女子プロレス版熱くて、ど真ん中の戦い…マリーゴールドが旗揚げ!ジュリア&詩美の2大エースが怪獣ポジラに振り回される!


5月20日 マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」後楽園ホール 1539人札止め
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 15分1本勝負>
〇高橋奈七永(14分15秒 片エビ固め)×ビクトリア弓月
※冷蔵庫爆弾

<第2試合 15分1本勝負>
〇青野未来(8分55秒 エビ固め)×石川奈青
※スタイルズクラッシュ

<第3試合 15分1本勝負>
〇MIRAI(11分30秒 片エビ固め)×CHIAKI
※ラリアット

<第4試合 15分1本勝負>
ゼイダ・スティール △桜井麻衣(15分時間切れ引き分け)△野崎渚 マイラ・グレース

<第4試合 30分1本勝負>
〇天麗皇希 後藤智香(12分30秒 片エビ固め)×松井珠紗 翔月なつみ
※アメイジングバタフライ

<第6試合 30分1本勝負>
〇Sareee ポジラ(28分6秒 片エビ固め)×ジュリア 林下詩美
※リストクラッチ式裏投げ

女子プロレスの新団体”マリーゴールド”が旗揚げし、大会前に元スターダムの練習生だった南小桃を含めた練習生が紹介された後で、全選手による旗揚げセレモニーが行われ、ロッシー小川代表が新設される「マリーゴールド・ワールド王座」「マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座」のベルトを披露した。

第1試合では弓月が奈七永に挑み、握手から開始となり、ロックアップで弓月が押すが、奈七永が押し返し、体を入れ替えた弓月がビンタを浴びせる。弓月のドロップキックは、避けた奈七永がビンタを浴びせ、サッカーボールキックを連打に対し、弓月はアームホイップからドロップキックで食い下がる。
リストロックからヘッドロックの応酬になると、ロープへ押し込んだ奈七永が逆水平を浴びせてからサイドバスターでリードを奪い、キャメルクラッチで捕らえ、外してからエルボードロップ、ボディースラムから弓月の顔面を踏みにじる。
弓月はエルボーの連打から突進しても、奈七永がショルダータックルで迎撃し、ボディースラムを狙うが、背後にまわった弓月が胴絞めスリーパー、外した奈七永にボディーシザースで捕らえると、体を入れ替えた奈七永が押さえ込むと逆片エビ固めへ移行、弓月が必死でロープエスケープするが、奈七永は弓月の左手を噛んでブーイングも、奈七永は構わずマシンガンチョップを浴びせる。
弓月の串刺しも奈七永が迎撃し、ハンマースルーも阻止されると、弓月はエルボーの連打、ドロップキックは奈七永が受け流し、それでも弓月は連打からソバットを浴びせて、トップコーナーのアームホイップは失敗すると、奈七永がクロスフェースで捕らえ、弓月はロープエスケープする。
弓月の払い腰も阻止されるが、やっとボディースラムで投げる、ガードポジションからのエルボーを応酬となると、奈七永はハンマースルーに対し、弓月がドロップキックを連発で応戦する。
しかし奈七永はショートレンジラリアットからキャメルクラッチで捕らえ、ロープエスケープした、弓月は往復ビンタを浴びせても、奈七永が往復ビンタで返す。

奈七永の延髄斬りを、避けた弓月はトラースキックを連打、首固めで丸め込んだが、ダブルリストアームサルトは阻止した、奈七永がショートレンジラリアットからバックドロップ、冷蔵庫爆弾で3カウントを奪い勝利、試合後も奈七永が握手を求めても、弓月がビンタで返事をしたため、怒った奈七永が弓月を蹴倒し、場外へ蹴り落とす。

そしてメインイベントはジュリアと詩美がタッグを結成し、Sareee&初来日のポジラと対戦した。

ジュリアvsSareeeで開始、ロックアップも距離を置く、再度ロックアップで体を入れ替え合うと、Sareeeがエルボーを浴びせ、読み合いから距離を置く
詩美vsボジラに代わると、ロックアップでポジラが突き飛ばし。再度も押し込んでエルボーは詩美がいなすも、ポジラがキックを浴びせるが、ジュリアに気を取られたところで、詩美がドロップキックを放つと、ジュリアが入って連係からサンドウィッチドロップキックでポジラを攻める。
代わったジュリアがポジラにエルボーを連打も、ポジラはバックフリップを狙い。ジュリアは蜘蛛の巣で捕らえると、詩美もクロスボディーで続いたが、ポジラは二人まとめて投げ飛ばし、Sareeeをリフトアップして、場外のジュリア組に放り投げる。

