北都で元WWEスーパースターが席巻!ネメスがフィンレーを破りGLOBAL王座、リドルは棚橋に完勝でTV王座を奪取!


2月23日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO」北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 3231人
(試合内容は実況ポストより)

<第8試合 NJPW WORLD認定TV選手権試合 15分1本勝負>
【挑戦者】〇マッド・リドル(8分53秒 片エビ固め)【第2代王者】×棚橋弘至
※プロストーン
☆棚橋が2度目の防衛に失敗、リドルが第2代王者となる

<第9試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇ニック・ネメス(23分7秒 片エビ固め)【初代王者】×デビット・フィンレー
※デンジャーゾーン
☆フィンレーが初防衛に失敗、ネメスが第2代王者となる

新日本プロレス北海きたえーる2連戦では、5大タイトル戦が行われ、まずセミファイナルではNJPW WORLD認定TV選手権試合、王者の棚橋に元WWEスーパースターのリドルが挑戦、リドルはレスリング出身で、総合格闘技UFCで試合をしており、プロレスに転向してWWEでプロレスデビューを果たし、ランディ・オートンと組んでRAWタッグ王座を二度奪取した。昨年9月にWWEからリリースされた後、1月5日の墨田区大会で新日本プロレスに参戦を表明し、棚橋の保持するTV王座に挑戦することになった。
開始となると、リドルがタックルからグラウンドを仕掛け、棚橋が対応して距離を置き、棚橋がハンマーロックからヘッドロックを仕掛けると、リドルがコーナーへ押し込んでブレークよなる。
リドルがバックを奪うと、棚橋がアームロックを狙い、互いに髪を掴み合ってコーナーへ押し込み、棚橋がボディーブロー、リドルの串刺しを迎撃して旋回式クロスボディーを狙ったが、切り返したリドルが腕十字で捕らえ。棚橋がロープエスケープする。
棚橋が場外へ逃れ、リドルが追いかけると、棚橋がリドルをエプロンに押し込んでからプランチャを命中させるが、リングに戻ってからの、棚橋がセカンドコーナーからサマーソルトドロップは自爆すると、リドルがランニングニーを放ち、棚橋の動きを読み切って封じにかかる。
リドルがキックの連打、エルボー、逆水平と打ち込めば、棚橋はエルボーからエルボースマッシュもで応戦するが、リドルがボディーシザースドロップで場外へ出すと、エプロンからPKを放ってから、フローティングブロを命中させる。

リングに戻ると、リドルがフローティングブロを狙ったが、棚橋が剣山で迎撃し、バックの奪い合いからツイストアンドシャウト、スリングブレイドからハイフライフローを狙いにコーナーを上がろうとするが、リドルが棚橋をエプロンへ出してからスワンダイブジャーマンを狙い、棚橋が阻止してロープ越しでドラゴンスクリューから、ハイフライアタックを狙ったが、リドルはダブルニーで迎撃する。
リドルがブロストーンを狙うが、棚橋が丸め込み合戦に持ち込み、リドルがミドルキックを連打に対し、棚橋がビンタからロープへ走ると、リドルがランニングニーで迎撃からブロストーンで3カウントを奪い、完勝で王座奪取に成功する。
棚橋も初顔に弱いというジンクスがあるが、リドルは棚橋を研究し尽くしており、棚橋のパターンを全て封じるなど、完勝といっても過言でない勝利だった。

メインはIWGP GLOBAL選手権、王者のフィンレーに、ネメスが挑戦した。ネメスはリドル同様、ドルフ・シグラーのリングネームで活躍したWWE出身者でもあるが、WWE世界ヘビー、インターコンチ、USヘビー、RAWタッグ、SAMCKDOWNタッグ、NXT王座とタイトルを総なめにしてきたトップスターで、リドルと同時期にWWEからリリースされ、去就が注目されていた。そして1・4東京ドームに視察のため来場すると、初代GLOBAL王者となったフィンレーと一緒即発となり、バックステージで乱闘になったことで、新日本プロレスに正式参戦となり、いきなりフィンレーの保持するGLOBAL王座に挑戦となった。

