52年目を迎えた新日本プロレスを締めくくったのは内藤哲也!NJC開幕も、元AEWのジャック・ペリーが加入でHouse of toutureが勢力拡大!


3月6日 新日本プロレス「旗揚げ記念日」東京・大田区総合体育館 3008人  
(試合内容は実況ポストより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇ジェフ・コブ グレート・O・カーン(3分47秒 片エビ固め)タンガ・ロア ×本間朋晃
※ツアー・オブ・ジ・アイランド

<第2試合 20分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇マイキー・ニコルス(8分24秒 片エビ固め)×エル・ファンタズモ ヒクレオ
※マイキーボム

<第3試合 20分1本勝負>
後藤洋央紀 石井智宏 〇エル・デスペラード ボルチン・オレッグ(7分43秒 エルエスクレロ)鷹木信悟 辻陽太 高橋ヒロム ×BUSHI

<第4試合 30分1本勝負>
TJP 〇フランシスコ・アキラ カラム・ニューマン(7分55秒 エビ固め)デビット・フィンレー ゲイブ・キッド ×外道
※2/2

<第5試合 30分1本勝負>
SANADA タイチ 〇上村優也 DOUKI(8分53秒 閂スープレックスホールド)EVIL 成田蓮 金丸義信 ×ディック東郷

<第6試合 『NEW JAPAN CUP 2024』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇矢野通(2分56秒 リングアウト)×高橋裕二郎

<第7試合 『NEW JAPAN CUP 2024』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇YOSHI-HASHI(10分55秒 頂狩)×KENTA

<第8試合 『NEW JAPAN CUP 2024』1回戦 時間無制限1本勝負>
〇ジャック・ペリー(12分20秒 片エビ固め)×海野翔太
※ランニングニーアタック

<第9試合 旗揚げ記念日スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
【第8代IWGP世界ヘビー級王者】〇内藤哲也(22分7秒 片エビ固め)【第95代IWGPジュニアヘビー級王者】×SHO
※デスティーノ

53回目の旗揚げ記念日を迎えた新日本プロレス、今年のメインはIWGP世界ヘビー級の内藤vsIWGPジュニアヘビー級のSHOの王者が実現した。
大会前にSHOに敗れたら王座返上を内藤が公言していたことで、先に入場したSHOは阿部リングアナからマイクを奪い、「どうせ内藤が負けるんだから、さっさと出て来い」と挑発しながら、内藤の出てくる入場ゲートの袖に隠れて闇討ちを狙う。
内藤が入場中にSHOが背後から襲撃をかけ闇討ちに成功し、IWGP世界ベルトを奪って返上をアピールするが、海野レフェリーが取り上げて試合開始となる。

SHOは、まだ皇帝ジャケットを脱いでない内藤を蹴りつけてサミングを浴びせるも、突進したところで、内藤はエプロンへショルダースルーで出すと水面蹴りで足を払い、寝そべりフェイントで牽制して場外へ降り、皇帝ジャケットを脱ぎ、襲い掛かるSHOを鉄柵へ叩きつけると、革ベルトでSHOの首を絞めるが、レフェリーが止める。
リングに戻るとSHOがロープにしがみついてブレークするが、内藤は構わずストンピングを連打を浴びせるも、SHOは指折りで反撃してショルダアームブリーカー、エプロンを使ったレッグブリーカーで内藤の左膝にダメージを与え、場外へ逃れた内藤にSHOが寝そべりも館内はブーイングを浴びせる。

リングに戻るとSHOはストンピング、ニークラッシャーから膝十字で捕らえると、内藤はロープエスケープするが、SHOは関節蹴りを連打を浴びせて左膝を攻める。
SHOは突進すると、内藤は迎撃してからティヘラで反撃しアームホイップ、バックエルボー、後頭部へドロップキック、読み合いからセカンドコーナーを利用したネックブリーカー、ネックブリーカー、ネックロックと首攻めで流れを変えてロープへ振るが、アームホイップは堪えたSHOが内藤の髪を掴み、レフェリーを利用して突進するが、内藤がヒップトス式ネックブリーカーを決める。

