7月5日 新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」東京武道館 2423人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 20分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇藤田晃生(6分20秒 エビ固め)KENTA ×外道
<第2試合 20分1本勝負>
TJP グレート・O・カーン 〇フランシスコ・アキラ(9分18秒 エビ固め)SANADA 上村優也 ×TAKAみちのく
※ファイヤーボール
<第3試合 田口隆祐復帰戦 20分1本勝負>
〇EVIL 成田蓮 高橋裕二郎 SHO 金丸義信(11分31秒 片エビ固め)棚橋弘至 永田裕志 ×本間朋晃 タイガーマスク 田口隆祐
※EVIL
<第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負>
〇カラム・ニューマン(11分59秒 サムソンクラッチ)×YOSHI-HASHI
☆カラムが『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場へ
<第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負>
〇ボルチン・オレッグ(16分27秒 エビ固め)×タイチ
※カミカゼ
☆ボルチンが『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場へ
<第6試合 内藤哲也&BUSHI凱旋試合 30分1本勝負>
△内藤哲也 鷹木信悟 BUSHI(30分時間切れ引き分け)辻陽太 △高橋ヒロム ティタン
<第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇DOUKI(21分14秒 スープレックス・デ・ラ・ルナ)【第96代王者】×エル・デスペラード
☆デスペラードが初防衛戦、DOUKIが第97代王者となる
新日本プロレス東京武道館大会のメインはIWGPジュニアヘビー級選手権、王者のデスペラードにDOUKIが挑戦。メキシコ時代から鈴木軍と互いに兄弟分として慕っていた二人が、今回はベルトをかけて対戦となり、DOUKIが新テーマ曲、新コスチュームで登場した。
開始、バックの奪い合いから、デスペラードがヘッドロックに対し、DOUKIはヘッドシザースで切り返すが、抜けたデスペラードはリバースインディアンデスロック、ハンマーロックの応酬からDOUKIが首投げで投げると。デスペラードは場外へ逃れて呼吸を整える。
リングに戻ると、DOUKIがハンマーロックからネックロックで執拗に絞め、嫌ったデスペラードが足横須賀狙いも、DOUKIは回転エビ固めも、読み合いからデスペラードが低空ドロップキックを放つ。
デスペラードはバックエルボーを狙うが、避けたDOUKIはティヘラかあアームホイップで場外うへ出し、DOUKIがトペ狙うと、デスペラードがリングに戻り、エプロンへ出ていたDOUKIがロープを跨いだところで、デスペラードが低空ドロップキックを放つ。
場外戦になるとデスペラードは鉄柵に押し込んでからスピアーを放つが、DOUKIはエプロンを利用して倒立式スイングDDTで応戦、リングに戻ると、DOUKIのデイブレイクは、キャッチしたデスペラードは足横須賀からDOUKIの左膝へヒップドロップを落とし、ハンマースルーはDOUKIが崩れても、デスペラードはニークラッシャー、レッグブリーカーと左膝攻めでリードを奪い、スタンディング膝固めからボディープレスと狙い撃ちにする。
DOUKIは逆水平を連打も、デスペラードはカウンターエルボーから左膝を踏みつけ、鉄柱に左足を叩きつけてから鉄柱足四の字、レッグロックからトーホールド、インディアンデスロックと徹底的に左脚を攻め、DOUKIは必死でロープエスケープする。
デスペラードは左膝へ関節蹴りを連打からハンマースルーは、切り返したDOUKIはトペを放つと、アームホイップから串刺しバックエルボー、トペレペルサと流れを変えるが、スイングDDT狙いは、デスペラードが足を払って落とすと、バックドロップからブレーンバスター、読み合いからニークラッシャー、マフラーホールドで捕らえ、DOUKIはロープエスケープする。
