4月18日 全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」後楽園ホール 1157人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇田村男児 井上凌(10分9秒 エビ固め)ライジングHAYATO ×立花誠吾
※パワーボム
<第2試合 30分1本勝負>
鈴木秀樹 〇サイラス MUSASHI(8分18秒 片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン ハートリー・ジャクソン ×土方隆司
※リバーススプラッシュ
<第3試合 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇諏訪魔(8分31秒 体固め)【1敗=0点】×斉藤レイ
※バックドロップ
<第4試合 チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇芦野祥太郎(7分2秒 アンクルロック)【1敗=0点】×大森北斗
<第5試合 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇ロード・クルー(2分12秒 片エビ固め)【1敗=0点】×本田竜輝
※Earth Shutter
<第6試合 チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇青柳優馬(15分38秒 回転エビ固め)【1敗=0点】×デイビーボーイ・スミスJr.
<第7試合 チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇綾部蓮(12分17秒 片エビ固め)【1敗=0点】×宮原健斗
※デスルーレット
<第8試合 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】〇安齋勇馬(15分18秒 片エビ固め)【1敗=0点】×斉藤ジュン
※ギムレット
「チャンピオンカーニバル2024」が開幕したが、アクトタイムの後で、11日に亡くなられた元三冠ヘビー、世界タッグ、アジアタッグ王者の曙太郎さんの追悼セレモニーが行われ、亡き故人を偲んだ。
そして入場式が行われ、5月12日までの熱戦に火蓋が切られたが、開会式が終わるとサイラスが宮原に襲い掛かり、練習生が止めに入るも、サイラスが吹き飛ばしてしまうなど大暴れする。
メインイベントはBブロック公式戦で新三冠王者の安齋がジュンが対戦した。
開始になると、ロックアップからジュンが押し込み、安齋がガットショットからヘッドロックで捕らえると、ロープに振ったジュンにぶつかり合いはジュンが制する。
安齋がアームホイップからドロップキックで応戦すると、エルボーを連打、串刺しフォアアームと攻め、ジュンの串刺しを迎撃してセカンドコーナーに上がるが、ジュンがビックブーツで場外へ落とす。
場外戦になるとジュンが鉄柵へハンマースルーで叩きつけ、エルボーのラリーからジュンがガットショットも、鉄柵へハンマースルーは安齋が切り返して突進するが、ジュンがビックブーツで迎撃する。
ジュンは安齋を東側へ連行すると、東側看板に安齋を叩きつけ、今度は西側に連行して西側看板に叩きつける。
リングに戻るとジュンはバックエルボーを浴びせ、安齋はエルボーを連打して突進するも、ジュンがボディースラムからエルボードロップを投下、安齋を踏みつけて全体重を浴びせる。
ジュンは首投げからフロントキックから串刺しは、安齋が迎撃してミサイルキックをを命中させ、串刺しフォアアームからスロイダー、突進するジュンにドロップキックを放つ。
安齋はダブルアームスープレックスを狙うが、ジュンがリバースすると、串刺しビックブーツからショルダータックル、滞空式ブレーンバスター、そしてチョークスラムを狙うが、逃れた安齋はエルボーも、ジュンもエルボーで返してラリーになる。
ジュンは張り手から頭突きを浴びせ、串刺しビックブーツからトップコーナーへ上がるが、安齋がジャンピングニーで動きを止めてから頭突き、そして雪崩式ブレーンバスターで投げる。