内藤は延髄斬りを狙うが、キャッチしたSHOは海野レフェリーと交錯させると、内藤に急所蹴りを浴びせ。イスを持ち出して左脚を殴打するだけでなく、鉄柱に左膝を固定してイスでフルスイング、膝裏にも一撃からイスで滅多打ちにする。
SHOは海野レフェリーをリングに戻して場外カウントを要求し、内藤はなんとかリングに戻るが、SHOは再び膝十字固めで追い詰めにかかるも、内藤は必死でロープエスケープする。
SHOはパワーブリーカー、ラリアット、クロスアームドライバーと畳みかけて、ショックアローを狙うが、切り返した内藤が延髄斬りからコリエント式デスティーノを決める。
内藤は首への引き込みエルボーを連打を浴びせ、SHOは関節蹴りで抵抗も、受けきった内藤は引き込みエルボーを連打を浴びせ続けてから雪崩式フランケンシュタイナーを決める。

内藤は引き込みエルボーを連打からトルネードDDTを決め、バレンティアを狙うが、SHOが内藤を海野レフェリーへ押し込んで逃れると、内藤に急所打ちからまた海野レフェリーへ押し込んで、ダメ押しして海野レフェリーをKOする。
そこでHouse of toutureが駆けつけ内藤に総攻撃をかけるが、LIJが駆けつけてHouse of toutureを撃退する。そこでEVILが世界ベルトで内藤に一撃を狙うが、鷹木がパンピングボンバーで阻止も、SHOが急所打ちで鷹木を排除する。

SHOがレンチを持ち出して内藤に一撃を狙ったが、避けた内藤がSHOにポップアップ急所蹴りを浴びせ、手にしたレンチを捨てるとバレンティアからデスティーノで3カウントを奪い勝利となった。
試合後も内藤がLIJが揃う中、観客に感謝を述べ、今年の新日本プロレスはLIJが盛り上げると断言!NJCもエントリーする鷹木。辻に「両国のメイン待っている」と呼びかけ、「ノスオトロス・ロス・インゴベルナブレス・デ!! ハ!! ポン!!」で締めくくった。
SHOも内藤の左膝を手段を選ばずに攻めたが、極悪ぶりを見せれば、膝十字など引き出しを見せたことで、自分がHouse of toutureに入ったことで、広げたプロレスの幅を全て出し切ったと思う。しかし、内藤にはSHOを攻めさせるほどの余裕があった。内藤は「SHOは自分の信じた道を突き進めばいい」とバックステージでコメントを出したが、このエールをSHOがどう受け止めるのか…

そして「NEW JAPAN CUP 2024」も開幕し、セミファイナルでは1回戦として海野と元AEWのペリーが対戦、ペリーは昨年までAEWに属していたが、8月のCMパンク事件で無期限出場停止となり、1月の新日本プロレスサンノゼ大会に現われ、海野を襲撃しAEWとの契約書を破って、新日本プロレスに参戦を表明していた。
ペリーは黒ヤギのマスクを被って登場し、これまでのイメージを一新して髭を蓄えて登場する。

海野がリングインするなり殴り合いを始め開始エルボーのラリーとなって、連打を浴びせる海野に、ペリーがサミングから逆水平を浴びせるが、ハンマースルーは切り返した海野が変形前落としからドロップキックを放つ。
海野はエルボー、エルボースマッシュと打ち込むと、串刺しは避けたペリーが串刺しラリアット、側頭部へドロップキックと反撃し、マウントを奪ってナックルを連打から、海野の顔面を踏みにじる。
ペリーはネックブリーカーから逆水平を連打に対し、海野はエルボーを連打で返せば、ペリーはニーリフトを浴びせ、海野はアームホイップ、バックエルボー、フェイントからキャメルクラッチで捕らえると、逃れたペリーはレッグシザースからスネア・トラップで捕らえ、海野はロープエスケープする。

ペリーは海野をエプロンにうつ伏せにすると、場外へのハングマンDDTを敢行する。

リングに戻ってからペリーはエルボーを連打に対して、海野も打ち返し、往復式ランニングエルボー、串刺しエルボースマッシュからフィッシャーマンスープレックスホールドを決める。
海野はエクスプロイダーを狙うが、逃れたペリーは読み合いからドラゴンスープレックスで投げて突進するが、海野は迎撃しセカンドロープへレッグシザースから、エプロンへロープ越しのスイングDDTで突き刺す。
リングにペリーを戻した海野はコーナーフロムトゥコーナーを命中させると、トライデントからイグニッションは、避けたペリーがトラースキックに対し、海野がエルボースマッシュからローリングエルボーも、ペリーがトラースキックで応戦してからリバースフランケンに対し、海野はブレインズブレイドで応戦、ポップアップニーからイグニッションを決める。

