7月13日 NOAH「DESTINATION 2024」日本武道館 4196人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 3WAYタッグバトル 15分本勝負>
〇アレハンドロ クリストバル(8分48秒 片エビ固め)大原はじめ ×スペル・クレイジー
※空回弾 あと1チームはニンジャ・マック&宮脇純太
<第2試合 征矢学復帰戦 20分1本勝負>
〇征矢学 マサ北宮 稲葉大樹(9分55秒 片エビ固め)杉浦貴 藤田和之 ×谷口周平
※ジャンピングDDT
<第3試合 30分1本勝負>
近藤修司 〇Eita AKIRA(12分0秒 片エビ固め)小川良成 大岩陵平 ×大和田侑
※Imperial Uno
<第4試合 30分1本勝負>
〇拳王(12分5秒 片エビ固め)×永田裕志
※PFS
<第5試合 GLG FINAL 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー YO-HEY タダスケ(13分44秒 体固め)ジャック・モリス アンソニー・グリーン ×LJクリアリー
※FBS
<第6試合 世界ヘビー級選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇潮崎豪(15分0秒 片エビ固め)【第33代王者】×齋藤彰俊
※豪腕ラリアット
☆彰俊が4度目の防衛に失敗、潮崎が第34代王者となる
<第7試合 GHCナショナル選手権 60分1本勝負>
【挑戦者】〇佐々木憂流迦(12分5秒 レフェリーストップ)【第11代王者】×HAYATA
☆HAYATAが初防衛に失敗、憂流迦が第12代王者となる
GHCヘビー級選手権はこちら↓
NOAH日本武道館大会の第6試合では世界ヘビー選手権が行われ、王者の彰俊に潮崎が挑戦し、潮崎はI am NOAHの象徴であるエメラルドグリーン、彰俊は覚悟の白コスチュームで入場した。
開始からぶつかり合いからエルボーのラリーになり、潮崎は逆水平に切り替えて手刀を連打も、彰俊はラリアットで応戦する。
彰俊はキチンシンクで潮崎を場外へ追いやり、エプロンに上がった潮崎にDDTから、潮崎の右腕を鉄柱に叩きつけると、場外マットを剥がして剥き出しの床へパイルドライバーを敢行する。
リングに戻ると、大ダメージの潮崎の右腕を彰俊がストンピングを連打、踵落とし、ミドルキックと右腕を狙い撃ちにしてショルダーアームブリーカーと攻め、潮崎が逆水平を放っても威力がなく、彰俊はミドルキック、ハンマースルーは潮崎がフライングショルダーで返すも、受け流した彰俊がショルダータックルを浴びせる。
彰俊はブレーンバスターを狙うが、潮崎が堪えると、彰俊は今度は潮崎の左腕を蹴り上げ、エルボーの連打、潮崎は逆水平で返すと、彰俊のエルボーとラリーとなって、彰俊が連打に対し、潮崎が脳天チョップを連打、ブレーンバスターは彰俊が堪えてニーリフトに対し、潮崎は左のラリアットを放つ。
潮崎はローリング袈裟斬りからマシンガンチョップ、フィッシャーマンバスターと攻めると、ローリング袈裟斬りから豪腕ラリアットは、キャッチした彰俊がデスクロークを連発し、バックドロップを連発する。
彰俊はアイアンクロースラムを狙い、潮崎が手刀で逃れても、彰俊が裏拳の連打からアイアンクロースラムは、潮崎が豪腕ラリアットで阻止する。
ラリアットは相打ちも彰俊が崩れると、潮崎がリミットブレイクから豪腕ラリアットは。彰俊がスイクルデスで迎撃、潮崎の後頭部へランニングスイクルデスから最終奥義デスブランドは、潮崎がゴーフラッシャーで投げ返す。
潮崎は豪ハンマーを連打すると、ローリングエルボーからエルボー、ローリングエルボーからランニングエルボーと放ち、エメラルドフロウジョンから豪腕ラリアットで3カウントを奪い王座奪取に成功した。試合後にマイクを取った彰俊は引退を発表、NOAH、そしてTEAM NOAHを潮崎に託した。
彰俊は2000年からNOAHに定着し、2009年6月13日から、三沢光晴の死という重い十字架を背負い、亡くなった三沢の分までNOAHを見守ってきた。その彰俊が引退をするということは、自分の役目が終わったということ、生え抜きでないが、NOAHを支え、愛してきた男が静かにレスラー人生に幕を下ろそうとしてる。
解散を発表したGLGのラストマッチが行われ、ジェイク&YO-HEY&タダスケvsモリス&アンソニー&LJの同門対決が実現した。
試合は終盤になると、モリス組がジェイクを捕らえ、LJがジェイクにフットスタンプ、アンソニーがホンキートンキングフライ、モリスがフロッグスプラッシュと攻める。
LJとアンソニーがジェイクにマウントエルボー、モリスが掟破りのFBSを狙うが、ジェイクがジャイアントキリングで迎撃し、タダスケとYO-HEYが入って乱戦になるが、、モリスがGLKから突進すると、ジェイクがハイキックで迎撃し、最後は試合権利のあるLJにFBSで3カウントを奪い、ジェイクが勝利でGLGラストマッチを飾った。
