髙木三四郎が大人げなさMAXで挑むも、上野に敗れ、夢は新しい世代へと託された…。潮崎豪登場!小峠とのコンビでKO-Dタッグ挑戦へ


6月5日 DDT「What are you doing 2024 TOUR in SHINJUKU」新宿FACE 344人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 30分1本勝負>
納谷幸男 〇中村圭吾(7分9秒 変型十字架固め)樋口和貞 ×須見和馬

<第2試合 30分1本勝負>
〇MAO 勝俣瞬馬(11分58秒 レフェリーストップ)男色ディーノ ×平田一喜
※居合キック

<第3試合 30分1本勝負>
秋山準 〇小峠篤司 松永智充(11分15秒 エビ固め)遠藤哲哉 飯野雄貴 ×高鹿佑也
※キルスイッチ

<第4試合 30分1本勝負>
〇石井慧介 入江茂弘(11分15秒 エビ固め)To-y ×夢虹
※両腕決めドライバーTRUBO

<第5試合 CDK結成5周年記念試合 30分1本勝負>
〇クリス・ブルックス 高梨将弘(8分19秒 HOD)×大石真翔 旭志織

<第6試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】HARASHIMA 〇彰人 ヤス・ウラノ(13分43秒 エビ固め)【第54代王者組】佐々木大輔 ×KANON MJポー
☆DAMNATION TAが初防衛に失敗、復活スマイルスカッシュが第55代王者組となる

<第7試合 KO-D無差別級選手権 60分1本勝負>
【第82代王者】〇上野勇希(24分1秒 片エビ固め)【挑戦者】×髙木三四郎
※BME
☆上野が5度目の防衛に成功

DDT 新宿大会のメインで、KO-D無差別級選手権が行われ、王者の上野に、髙木が挑戦した。髙木は「KING OF DDT」の1回戦で上野を破っており、上野から再戦を求められる形で選手権が実現、髙木は先月一杯でCyberFightの社長を辞してDDTの副社長となったが、これまで重荷を背負ってきた髙木は無期限休業を前にして全てを解放させるとして、上野に挑んでいった。
開始、探り合いから距離を置くと。再び探り合いとなってロックアップ、髙木はフロントネックロックからグラウンドを仕掛けると、ヘッドロック、抜けた上野がヘッドロックで絞めあげ、ロープへ振った髙木とのぶつかり合いは、上野が制した。