海野はデスライダーを狙い、切り返したペリーが飛びつくも、海野が変形デスライダーを決めてからブレインズブレイドを狙うと、金丸と成田が乱入して、成田が海野を鉄板入りプッシュアップバーで一撃してからダブルクロスを決め、最後はペリーがランニングニーで3カウントを奪い勝利で1回戦を突破した。試合後にEVILらが現われるとTシャツを渡し、袖を通したペリーはWARDOGSではなくHouse of touture入りを表明した。

House of toutureにしてみれば初めての外国人選手の獲得だが、普通なら日本人中心のHouse of toutureよりWARDOGSの方を選ぶはず、だがペリーがHouse of toutureを選んだことで、同じBULLET CLUBながらもHouse of toutureとは対立関係であり、WARDOGSのリーダーであるフィンレーは面白くないだろう。House of toutureは大物ペリーを獲得したことで、数の論理でBULLET CLUBの中心に立った、そしてBULLET CLUB内の派閥闘争はまだまだ続きそうだ。

第7試合のYOSHI-HASHIvsKENTAは、試合前にKENTAが浅見レフェリーに対し、YOSHI-HASHIのボディーチェックを入念するように要求したところで、背後からYOSHI-HASHIに殴りかかって開始となるも、YOSHI-HASHIが場外へKENTAを引きずり出すと鉄柵に叩きつけてからスライディングキックを放って、逆水平を連打からリングに戻すが、KENTAは別方向への場外へ逃れ、YOSHI-HASHIが追いかけると、KENTAがリングに戻り、エプロンに上がったYOSHI-HASHIにビックブーツで場外へ落とし、如意棒を見てからYOSHI-HASHIにエルボーを放つ。

YOSHI-HASHIは逆水平から如意棒に叩きつけるも、KENTAが鉄柵へのハンマースルーを連発で反撃し、如意棒を持って叩きつける。
リングに戻るとKENTAはニードロップ、ネックブリーカー、スリーパーでリードを奪い、後頭部へエルボースタンプからサッカーボールキックを連打を浴びせてから、スリーパーとYOSHI-HASHIのスタミナをスタミナを奪いにかかる。
YOSHI-HASHIはスタナーで逃れると、KENTAのブレーンバスターの狙いをブレーンバスターで投げ返し、串刺し逆水平、トラースキック、トップロープへ前落としから背中へドロップキック、ドロップキックと流れを変える。
YOSHI-HASHIは読み合いからヘッドハンター、シットダウンパワーボムを決めると、カルマを狙うが、レフェリーを利用して逃れたKENTAに、トラースキックからしゃちほこラリアットを連発する。
YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、KENTAが首固めで丸め込み、エプロンに出されたYOSHI-HASHIにグリーンキラーからコーナードロップキック、ダイビングフットスタンプと畳みかける。
KENTAはgo2Sleepを狙うが、YOSHI-HASHIが首固めで丸め込み、エルボーを連打から逆水平、トラースキックから突進するが、レフェリーを利用して止めたKENTAがビンタからブサイクへの膝蹴りを炸裂させる。

そして、KENTAがgo2Sleepを狙うと、YOSHI-HASHIが頂狩で3カウントを奪い1回戦を突破する。試合後にYOSHI-HASHIが握手を求め。KENTAが応じてノーサイドかと思ったら、KENTAは腹いせに背後からYOSHI-HASHIを襲撃した。

第6試合の矢野vs裕二郎は、裕二郎のセコンドにはブラジルから帰国したPETERさんが入り、矢野の肩書タイムを襲撃をかけることで強制終了させた裕二郎は、吉野屋コーナー外して矢野にフルスイングし、読み合いでも矢野を崇コーナーへ叩きつけ、場外戦で鉄柵へハンマースルーで叩きつけてから、手錠を取り出して矢野の手首と鉄柵を繋いでしまう。

ところが、矢野は鉄柵のジョイント部分を外して脱出すると、裕二郎から手錠のカギを奪って、渡辺リングアナもろともテーピングでグルグル巻きにするだでなく、二人まとめて急所打ちを浴びせてからリングに戻り、リングアウト勝ちをせしめて1回戦を突破した。

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