開花して景色がガラリと変わった…安齋が中嶋を降し史上最年少で三冠ヘビー王座奪取!綾部が自らの志願で全日本プロレスに入団!


3月30日 全日本プロレス「ドリームパワーシリーズ2024」大田区総合体育館 2057人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 30分1本勝負>
〇カズ・ハヤシ 吉岡世起 阿部史典(9分10秒 片エビ固め)土井成樹 立花誠吾 ×井上凌
※ファイナルカット

<第2試合 30分1本勝負>
〇大森隆男 羆嵐(9分25秒 エビ固め)KONO ×歳三
※アックスボンバー

<第3試合 Road to チャンピオンカーニバル 時間差バトルロイヤル 30分>
〇宮原健斗(18分41秒 シャットダウンスープレックスホールド)×綾部蓮
退場順₌神林大介レフェリー、黒潮TOKYOジャパン、芦野祥太郎、ハートリー・ジャクソン、青柳優馬&大森北斗、本田竜輝

<第4試合 アジアタッグ選手権試合 電流爆破デスマッチ 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇佐藤光留 田村男児(10分32秒 エビ固め)【第122代王者組】大仁田厚 ×TO-y
※電流爆破バットでサンドイッチ攻撃
☆大仁田&TO-yが初防衛に失敗、光留&男児が123代王者となる

<第5試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第68代王者組】〇ライジングHAYATO(14分55秒 エビ固め)【挑戦者】×MUSASHI
※シドヴィシャス
☆HAYATOが初防衛に成功

<第6試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇斉藤ジュン 斉藤レイwithTARU総帥(17分18秒 片エビ固め)【第98代王者組】×諏訪魔 鈴木秀樹
※サイコブレイク
☆諏訪魔&鈴木が2度目の防衛に失敗、SAITO BROTHERが第99代王者となる

<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇安齋勇馬(20分16秒 ジャーマンスープレックスホールド)【第71代王者】×中嶋勝彦
☆中嶋が5度目の防衛に失敗、安齋が第72代王者となる

全日本プロレス、春のビックマッチである大田区総合体育館大会が開催され、メインは三冠ヘビー級選手権試合、王者の中嶋に安齋が挑戦した。

開始から中嶋がいきなりローキックを放ち、差し合いから距離を置くと、中嶋がまたローキックを連打する。キャッチした安齋がロープへ押し込み、差し合いから中嶋の足を取るが、腕の取り合いになると、中嶋がヘッドロックで絞めあげる。そこで安齋は中嶋をロープへ押し込みエルボーからジャンピングニーを命中させて、先手必勝に出る。
安齋は中嶋をコーナーへ押し込んでエルボーを乱打し、スロイダーで投げてから、突進する中嶋にドロップキックで場外へ出すと、追いかけてからエルボーを連打、鉄柵へハンマースルーを連発する。
リングに戻ると、安齋はジャーマンを狙うが、着地した中嶋がビックブーツに対し、受け切った安齋がジャンピングニーで応戦、しかし、エルボーのラリーから中嶋がローキックを連打すると、ミドルキックで蹴り倒し、マウントエルボーを連打からナックルを浴びせる。
中嶋は失速した安齋を足蹴にすると、安齋はエルボーを連打も、受け流した中嶋が殴りつけるエルボーからバックドロップで投げ、再び立った安齋はエルボーを連打も、受け切った中嶋は殴りつけるエルボー、コーナーへ押し込んでミドルキックを連打、串刺しビックブーツからシャッターチャンスタイムは安齋が払って抵抗するが、中嶋がソバットからミドルキックを浴びせ、改めてシャッターチャンスタイムで流れを変える。
安齋のエルボーをいなした中嶋がミドルキックを連打、ドラゴンスクリューからローキックを連打で安齋を切り崩し、安齋のエルボーをいなして脇固めから腕固めへ移行し、腕十字へ移行するが、安齋がロープエスケープも、中嶋は右腕へミドルキックを連打、脇固めを狙いつつ右腕へエルボースタンプと、容赦なく安齋の右腕を狙い撃ちにする。、

中嶋はコーナーへのハンマースルーを狙い、安齋が切り返しても、突進したところで、中嶋がレッグシザースでコーナーへ直撃させてから顔面蹴り、前後からのサッカーボールキックからPKを浴びせる。

