2月25日 全日本プロレス「エキサイトシリーズ2024」京都・KBSホール 572人
(試合内容は実況ポストより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇中嶋勝彦(12分18秒 片エビ固め)×綾部蓮
※ノーザンライトボム
<第2試合 3WAY戦 30分1本勝負>
〇大森隆男(6分9秒 反則勝ち)×歳三
※レフェリーに暴行、あと一人は三原一晃
<第3試合 30分1本勝負>
〇芦野祥太郎 大森北斗(9分38秒 片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン ×立花誠吾
※Tボーンスープレックス
<第4試合 30分1本勝負>
▲本田竜輝 安齊勇馬(5分40秒 両軍リングアウト)斉藤ジュン ×KONO
再試合
▲本田竜輝 安齊勇馬(3分30秒 両軍リングアウト)斉藤ジュン ×KONO
<第5試合 30分1本勝負>
〇ライジングHAYATO 佐藤光留 吉岡世起 阿部史典(15分17秒 レフェリーストップ)×田村男児 井上凌 土井成樹 “brother”YASSHI
※オーバードーズ
<第6試合 世界タッグ王座決定戦 時間無制限1本勝負>
〇諏訪魔 鈴木秀樹(25分27秒 バックドロップホールド)宮原健斗 ×青柳優馬
☆諏訪魔&鈴木が第98代王者組となる
シリーズ最終戦の京都大会のメインは世界タッグ王座決定戦が行われ、宮原&青柳のビジネスタッグと、諏訪魔&鈴木が対戦した。
当初は王者組だったジュン&レイのSAITOBROTHERSに、ビジネスタッグが挑戦するはずだったが、レイが9日の日テレプロレスで右肩を脱臼し欠場となったため王座は返上する。
そのため挑戦者組だったビジネスタッグと諏訪魔&鈴木vs本田&安齋の New Periodの勝者と王座決定戦が行われることになり、23日の岡山でNew Periodを破った諏訪魔&鈴木がビジネスタッグと王座決定戦に臨んだ。
宮原vs諏訪魔で開始となり、健斗コールに鈴木も手拍子、ロックアップから、諏訪魔がヘッドロック、ロープへ振った宮原にショルダータックルを浴びせれば、宮原はビックブーツで応戦し、読み合いを繰り広げる。
宮原がタックルをキャッチした諏訪魔は、自軍に引き込んでから鈴木に代わり、鈴木を捕まえた宮原も自軍に引き込んでから青柳に代わる。青柳vs鈴木になると、 ロックアップから鈴木がロープへ押し込んで、青柳が体を入れ替えてブレークとなる。
青柳のタックルからアームロックを狙い、切り返した鈴木がロープへ押し込んでブレーク、差し合いで鈴木がバックを奪うとコブラツイストを狙えば、足を取った青柳がトーホールドに対し、鈴木も切り返してアキレス腱固めで捕らえ、青柳もアキレス腱固めを仕掛けたため、ロープエスケープする。
鈴木は青柳にエルボースマッシュを放ってから突進するが、青柳がレッグシザースからエプロンの宮原が側頭部へドロップキックと連係を見せ、ビジネスタッグがダブルショルダータックルと、鈴木を捕らえにかかるが、青柳がヘッドロックで捕らえたところで、鈴木のワンハンドバックブリーカーを食らってしまう。そこで代わった諏訪魔がサッカーボールキックを連打、ダブルチョップと、諏訪魔組が青柳を捕らえて試合をリードする。
長時間にわたって青柳の腰を狙い撃ちにした諏訪魔組が合体技を狙うが、タイミングが合わず失敗すると、怒った諏訪魔が鈴木にエルボーを浴びせる。それを突いた青柳がドロップキックで反撃すると、代わった宮原が諏訪魔にビックブーツ、低空ドロップキックから側頭部へドロップキックと流れを変え、健斗コールを煽ると、宮原に諏訪魔がショルダータックルを浴びせる。
代わった鈴木が宮原にネックブリーカーからニードロップで続くと、エルボーのラリーになり、鈴木がコンポからエルボースマッシュ、読み合いからドラゴンスープレックスで投げれば、宮原がブラックアウトで応戦、だが鈴木はジャーマンドライバーで応戦する。
諏訪魔vs青柳になると、諏訪魔がショルダータックル、青柳のエルボーの連打を受けきってダブルチョップを浴びせるが、青柳はフライングフォアアームから、ダイビングクロスボディーを命中させ、ロックスターバスターを狙うが、諏訪魔がブレーンバスターで投げ返す。 そこで諏訪魔が鈴木を呼び出すと、トレイン攻撃を狙ったが、もたついたせいで、青柳が阻止して諏訪魔にミサイルキックを命中させる。
