髙木vsササダンゴの観客一体型マッチの正体は「マッスル」だった…


6月26日 DDT「髙木三四郎 vs スーパー・ササダンゴ・マシン ワンマッチ興行」新宿FACE 346人超満員
(試合内容は実況ポストより)

<スペシャルシングルマッチ 時間無制限1本勝負>
髙木三四郎~〇矢野通(66分52秒 横入り式エビ固め)×スーパー・ササダンゴマシン

7月21日のDDT両国大会をもって休業に入る髙木三四郎にササダンゴがシングル戦を要求したことがきっかけとなって、髙木vsササダンゴによるワンマッチ興行が開催されたが、 今大会では通常の座性に、「体験型といいながら仕事を手伝わされる系シート」として、ピンスポ体験シート、セコンド体験シート、リングサイド撮影シート、5ゴング叩けるシート、前説体験シートなど、個タニマチシートなどシート購入者の役割を確認する、ミーティングがササダンゴ、今林久弥GM、髙木によって説明され、45分に渡って行われると、15分休憩の後で試合開始となるが、両者が入場した後でササダンゴが来場を求めていた新日本プロレスの矢野通が来場して座席に座った。

握手から開始、髙木が個タニマチシート購入した個タニマチに視線を送ってからロックアップとなり、グラウンドの攻防となってササダンゴがヘッドロックからショルダータックルも、髙木がドロップキックで応戦してから個タニマチにアピールする。

そして場外戦となって、試合を見ていた矢野が休業する髙木に労いの花束と焼酎をプレゼントするが、それだけで帰ってしまうと、怒った髙木は矢野から贈呈された花束をササダンゴにフルスイング、焼酎ミスト噴射し、個タニマチシートへのハンマースルー狙いは、ササダンゴが客席に着席すると、髙木を交えて個タニマチと記念撮影する

リングに戻ると、張り手のラリーになるが、カウントダウンと共に、レスラー限定シートを購入したチェリーが登場して、髙木に感謝のボディーブローからアキレス腱固めと攻め、ササダンゴもトーホールドで加勢し、チェリーがマウントエルボーを浴びせる。続けてベストボディプロレスリングの山中絵里奈が登場すると、髙木にチェリーとトレイン攻撃、ブロンコバスターを決めるが、髙木が喜んでいるところで、成り上がりのヘンチーナが登場して、髙木に感謝を込めてゴムパッチンのゆーとぴあ攻撃を敢行、最後に魔苦・怒鳴門が登場し、髙木、ササダンゴ、ヘンチーナ、山中にケツ堀を敢行するが、チェリーがババアのため拒否したため、怒ったチェリーは魔苦をバックドロップで制裁する。

レスラー限定シートの4人が勝手にリングで乱闘している間に、髙木とササダンゴは場外戦となり、笑っていないシートを購入した観客を笑わせえると、観客の尻に高鹿佑也がケツバットを浴びせ、そしてなぜか観戦していたスターダムの向後桃を見つけると、向後は髙木の尻にケツバットも、向後が笑ってしまったため、髙木によってケツバットで制裁される。芸能人シートで観戦していた白石茉莉奈さんもケツバットで制裁される。

4人が勝手に乱闘が繰り広げるリングに髙木がササダンゴを戻すと、4選手がササダンゴにトレイン攻撃から、高木が斧で滅多打ちするが、そこで今林GMが止めに入り、痛めつけているササダンゴは替玉購入シートを購入した観客で、今林GMがブチキレて5人を正座させて説教する。

しれっと本物のササダンゴが戻ってくると、替玉のササダンゴと記念撮影、試合再開で改めて4人が髙木とササダンゴを場外に追いやり、山中がプランチャスイシーダを命中させると、ササダンゴもトペとみせかけてバースデーソングを歌い、バースデーシートを購入した観客にケーキをプレゼント、チェリーがプランチャを命中させれば、髙木も次のバースデーシートを購入した観客にバースデーソングを歌ってバースデーケーキをプレゼント、魔苦もプランチャの後でバースデーシートを購入した男性の股間を攻め、代わりに松井レフェリーがバースデーソングを歌ってケーキをプレゼント、そしてチェリーが髙木への感謝の手紙を読みあげてから、全選手で記念撮影の後でレスラー限定シートの選手らは退場する。

そしてケータリングでの食事タイムになると、副業紹介シートを購入した観客から髙木に講演を依頼すした後で、ササダンゴだけでなく髙木、松井レフェリーがケータリングでピザを食べた、ピザを調理した副業紹介シートの観客の店をPRする。

両者が血糖値が上がったことで、引退セレモニーになり、引退セレモニーシートを購入した観客の引退セレモニーが行われ、新土リングアナによって引退者の経歴を紹介、購入者が挨拶の後で引退の10カウントが鳴らされ、『スパルタンX』が流される。

