7月20日 全日本プロレス「サマーアクションシリーズ2024」後楽園ホール 1341人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第124代王者組】〇MUSASHI 吉岡世起(12分58秒 片エビ固め)【挑戦者組】”ミスター斉藤”土井成樹 ×セニョール斉藤
※エストレージャフトゥーロ
☆ムーちゃん&セイちゃんが初防衛に成功
<第2試合 20分1本勝負>
芦野祥太郎 〇井上凌 鈴木秀樹 黒潮TOKYOジャパン 立花誠吾(8分13秒 大観音スープレックスホールド)大森北斗 羆嵐 サイラス ジャック・ケネディ ×愛澤No.1
<第3試合 和田京平デビュー50周年記念試合 30分1本勝負>
渕正信 斉藤ジュン 〇斉藤レイ(9分42秒 体固め)諏訪魔 ×田村男児 大森隆男
※チョークスラム
<第4試合 8.17立川・三冠ヘビー級王座挑戦者決定戦 時間無制限1本勝負>
〇青柳優馬(11分54秒 レフェリーストップ)×綾部蓮
※エンドゲーム
<第5試合 NEXTREAMファイナル 60分1本勝負>
〇宮原健斗(13分26秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ)×ライジングHAYATO
<第6試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第72代王者】〇安齋勇馬(22分54秒 片エビ固め)【挑戦者】×本田竜輝
※ギムレット
☆安齋が4度目の防衛に成功
全日本プロレス後楽園大会のメインで三冠ヘビー選手権が行われ、王者の安齋に相棒でELPIDAの同門である本田の挑戦を受け、本田は髪を赤く染め、赤い新コスチュームで登場、レフェリーもレフェリー生活50周年を迎えた和田京平が久しぶりに三冠戦を裁くことになった。
開始になると、ロックアップから本田が押し込みブレークする。
バックの奪い合いから安斎がリストロック、ハンマーロックに対し、本田が首投げで逃れ、安斎がヘッドロックからぶつかり合い、エルボーのラリーからぶつかり合いは本田が制すると、フェイントをかけてからラリアットを放つ。
安齋が場外へ逃れると、本田が鉄柵へハンマースルー、エルボーのラリーから再び鉄柵へハンマースルーを狙うが、鉄柵を飛び越えた安齋がスワンダイブフォアアームも。キャッチした本田がエクスプロイダーで投げる。
リングに戻ると、本田がロープを使った反則攻撃で1,2,3,4カウント、バックエルボーを浴びせ、安斎がエルボーを連打も、本田が一撃で返して突進するが、安齋が場外へ出すと、エプロンからジャンピングニーを命中させ、鉄柵へハンマースルーから、エルボーのラリーも安齋が制して、本田をエプロンにうつ伏せにしてからニーアッパーを浴びせる。
リングに戻ると安齋が串刺しフライングフォアアームからスロイダー、スリーパーで絞めあげ、本田がロープエスケープすると、再びエルボーのラリーから安齋のブレーンバスターは、本田がブレーンバスターで投げ返す。
本田が串刺しラリアットからスパインバスター、キャメルクラッチで捕らえ、安齋はロープエスケープすると、本田のハンマースルーは切り返した安齋がドロップキックからトップコーナーへ上がると、追いかけた本田が雪崩式を狙い、安齋が蹴落とすとスワンダイブ狙いは、本田が場外へ落とす。
安齋がエプロンに上がると、本田がジャーマンを狙うが、逃れた安齋がエルボーのラリーから、エプロンでのドラゴンスープレックスを敢行する。
リングに戻ると安齋が串刺しフライングフォアアームからエルボーのラリーになると、安斎のエルボーを避けた本田が串刺し後頭部ラリアットからジャーマンの応酬で両者ダウンになり、エルボーのラリーとなって、読み合いから本田がラリアットを連発、そしてファイナルベントを狙うが、逃れた安齋は本田の後頭部へジャンピングニーからドラゴンスープレックス、ジャンピングニーを放つ。
安齋はギムレットを狙うが、本田が倒れ込んで逃れ、安齋のハンマースルーも崩れてしまう。そこで安齋がジャンピングニーを狙ったが、キャッチした本田がファイナルベントを決めるも、カウント2でキックアウトされる。
