6月22日 スターダム「STARDOM THE CONVERSION」東京・国立代々木競技場 第二体育館 1654人
(試合内容は実況ポストより)
<第7試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者】〇岩田美香(21分8秒 片エビ固め)【第20代王者】×安納サオリ
※雷音
☆安納が4度目の防衛に失敗、岩田が第21代王者となる
<第8試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【第17代王者】〇舞華(22分57秒 片エビ固め)【挑戦者】×ジーナ
※ハンマーロック式みちのくドライバーⅡ
☆舞華が5度目の防衛に成功
スターダム代々木大会のメインはワールド・オブ・スターダム選手権、王者の舞華に同じユニットであるE neXus Vからジーナが挑戦した。
舞華のエルボーをいなしおたジーナは逆水平を連打を浴びせ、読み合いからぶつかり合いになると、ロックアップから、ジーナが押し込み、体を入れ替え合って、舞華がガットショット、読み合いからファールアウェイスラムで投げるが、読み合いからジーナがティヘラからヘリコプター式で大回転しサイドバスターで叩きつける。
ジーナはショルダーアームブリーカーから串刺しアッパーカット、ドロップキックで試合の流れを変え、ハンマーロック式ブレーンバスターからカバーを連発して、舞華のスタミナを奪いにかかる。
ジーナは張り手と逆水平のコンポ、カサドーラから足で舞華の首に巻きつけながらの変形腕十字で捕らえ、舞華は必死でロープエスケープし、ジーナは張り手の連打から突進は、舞華がドロップキックで迎撃する。
舞華は串刺しラリアットからぶつかり合いになると。舞華がショルダータックルもを連発するが、串刺しはジーナが迎撃して往復ビンタから膝を押し当て、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、舞華がエルボーで落とすも、ジーナはロープを駆け上がってジャンピングハイキックで舞華をエプロンへ落とし、た舞華とエプロンの攻防でエルボーのラリーになると、舞華はビックブーツから、突進はジーナがエプロンでパワースラムを敢行する。
場外戦になると場外マットを剥がしたジーナが硬いフロアへブレーンバスターで投げるが、舞華も負けじと硬いフロアへのブレーンバスターでやり返す。
リングに戻ると、ラリアットは相打ちになるが、ジーナが読み合いからローリングラリアットに対し、舞華はラリアットで応戦も、読み合いからジーナが後頭部ラリアットを放つ。
ジーナがトップコーナーへ上がると、舞華が雪崩式ブレーンバスターから連続ブレーンバスターは、着地したジーナがジャーマンで両者ダウンとなって、舞華はエルボー、ジーナは張り手とラリーになると、ジーナが左右の逆水平を連打に対して、舞華は張り手の連打で返すとラリアットも、ジーナが頭突きで応戦してからダブルアームスープレックスで投げる・
ジーナがジャパニーズレッグロールクラッチを狙うと、舞華のスリーパーを狙うが、ジーナがヨーロピアンクラッチで切り返すも、舞華は再びスリーパーで捕らえたところで、ジーナがKUBINBAGEで逃れる。
ジーナはマスキュラーボムを狙ったが崩れて失敗すると、サンダーストラックは舞華がバックドロップで逃れたが、ジーナがフランケンシュタイナーから飛びつき腕十字で捕らえ、舞華はロープエスケープする。
ジーナの突進すると、舞華がみちのくドライバーⅡを決め、ジーナがトラースキックから突進すると、舞華がナックルからみちのくドライバーⅡはカウント2でキックアウトされる。
ならばと舞華はジーナにハンマーロックみちのくドライバーⅡを決めて3カウントを奪い防衛に成功した。
ところが舞華がジーナに語りかけたところで、試合を見ていた刀羅ナツコがナックルを放った舞華を皮肉りながら挑戦表明すると、舞華も受諾する。そこでジーナが舞華とナツコの間に立って、どちらに着くか迷ったフリをしてナツコに襲い掛かる、琉悪夏も駆けつけて乱闘になる。
そしてJTOの稲葉が現われると、5月のJTO後楽園で約束したワールド・オブ・スターダム王座挑戦の約束行使を迫り、舞華はナツコに防衛したら受けると約束する。
最後は舞華はジーナとノーサイドとなり、ジーナはE neXus Vに残留を決意、最後はE neXus Vが全員揃って締めくくりとなった。