デスペラードはピンチェロコを狙うが、DOUKIがコーナーへ押し込むとスイングDDT、場外へ逃れたデスペラードにトペスイシーダ式DDTで突き刺す・
リングに戻るとDOUKIはデイブレイクからイタリアンストレッチNo.32で捕獲、デスペラードがロープエスケープ寸前も、DOUKIは回転して逃さず追い詰めるが、デスペラードは必死でロープエスケープする。
DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、デスペラードがカサドーラで丸め込み、DOUKIは丸め込んでからイタリアンストレッチNo.32は、デスペラードがテキサスクローバーホールドで切り返し、スタンディングヌメロドスを狙うと、DOUKIはロープエスケープする。
デスペラードはドラゴンスクリューを狙うが、延髄斬りで逃れたDOUKIがカウンターエルボーを連打を放ち、崩れたデスペラードもエルボーで返してジャーマンスープレックスホールドを決める。
デスペラードはピンチェロコを狙うが、切り返したDOUKIがラリアットからスープレックス・デ・ラ・ルナは、逃れたデスペラードはカウンターエルボーを連打も、切り返したDOUKIがドラゴンスープレックスホールド、そしてスープレックス・デ・ラ・ルナで3カウントを奪い、念願だったデスペラードからの初勝利で王座を奪取した。
敗れたデスペラードは若手の肩を借りて退場しようとすると、、DOUKIはデスペラードに「本当に超えたつもりはない、けど最高のい1勝であることには変わらない、デスペラードさん、ありがとうございましたじゃ、そこで終わってしまう。オレが言いたいことは一つ、またオレの前に立ってください、あなたのタイミングで来てください」とエールを送り、館内はDOUKIコールで包まれると、「オレがこれを取ったことで悔しいヤツがいるだろう、文句あるやつは全員かかってこい、オレが新日本プロレスジュニアの舵を取る!」と断言して締めくくった。
内容的にはデスペラードは膝攻めで確かにリードを奪っていたが、対するDOUKIは線には繋がっていなかったが、デスペラードへの首攻めが、一発一発が重く、終盤になってそれがかなり堪えていたようだった。
DOUKIは新日本プロレス生え抜きでなく、独自でメキシコへ渡ってプロレスデビューを果たし、ドサ周りで泥水をすすりながらも、紆余曲折の末、新日本プロレスにたどり着いた男、時には新日本プロレスの選手を温室栽培だと皮肉るときもあった。その男がBOSJも制し、絶頂期のデスペラードを破って、新日本プロレスジュニアの頂点に立ってしまった。長州力がかつて「俺の人生にも一度くらいこんなことがあってもいいだろう」と言ったが、今日ばかりはDOUKIにとってふさわしい言葉かもしれない。
セミは地元出身の内藤&BUSHIの凱旋試合として、内藤&鷹木&BUSHIvs辻&ヒロム&ティタンのLIJ同士の6人タッグ戦が実現し、BUSHIvsティタンで開始なれば、ロックアップで体を入れ替えあってティタンがときめきブレークに対し、BUSHIじゃハリケーンラナでティタンを場外へ出して、ときめきフェイントで牽制、鷹木vs辻になるとエルボーのラリーからぶつかり合いを繰り広げる。
そして4年前に実現しなかった内藤vsヒロムになると、ロックアップは内藤はいなすと、ヒロムはジョンウーから場外戦を仕掛け、鉄柵へハンマースルーを応酬し合い、リングに戻ると、内藤のアームホイップは読んだヒロムは、トランキーロポーズを取る内藤に低空ドロップキックで場外へ出し、掟破りのトランキーロポーズで内藤を牽制する。
ところが、鷹木の援護を得た内藤とBUSHIが連係でヒロムを捕らえ試合をリードするが、内藤の串座しを避けたところで辻が入って串刺しボディーアタック。ヒロムがバックエルボーから首四の字で捕らえ、内藤がロープエスケープするが、代わった辻が串刺しショルダーを連打、首投げからジャベで捕らえ、ティタンもミサイルキックと、辻組が内藤を捕らえて試合の流れを変え、内藤の右膝を狙い撃ちにする。
