田中将斗がデビュー30周年で盟友・杉浦貴と激闘!


7月11日 ZERO1「弾丸戦士・田中将斗レスラー生活30周年!記念大会『D・A・N・G・A・N anniversary!新宿FACE大会!』新宿FACE 321人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇酒井博生(7分3秒 FTS)×朱鷺裕基

<第2試合 20分1本勝負>
菅原拓也 〇馬場拓海 ヒデ久保田(11分12秒 片エビ固め)ヤス久保田 ×横山佳和 リッキー・フジ
※ダイビングフットスタンプ

<第3試合 3WAYマッチ 20分1本勝負>
〇ウナギ・サヤカ(12分9秒 片エビ固め)×関根”シュレック”秀樹
※あと一人は八須拳太郎

<第4試合 30分1本勝負>
〇クリス・ヴァイス ハートリー・ジャクソン(13分22秒 片エビ固め)松永準也 ×佐藤嗣崇
※パッケージドライバー

<第5試合 30分1本勝負>
〇小峠篤司(13分30秒 体固め)×永尾颯樹
※キルスイッチ

<第6試合 30分1本勝負>
△田中将斗(30分時間切れ引き分け)△杉浦貴

1993年にデビューを果たした田中がコロナの影響で1年遅れとなったデビュー30周年記念試合が行われ、弾丸ヤンキースの盟友で、世界ヘビー級世界王座を巡って何度も対戦してきたNOAHの杉浦が対戦相手を務め、試合前には試合前にシャーク土屋、里美和、岩見敬子さんなどFMW女子OGが登場して、田中に花束を贈呈した。
握手から開始となると、ぶつかり合いになり、杉浦のビックブーツを避けた、田中がショルダータックルからグラウンドの攻防を繰り広げる。
杉浦の左足を取った田中はレッグロックで捕らえたのに対し、杉浦はフェースロックで逃れるとヘッドロック、抜けた田中はハンマーロックに対し、杉浦が切り返してハンマーロック、そして田中の腕を絞ったところで、田中がカウンターエルボーを放つ。
ロックアップで杉浦がコーナーへ押し込むとエルボーに対して、田中もエルボーで返してラリーとなると、杉浦が崩れ、田中は哲ちゃんカッターから突進するが、杉浦がエルボーで迎撃し、断崖式中年ズリフトを狙うも、逃れた田中がエプロンでデスバレーボムを敢行し、場外に転落した杉浦にエプロンからスライディングDを放つ。
リングに戻ると、田中はキャメルクラッチで捕らえると、杉浦がロープエスケープ、再びエルボーのラリーでは、田中が杉浦の首筋へエルボースタンプから再びキャメルクラッチ、逆水平から張り手と浴びせると、杉浦もエルボーに対し、田中がエルボーで返して杉浦が崩れる。
田中は首筋へエルボースタンプを連打からフェースロックは。杉浦がロープエスケープ、再びエルボーのラリーでは田中が連打からランニングエルボー、キャメルクラッチは杉浦がロープエスケープすると、田中が「逃げてばかりするんじゃない!」と防戦する杉浦を挑発する。
これに怒った杉浦がビックブーツから串刺しビックブーツ、串刺しランニングニーから鬼エルボーを乱打で猛反撃するが、受けきった田中がエルボーを連打から串刺しラリアットに対し、杉浦が串刺しビックブーツを放つも、田中がラリアットで応戦する。
田中がスーパーフライを狙うが、杉浦が剣山で迎撃すると、田中の腹部へストンピングを連打、ボディーエルボーからボディーシザースで捕らえ、ストンピングからボディーエルボーを連打、田中のエルボーを受けきってソバット、ボディーエルボーを連打と、ボディー攻めで試合の流れを変える。
杉浦はトップロープへ前落としからキチンシンク、そしてランニングニーを狙うと、キャッチした田中が切り返してからDDTで突き刺し、弾丸エルボーを放ったが、杉浦は死角からのスピアーで応戦して、滞空雪崩式ブレーンバスターで投げる。
両者はラリアットは相打ちも、田中が競り勝つと、場外戦を仕掛け、テーブルをセットして杉浦を寝かせ、テーブル貫通スーパーフライを敢行する。
リングに戻ると、田中は大ダメージの杉浦に雪崩式ブレーンバスターで投げるが、杉浦は垂直落下式ブレーンバスターで応戦し、エルボーのラリーから、残り5分で左右エルボーのラリーになると、田中が裏拳から左右エルボー、ショートレンジエルボー、スーパーフライと畳みかける。
残り3分で田中はスライディングDを狙うが、避けた杉浦がオリンピック予選スラムも、田中がスライディングDで応戦して掟破りのオリンピック予選スラムを敢行すれば、杉浦は掟破りのスライディングDで応戦する。
エルボーのラリーから杉浦がビンタ、ジャーマンに対し、田中が頭突きからジャーマンで投げ、残り1分、田中がスライディングDを炸裂させるが、カウント2、残り30秒で杉浦がオリンピック予選スラムが決まってカバーしたが、カウント2で時間切れ引き分けとなった。