安齋はエルボーを連打を放つが、中嶋が右腕へのミドルキックを連打からヴァーティカルスパイクを狙い、安齋がブレーンバスターで投げ返そうとするが、着地した中嶋がスリーパーから胴絞めスリーパーで絞めあげ、中嶋が解いたが安齋はダウンする。
中嶋はニーリフトを浴びせ、安齋はエルボーを連打に放っていくが、中嶋は”どうしたもっと来い”と迫ってビンタ、ミドルキック、人でなしパントキックと安齋に打ち込んで追い詰めていく。大ダメージの安齋は抵抗するが、安齋にヴァーティカルスパイクを狙うが、着地した安齋がバランスを崩した中嶋にジャンピングニーからジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い大逆転で三冠王座を奪取し、史上最年少での奪取に偉業も達成した。

内容的には決して安齋にとって良い内容ではなく、終始中嶋に圧倒されっぱなしで、ファンからも安齋が三冠王者で大丈夫なのか?という疑問も出てくると思う。だが、王者となった安齋はこれからが戦いで、今は勝利の余韻に浸っているが、今後は責任というものがズシリと圧し掛かってくると思う。安齋にとって試練はまだまだこれからなのだ。
そして敗れた中嶋はノーコメント、今後はどうなるのか…全日本プロレスから撤退なのか、ゴジラー1.0級の破壊者はどこへ行こうとするのか…

セミファイナルでは世界タッグ選手権が行われ、王者の諏訪魔&鈴木のバカバカコンビに、前王者組のジュン&レイのSAITO BROTHERSが挑戦し、SAITOBROTHERにはVMの総帥であるTARUをはじめっとしたメンバーがセコンドに入った
試合は鈴木vsジュンで開始、ロックアップからジュンが押し込みブレークすると、差し合いからジュンがヘッドロック、鈴木がロープへ振ってもジュンはショルダータックルで返し、鈴木は手四つでの力比べを狙っても、ジュンは付き合わない。

諏訪魔vsレイに代わると、ロックアップからレイが押し込んで突っ張りも、怒った諏訪魔がフロントキックの連打、エルボーのラリーから諏訪魔が突っ張りを連発し、ダブルチョップからロープへ走るが、セコンドの歳三がポリタンクで殴打してから場外戦となり、TARUも加勢してSAITOBROTHERSが場外戦でリードを奪いにかかる。
リングに戻るとSAITO BROTHERSが諏訪魔を捕らえるが、諏訪魔はレイは突進するがコンプリートショットを決めると、代わった鈴木がレイにネックロックからネックブリーカー、ニードロップ、レイの右腕にハンマーから蹴り上げると脇固め、ショルダーアームブリーカーと、レイの痛めた右腕を攻めて試合の流れを変え、 代わった諏訪魔もレイにショルダーアームブリーカーで続き、ラリアットからフロントスープレックス、腕十字で捕らえ、たまりかねてジュンがカットに入る。
鈴木はレイの右腕にストンピングを乱打から羽根折り固めで捕らえ、諏訪魔もジュンを万力スリーパーでセーブ、鈴木はレイにエルボースマッシュを放つが、レイは張り手からラリアットで反撃すると、ジュンに代わったが、鈴木から代わった諏訪魔がフライングショルダー、串刺しラリアットからジャーマン、ローリングラリアットと攻める。
諏訪魔はジュンにバックドロップを狙うが、レイが阻止に入るも、鈴木が脇固めで捕らえ、バカバカコンはジュンにトレイン攻撃、二人掛かりでダブルアームスープレックスと連係で攻めるが、ダブルドロップキックは自爆してしまう。
これを逃さなかったジュンが鈴木を排除すると、諏訪魔にビックブーツを放ち、レイが入ってSAITOBROTHERSがトレイン攻撃から斉藤いぎなりスマッシュを決めれば、カットに入る鈴木にもトも斉藤いぎなりスマッシュを決めて排除する。
SAITOBROTHERSは、ダブルチョップで抵抗する諏訪魔にレイが頭突きを浴びせると、ジュンがスピアーからサイコブレイクで3カウントを奪い、SAITOBROTHERが王座奪還に成功する。
試合後はTARUがマイクを持つとSAITOBROTHERの王座奪還を祝福、全日本プロレスの誇り&宝と称えるが、「ええ選手はVMにはいらない」として、歳三にマスクを脱げと命じると、歳三はマスクを脱いで土方隆司の顔を晒す。
そしてTARUがSAITOBROTHERに「VMと名乗るな、VMはオレ一人で背負っていく」と言って、VMが全日本プロレスから撤退を宣言、そしてTARUは諏訪魔を呼び戻し、全日本プロレスを発展のために、SAITOBROTHERをVMから卒業として、全日本プロレスに返還して、TARUは一人で去り、全日本プロレスに一員として戻ったSAITOBROTHERは諏訪魔と握手で和解となった。