本田が再度ファイナルベントを狙うが、逃れた安齋がジャーマン、本田の突進をジャンピングニーを連発で迎撃してジャーマンスープレックスホールドを決め、ギムレットは本田が逃れて張り手の連打も、安齋が頭突きからギムレットで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後は握手を交わしてノーサイドとなるも、本田が退場後は、8・3仙台で挑戦する斉藤レイが現われ挑発、レイが退場後は安齋が締めくくった。
安齋の三冠防衛ロードも同世代との対決に突入、今回は相棒である本田の挑戦を受けたが、二人が真っ向勝負でぶつかり合い、これぞ令和の三冠戦だというものを見せつけた。
第4試合では8.17立川で三冠ヘビー級王座に挑戦する挑戦者決定戦が行われ、青柳と綾部が対戦、ロックアップで綾部が押し込むと、青柳の頭を掴んでグルグル回してブレークする。
青柳はヘッドロックに対し、ロープへ振った綾部がショルダータックル、青柳がコーナーに昇っても、綾部がドロップキックで場外へ落としてから鉄柱に叩きつけ、鉄柵へハンマースルーを連打からエプロンめがけてボディースラム、リングに戻すと見せかけれ鉄柵へハンマースルーで先手を奪い、先にリングに戻って寝転がるなど余裕ぶりを見せる。
リングに戻ると、青柳のエルボーを連打を、受け流した綾部が一撃で返してショルダースルー、逆エビ固めで捕らえて、青柳がロープエスケープし、青柳のミサイルキックは自爆すると、綾部はビックブーツを狙うが。避けた青柳がフライングフォアアーム、串刺しフライングフォアアームからダイビングクロスボディー、エンドゲームで試合の流れを変え、綾部がロープエスケープする。
青柳がトップコーナーへ上がると、綾部がデットリードライブから串刺しビックブーツに対し、青柳はエルボースマッシュから突進は、綾部がランニングネックブリーカーからフルネルソンで捕らえ、青柳がサムソンクラッチで丸め込み、突進は綾部がビックブーツも、青柳がロックボトムで応戦する。
青柳は首固めからエンドゲームで捕らえ、必死で逃れた綾部に再びフロントネックロックも、綾部がブレーンバスターで投げてからドロップキック、ドラゴンスープレックスホールドを決めるが、デスルーレットは青柳が丸め込んでエンドゲームで捕らえると、綾部が落ちたため試合はストップ、青柳が勝利となる。
安齋は8・3仙台ではレイ、17日には青柳の挑戦を受けるが、青柳は先輩だが、まだ一歩引いたつもりはない、安齋の厳しい防衛ロードはまだ続く。
セミファイナルではNEXTREAM解散マッチが行われ、リーダーの宮原と、最後に一人メンバーとして残っていたHAYATOが対戦。序盤は腕の取り合いから、HAYATOが張り手を浴びせ。、ヘッドシザースホイップから宮原を場外へ出してナルシストフェイントで牽制する。
HAYATOはエプロンに上がった宮原にドロップキックからプランチャを狙ったが、自爆すると、宮原が鉄柵へハンマースルーに対し、HAYATOも鉄柵へハンマースルーから突進すると、宮原が鉄柵へギロチンホイップ、頭突きの連打を浴びせ、HAYATOは張り手の連打も、受け流した宮原が頭突き、鉄柱を使ったヘッドロック、頭突きとリードを奪う。
リングに戻ると、宮原がチンロックからフェイスカット、低空ドロップキックから側頭部へドロップキックと攻めるが、宮原が串刺しビックブーツからコーナーへハンマースルーは、切り返したHAYATOがジョンウーを連発からフェースクラッシャー、宮原を場外へ出して宇宙人プランチャを命中させる。
リングに戻ると、HAYATOがスワンダイブは宮原がビックブーツで迎撃して、側頭部へブラックアウトに対し、HAYATOがレッグシザースからエプロンめがけてスイングDDT、スワンダイブレッグドロップを投下する。