場外戦でもSareee&ポジラが圧倒し、詩美はSareeeにイスを投げつけいる間に、リング内ではポジラがジュリアにハイアングルブレーンバスター、代わったSareeeがミサイルキックから鎌固めと、Sareee&ポジラがジュリアを捕らえて試合をリードする。
ジュリアはSareeeにブレーンバスター、クレイモアキックを放ってから、詩美に代わり、詩美が串刺しバックエルボーからドロップキックで続き、ポジラが入っても、Sareeeと同士討ちさせた詩美がSareeeにラリアットからスライディングラリアットを放つ。
詩美はSareeeにバックフリップからジャーマンを狙うが、Sareeeがサムソンクラッチからフットスタンプを浴びせ、代わったポジラが串刺しボディーアタック、ヒップトスからエルボードロップを投下、ぶつかり合いもポジラが制してバックフリップは、詩美が着地してエルボーからローリングエルボーを浴びせてセカンドコーナーへ上がっても、ポジラが雪崩式ブレーンバスターからショルダータックル。ファイヤーマンズキャリーは逃れた詩美はスリーパーも、ポジラがKUBINAGEで逃れてからセントーン、フォールアウェイスラムからリバーススプラッシュを圧倒し、ジュリアが慌ててカットに入る。
詩美はポジラをジャーマンで投げると、ジュリアvsSareeeに代わり、ジュリアがビックブーツからエルボーのラリーになると、Sareeeはドロップキックを連発する。

Sareeeはフィッシャーマンを狙うが、逃れたジュリアがSTFで捕らえて、Sareeeはロープエスケープしても、ジュリアはSareeeにハンマーロックスープレックスからトップコーナーは。ポジラが動きを止めると、Sareeeが雪崩式フィッシャーマンバスターで投げてからトップコーナーへ上がり、今度は詩美が動きを止めると、ジュリアが雪崩式ダブルアームスープレックスで投げる。
詩美がSareeeにドロップキックを放つと、ジュリアとミサイルキック&バックフリップの合体技から、ジュリアがステルスハイパーホールドで捕らえるが、ポジラがカットすると、ジュリアをパワーボムから、Sareeeがダイビングフットスタンプを命中させる。

Sareee&ポジラはジュリアにファンタスティックフリップは自爆すると、ジュリアはポジラの側頭部へニー、詩美はSareeeとジャーマンの応酬で4選手ダウンとなり、ジュリアとSareeeでエルボーのラリーとなって、Sareeeが連打でジュリアが崩れるも、Sareeeが突進したところで、ジュリアがカウンターエルボーで迎撃し、頭突きの連打からノーザンライトボムは、逃れたSareeeが延髄斬り、ジュリアがカウンターエルボーからランニングニーを、切り返したSareeeがジャーマンスープレックスホールドに対し、ジュリアはバックドロップで投げ、ランニングニーからグロリアスドライバーを決めるが、ポジラがカットする。
詩美が必死でポジラをセーブすると、ジュリアがSareeeにカウンターエルボーから突進すると、詩美を振り切ったポジラがショルダータックルから、Sareeeがランニングニーを放ち、ジュリア&詩美がポジラにダブルブレーンバスター狙いも。ポジラが阻止すると二人まとめてラリアットからジュリアにSareeeが裏投げ、ジュリアはSareeeにバックドロップで応戦してから突進すると、ポジラがカークラッシュショルダータックルで吹き飛ばしてから、Sareeeが裏投げを連発する。そしてポジラがムーンサルトプレスをジュリアに命中させると、Sareeeがリストクラッチ裏投げで3カウントを奪い、ジュリア&詩美のエースコンビは敗れてしまった。

試合後に旗揚げ戦で勝ったことをアピールしたSareeeは女子プロレスに熱い戦いを残すぞとジュリアを挑発すれば、ジュリアは超満員札止めのファンに挨拶しつつ、Sareeeとやっと会えたことで、ウチらが引っ張っていかなきゃ誰がやるんだとして、Sareeeにレギュラー参戦を求め、Sareeeはマリーゴールドの選手片っ端から片付けると受け、詩美と気合を入れたジュリアは、Sareeeとのシングルでの対戦を要求する。
そしてエンディングになると、7月13日に両国国技館に進出することを発表、所属選手が揃ってエンディングで締めくくりとなった。