そして試合再開となり、凶器持ち込みシートを購入した観客からササダンゴは石川修司ぬいぐるみに対し、髙木は遠藤哲哉のアクリルスタンドが手渡されると、ぶつかり合いとなって、アクリルスタンドが制してムーンサルトプレスを命中させる。

次はサプライズシートを購入した観客が登場し、それに気を取られた髙木とササダンゴが丸め込みのラリーとなるが、山中絵里奈のお母さんである占い師が登場した後で、元松竹芸能の芸人である、みなみかわが登場、みなみかわはロシアの格闘技「システマ」を駆使して髙木と逆水平のラリーを繰り広げ、みなみかわが痛くないと耐えきる、髙木はマシンガンチョップを浴びせるが、受けきったみなみかわは串刺しラリアットも、受け流した髙木はスタナーでみなもかわKOする。

45分が経過すると、邪魔者がなくなった二人がラリアット合戦で両者ダウンとなるが、そこで両者はマイクを持つと、「髙木さん、このままこの試合が終わったら、俺も高木さんとリングで向かい合うことってもうないんですよね。だったら決着つけたくないです」と言い出すと、髙木も「俺も決着つけたくない」を同意する。ササダンゴは「髙木さんとは決着つけたくないですけど、髙木さんよりシングルで戦いたい相手がいるんです」と発言すると、煽りパワポでプレゼンを突如始め、スクリーンには先ほど来場した矢野が映し出され、9年間にDDTが新日本プロレスと一時関係を途絶するきっかけとなった「#大家帝国主催興行」を説明、ササダンゴは矢野との対戦を訴えると、髙木も「確かに丸投げした。そこまで言うんだったら、9年前の続きだ。新日本vsDDTの続きを見せろ! 絶対に負けるなよ。勝てよ」と承諾して、試合コスチュームとなった矢野が登場、髙木vsササダンゴから、矢野vsササダンゴに代わってしまう。

開始から矢野が崇コーナーを作り、ササダンゴはもう1回リクエストすると、矢野は見本を示すために素早く崇コーナーを作る。ササダンゴも崇コーナー作りにトライするが、ササダンゴが外したのはスポンサーコーナーだったため、矢野に蹴られる。
ササダンゴはショルダータックルから場外戦を仕掛けるが、矢野はテーピングでササダンゴの両脚をグルグル巻きにしてから、リングに戻ってリングアウト勝ちを狙い、セコンドがササダンゴをなんとか立たせてもリングに戻ることが出来ない。
矢野がこのまま終わったら面白くいないとして場外カウントを止めると、ササダンゴはやっとリングに戻るが、このままでは試合が出来ないということで、ササダンゴが「それが新日本プロレスのやり方ですか!」と矢野を逆ギレ気味に挑発すると、矢野にも「両脚でテーピングでグルグル巻きなれ」と迫り、矢野も自分の両脚をテーピングでグルグル巻きにして、両者は両脚が使えないままエルボーのラリーからぶつかり合いを繰り広げる。
そこで埒がいかないと気づいた矢野はササダンゴに急所打ちを狙ったが、ササダンゴは内またでガードする。矢野はなぜか持っていたハサミでササダンゴのテーピングを外し、ササダンゴにもハサミを渡して自分のテーピングを外すように命じるが、ハサミをササダンゴは矢野の髪切りを迫り。ササダンゴのマスクを矢野に逆に被せて垂直落下式リーマンショックを連発する。
視界を奪われ”面堂終太郎状態”となった矢野がマッタをかけ、ササダンゴにマスクとテーピングを取って欲しい懇願し、ササダンゴは新日本プロレスとの遺恨を清算するためにマスクとテーピングを矢野から外し、正々堂々握手となると、矢野が急所打ちからTシャツをササダンゴを被せ、崇コーナーに叩きつけて丸め込み3カウントを奪い、矢野の勝利となった。

試合後は来場どころか対戦相手になってくれた矢野にササダンゴが感謝を示し、ササダンゴベルトを贈呈するが、矢野は「ササダンゴさん、髙木大副社長、今日は呼んでもらって光栄です。このベルトは私には荷が重たい」として辞退し去っていく。

そして本来の主役の一人である髙木が登場し、休養が明けたらササダンゴとの再戦をアピールするどころか、大きな会場での開催を視野に入れ、新日本プロレスに負けた悔しさをG1 CLIMAX34に出場するるKONOSUKE TAKESHITAに託して「マッスルマッスル!」で締めくくった。

髙木vsササダンゴは単なる一騎打ちではなく、「マッスル」だったというオチには参ったというか、ここ数年「マッスル」自体開催されていなかったことで、すっかり忘れていた。マッスルも2019年以来開催されていないが、またどんなスケールで開催されるか、髙木の休業が明ける頃の開催に期待したい…かな

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