SAITOBROTHERはVMと名乗っているが、最近はTARUも全日本プロレスに登場することが少なく、SAITOBROTHERも試合だけでなく多方面でも活躍するようになった。TARUは「ブードゥの関係は横一線、いつ抜けてもいいし、いつ辞めてもええ、ただ、ここを利用して自分らで上がることを考えろっちゅうのが、オレの考えだった」といった通り、SAITOBROTHERはVMのブランドなしで立派にやっていけるチームになった。TARUにしてみればSAITOBROTHERはVMから卒業ということなのだろう。そしてVMはどうなるのかというと、VMもTARUがもともと一人で始めたようなもの、VMはTARUがいる限り一人で背負っていく。

第5試合では世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のHAYATOに、みちのくプロレスを退団してフリーとなったばかりのMUSASHIが挑戦した。
バックの奪い合いからリストロックの応酬になると、切り返したHAYATOがリストロックに対し、MUSASHIはヘッドロック、HAYATOが押し込んで張り手は、いなしたMUSASHIが逆水平を浴びせる・
読み合いからHAYATOがコルタバを仕掛けると、場外のMUSASHIにナルシストフェイントで牽制、エプロンに立ったMUSASHIにドロップキックで場外へ落としてから宇宙人プランチャを命中させる。
場外戦でHAYATOが突進するが、MUSASHIはポップアップで鉄柵に叩きつけてからDDTで突き刺すと、リングに戻るってからHAYATOの首筋へエルボースタンプ、逆水平、串刺しドロップキックとリードを奪いにかかり、変形フェースロックで絞めあげてから、ネックブリーカーをワンクッションにしてからDDTで突き刺す。
HAYATOはエルボーを連打するが、MUSASHIは逆水平を一閃、しかしコーナーへのハンマースルーは、切り返したHAYATOが読み合いからドロップキック、串刺しドロップキック、往復式エルボーアタック、エプロンめがけてロープ越しのスイングDDTと試合の流れを変える。
HAYATOはスワンダイブを狙うが、キャッチしたMUSASHIは読み合いからエクスプロイダーで投げ HAYATOが場外へ逃れると、MUSASHIはノータッチトペコンヒーロを命中させる。リングに戻るとMUSASHIはトラースキックコンポから延髄斬り、ファルコンアローからトゥルトーラで捕らえ、HAYATOはロープエスケープする

MUSASHIは逆水平に対して、HAYATOは張り手で返してラリーになると、MUSASHIがロープへ走るがHAYATOがドロップキックで迎撃する。

HAYATOのトラースキックに対し、MUSASHIもトラースキックで応戦して、トゥルトーラ狙いはHAYATOが丸め込み、MUSASHIは連続で十字固めも、HAYATOがコードブレイカーからオーバードーズで捕らえ、MUSASHIはロープエスケープする。

HAYATOがシドヴィシャスを狙ったが、MUSASHIが剣山で迎撃すると、読み合いからクロスアームスープレックスホールドを決め、ハーフネルソン式フェースバスターからトラースキック、そしてエストレージャフトゥーロを狙ったが自爆してしまう。
HAYATOは後頭部へトラースキックから人でなしドライバーは。MUSASHIが丸め込むとジャーマンスープレックスホールドも、MUSASHIが起こしたところでHAYATOが人でなしドライバーから回転しての連続人でなしドライバーを決め、最後はシドヴィシャスで3カウントを奪い王座を防衛に成功する。
試合後のHAYATOは自分のワガママとして、SAMURAI TV実況席で解説していたGLEATのカズ・ハヤシを挑戦者に指名すると、リングに上がったカズは「7月に引退するけど、勝ったら王者のまま引退するよ、オレに負けたらA級戦犯と言われるよ、そのリスクをかけられるか」と返答し、HAYATOはOKの返事と受け取り決定する。
カズはかつて全日本プロレス所属の時は世界ジュニアヘビー級王座を17度防衛してきた記録ホルダー、HAYATOは今度はレジェンド越えを狙う。