宮原が入ると、ビジネスタッグが諏訪魔にトレイン攻撃から青柳がダイビングクロスボディーを命中させ、 ビジネスタッグが連係を狙うが、諏訪魔はダブルチョップからラリアットで阻止し、青柳に雪崩式ブレーンバスター狙いは、青柳が頭突きで落とすも、鈴木が雪崩式ダブルアームスープレックスで投げる。
宮原がカットに入ると、鈴木は卍固めでセーブしてから、諏訪魔は青柳に万力スリーパーで捕らえ、青柳がロープエスケープ、諏訪魔は青柳にバックドロップを狙うが、体を浴びせた青柳がロックボトム、宮原が入って青柳に檄を飛ばすとビジネスタッグがブラックアウト&トラースキックの合体技から、青柳は諏訪魔にエンドゲームで捕らえて追い詰める。
ところが、必死で逃れた諏訪魔はハンマーを連打からダブルチョップを連打を浴びせ、 宮原が入って、諏訪魔にブラックアウトで援護してから、青柳がロックスターバスターを決める。
そして青柳はザ・フールを狙ったが、諏訪魔が逃れると、突進する青柳にラリアットからバックドロップで投げ、カバーに入ったところで、宮原がブラックアウトでカットするが、怒った諏訪魔が宮原にラリアットを炸裂させる。
ここで鈴木が入るとビジネスタッグに諏訪魔とダブルドロップキックを命中させ、鈴木が宮原にダブルアームスープレックスで投げてから、諏訪魔が青柳にバックドロップホールドで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後に諏訪魔が「バカの時代がやってきたぞオイ!」と叫ぶと、芦野&イケメンだけでなく、本田も現れ、挑戦表明かと思ったら、何もアピールせず引き上げてしまい、諏訪魔組が相手側をバカ呼ばわりしする。そして諏訪魔は「全日本プロレスをもっとバカにしよう」と宣言すると、最後は「オレと秀樹はバカだオイ!」で締めくくった。
内容的にもチームワークが乱れまくる諏訪魔&鈴木に対し、ビジネスタッグはチームワークの良さでリードを奪っていたはずだったが、諏訪魔&鈴木は最初こそはチームワークは乱れても、最後でかみ合って勝ってしまった。これまで諏訪魔はいろんなパートナーと組んできたが、鈴木とのコンビはまた違った魅力のあるチームになるかもしれない。
セミファイナルでは男児が土井&YASSHI&井上と組んで、HAYATO&光留&吉岡&阿部と対戦し、HAYATO組は井上を捕らえると背中に立て続けにサッカーボールキックを浴びせて試合をリードする。長時間捕まった井上は阿部にキチンシンクから延髄斬りを浴びせると、代わった土井が連係を阻止して阿部にネックブリーカーからサマーソルトドロップと攻める。
終盤になると男児vsHAYATOとなり、男児のラリアットを避けたHAYATOはティヘラで場外へ出すと、トペフェイントを狙ったが、着地したところで男児がショルダータックルで阻止して俵返しで投げる。
HAYATOは男児にゼロ戦キックを放ってから、光留らが入ってトレイン攻撃、吉岡のファルコンアローの援護からHAYATOがライオンサルトを命中させるが、シドヴィシャスは自爆させた男児がパワーボムを狙うと、阿部が伊良部パンチでカットする。
各選手乱戦になると、HAYATOは男児にトラースキックを狙ったが、男児がラリアットで迎撃し、ラリアットからデスバレーボムを決めると、パワーボムはHAYATOが回転エビ固めで切り返し、コードブレイカーからオーバードーズで捕らえ、男児が落ちたため試合はストップで、HAYATOが勝利、試合後はマイクを持ったHAYATOは男児を男児ちゃん呼ばわりして「もっと濃いノリでオーバードーズさせる」と世界ジュニア選手権へ向けて大きくアピールする。
第1試合では中嶋が綾部と対戦、ローキックを連打で綾部を切り崩した中嶋は、綾部のビックブーツをキャッチしてドラゴンスクリューからSTFで捕らえるが、綾部はロープエスケープする。
綾部のエルボーをいなした中嶋はミドルキックを放って突進するが、キャッチした綾部がボディースラムで投げる。
エルボーのラリーから綾部が串刺しビックブーツを放ち、ブレーンバスターを狙うが、切り返した中嶋が脇固めを狙い、ミドルキック、エルボーから突進すると、綾部がビックブーツで迎撃する。
綾部は突進するが、中嶋がレッグシザースでコーナーに直撃させてから顔面蹴りを浴びせ、トラースキック、前後からサッカーボールキック、PKと浴びせと。ヴァーティカルスパイクは綾部がブレーンバスターで投げ返す。
綾部は突進する中嶋にドロップキックからフルネルソンバスター、ミサイルキックからラストシューティングを狙うが、中嶋が首固め、スクールボーイからラ・マヒストラルと丸め込みを連発すると、最後はビンタからノーザンライトボムで3カウントを奪い勝利となった。