長時間捕まった内藤は、突進する辻にバックエルボーからマンハッタンドロップ、延髄斬りを放つと、代わった鷹木がショルダータックル、ヒロムにショルダータックル、ティタンにポップアップスラム、辻に串刺しパンピングボンバーからブレーンバスター、そしてキタキタタイムになり、鷹木は辻と読み合いも、辻が顔面蹴りを浴びせ、エルボーの連打から、鷹木がハツラツエルボー、読み合いから辻がブルーサンダー、顔面ニーを放つ。
代わったティタンが鷹木にスワンダイブボディープレスを命中させると、ソバットから突進は、鷹木がバックエルボーからナックル、そしてフェイントDDTはティタンがヘッドスプリングで切り返し、マトリクスからジャンピングトラースキックは、キャッチした鷹木がアバランシュホールドで叩きつける。
代わったBUSHIがティタンに串刺しエルボーも、突進はティタンがドロップキックでBUSHIを場外へ出すとトペコンヒーロを命中させ、リングに戻るとラ・ランサは避けたBUSHIが低空ドロップキックからニークラッシャー、ファブルで捕らえ、内藤はヒロムを変型ネックロック、鷹木は辻をドラゴンスリーパーも競演を完成するが、ティタンはロープエスケープする。
BUSHIはティタンに串刺しを狙うと、迎撃したティタンがジャンピングトラースキックからラ・ランサを命中させるが、カナディアンバックブリーカーはBUSHIが着地してバッククラッカーを決める。
内藤vsヒロムに代わると読み合いになり、ヒロムがドロップキックからファルコンアローを決めるが、コーナーデスバレーは逃れた内藤がコーナーを利用してネックブリーカー、トップコーナーを利用したネックブリーカーからエスペランサを決めるが、コリエント式デスティーノ狙いは、切り返したヒロムがVictoryLoyalを決める。
読み合いからヒロムは内藤にトラースキックを放つと、後頭部から正面とヒロムちゃんボンバーを放つが、TIME BOMBは逃れた内藤が引き込みエルボーを連打、スパインバスターからデ、ティーノは、辻がランニングニーで阻止してから乱戦になり、内藤がヒロムにコリエント式デスティーノが決まって全員ダウンで残り2分となる。
内藤がヒロムにデスティーノを狙うが、逃れようとするヒロムに引き込みエルボーを連打も、ヒロムは前進して残り1分なったところで、内藤がバレンティアを決める。
内藤はデスティーノを狙うが、ヒロムがTIME BOMBⅡで切り返して両者ダウンとなり、内藤が丸め込んだところで30分の時間切れ引き分けとなった。
試合後は内藤とヒロムは語り合ったと、LIJ全員でグータッチとなり、絆を確かめ合った
第4、5試合では『G1 CLIMAX 34』出場者決定トーナメント決勝戦が行われ、第4試合ではAブロック決勝戦として、YOSHI-HASHIとカラムが対戦、開始から握手、YOSHI-HASHIがヘッドロックで捕らえ、ロープへ振ったカラムにショルダータックル。エルボースタンプと先手をを狙うが、YOSHI-HASHIのバックエルボーはいなしたカラムが往復式ビックブーツ、エルボースマッシュを連打を浴びせる。
ビックブーツの応酬から、YOSHI-HASHIがカラムの足を取って場外へスライディングすると、場外戦でカラムが鉄柵へハンマースルーも、YOSHI-HASHIがはショルダータックルで応戦する。リングに戻ると、YOSHI-HASHIは逆水平を連打、トップロープへ前落とし、宙づりになったカラムにドロップキックでリードを奪い、逆水平を連打に対して、カラムはエルボーを連打で返すと、YOSHI-HASHIは逆水平から天龍コンポ、そしてハンマースルーは、足を取ってYOSHI-HASHIを倒したカラムがフットスタンプを命中させる。
カラムは串刺しドロップキックからPK、その場飛びムーンサルトと攻めるが、オスカッターは避けたYOSHI-HASHIがヘッドハンター、串刺しラリアットからダイビングヘッドハンターと反撃し、読み合いからエルボー、そしてしゃちほこラリアットを狙うと、カラムはスパニッシュフライで切り返す。
カラムはビックブーツからオスカッターを狙うが、堪えたYOSHI-HASHIがドラゴンスープレックスで投げ、エルボーのラリーから逆水平に対し、カラムは延髄斬りも、YOSHI-HASHIはトラースキックを連打から、KUMAGOORSHIを決める。
