箕浦に待っていたのは現実だった…YAMATOに敗れ屈辱の髪切り…そしてYAMATOがドリーム王座挑戦へ、豹は最強の挑戦者フラミータを降す!


6月5日 DRAGON GATE「RAINBOW GATE 2024」後楽園ホール
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 15分1本勝負>
ルイス・マンテ 〇JACKIE KAMEI(8分55秒 JACKYナイフ)×ラ・エストレージャ エル・ククイ

<第2試合 20分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン 〇大鷲透 近藤修司(4分36秒 体固め)ドン・フジイ パンチ富永 ×柳内大貴
※ノド輪落とし

<第3試合 30分1本勝負>
望月成晃 〇望月ジュニア(10分46秒 スタンディング式キャメルクラッチ)Ben-K ×ミノリータ

<第4試合 30分1本勝負>
〇シュン・スカイウォーカー KAI ISHIN ジェイソン・リー(9分0秒 片エビ固め)×ドラゴン・キッド 土井成樹 横須賀ススム Kagetora
※ムーンサルトダブルニー

<第5試合 30分1本勝負>
〇ストロングマシーンJ BIGBOSS清水 Kzy(8分21秒 魔神風車固め)菊田円 ドラゴン・ダイヤ ×田中良弥

<第6試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権 60分1本勝負>
【第51代王者】〇豹(15分15秒 サムソンドライバー)【挑戦者】×フラミータ
☆豹が6度目の防衛に成功

<第7試合 敗者髪切りマッチ 時間無制限1本勝負>
〇YAMATO(21分30秒 片エビ固め)×箕浦康太
※ラグナロク

DRAGON GATE後楽園2連戦2日のメインはYAMATOvs箕浦のシングルマッチで、スランプが続く箕浦に厳しく態度で臨むYAMATOに対し、箕浦自身が一騎打ちを要求するが、YAMATOは相手にせず、箕浦は「自分の髪まで賭ける」と断言したことで、YAMATOは渋々了承して実現となった。
箕浦はタックルを仕掛けてバックを奪うが、マウントを奪ったYAMATOは押さえ込み、サイドポジションからアームロックを狙うと、箕浦がロープエスケープする。
箕浦がガットショットからヘッドロック、ロープへ振ったYAMATOにぶつかり合いは、YAMATOが制してナルシストポーズ、逆水平、読み合いからドロップキックで箕浦を場外へ追いやる。
場外戦でYAMATOが鉄柱攻撃から箕浦の顔面を踏みにじってボディースラムで投げ、リングに戻っても箕浦の顔面を踏みにじって逆水平を連打、挑発気味に攻める。
YAMATOは串刺しを狙うが、避けた箕浦はYAMATOの腰へドロップキックから正面へのドロップキック、そして突進は、ショルダースルーでエプロンへ出したYAMATOがgo to Hospital1を放って、エプロンで絶対投げるぞブレーンバスターを狙うと、箕浦が逃れてエプロンで水車落としを敢行する。
腰を痛めたYAMATOをリングに戻した箕浦はストンピングを連打から足蹴で挑発も、キャッチしたYAMATOがドラゴンスクリューですぐ反撃し、サイキックの連打からレッグロックと左膝攻めで流れを変えて、ファンにシャッターチャンスを要求する余裕ぶりまで見せて、箕浦はロープエスケープする。
YAMATOはストンピングを連打から箕浦の左膝を踏みにじり、逆水平を連打、バックエルボー、足蹴から箕浦を軽く叩いて挑発する。箕浦はエルボーを連打も、YAMATOは左膝関節蹴りを浴びせ、エルボー、そしてハンマースルーは切り返した箕浦が水車落としで投げる。
箕浦が串刺しバックエルボーからエルボーを乱打で、YAMATOが崩れ、箕浦がダブルアームスープレックスからスライディングポンベロ、串刺しバックエルボーに対し、YAMATOがエルボーで返してラリーとなり、箕浦の連打をガードしたYAMATOは、箕浦の右腕を蹴り上げ、go to HospitalⅡからナルシストポーズまで見せる。
YAMATOはドラゴンスクリューから足四の字固めで追い詰めにかかり、箕浦はロープエスケープするが、YAMATOはランニングエルボーを連打から左右エルボー。ローリングエルボーは迎撃も、YAMATOはgo to Hospital1を放つ。
YAMATOは突進すると、箕浦が旋回式バックブリーカーからサイドバスター、読み合いからジャンピングニー、R-301、ガンクと畳みかけるが、カウント2でキックアウトされ、箕浦は八木レフェリーに抗議するが受け入れられない。

箕浦はGoldenRoseを狙うが、切り返したYAMATOはスリーパースープレックスに対し、箕浦はジャンピングニーで応戦して突進は、YAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで切り返してgo to Hospital1を連発、垂直落下式ブレーンバスターからギャラリアは、箕浦が切り返して掟破りのギャラリアを決める。
エルボーのラリーになると、箕浦がエルボーを連打から突進は、YAMATOがバイシクルキックで迎撃してからラリアットを連発、ギャラリアはカウント2でキックアウトされても、奥の手のラグナロクで3カウントを奪い勝利となった。