今回は同門対決ということで、第6試合のインパクトもあって観客だけでなく舞華自身もジーナの去就に注目されたが、ジーナが残るということで雨降って地固まるも、ジーナも様々な技を隠し持っていただけに、敵に回すと厄介な存在になっていたのかもしれない。
セミファイナルではワンダー・オブ・スターダム選手権が行われ、王者の安納に、センダイガールズプロレスリングからワールドシングル王者である岩田が挑戦した。
開始、岩田は首投げからサッカーボールキック、フェイントからソバット、ミドルキックを連打と安納に浴びせ、足を押し込んでから串刺しジャンピングニー、顔面にスピンキックと攻めるが、安納はドラゴンスクリューからエイトロックで反撃し、岩田はロープエスケープする。
安納は岩田を足蹴にして、フェイントから右膝へフェイント低空ドロップキック、低空ドロップキックと試合をリードするが、ブレーンバスター狙うと、岩田がフェースバスターで返してランニングニーを放ち、場外へ逃れた安納にエプロンからPK、そしてハイキックを狙うが、鉄柱に誤爆すると、これを逃さなかった安納は岩田の右脚へローキックを放つ。
リングに戻ると、安納がロープ越しへドラゴンスクリュー、低空ドロップキックと右脚攻めに出て、足蹴にして岩田を挑発する。岩田は左右のミドルキックから飛びつき腕十字で反撃すると、裏十字へ移行し、オモブラッタからGAMEOVERで捕らえ、安納はロープエスケープする。
安納はビックブーツに対し、岩田はミドルキックとラリーも、安納は岩田の右脚へインローキックを放ち、エルボーのラリーから、岩田は連打も、安納がビックブーツ、再度エルボーのラリーとなって、安納が連打から突進すると、岩田がトラースキックで迎撃する。
岩田は三角蹴りを狙うが、阻止した安納が連続フィッシャーマンスープレックスホールドから、あのWing、そして極楽固めで絞めあげ、岩田は意識が朦朧としながらもロープエスケープする。
安納はビックブーツからダブルアームスープレックスホールド、ジャーマンスープレックスホールドと攻めて、タンタンドルを狙うが、岩田がハイキックを連発して阻止し、安納がダウン、安納が立っても、岩田がバスソーキックを放つ。
安納がジャーマンから延髄斬り、アンノウンで捕獲し、ミサイルキック、ドラゴンスープレックスからタンタンドルと畳みかける。
安納はジャパニーズ・オーシャン・スープレックスを狙うと、逃れた岩田がスピンキックも、両者ダウンとなり、エルボーのラリーから、安納が延髄斬りも、岩田が頭突きからハイキック、踵落とし、ランニングニー、三角蹴りと浴びせたが、雷音は安納がボテリングで切り返す。
キックアウトした岩田がソバット、ハイキック、トラースキック、バスソーキックからトラースキック、バスソーキックと浴びせると、雷音で3カウントを奪い王座奪取、ワンダー王座がセンダイガールズプロレスリングに流出するという事態を招いてしまった。
安納は倒れたまま悔し涙を流すと、マイクを持った岩田が「おい安納、決着着いちゃったよ。でも安納サオリのわがまま、これじゃゴールできないだろ?おい、なんとか言ってみろ安納。私はこのベルト取ったらやりたいこと決めてました。このベルトを仙女のリングで防衛戦をする。わかってんだろ、安納サオリ?」とセンダイガールズプロレスリングのリングでの再戦をアピールするが、安納は茫然自失で何も答えられない。
そこで安納のセコンドに着いていたなつぽいが「何?今なんつった?なんて言ったか?そんな言葉聞きたくないんだよ!悔しくて涙出そうだよ!行くよね?もう一回行くでしょ?」と檄を飛ばすが、それでも安納は答えず、焦れたなつぽいが「サオリ!諦めんなよ!ねぇ、約束は?サオリが行かないんだったら私が行くよ?でも、それじゃあ意味がないじゃん!意味がないんだよ、サオリ!」と怒るが、安納は無言のままで答えない。
そこで岩田が「誰でもいいよ、かかってこいよ!白のこのベルトに群がってた奴らは言葉だけか?口だけなのか、おい!」と安納に返答を迫るが、安納は何も答えず、なつぽいと一緒に退場していった。
安納にしてみれば脚攻めでリードを奪い余裕だったはずが、破壊したと思っていた脚での打撃で流れが変わってしまった。安納にしてみれば大誤算だったと思う。
岩田が再戦をアピールしたが、確かに安納は前王者で再戦の権利がある。だが負けたショックが大きかったのか、何も答えなかった。果たして王座奪還するのは安納自身なのか、それともなつぽいが出るのか…