旗揚げ戦の感想は、スターダムの華麗さを省いた一線を画した、女子プロレス版のど真ん中プロレススタイルで、真っ向からぶつかり合うことで、熱い空気を作り、ファンも熱狂させる。女子プロレスでは異質なれど面白いスタイルの試合だった。メインはポジラに尽きるの一言で、Sareeeのリードもあって怪物的パワーが前面に押し出され、ジュリアや詩美までも振り回されてしまった。
そして、7月に両国へ早くも進出するが、ここまで来たら小川代表もスターダム在籍中に準備していたことは明白になったと思う。けど小川代表はもう走り出してしまった以上、自分の出した選択は正しかったと思うしかなく、前へ進むしかない。

第2試合は青野未来vs石川奈青が対戦し、青野が旋回式ボディースラムからボディーへパントキック!ラリアットからミサイルキック、エルボーのラリーからサッカーボールキックを奪う。
石川がビンタで返すと、青野もビンタから突進を、いなした石川がジャーマンから、N.A.Oと畳みかけ、サンシャインを披露する。

しかし青野が後頭部ラリアットからラリアットを浴びせ、バスソーキックは石川がタチアガールで丸め込んでも、、キックアウトした青野がハイキックからスタイルズクラッシュで3カウントを奪い勝利となる。

第3試合のMIRAIvsCHIAKIは、MIRAIがネックツイストなど首攻めでリードを奪うが、食い下がったCHIAKIはMIRAIもショルダータックルから頭突きに対し、スピアーで応戦する。MIRAIのラリアットはキャッチしたCHIAKIはフィッシャーマンズスープレックスホールド、アルゼンチンバックブリーカーからボムで叩きつけるムーンウルフを決めるが、狼煙が切り返されると、MIRAIがゆりかもめで捕らえ、CHIAKIはドロップキックに対し、MIRAIはラリアットからデスバレードライバー、ラリアットで3カウントを奪い勝利を収める。

第4試合の桜井&ゼイダvs野崎&マイラはゼイダから代わった桜井が野崎にミサイルキック、側頭部へビックブーツを放ち、レッグすりパーから変型腕固めで捕らえると、掟破りのおしゃれキックを浴びせる
これに怒った野崎がエルボーを連打を浴びせると。桜井もエルボーで返し、野崎がビックブーツからおしゃれキックを浴びせ、マイラのバックドロップの援護からダブルトラースキック、スリーパーで捕らえる。
野崎はノアールランサーも、桜井はビックブーツからレッグドロップ、フィッシャーマンズスープレックスホールド、前落としからダイビングエルボーが自爆と攻めるが、野崎がレインメーカー式ビックブーツを放ったところで時間切れ引き分けとなり、試合後も納得がいかない桜井は超貴婦人節で、野崎に決着戦をアピールする。

セミファイナルの松井&翔月vs皇希&後藤のロイアルツインタワーズは、松井組が後藤を捕らえて試合をリードも、後藤は翔月にジャイアントスイングで反撃し、代わった皇希がビックブーツで続くが、松井の援護を得た翔月がランニングニーからハイキックは避けた、皇希がカナディアンハンマーからアメジントバタフライは自爆する。
翔月が皇希に蒼魔刀からバスソーキック、ダイビングダブルニーと攻め、代わった松井がミサイルキックからハングマンDDTで攻め、皇希はジャーマン狙いも、松井がサムソンクラッチからフットスタンプを連発、クロスボディーから翔月が蒼魔刀、二人掛りでジャンピングニーと皇希を追い詰める。
松井が突進すると、後藤がチョークスラムでカットすると、ロイアルツインタワーズが松井にダブルリフトアップスラムで叩きつけ、松井の突進を皇希がパワースラムで叩きつける。
松井は逆さ押さえ込みからラ・マヒストラルで皇希を丸め込むが、翔月が入ると皇希が二人まとめてバックドロップで投げ、最後は皇希が松井にバックフリップ、アメジントバタフライで3カウントで勝利となった。

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