YOSHI-HASHIはカルマを狙うと、切り返したカラムにラリアットから牛殺し、トラースキックからダブルニーアタック、しゃちほこラリアットと攻め、カルマを狙うがスタナーで切り返したカラムが丸め込んで3カウントを奪い、G1出場を決め、YOSHI-HASHIはまさかの敗戦に納得できず、レフェリーに抗議したが、受け入れられなかった。
第5試合のBブロック決勝戦、タイチvsボルチンは、ロックアップからボルチンが押し込んで、突き飛ばしてブレークすると、ムっとしたタイチにエルボーに対して、タイチはローキックで返してラリーになり、ボルチンが連打からタイチがローキックからビックブーツを放つと、ボルチンはビックブーツで応戦する。
ボルチンはボルチンシェイクを狙うが、阻止したタイチがいきなりボルチンの顔面へジャンピングハイキックを炸裂させ、場外戦を仕掛けて鉄柵へハンマースルーから客席へ叩きつけ、ミドルキックを放つ。
リングに戻ると、タイチがストンピング、顔面キック、ミドルキックを連打、ストンピング、足蹴にしてボルチンを徹底的に痛めつけ、ボルチンはエルボーの連打も、タイチがスピンキック、ニーリフトと浴びせてハンマースルー狙いは、切り返したボルチンが変型フラップジャックで叩きつける。
ボルチンがエルボーの連打、串刺しボディーアタックからショルダータックルで反撃すると、ジャンピングボディープレス、ボルチンシェイクからボルチンズリフトで投げる。
ボルチンは串刺しを狙うが、タイチがトラースキックで迎撃して、ボルチンがダウンし、起こしたタイチは聖帝十字陵で捕らえて捻り上げると、タイチは技を外してボルチンはまたダウンも、タイチはバスソーキックを浴びせる。
タイチはロングタイツを脱いで天翔十字鳳を狙うが、ボルチンがドロップキックで迎撃してカミカゼはカウント2も、タイチはいきなりカミカゼを仕掛けられたことで脇腹を痛め、のたうち回る。
これを逃さなかったボルチンは串刺しボディーアタックからカミカゼを狙うと、背後に着地したタイチは聖帝十字陵も、持ち上げたボルチンはバックフリップからカミカゼは、逃れたタイチがタイチ式外道クラッチで丸め込み、ビックブーツからデンジャラスバックドロップで投げる。
タイチはアックスボンバーからブラックメフィストを狙うが、切り返したボルチンがストマックブロックからランニングニーリフトを浴びせると、F5からカミカゼで3カウントを奪い、G1出場を決め、試合後もタイチは潔く敗戦を認めボルチンとノーサイドとなった。
DOUKIのIWGPジュニアヘビー王座戴冠だけでなく、カラムとがボルチンがG1出場は新日本プロレスの光景をガラリと変えた瞬間でもあり、オカダ・カズチカやウィル・オスプレイ、タマ・トンガが新日本プロレスから去っていったが、その新日本プロレスに新しい波が押し寄せていることだけは確かのようだ。
第3試合では交通事故で欠場していた田口が今大会から復帰、、試合前にSHOがマイクで犬以下と田口を挑発、田口が先発も、SHOがストンピング、顔を踏みにじって犬以下言い放ってと蹴飛ばし、サミングから突進すると、田口がヒップアタックで迎撃する。
しかしHouse of toutureは場外戦で反撃するとm棚橋を捕らえて試合をリード、棚橋の窮地に田口も尻パットでカットに入る。
棚橋が成田にドラゴンスクリューで反撃すると、代わった永田が成田にビックブーツで続き、カットに入る金丸にビックブーツ、SHOにはスロイダーで排除、成田のエクスプロイダーに対し、永田もエクスプロイダーで応戦する。
本間vsEVILに代わり、本間が逆水平を連打、串刺しバックエルボーからフェースクラッシャーも、小こけしは自爆するとHouse of toutureがトレイン攻撃から東郷がパイプカットで蹂躙する。
EVILが本間にEVILを狙うが、田口がドラゴンリングインからヒサシヤマダからスミミツオ、ヒサシヤマダとを放つ。
そして各選手が入って乱戦となり、田口は永田と白眼式腕固めを競演も、田口は白目のままダウンしてしまう。
本間はEVILにこけしロケットから小こけしで攻めるが、こけし落としは東郷に気を取られると、成田が鉄板入りプッシュアップバーで一撃から、EVILがEVILで3カウントを奪いHouse of toutureが勝利となった。