上野は髙木をセカンドロープにセットしてランニングニーを狙ったが、避けた髙木が逆にビリンコバスターを放ち、セコンドに命じてプラケースを投入するも、松井レフェリーが選手権ということで取り上げる。
それでも勢いの止まらない髙木は場外戦を仕掛けると、上野は会場奥の扉に叩きつけてからフロアの売店に雪崩れ込み、売り物の上野のポートレートに、上野本人を叩きつけるが、ポートレートで反撃した上野が髙木とテーブルの上でエルボーラリーとなり、互いに水の入ったペットボトルで殴打してから、上野がテーブルめがけてDDT、うつ伏せになった髙木の腰にイスをセットしてからダブルニーを投下する。
リングに戻るが、髙木は痛めている腰を押さえて動けない、それでも上野は容赦なく髙木の腰へダブルニードロップ、腰めがけておっぴろげアタック、ニーから弓矢固めと髙木の腰を狙い撃ちにする。
上野はおっぴろげアタックを狙うが、エプロンへショルダースルーで投げた髙木はぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターで投げるも、ドラゴンリングインはやっぱり迎撃されると、上野はブレーンバスターで投げる。
上野は髙木の腰へランニングニーを放って、髙木が場外へ逃れると、ムーンサルトアタックを命中させ、リングに戻ってフロッグスプラッシュは髙木が剣山で迎撃したが、衝撃で腰に響いてしまう。
髙木は必死は立とうとするが下半身に力が入らず倒れてしまい、その髙木に上野が腰めがけてフロッグスプラッシュを投下、そして突進するが、髙木がクローズラインで迎撃する。
髙木が場外戦を仕掛けると、カウンター席でブレーンバスターで投げてから、ドラマスティックドリーム号を投入して特攻をかけるも。上野が松井レフェリーを盾にしたため誤爆してしまい、松井レフェリーはKOされてしまう。
上野はリングに戻るが、髙木はリング内にもドリーム号を持ち込むと、奪った上野が髙木めがけて特攻をかけるが避けられてしまい、髙木がメカドリルで上野を突き刺してからドリーム号で特攻を狙う。
そこで木曽レフェリーがサブレフェリーとして入って止めに入るが、髙木は木曾レフェリーをドリーム号に乗せてしまうと、上野めがけて特攻をさせ、上野に直撃で成功する。
これで木曾レフェリーもKOされると、髙木はプラケースを持って上野にフルスイングに対し、上野もプラケースで髙木にフルスイング、プラケースでチャンバラから、髙木のクローズラインと、上野のラリアットは相打ちで両者ダウンとなる。
ここで回復した松井レフェリーがリングに戻るが惨状に驚き、選手権の威厳が損なわれるとしてドリーム号やプラケースを片付け、ダブルダウンカウントを数える。起き上がった両者はエルボーのラリーから上野がWRを狙うが、阻止して髙木がショートレンジクローズラインの連打からの突進を、上野がドロップキックで迎撃、受けきった髙木のスタナーも、着地した上野シャイニングウィザードからハーフネルソンスープレックス、シャイニングウィザード、フロッグスプラッシュと畳みかけて、BMEは髙木がシットダウンひまわりボムで阻止してから、スタナーを連発する。
髙木はコーナーへ上がるが、上野が飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、髙木は雪崩式スタナーで阻止してからクローズラインはカウント2でキックアウトされる。
髙木はショートレンジクローズラインを連打から、スタナーを狙うが、逃れた上野が髙木の後頭部へドロップキックからラリアットを放ち、掟破りのシットダウンひまわりボムからBMEで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後の上野は「髙木さんやDDTに出会えたことで人生が変わりました。僕がKO-D王者として、みんなにもっと夢を見せますから、いつか東京ドームにいきましょう」とエールを送れば、髙木も「上野、強くなったよ、オレも今日MAXで挑んだけどダメだった。また必ずやってやるから、何度でも、休養して這い上がってやる」と誓い、これで上野への挑戦が決まったMAOを呼び込むと、「2009年からDDTは両国で新時代を迎えた。そこから15年だよ。両国から武道館、武道館からステップアップして東京ドームまで行くって言った。でも、その夢はまだ叶えられそうにない。でも15年経って、お前たちなら世間に届けられるすげぇ戦いを両国のメインでできるはずだ。だから新しいDDTを見せてくれ。あとは任せた」と言って去り、上野とMAOは両国へ向けてエールを交わし合った。
内容的には、髙木がこれまでのすべてをぶつけたというか解放させ、後半から盛り返してはいたが、前哨戦で痛めた腰は回復はしていなかったと思う。けどCyberFightの社長という重荷を下ろしたというものをアピールするために、大人げなさ満載で上野に挑む、上野もそれに応えて大人げなさで対抗していった。
髙木はDDT副社長となって、後進の育成や体調を戻すために休業するが、引退するわけでない、必ず選手としてリングに戻ってくる。上野とMAOは今のDDTの頂点、その二人が見せる、新しいDDTを見せるか、裏方からしっかり見守っていくだろう。

セミファイナルではKO-D6人タッグ選手権が行われ、王者のカリスマ&KANON&ポーのDAMNATION TAに、HARASHIMA&彰人&ヤスの復活スマイルスカッシュが挑戦した。
DAMNATION TAが奇襲で開始、いきなり彰人を捕らえるが、同士討ちさせた彰人がKANONにドラゴンスクリュー、スマイルスカッシュがトレイン攻撃から彰人が水車落とし、HARASHIMAがスワンダイブボディープレス、ヤスがダイビングボディープレスと先手を奪うが、ヤスがシルバーブレットを狙うと、カリスマにエプロンへ引きずり出し、ポーがボディープレスとDAMNATION TAがヤスを捕らえて試合の流れを変える。