試合後のBen-Kは「箕浦はカウント2でキックアウトしたと」八木レフェリーに抗議するが受け入れられず。観念した箕浦がイスに座ると、YAMATOは箕浦を「無様だな、今の気分はどうだ」と言い放って蹴飛ばす。そして「よくオレの猛攻に耐えたことは認めるが、令和新世代の実力は1ミリだけ感じるものがあった。けど元々髪なんて興味がないし、髪切りなんてなくていい、本気で髪切りを望んだわけでないだろう」と言い放つと、自らバリカンを持った箕浦は頭を刈る。
YAMATOは「大差をつけて勝った、箕浦、今はどん底か、そこから這い上がってこい、もう1度オレと戦え、髪なんて最初から興味はない」と言い放つと、箕浦は泣きながらバックステージへ下がる。
YAMATOは後味の悪い結果に終わったことをファンに詫びると、なぜ髪をかけたか理由を明かし「そのリスクを味わいたかった。vs新世代にオレらが喝を入れるため、令和新世代は頼もしいですし、こんな面白いプロレスは他にマネできるのか、けど5年前に最前線に立っていた時はこんな空席はなかった、DRAGON GATEに何が足りないんだ、YAMATOが足りないんだとわかった。なぜドリームゲートが初日なの?ドリームゲートに挑戦しろということなの?」ということでBen-Kを呼び出し、王座奪取を祝福しつつドリームゲートに挑戦を表明する、Ben-Kはうるせえと言いつつ、令和新世代を詰ったYAMATOに怒り「箕浦の気持ち、全てを背負ってやってやる。相手にしてやる、再び絞め落とすと」受諾、これを受けて斎了GMも7・21神戸ワールドでのドリーム選手権を決定した。

試合内容に関しては、箕浦がリードしているシーンはあったが、食らいついていったという印象が強く、本当にリードを奪ったには見えなかった。そしてR-310やガンクがカウント2でキックアウトされてレフェリーに抗議したけど、焦っていることも伝わった。決戦までの箕浦はYAMATOに対する怒りや必死さをぶつけたのかというと、そういう感じには見えず、逆にYAMATOの方が勝つ執念というものはこういうものなんだというものを十分に見せつけていた。
そして、Ben-Kのドリーム王座に挑戦となったが、YAMATOも令和新世代のお手並みを拝見ということで、敢えて一歩引いていたけど、自分がDRAGON GATEの中心に立たないと盛り上がらない。箕浦との対戦を通じて、まだまだ自分はやれるんだという自信を深めた。それを考えるとYAMATOはメンタル的にもかなり絶好調で、いいタイミングでBen-Kに挑戦となったと思う。
敗れた箕浦だが、YAMATOから崖から突き落とされるどころか、その上へ石を落とされてようなもので、完全に現実を見せつけられた上で、どん底にまで叩き落とされてしまった。YAMATOは髪切りはもういいというが、箕浦にしてみればその言葉さえも屈辱で、武士の情けはいらないと言わんばかりに自ら髪を刈った。どん底から落ちた箕浦に何が見えてくるのか、またどう這い上がってくるのか、全て箕浦次第なのかもしれない、

セミファイナルでは豹の保持するブレイブゲート王座に、フラミータが挑戦、ロープワークで豹がティヘラを仕掛けるが、フラミータがヘッドスプリングで着地し、豹も連続ヘッドスプリングを見せれば、フラミータも連続ヘッドスプリングで追いかけてくる。

読み合いからフラミータがティヘラで豹を場外へ出すと、トルニージョを命中させ、鉄柱攻撃からリングに戻り、豹の右腕へハンマーを連打から脇固めと右腕攻めでリードを奪い、豹はロープエスケープする。
フラミータはクモガラミからクロスフィックスで捕らえ、リードを奪えない豹は張り手を連打も、受け流したフラミータは張り手で返してラリーになり、豹が突進はフラミータはヒップトスからドロップキック、その場飛びムーンサルトと攻める
エルボーのラリーになると、フラミータがトラースキックからハンマースルーは、切り返した豹のドロップキックは自爆も、フラミータのコーナーへのハンマースルーを、豹がコーナーへ飛び乗るとミサイルキックでフラミータを場外へ追いやり、トペコンヒーロを命中させる。
リングの戻ると豹がダブルチョップを放って、セカンドコーナーからセントーン、しかしスワンダイブHuntingは、着地したフラミータがPKを浴びせ、アームホイップからジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込む。
豹はコンプリートショット、オルファからセントーンと攻め、再度コンプリートショットを狙うと、フラミータがヘッドスプリングからトラースキック、フロッグスプラッシュ、そしれカンクーントルネードは、避けた豹がHuntingを決める。
豹はトップコーナーへ上がるが、フラミータが雪崩式フラムフライを敢行するとトラースキックを放って、読み合いからフラムフライはカウント2となると、豹はすぐさまサムソンドライバーで3カウントを奪い逆転防衛となった。
試合後の豹とフラミータが握手を交わし、フラミータが豹の腰にベルトを巻くことで潔く敗戦を認めてノーサイドとなったが、マイクを持った豹は「ダイヤがBOSJに出た時、嫉妬しかなかった」とダイヤに向けての本音を明かし、「中軽量級のトップはオレだとして、歴代防衛記録を作る」と断言して締めくくるが、バルコニーからはダイヤがその光景を見つめていた。

第3試合では望月が久しぶりにジュニアと親子タッグを結成して、Ben-K&ミノリータと対戦、この日も変形バックドロップやハイブリッジジャーマンスープレックスホールドも見せたジュニアが、ジャーマンの体勢からキャメルクラッチで捕らえるスタンディング式キャメルクラッチの新技を披露してミノリータからギブアップを奪い勝利を収める。
試合後には、ジュニアが望月に対して、流れていた親子対決を迫り、望月も受諾、7・5後楽園で実現が決定となった。

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