3月17日 DDT「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」後楽園ホール 1491人超満員札止め
(試合内容は実況ポストより)
<第12試合 30分1本勝負>
〇KONOSUKE TAKESHITA(19分16秒 片エビ固め)×青柳優馬
※変型ファルコンアロー
<第13試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第82代王者】〇上野勇希(22分50秒 エビ固め)【挑戦者】×HARASHIMA
※WR
☆上野が3度目の防衛に成功
DDT「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」が後楽園で開催され、メインはKO-D無差別級選手権試合、王者の上野に、ミスターKO-Dとして10度王座を戴冠したエース・HARASHIMAが挑戦した。
開始から上野がヘッドロックを仕掛け、HARASHIMAがロープへ振ってぶつかり合いとなり、HARASHIMAがビックブーツも受けきった上野はショルダータックルを浴びせる。
場外になって、上野が南側へHARASHIMAを連行すると、通路での攻防でHARASHIMAを壁に叩きつ、 張り手のラリーになると、上野がニーリフトからDDTで突き刺し、ゲートの上からムーンサルトアタックを命中させる
リングに戻ると、上野がおっぴろげアタックからリバーススプラッシュ式ダブルニードロップはHARASHIMAが両脚を立てて迎撃すると、場外戦でエプロンからストンピングを命中させ、、、リングに戻ってストンピング、コブラツイストとコブラツイストで捕らえ、 逃れた上野にHARASHIMAが串刺しを狙い、上野が迎撃を狙っても、キャッチしたHARASHIMAがセカンドコーナーへ上野を仰向けにしてからフットスタンプと腹部を狙って上野のスタミナを奪う。
HARASHIMAはファルコンアローを狙うが、上野がブレーンバスターで投げ返し、串刺しラリアットから、雪崩式はHARASHIMAがエプロンへ落とすと、上野のスワンダイブは、HARASHIMAが落として上野の腹をトップロープへ直撃させる。
HARASHIMAの串刺しを避けた上野はエプロンからジャンピングハイキック、後頭部へランニングニーと反撃すると、場外へ逃れたHARASHIMAにトルニージョを命中させ、 リングに戻ると上野のフロッグスプラッシュはHARASHIMAが剣山で迎撃してからファルコンアローを決めるが、スワンダイブボディープレスは上野が剣山で迎撃する。
エルボーの連打のラリーとなって、HARASHIMAがミドルキックに切り替えたが、スピンキックは避けた上野がハーフネルソンスープレックスからシャイニングウィザード、フロッグスプラッシュを命中させ、BMEを狙うと、避けたHARASHIMAがジョンウー、串刺しビックブーツから雪崩式リバースフランケンを敢行する。
HARASHIMAは蒼魔刀を狙うが、上野が場外へ逃れ、追いかけたHARASHIMAがリングに戻したところで、上野がノータッチトペコンヒーロで強襲をかけ、場外戦でシャイニングウィザードは避けたHARASHIMAが場外でリバースフランケンを敢行すれば、上野もシャイニングウィザードで応戦する。
HARASHIMAが先にリングに戻るが、上野がスタミナをロスしたのか、後からやっと戻ったところで、HARASHIMAがスワンダイブダイビングフットスタンプを命中させる、必勝パターンの山折り、パントキックから蒼魔刀は避けた上野がダルマ式ジャーマン、ラリアット、JulyⅡ、そしてBMEはHARASHIMAが顔面への剣山で迎撃する。
HARASHIMAはバスソーキックから蒼魔刀を狙うと、上野がブラックアウトスリーパーで捕らえて絞めあげ、HARASHIMAが必死でロープエスケープする。両者は エルボーのラリーから、上野が連打でHARASHIMAが崩れると、上野がパントキックを浴びせるが、表情が変わったHARASHIMAがビンタで返し、上野もビンタで返してラリーとなる。
HARASHIMAがスピンキックから突進するが、上野がドロップキックで迎撃し、WRは逃れたHARASHIMAにドロップキックも、HARASHIMAが神の右膝から蒼魔刀を炸裂させる。HARASHIMAはバスソーキックからスワンダイブ蒼魔刀を狙ったが、上野がドロップキックで迎撃してからWRで3カウントを奪い防衛に成功した。