安齋は突進すると、ジュンはスピアーで迎撃するがも両者ダウンも、ジュンはジャックハマーを初披露してからサイコブレイクは安齋が逃れ、ドラゴンスープレックスからジャンピングニーを放ち、ジャーマンは逃れたジュンは、突進する安齋にラリアットからチョークスラムで叩きつける。
ジュンはサイコブレイクを狙うが、切り返した安齋がジャンピングニーからジャーマンスープレックスホールドはカウント2でキックアウトされる。そこでジュンを肩車した安齋は前方へボムで叩きつける新技ギムレットを披露して3カウントを奪い、白星発進に成功。試合後もマイクで「歴史も時代も全部戦って勝ってやる。俺だけの事を見ててください!」とアピールして大会を締めくくった。
これまでジャーマンスープレックスホールドをフィニッシュにしてきた安齋だったが、それだけでは限界がある、それを自分自身が気づいて説得力のある新技ギムレットを披露した。試合内容的にもラフなどに課題を残したが、説得力のある必殺技を編み出したことで、安齋は大きく前進したようだ。
セミファイナルではAブロック公式戦、宮原が綾部と対戦するが、綾部は髪を染め新コスチュームを披露してトップロープを跨いで登場する。
開始からロックアップになり、綾部が押し込むと、宮原の頭を叩いてブレークすると、怒った宮原にガットショットを浴びせる。
宮原はビックブーツも、綾部がショルダータックルで応戦し、 場外戦になると、綾部が強烈なエルボーからハンマースルーは宮原が切り返して鉄柵に叩きつけるも、綾部はショルダータックルで応戦、重いエルボーで宮原が崩れると鉄柱に叩きつける。
綾部は宮原を鉄柵へハンマースルーから突進すると、キャッチした宮原が鉄柵へギロチンホイップで叩きつけ、頭突きを連発して試合の流れを変え、鉄柵に叩きつけ、頭突きからリングに戻す。
宮原はフロントキック、低空ドロップキックから側頭部へドロップキックと攻めるが、串刺しは綾部がランニングネックブリーカーで迎撃すると、ミサイルキックを命中させる。
宮原はエプロンへ逃れると、綾部が追いかけてビックブーツを狙うが、キャッチした宮原が低空ドロップキックからエプロンパイルドライバーを敢行し、リングに戻ると大ダメージの綾部に宮原はビックブーツを浴びせるも、意地で立った綾部も重いエルボーで応戦する。
宮原もエルボーで返してラリーになり、宮原がビンタから頭突きを連打も、綾部がブレーンバスターで投げ、 串刺しビックブーツからラストシューティングは宮原が首固めで丸め込んでから、ブラックアウトを連発する。
宮原はシャットダウンスープレックスを狙うが、逃れた綾部がドロップキック、宮原がブラックアウトで応戦して突進すると、綾部がエルボーからドラゴンスープレックスホールド、そして旋回式ラストシューティングことデスルーレットで3カウントを奪い、宮原を破る金星を挙げて白星発進する。
フリー時代の綾部は自分の体を生かしきれないなど課題が多かったが、課題の一つだったエルボーも自分の体を生かし切って重くなっており、全日本プロレスに正式入団したことで、大きく成長していた。そして全日本プロレス入団のきっかけを作ってくれた宮原からの勝利は大きく、元三冠ヘビー王者を破ったことで、三冠ヘビー級王座への扉も一気に開けたかもしれない。
第6試合ではBブロック公式戦、青柳がスミスJr.と対戦し、グラウンドの攻防から青柳がヘッドロックで絞めあげるが、スミスJrがバックドロップで投げると、青柳はたまらず場外へ逃れ、追いかけたスミスJrがストンピングを連打、鉄柵へハンマースルーとリードを奪う。
場外でのエルボーのラリーでもスミスJrが圧倒してナックルからカミソリブレーンバスターを敢行、リングに戻るとボディースラム、ショルダークローからフェースロックで捕らえ、青柳はロープエスケープする。スミスJrはエルボーも、青柳はエルボースマッシュで応戦するが、足を取ったスミスJrは腹部を踏みつけてからスリーパーで捕らえ、青柳はロープエスケープする。
スミスJrはブレーンバスターを狙うが、着地した青柳はドロップキック串刺しフォアアームを連発からダイビングクロスボディーを命中させるが、ブレーンバスターは堪えたスミスJrがブレーンバスターで投げ返し、エルボーのラリーでは青柳がエルボースマッシュも、スミスJrもエルボースマッシュで応戦して、青柳がダウンする。
