甦る春男・後藤が昨年度の春男SANADAを降し、3回優勝の意地にかけて、前代未聞未聞の事態を乗り越えてEVILを破った辻と決勝戦で激突!


3月18日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2024」福島・ビッグパレットふくしま 793人
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. マイキー・ニコルス(7分59秒 フロントネックロック)ボルチン・オレッグ ×嘉藤匠馬

<第2試合 20分1本勝負>
タイチ 〇上村優也 DOUKI(7分31秒 腕ひしぎ逆十字固め)石井智宏 ×真壁刀義 エル・デスペラード

<第3試合 20分1本勝負>
〇タンガ・ロア 田口隆祐(9分6秒 OJK)グレート・O・カーン ×カラム・ニューマン
※試合後にタンガがO・カーンに対しKOPW2024に挑戦を表明

<第4試合 30分1本勝負>
KENTA チェーズ・オーエンズ ゲイブ・キッド(8分1秒 片エビ固め)YOSHI-HASHI 矢野通 ×天山広吉

<第5試合 30分1本勝負>
〇海野翔太 ヒクレオ エル・ファンタズモ YOH(10分2秒 STF)成田蓮 ジャック・ペリー ×高橋裕二郎 金丸義信
※試合後にYOHが金丸からIWGPジュニアヘビー級ベルトとウイスキーの角瓶を強奪して逃走

<第6試合 30分1本勝負>
内藤哲也 〇高橋ヒロム BUSHI(8分12秒 名も無きヒロムロール)ジェフ・コブ TJP ×フランシスコ・アキラ

<第7試合 『NEW JAPAN CUP 2024』準決勝戦 時間無制限1本勝負>
▲辻陽太(1分30秒 無効試合)▲EVIL
◎再試合
〇辻陽太(16分50秒 体固め)×EVIL
※ジーンブラスター

<第8試合 『NEW JAPAN CUP 2024』準決勝戦 時間無制限1本勝負>
〇後藤洋央紀(19分4秒 片エビ固め)×SANADA
※GTR

いよいよ福島大会で準決勝を迎えた『NEW JAPAN CUP 2024』、まずセミファイナルで辻がEVILと対戦するが、先に入場していた辻は、後入場でリングイン寸前のEVILにトペスイシーダで奇襲をかけ、これに怒った東郷が襲いかかるが、ケブラド―ラコンヒーロで返り討ちにして試合開始となる
EVILは鉄柵へハンマースルーを連発で反撃するが、その際に浅見レフェリーが巻き込まれてしまい、リングに辻を上げるとHouse of toutureが乱入して袋叩きにする。 この事態にヒロムとBUSHIが駆けつけるが、House of toutureに返り討ちにされ、EVILが辻の首を絞めたところで、浅見レフェリーが試合終了のゴングを要請し、『NEW JAPAN CUP』初の無効試合になってしまった。

前代未聞の事態に辻が納得せずマイクでEVILに「これでいいのか」と挑発して再試合を要求する、レフェリー陣も総出で登場し協議の結果、再試合を認めるが、浅見レフェリーのダメージが大きいため佐藤健太レフェリーに交代、辻は一人で戦うとしてヒロムとBUSHIは退場すれば、House of toutureもレフェリーの指示で退場してから、再試合に突入する。
両者のぶつかり合いは、辻が制してランニングボディープレスを命中させるが、EVILは場外へ逃れ、 辻が追いかけたも、EVILが鉄柵に叩きつけて調子のバロメーターである本部席破壊をしてから、マイクで「オマエは顔じゃない」と挑発してストンピング、リングに戻ると辻の挑発をねじって引っ張りカバーするが、レフェリーが反則としてカウントに応じない。
辻はエルボーの連打も、EVILが剝き出しコーナーに叩きつけ、逆水平を連打、フェイントからサミング、辻を踏みつけて試合をリードする。 EVILは串刺しをを狙うが、迎撃した辻がEVILの頭部を両足ではさんでのカーブストンプ、EVILのラリアットもガードして陽太コンポからカーブストンプ、カーブストンプからジーンブラスターを狙うが、佐藤レフェリーを利用して止めたEVILが、佐藤レフェリーを利用してのマジックキラーを決める。
EVILが剝き出しコーナーへのハンマースルーから串刺しラリアット、フィッシャーマンズバスター、ダークネスフォールズと畳みかけてからEVILを狙うが、堪えた辻はEVILの串刺しを避けて剝き出しコーナーに直撃させてからトラースキックを放つ。