ところがジェイクがマイクを持ったところで、BULLET CLUB・WARDOGSの司令塔である外道が突如現われ、リーダーであるデビット・フィンレーの命を受けたとして、ジェイクをWARDOGSに勧誘する。ジェイクは外道から差し出されたWARDOGS Tシャツを受け取り、着込むことでWARDOGS入りを果たす。
GLG解散の真意を知ったモリスが怒り、ジェイクに詰め寄るが、ジェイクはチョークスラムでモリスをKO、「グッパイNOAH」と言って外道と共にNOAHから去っていった。
ジェイクが4月に新日本プロレスへ突然現れてから、ジェイクの中ではGLGはなく、新日本プロレスへということになっていたんだと見ていいだろう。ジェイクも昨年1月からNOAHに定着しGLGを結成して率いてきたが、NOAHの流れが変わったことで、自分の役目が終わったということでNOAHから離れ、新しい戦場である新日本プロレスへ移していった。ただジェイクの身勝手のせいで残されたメンバーたちは今後どうなっていくのか…
第7試合ではGHCナショナル選手権が行われ、王者のHAYATAに憂流迦が挑戦した。
開始からグラウンドの攻防も、足をかけた憂流迦が膝十字狙いを、HAYATAが押さえ込み、憂流迦のフロントネックロックも、極められたままでHAYATAが押さえ込む。
憂流迦は飛びつき腕十字もHAYATAが押さえ込み、HAYATAが一旦場外へ出て呼吸を整える。
リングに戻ると、憂流迦がテイクダウンから足を取りアンクルロックは、HAYATAが慌ててロープエスケープして場外へ逃れ、憂流迦は追いかけると、HAYATAがリングに戻り、エプロンの憂流迦にハンドスプリングキックからプランチャは憂流迦が脇固めで捕らえる。HAYATAは慌てて鉄柵に押し込んで逃れ、鉄柵に叩きつけ、鉄柵を使ったアームロックで捕らえてから鉄柵を蹴りつけ、ハンマーロックのまま鉄柱に叩きつける。
リングに戻ると、HAYATAがショルダータックルからマンハッタンドロップを狙うが、憂流迦がフロントネックロックで捕らえても、指折りで逃れたHAYATAはジャンピングアームバーからキーロックで捕らえ。憂流迦がロープエスケープする。
HAYATAはジョンウーから2ステップムーンサルトプレスを命中させ、403インパクトは憂流迦がスリーパーで切り返すも、HAYATAが手を噛んで逃れて突進は憂流迦がレッグラリアットで迎撃し、フォーアウトからジャックハマーを決める。
憂流迦は突進するが、HAYATAがトラースキックで迎撃し、サムソンクラッチかで丸め込み、憂流迦のスリーパーはスタナーで逃れたHAYATAがクロスアームDDT、403インパクトからカバーは、憂流迦がチキンウイングアームロックで捕らえると。ジャーマンで投げる。
読み合いからHAYATAがクロスフィックスも、憂流迦がスタンディングヒールホールドを狙い、HAYATAが丸め込んで、外道クラッチを狙ったところで、憂流迦がスリーパーで捕らえると、HAYATAが失神したため試合はストップ、TKOで憂流迦が王座を奪取する。
ところがGLGが解散して居場所がなくなったタダスケとYO-HEYが駆けつけると、HAYATAに肩を貸して一緒に退場する。
バックステージではタダスケはHAYATAに和解を求めると、HAYATAも応じ、三人で再び組むことになった。
第4試合の拳王vs永田は、拳王がビックブーツから場外戦を仕掛けると、鉄柵へハンマースルーからビックブーツ、ミドルキックの連打と攻めるが、永田も鉄柵へハンマースルーからビックブーツで反撃すると、エクスプロイダーで投げ、拳王は腰を痛めてしまう。
リングに戻ると、永田は拳王の左腕へショルダーアームブリーカー、ミドルキック、アームロックから脇固めと左腕攻め、拳王はロープエスケープする。永田はミドルキック、エルボースタンプ、アームロックからショルダーロックと左腕を狙い撃ちして、拳王はロープエスケープする。
拳王はミドルキックのラリーに臨むと、永田は突進を拳王がミドルキックで迎撃し、永田の足を払って背中へフットスタンプ、背中へランニングニーで試合の流れを変え、白眼式アンクルホールドで捕らえる。
ところが永田が切り返すとナガタロックⅡ、白眼式腕固めへ移行し、拳王は必死でロープエスケープする。
永田はショルダーアームブリーカー、串刺しビックブーツから雪崩式エクスプロイダーと攻めるが、バックドロップは拳王が逃れると往復掌打に対し、永田がビンタからミドルキックを連打で返す。
永田はバックドロップを狙い、拳王が膝蹴りで阻止も、永田が延髄斬りから大中西ジャーマンに対し、拳王は輪廻から変型ファルコンアローを決め、蹴暴を炸裂させる。
拳王はPFSを狙うが、追いかけた永田が雪崩式エクスプロイダーを狙うと、頭突きで永田を落とした拳王はPFS、そして炎輪で3カウントを奪い勝利となる。
第2試合では肘部管症候群の手術で欠場していた征矢の復帰戦が行われるが、征矢は8キロを減量し肉体改造に成功した姿を見せる。
谷口は杉浦、藤田を征矢めがけてボディースラムで投げる人間爆弾攻撃で攻め、頭突きからハンマースルーを狙うが、征矢がフライング弾道で迎撃したブレーンバスターで投げ、最後はショートレンジ弾道、ジャンピングDDTで3カウントを奪い復帰戦を勝利で飾った。