試合後の上野は強すぎるHARASHIMAを称える。次回の防衛戦は4・26墨田区となるが、上野が指名したのは…「僕よりも面倒くさい男」として、彰人を指名する。
本部席で見ていた彰人リングに駆けつけ「俺じゃないでしょ」と返答するが、上野が問答無用で決めてしまい、彰人は「副社長で多忙でだけでなく、今年1回も勝ってない自分を指名されるのはおかしい」とするが、上野は譲らない。上野の説得に折れた彰人は使命を受諾、「もう立場も関係ない、DDTの事を一番考えているのはこのオレだ!DDTが解散するならおれは引退する、おれはDDTに人生をかけている、その思いをぶつけてやる」と断言、4・26墨田区での選手権が決定となった。
試合は前半から中盤にかけてHARASHIMAは上野の腹部を攻めスタミナを奪ったことで、リードしたが、上野はブラックホールスリーパーから一気に五分に戻し、最後はHARASHIMAがここ一番で出すスワンダイブ蒼魔刀を狙ったワンチャンスを上野がしっかり逃さなかったが、笑顔を出しながらもえげつなく攻めるHARASHIMAはまさにミスターKO-Dで、まだまだベルトを狙える存在であることを十分にアピールした。
そして彰人を指名したが、CyberFightの副社長になってからは一歩引いたスタンスを貫き、フェロモンズの討伐隊長をやりながらも、裏方としてもDDTを支えてきた。上野にしても副社長の彰人より、レスラー彰人をもっと見たいという欲があり、また同じ副社長であるNOAHの丸藤正道も最前線でリングに上がっている。それは彰人なりの考えもあるだろうが、レスラー彰人をもっとアピールして欲しいという上野の想いもあるのかもしれない。
セミファイナルではTAKESHITAvs青柳のシングル戦が実現し、青柳は高木大社長の愛車であるドラマチックドリーム号に跨って登場した。開始からリストロックの応酬はTAKESHITAが制するが、青柳がヘッドロックで捕らえると、TAKESHITAが押し込んで張り手を浴びせ。ヘッドロックからショルダータックル、往復ロープワークからTAKESHITAラインを命中させる。
TAKESHITAはセカンドコーナーからセントーンを命中させるが、突進は青柳がドロップキックで迎撃すると場外戦で鉄柱攻撃に対し、TAKESHITAも鉄柱攻撃からエルボーのラリーも、青柳がエルボースマッシュからフロアへDDTで突き刺す。
リングに戻るとDDTファンを詰った青柳がスリーパー、ピープルズエルボー、串刺しフォアアームからダイビングクロスボディー、パイルドライバーで突き刺してリードを奪い、エルボーのラリーになると、青柳がエルボースマッシュからハンマースルーは切り返した、TAKESHITAがDOI555からバカタレスライディングキック、場外へ逃れた青柳にノータッチトペコンヒーロを命中させる。
リングに戻るとTAKESHITAが串刺しビックブーツ、読み合いからブルーサンダーと攻め、串刺しは青柳がトップコーナーへTAKESHITAをセットしてドロップキックで場外へ落とし、エプロンへ上げてからバックドロップで叩きつける。
リングに戻ると青柳が垂直落下式ブレーンバスター、ダイビングエルボードロップからフロントネックロック、エンドゲームへ移行するが、TAKESHITAはロープエスケープし、青柳はジャーマンを狙うが、着地したTAKESHITAがワガママ、青柳のフロントネックロック狙いも垂直落下式ブレーンバスター、ロックボトムからラリアットを放つ。
両者ダウンからエルボーのラリーとなって青柳がエルボースマッシュを連打に対し、TAKESHITAが左右エルボーから前蹴り、カウンターエルボーからジャーマンスープレックスホールドは、青柳がカウント2でキックアウトする。
TAKESHITAがワガママは、青柳がキャッチしてスピンキックに対し、TAKESHITAがエルボーも、青柳がスピンキックからロックスターバスターを決めるが、ザ・フールはTAKESHITAが切り返してジャーマンで投げる。
TAKESHITAのローリングエルボーからのラリアットは、青柳が切り返してジャパニーズレッグロールクラッチも、キックアウトしたTAKESHITAが秋山準直伝ジャンピングニーからワガママ、スピニング式の旋回ファルコンアローの新技を披露して3カウントを奪い勝利となった。