EVILはショートレンジラリアットを連発するが、受けきった辻がニーアッパーからオレンジクラッシュ、そしてダイビングカーブストンプを狙うが佐藤レフェリーに誤爆してKOされたところで、House of toutureが乱入して辻を袋叩き、トレイン攻撃で総攻撃をかけ、東郷がパイプカッターを投下、これに怒ったヒロムとBUSHIが駆けつけるが、東郷とペリーのパイプカッターで返り討ちにされる。

ここで坂本レフェリーが入って、EVILが辻にラリアットからEVILを狙うが、バク転してから逃れた辻が頭突きからセブンティーンクロス、そしてジーンブラスターを狙うと、東郷が乱入し、辻はニーアッパーで排除したが、EVILは坂本レフェリーまでも辻を交錯させてKOする。
House of toutureは辻を捕まえると、成田が鉄板入りプッシュアップバーで一撃を狙うが、今日欠場の鷹木が駆けつけパンピングボンバーや龍魂ラリアットでHouse of touture排除し、鷹木とヒロムがEVILを捕らえると、BUSHIがEVILに毒霧から鷹木がパンピングボンバーを炸裂させ、海野レフェリーが駆けつけたところで、最後は辻がジーンブラスターでEVILから3カウントを奪い決勝に進出する。

メインイベントのSANADAvs後藤は、ロックアップから後藤が押し込んでブレークすれば、再度のロックアップから後藤が押し込み、SANADAが体を入れ替えてブレークする。
差し合いから距離を置き、後藤がバックを奪うと、SANADAがリストロック、後藤も切り返してリストロック、読み合いから足を取った後藤がレッグロック、ヘッドロックで捕らえ、ロープへ振ったSANADAにショルダータックル、ヒップトスからラリアットでSANADAを場外へ出す。
追いかけた後藤はストンピング、首筋へエルボースタンプとSANADAに浴びせて、コーナーへのハンマースルーを狙ったが、足を出して止めたSANADAが、突進する後藤を鉄柵へレッグシザースで直撃させ、硬いコンクリートの上へパイルドライバーを敢行する。
リングに戻ると、SANADAが後藤の首筋へエルボースタンプを連発し、後藤は張り手からハンマースルーも、切り返したSANADAが河津掛け、スリーパーと首攻めで試合をリードする。
SANADAはエルボースタンプに対し、後藤は張り手の連打で反撃して串刺しは、SANADAが迎撃しても、後藤は読み合いから追い越しラリアット、エルボーの連打から村正、バックドロップで流れを変える。
後藤は突進するが、SANADAが連続リーブロックからドロップキックで後藤を場外へ出すとプランチャを命中させ、リングに戻るとTKOは、後藤が逃れて牛殺し狙いも。切り返したSANADAがドラゴンスリーパー、逃れた後藤に読み合いからTKO、そしてラウディングボディープレスは、避けた後藤が牛殺しを決める。

後藤がエルボーの連打、SANADAはエルボースマッシュで返してラリーになると、後藤が連打を浴びせ、読み合いからGTRを狙うが、逃れたSANADAがマジックスクリュー、シャイニングウィザードからSkull Endで絞めあげると。ラウディングボディープレスを命中させたが、カウント2でキックアウトされる。

SANADAはデットフォールを狙うが、逃れた後藤がローリングエルボーを狙うSANADAにカウンターで頭突きを連発してから、柴田勝頼譲りのPK!念を込めてミドルキックで蹴り倒し、GTRはSANADAが切り返して逆さ押さえ込み、オコーナーブリッジで丸め込み、シャイニングウィザードからデットフォールを狙うと、切り返した後藤がGTWからGTRで3カウントを奪い、決勝に進出した。

試合後に辻が現われると「新しい時代の扉を開くのは、必ずオレが果たす、なあ後藤、覚悟はいいか!」とマイクで呼びかけると、後藤もマイクで「オレも見せたいものがあるんだ、オマエにNJC3回優勝の底力を見せてやる!」と挑発する。
辻が去ると、残った後藤は「優勝まであと一つ、力を貸してください、天国のオヤジ、あと一回力を貸してください、決勝の舞台で会いましょう 消灯!」で締めくくった。

NEW JAPAN CUPは初進出の辻と、3度優勝を果たした後藤で優勝が争われることになった。後藤の進出は8年ぶり、優勝も12年間も遠ざかっている。辻がデビューしたのは2018年なことから、後藤の春男時代を知らない世代になる。後藤にしてみれば辻との齢の差というものを痛感していると思う。
勢いは辻にあるかもしれない、しかし後藤にはキャリアだけでなく、ここまでCHAOS、新日本プロレスを支えてきた意地もあり、柴田勝頼や亡き父の力も借りている。簡単には辻の踏み台にはなるつもりはない。全てをかけて辻に挑むつもりだ。

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