スミスJr.が雪崩式ブレーンバスターを狙うが、青柳が落とし、スミスのアバランシュホールドも、逃れた青柳が丸め込み、逆さ押さえ込み、しかし突進したところで、スミスJrがパワースラムからレッグドロップを連発すると、ダイビングレッグドロップを命中させるが、青柳はカウント2でキックアウトする。
スミスJr.は雪崩式ブレーンバスターで投げると、青柳がダウンし、スミスJrが起こそうとするが、青柳が崩れる。立てない青柳に焦れたスミスJrはラリアットを狙うが、青柳がまた崩れると、スミスJrはブルドックボムを狙ったところで、青柳が回転エビ固めで3カウントを奪い白星発進、思わぬ大逆転負けとなったスミスJr.は練習生に八つ当たりして大荒れとなる。
第5試合のBブロック公式戦である本田vs初来日のクルーは、開始からぶつかり合いはクルーが制すると、掟破りのセカンドロープを利用しての反則を敢行して「1・2・3・4」をやれば、怒った本田がセカンドロープを利用しての反則攻撃でやり返して「1・2・3・4」コールを煽る。
本田はエルボーを連打を浴びせると、クルーが一撃で返してボディーブローを連打からナックルを浴びせ、 本田はラリアットからファイナルベントをいきなり狙っても、逃れたクルーが旋風脚から大回転ジャーマンでぶん投げる。
クルーは本田に強烈なエルボーを浴びせると、旋回式ロックボトムことEarth Shutterで3カウントを奪い、132秒殺で白星発進する。
第4試合ではAブロック公式戦、前年度覇者の芦野が北斗と対戦するが、赤いTシャツつを着用した馬マスクと、青いTシャツを着用したマスクが現われた。
芦野はどっちが北斗かわからないということで、青いTシャツの馬マスクと対戦しようとするが、赤いTシャツを着た馬マスクが本物の北斗で、芦野の背後から急所打ちからRKOで奇襲をかけて開始となる。
北おは場外戦を仕掛けて鉄柵へハンマースルーから、南側の柵に叩きつけてからDDTとリードを奪い、 リングに戻ると、北斗がサミングを加えた胴絞めスリーパーで絞めあげ、芦野はロープエスケープする。
北斗は芦野の顔面に足を押し当てて挑発、串刺しは迎撃した芦野がエルボースマッシュ、ヨーロピアンアッパーカットから俵返しで反撃する。
芦野はジャーマンを狙うが、逃れた北斗はレフェリーを利用したエルボー、ポップアップしてから急所蹴りを浴びせ、回転エビ固め、ドラゴンスープレックスホールドと芦野を追い詰める。
北斗は無想一閃を狙うが、逃れた芦野がアンクルロックで捕らえ、北斗はロープエスケープするが、芦野が急所蹴りからジャーマンで投げ、ラリアットを放ち、バックドロップで投げてからアンクルロックで捕らえ、北斗はたまらずギブアップで芦野は白星発進も、怒った芦野は離さず、介抱しようとした青いTシャツの馬マスクに迫っていったが、青いTシャツの馬マスクは北斗を置いて逃げてしまった。
第3試合ではBブロック公式戦で諏訪魔が対戦、開始からロックアップでレイが押し込んでクリーンブレークすれえば、手四っつの力比べはレイが押し込んでいく。
諏訪魔がガットショットからショルダータックルの連打を浴びせるが、レイが受け流すとショルダータックルで返し、場外戦を仕掛けて鉄柵へハンマースルー、鉄柱に諏訪魔を固定してショルダータックルと先手を奪う。
リングに戻ると、レイが全体重をかけて踏みつけてからサイドバスター、しかしラリアットは避けた諏訪魔がフライングショルダーからコンプリートショットで反撃し、、ダブルチョップを連打からラリアットで試合の流れを変える。
諏訪魔はバックドロップを狙うが、レイが堪えると、突進を狙う諏訪魔にショルダータックル、突っ張りを連打からレイチョップを連打で諏訪魔が崩れ、チョークスラムからランニングボディープレスと諏訪魔を追い詰める。
レイはパイルドライバーを狙うが、諏訪魔がリバースすると、 レイの串刺しを迎撃してからメガトンドロップキックを発射、そしてバックドロップで3カウントを奪い白星発進する。
第1試合の男児&井上vsHAYATO&立花は、男児がパワーボムで3カウントを奪い、試合後は男児が所属でないのに撮影会をやった立花に対し、実況の中元アナにGAORA大会の収録の日程を確認してから、立花が保持しているGAORA TV王座に挑戦を表明する。立花も「次は本気を出してボコボコにしてやる」と受諾したことで、GAORAの収録大会である5月6日の後楽園大会でGAORA TV選手権が決定となった。