長時間捕まったヤスはポーの串刺しを避けてHARASHIMAに代わり、HARASHIMAがライダーキックから串刺しビックブーツ、カットに入るカリスマとKANONにドロップキック、ポーの串刺しを避けてスワンダイブクロスボディーを命中させるなど猛反撃する。
HARASHIMAはポーにミドルキックの連打からファルコンアローを狙うが、ポーがバックフリップで阻止すると、代わったカリスマがダイビングラリアットからペティグリーは、HARASHIMAがリバースも、カリスマのクロスフェースで捕らえ、HARASHIMAはロープエスケープする。
カリスマはヒットマンダイビングエルボーを狙うが、HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスターで投げ、代わった彰人が串刺しスピアーからダブルアームスープレックス、ドラゴンスクリュー、読み合いからアンクルホールドは、切り返したカリスマがクロスフェース、切り返した彰人がアンクルホールドはカリスマが丸め込む。
彰人はカリスマにニーアッパーを狙うが、チンクラッシャーで阻止したカリスマがスピアーからペティグリー、トラースキックは避けた彰人が足横須賀からアンクルホールドは、ポーがラリアットでカットする。
DAMNATION TAが連係からカリスマがヒットマンダイビングエルボー、KANONがサドンインパクト、合体技フリーダムコールを狙うが、ヤスが阻止すると、彰人&ヤスがダブル水車落としからHARASHIMAの蒼魔刀を狙うも、ポーが阻止する。
KANONがラリアットでHARASHIMAを排除すると、彰人に読み合いからコブラツイスト、Kスパイラルへ移行したが、ヤスがカットする。KANONがラリアットからグラウンドコブラは、彰人がアンクルホールドで捕らえ、KANONはKスパイラルを狙ったところで、HARASHIMAが蒼魔刀を炸裂させ、彰人が丸め込んで3カウントを奪い。スマイルスカッシュは結成して初めて6人タッグ王座を奪取した。

第3試合では遠藤&飯野&高鹿のバーニングが、秋山&そして秋山のアドバイスを受けてNOAHから参戦した小峠&松永と対戦、遠藤vs小峠で開始となると、グラウンドの攻防を繰り広げる

試合は秋山組が高鹿を捕らえてリードするが、
高鹿は秋山にランニングエルボーから代わった飯野が串刺しボディーアタック、ブレーンバスターと反撃して、バーニングエルボーは自爆すると、代わった松永が秋山と連係で攻めるも、飯野は松永に逆水平を連打からバックフリップで叩きつける。
代わった遠藤が松永にスワンダイブフォアアームで続き、バックエルボーの応酬からトラースキックも、松永がバックドロップで投げる。
代わった小峠が遠藤と読み合いを繰り広げるが、遠藤が顔面への頭突きを放つと、代わった高鹿がショルダアームブリーカー、串刺しエルボーからビックブーツ、左腕へパントキックからチキンウイングアームロックと攻めるが、小峠がロープエスケープする。
高鹿は左腕へオーバーヘッドキックに対し、小峠がニーアッパーからレッグショットを放つと、コウモリ吊り落としからキルスイッチで3カウントを奪い勝利。
そして試合後に『ENFONCER』が鳴り響くとNOAHの潮崎豪が登場し、マイクを持った潮崎は遠藤&飯野に「オレと戦いたいんだろう」ということで、二人が保持するKO-Dタッグに小峠とのタッグで挑戦を表明、遠藤も断る理由はないとして受諾、遠藤は潮崎から3カウントを取る準備は出来ていると断言、今林GMが7月21日両国での選手権を決定した。

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