第4試合ではアジアタッグ選手権が行われ、王者の大仁田&TO-yに、光留&男児のEvolutionが挑戦したが、大仁田の要望通りに全日本プロレス社長の福田紀剛氏が立会人として登場し、大仁田組からベルトを返還しようとしたところで、大仁田は福田社長に毒霧を噴射する。

これを合図にEvlutionが奇襲をかけて開始、両軍とも場外戦を展開してTO-yは男児にマシンガンチョップを乱打、大仁田は光留にナックルを浴びせて試合をリードする。
リングに戻ると大仁田組がテーブルをセットし、光留にテーブル貫通パイルドライバーを敢行すると。TO-yとダブルショルダータックルと光留を捕らえ、大仁田が光留に有刺鉄線バットでフルスイングしてからイスに座らせ、大仁田がコーナーにセットされたスイッチを入れようとする。
ところが光留が逃れると、男児と共に大仁田を捕らえ、イスに座らせると、光留がスイッチを入れて男児が抵抗する大仁田めがけて爆破バットをフルスイングして、被弾した大仁田だけでなく男児や光留まで吹っ飛んでしまう。
TO-yと男児がエルボーのラリーになると、男児がショートレンジラリアットを連打する。

男児は都心すると、TO-yがレッグラリアットで迎撃して、光留にもジャンピングハイキックを放ち、Evlutionはダブル脇固めを狙う。
そこで大仁田がカットも、Evlutionはまた大仁田を捕まえると、光留がスイッチを入れて爆破バットへのフルスイングは、大仁田が毒霧で阻止して、爆破バットを奪ってのフルスイング狙いはTO-yに誤爆してしまう。
これを逃さなかった男児はTO-yにショートレンジラリアットを連発すると、光留がジャンピングハイキック、男児がラリアット、光留がデスバレーボムと狙い撃ち、最後は男児がスイッチを入れてEvlutionがTO-yにサンドイッチ爆破バットでフルスイングで3カウントを奪い王座奪取、全日本プロレスにアジアタッグが戻ってくる。

全試合終了後に三冠王座を奪取した安齋の前に、世界タッグ王者を奪還したSAITOBROTHER、世界ジュニア王座を防衛したHAYATO、アジアタッグ王座を奪取した男児が揃いエールを交わしあった。気づいてみれば全日本プロレスプロレスのベルトは次世代が独占したことで、全日本プロレスの光景はがらりと変わった。この新しい光景を迎えた全日本プロレスは春の祭典である「チャンピオンカーニバル2024」を迎える。

第3試合では8人タッグマッチが「チャンピオンカーニバル2024」前哨戦しれ8人タッグマッチが行われる予定だったが、青柳優馬の要望で時間差バトルロイヤルとなり、トップバッターの青柳を皮切りに本田竜輝、大森北斗、芦野祥太郎、ハートリー・ジャクソン、綾部蓮、宮原健斗、黒潮TOKYOジャパンの順に登場し、神林レフェリーもなぜか本田によってオーバー・ザ・トップロープで失格にされてしまう。
全選手が揃ったところで、選手が次々と退場して、残りは宮原と綾部だけとなり、宮原がビックブーツからエルボーのラリーになると、綾部が重いエルボーを一閃して宮原が崩れる。
しかし、宮原は低空ドロップキックから側頭部へドロップキックで反撃し、串刺しは綾部がランニングネックブリーカーで迎撃して、ミサイルキックを命中させたが、串刺しビックブーツから突進はいなした宮原がオーバー・ザ・トップロープを狙い、綾部が逃れたところで、宮原がブラックアウトを連発からシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い優勝する。

試合後に宮原からマイクを奪った綾部は「全日本プロレスに入団させて下さい」と直訴すると、宮原も綾部に全日本プロレスのジャージを渡し、全日本プロレス入りを認めた。

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