試合後は座礼で両者はノーサイド、握手から杉浦が退場する。そして田中が観戦してくださったファン、NOAHなど参戦してくれた選手に感謝を示し、ウナギを含めたREAL ZERO1と栃木プロレス勢が揃って「3・2・1ゼロワン!」で締めくくった。
自分が田中将斗を初めて見たのはFMWで、自分の記憶が正しければミスター珍さんとコミカルプロレスをやっていたと思う。大仁田の2度目の引退が近くなるとメインに駆り出される機会が増え、大仁田が2度目の引退後の新生FMW時代にはミスター・ポーゴを破るまでに頭角を現した。
そしてアメリカ遠征に出るとECWで活躍して世界のレスラーとなり、FMWを離れると旧ZERO-ONEへ移り、ZERO1になってからも団体を支え続けた。
自分が田中将斗はZERO1のミスタープロレスだと称している理由は、通常のプロレスだけでなくハードコアなど幅広く活躍しているからで、勝負を抜きにしていい試合をしてくれる。どんな試合をやっても評価を受けるレスラーになったからだった。

現在ZERO1は大谷晋二郎が長期欠場を続け、団体も苦境に立たされているが、田中将斗は最前線に立ち、内だけでなく外へ向けてZERO1という団体をこれからも発信し続ける。

最後に田中将斗選手、デビュー30周年おめでとうございます。

セミファイナルでは永尾がTEAM NOAHの小峠と対戦、永尾がヘッドロックで小峠を執拗に絞めると、ロープへ振った小峠にショルダータックル、ストンピングを連打で先手を狙うが、串刺しは避けた小峠はビックブーツ、エルボーのラリーから小峠がソバットを放つ。
永尾がエルボーから場外戦を仕掛けるが、小峠が客席へと叩きつけ、永尾に張り手の連打も受け流して鉄柱攻撃、リングに戻ると小峠がエルボーの連打、永尾のエルボーの連打も受けきって張り手の連打、ドロップキックとリードを奪い、スリーパーで絞めあげる。
小峠が突進すると、永尾がドロップキックで迎撃、串刺しエルボーを連打、ランニングエルボーと反撃してバックドロップで投げると、ブレーンバスターは着地した小峠は永尾の後頭部へレッグショット、場外に逃れた永尾にトペコンヒーロを命中させ、リングに戻ると、小峠はダイビングボディープレスからテキサスクローバーホールドで捕らえ、永尾は必死でロープエスケープする。
小峠はサイドエフェクトを狙うが、逃れた永尾は突進も、小峠はヘッドシザースホイップで場外へ追いやると、エプロンからのレッグショットはキャッチした永尾がブレーンバスターで投げる。
リングに戻ると、永尾がダイビングエルボードロップ、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけるが、ダブルアームは逃れた小峠は後方回転エビ固めからレッグショット、コウモリ吊り落としは永尾が切り返して丸め込み、カウンターエルボーから頭突きも、小峠は頭突きで返して永尾が流血、それでも小峠がコウモリ吊り落としからキルスイッチで3カウントを奪い勝利となった。

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