挑戦者のネメスは先入場したが、後入場のフィンレーは現れず、外道だけ現われると、待ち構えるネメスに別方向から現れたフィンレーが襲撃をかけl場外戦で鉄柵へネメスをハンマースルーで鉄柵に叩きつける。
リングに戻って開始となると、フィンレーの突進を、ネメスがスーパーキック101で迎撃して、場外戦でフィンレーを英語実況席で叩きつけるが、フィンレーはネメスをスピアーで反撃すると、鉄柱に叩きつける。
リングに戻ると、フィンレーがマウントナックル、コーナーへハンマースルー、ネメスの額に肘を押し付け、ロープを使ってキャメルクラッチとラフで攻め、ブレーンバスターとリードを奪う。
フィンレーはスリーパーで絞めあげると、ボディーブローの連打で逃れたネメスは突進し、フィンレーは再度スリーパーで捕らえたところで、ネメスがバックドロップで投げてからラリアット、串刺しボディーアタックからネックブリーカー、エルボードロップの1ダース攻撃で流れを変える。
ネメスはナックルからラリアットで、フィンレーと共に場外へ転落すると、スーパーキック101は外道に直撃してしまい、リングに上がったネメスは、エプロンに上がったフィンレーにスーパーキック101で吹き飛ばして外道と交錯させるが、そのドサクサに紛れて外道がシレリイをフィンレーに手渡す。

リングに戻るとフィンレーがシレリイでネメスを左膝を殴打すると、レッグクラッシャー、ヒップドロップ、ロープめがけてボディースラムと左膝を攻め。 フィンレーがニークラッシャーを狙うが、ネメスが回転エビ固めで丸め込み、読み合いからアングルスラムで投げる。

ネメスは串刺しボディーアタックを狙うが、避けたフィンレーが剝き出しコーナーに直撃させ、ネメスの肩を鉄柱に叩きつけると、アイリッシュカースバックブリーカーを決める。フィンレーはパワーボムを狙うが、リバースしたネメスは振り子式DDTを狙うと、堪えたフィンレーが場外へ足から放り投げる。
リングに戻るとフィンレーがスピアーからカナディアンフェースバスター、足四の字固めで追い詰めるが、ネメスは必死でロープエスケープする。 フィンレーは立てないネメスを挑発すると、ネメスは唾を吐き、怒ったフィンレーがローリングエルボーから足四の字は、ネメスが丸め込み、エルボースマッシュに対し、フィンレーはラリアットで応戦するが、パワーボムはネメスがナックルで逃れ、フロントキックを連打を浴びせる。
ネメスはスーパーキック101を狙うが、足攻めが効いて崩れてしまうと、フィンレーがパワーボムで叩きつけ、 フィンレーが背後からハンマーを連打、INTO OBLIVIONは、逃れたネメスが串刺しを避けると、剝き出しコーナーにフィンレーを何度も叩きつけ、振り子式DDTからフェイマサーを決める。

ネメスはエルボーを狙うが、切り返したフィンレーはINTO OBLIVIONを決め、ネメスがナックル、フィンレーがエルボーとラリーとなって、フィンレーが制してオーバーキル狙いは、阻止したネメスが頭突き合戦からスーパーキック101、そしてジグザグことデンジャーソーンで3カウントを奪い王座奪取に成功した。

試合後のネメスはマイクで王座を奪取をアピールすると、札幌のファンに感謝を示し、そして「新日本プロレス最高」と締めくくって、館内の歩き回って王座を奪取を改めてアピールするが、思いついたかのようにリングに戻ると、明日の試合で棚橋とタッグ結成を呼び掛けて改めて締めくくった。
試合内容的にはフィンレーが、かませ犬ではないと言わんばかりの攻めまくっていたが、全て受け切ったネメスのスタミナが優った。明日の試合ではネメスは田口と組んでフィンレー&外道と対戦する予定になっているが、棚橋が応じてカード変更になるか、WWE元スーパースターであるネメスが新日本プロレスにどっぷりつかることになりそうだ。


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