HAYATOはライオンサルトは自爆すると、宮原が串刺しニーに対し、HAYATOはファルコンアローからライオンサルト狙いは、宮原が捕まえてジャーマン、そしてシャットダウンは、逃れたHAYATOはドロップキックも、宮原がブラックアウトで応戦してシャットダウンは、逃れたHAYATOがサムソンクラッチ、トラースキックを連打。宮原がブラックアウトから突進は、HAYATOが人でなしドライバーで突き刺す。
HAYATOはシドヴィシャスを投下したが、宮原が剣山からジャパニーズレッグロールクラッチで3カウントを奪い、試合後はHAYATOが宮原に感謝を示し、宮原は全日本プロレス本体のリーダーとなって、8・3仙台から参戦するデイビーボーイ・スミスJr.にタッグ結成を呼び掛ける。
第3試合では和田京平レフェリー生活50周年記念試合が行われ、諏訪魔&男児&大森がSAITOBROTHERS&渕と対戦、渕に代わると諏訪魔にドロップキックからバックドロップを狙うが、諏訪魔が逃れて万力スリーパーで捕らえ、館内がブーイングになり、和田京平レフェリーがチョークを取る。
諏訪魔が渕にバックドロップを狙うが、SAITOBROTHERSが阻止し、諏訪魔が渕にハンマーを連打も館内はブーイング、そこで渕が諏訪魔にサミングからボディースラムを連発し、男児にはヘッドロックパンチ、大森にもヘッドロックパンチを浴びせる。
レイに代わるとジュンも入って大森を捕らえ、渕を呼び込んでドロップキックを指示し、渕もバテバテながらもドロップキックを放つ。
男児はレイに男児ロケット、串刺しショルダータックルと攻め、レイが串刺しラリアットからパイルドライバーも、男児がリバースしてショートレンジラリアットを連打、しかしレイがアイスパインからジュンが入り、トレイン攻撃から、渕を呼び込み、渕が男児にバックドロップからレイがボディープレス、チョークスラムで3カウントを奪い勝利。試合後も井上雅央も駆けつけて和田京平レフェリーに記念セレモニーが行われるが、バックステージでは男児がEvolution離脱を表明する。
第1試合で行われたアジアタッグ選手権、王者のMUSASHI&吉岡のムーちゃん&セイちゃんに、土井が挑戦したが、SAITOBROTHERSと一緒に登場した土井が用意したXを呼び込むと、覆面を付けた男が現われ、日本語で自己紹介しゼニョール斉藤と名乗る。
試合はMUSASHIvs土井になると、背後からゼニョールが変わベルトで強襲、代わったセニョールはMUSASHIとエルボーのラリーも、ゼニョールが倒れ込んだ際に急所蹴り、急所へニードロップ、サミングと土井&セニョールがMUSASHIを捕らえて試合をリードする。
MUSASHIは土井にレッグシザースからドロップキックを放つと。、代わった吉岡がロケットキックから串刺しニー、サッカーボールキック、PKと反撃、バスソーキックは避けた土井が丸め込みバックエルボーに対し、吉岡が延髄斬り、土井のDOI555も、吉岡がミドルキックからシザースキックで応戦する。
代わったゼニョールにMUSASHIが延髄斬りからエクスプロイダーで投げ、読み合いからゼニョールがDDT、アームホイップからネックブリーカー、ラリアット、ドラゴンスリーパーと攻め、吉岡がカットも土井が入り、鉢合わせは逃れたムーちゃんセイちゃんが逆に同士討ちさせ、セニョールにトレイン攻撃からダブルブレーンバスター、そしてMUSASHIがエストレージャフトゥーロを狙ったが、ゼニョールが剣山、土井と連係から正田落としを決める。
しかし土井を排除した吉岡がゼニョールにニーアッパーを放つと、MUSASHIとダブルトラースキックを連発、最後はMUSASHIがゼニョールにファルコンアロー、二天一流からエストレージャフトゥーロで3カウントを奪い防衛に成功する。
試合後にMUSASHIが世界ジュニアヘビー級王座に挑戦を表明するが、土井がMUSASHIが所属でないことを理由に拒否すると、MUSASHIが本部席で観戦していた福田剛紀社長に所属になりたいと直訴、福田社長も〇サインを出して、MUSASHIが全日本プロレス所属に決定となり、土井も仕方なく挑戦を受諾した。
そして9月から開幕する「第11回王道トーナメント」の出場選手が発表され、ジョエル・レッドマンが久しぶりに全日本プロレスに参戦することになった。
