逆エビ固め、そしてドクターボムことマッドマンボムで3カウントを奪い2勝1敗とした。試合後は海野は腰を押さえながら退場していったが、試合中にも腰を気にしていたことから、それをゲイブがしっかり逃していなかった。海野の腰は完全には治っておらず、試合が出来る状態にまでにはしたが、ここにきて腰に不安が出来てしまったようだ。
第6試合では1勝1敗の鷹木が、2敗のO・カーンと対戦、、差し合いでO・カーンがフロントネックロックからダフルアームスープレックスで先手を奪い、ストンピングを連打からサッカーボールキック、ストンピングを連打、ハンマーからマウントを奪って三角絞めを狙うが、鷹木は無理せずロープエスケープする。
ノーガードで蹴るO・カーンに対し、鷹木はナックルの連打を放つが、O・カーンは脇固めから腹固めを狙い、鷹木はロープエスケープも、O・カーンはリストロックのままでニーリフトから一本背負いは、逃れた鷹木が、O・カーンの後頭部へスライディングパンピングボンバーを放つ。
鷹木は串刺しパンピングボンバーから天龍コンポ、串刺しパンピングボンバーからブレーンバスターを狙うが、O・カーンは鷹木の胸へクローで逃れると、モンゴリアンチョップに対し、鷹木が袈裟斬りから逆水平、セントーンからブレーンバスターで投げ、キタキタタイムになる。
鷹木はスライディングパンピングボンバーを狙うが、キャッチしたO・カーンは払い腰で投げ、鷹木はバックエルボーからナックル、龍魂ラリアットも、キャッチしたO・カーンは飛行機投げ、巴投げ、一本背負いから肩固めで捕らえるが、鷹木はロープエスケープする。
O・カーンは鷹木の耳をかじりながらFGOを決めるが、鷹木がパンピングボンバーで応戦し、串刺しパンピングボンバーから雪崩式ブレーンバスター、アンビルエルボーの連打、ハツラツエルボーからナックルに対し、O・カーンは王統流正拳突きを放つ。
O・カーンはスピニングバスター、そして王統流二段蹴りからエリミネーターは、鷹木がDDTで切り返し、ショートレンジパンピングボンバーからパンピングボンバーは、O・カーンがカマイタチからラリアットを放つ。
O・カーンはエリミネーターを狙うが、切り返した鷹木がドラゴンスープレックスからパンピングボンバー、そしてパンピングボンバー固めで3カウントを勝利で2勝1敗、O・カーンもかなり考えて攻めているが、まだ何か足りないようだ。
第5試合では2勝のザックが、1勝1敗のカラムと対戦、手四っつからカラムが四方投げからリストロックで捕らえ、ザックは切り返そうとするが、カラムは胴絞めスリーパー、ザックは足を取っても、カラムが逃れる。
ザックはアームロックのままヘッドシザースで捕らえ、カラムは倒立から抜けると、バックを奪い、四方投げも、ザックが蹴って逃れる。
ザックはボディーブローを浴びせるが、ザックの足を取って払ったカラムはドロップキック、場外へ逃れたザックにムーンサルトアタックを命中させ、、リングに戻ると、カラムはスリーパー、ザックの背中へニーからブレーンバスターを狙うう。しかしザックが絡むの左腕へオーバーヘッドキックから四方投げ、サッカーボールキック、右手を踏みながら左腕をV1にしてストンピングと左腕攻めに出る。
ザックはエルボースマッシュからビックブーツを連打に対し、カラムもビックブーツで返してラリーも、カラムは往復式ドロップキック、串刺しアッパーカットからPK、ザックはエルボースマッシュも、カラムはローリングエルボー、ハイキック、バスソーキックと浴びせる。
カラムはエルボーを連打からカーフキックを放つが、読み合いになるとザックがスイングDDT、そしてフロントネックロックは、カラムがブレーンバスターで投げる。
カラムはスクリューキックを狙うが、キャッチしたザックが変型裏四の字固めで捕らえ、カラムは必死でロープエスケープも、ザックはローキックを連打、カラムの足を取ってアンクルホールドは、逃れたカラムが読み合いからジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込む。
ザックはサッカーボールキックから突進すると、カラムがジョンウーで迎撃してスピンキック、読み合いから卍固めで捕らえ、足を取って逃れようとするザックにヨシタニックを決める。
カラムはパワーボムを狙うと、ザックが三角絞めで捕らえるが、カラムがシットダウンバスターで叩きつけても、ザックが三角絞めで捕らえ、カラムは蹴って抵抗するが、足を取ったザックがヒールホールドで捕らえて、カラムがたまらずタップ、ザックが3連勝となった。カラムも大善戦したが、頭に切り替えの早さでザックが優った。
第4試合では唯一のBブロック公式戦が行われ、1勝同士のコブとTAKESHITAが対戦、開始からぶつかり合いとなって、コブの突進をTAKESHITAがビックブーツで迎撃してからTAKESHITAラインを放つが、串刺しはコブが迎撃して突き飛ばし、エルボー、クロスチョップ、ハンマーと流れを変え、TAKESHITAの背中に乗ってサーフィンを敢行する。
エプロンに逃れたTAKESHITAにコブが胸板へハンマーから、エプロンでブレーンバスターは、リングに着地したTAKESHITAがエルボーで場外へコブを落としてノータッチトペコンヒーロを命中させる。リングに戻ると、TAKESHITAがコーナーへ上がるが、コブがドロップキックで動きを止めると、雪崩式サイドスープレックスで投げてから、その場飛びムーンサルトを投下する。
コブがトップコーナーへ上がると、TAKESHITAが追いかけてトップコーナーから雪崩式ブレーンバスターで投げ、TAKESHITAが突進すると、避けたコブのジャーマンは、着地したTAKESHITAがリバースフランケンも、コブがラリアットで応戦、コブがダブルチョップからラリアットは、避けたTAKESHITAがジャーマンスープレックスホールドを決める。
TAKESHITAは秋山準直伝ジャンピングニーを狙うが、キャッチしたコブがアスレチックスブレックスから無双、倒れ込みラリアットと攻め、アバランシュホールドを狙う。逃れたTAKESHITAのブルーサンダーはコブがフランケンシュタイナーで切り返すも、TAKESHITAがブルーサンダーに対し、コブがジャンピングニーも、TAKESHITAはジャンピングニーで応戦、コブが頭突きも、TAKESHITAは田中将斗を破ったエルボーからレイジングファイヤーで3カウントを奪い2連勝となった。
TAKESHITAは21日、DDT両国でエルボーの名手の一人である田中将斗をエルボーで破ったが、それがきっかけになったのか、TAKESHITAはエルボーに自信を持ったようだ…
