オスプレイが金網地獄の中で憤死も、涙のラストフィナーレ…


2月11日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5327人札止め
(試合内容は実況ポストより)

<第8試合 ドックパウンドケージマッチ 時間無制限1本勝負>
〇デビット・フィンレー アレックス・コグリン ゲイブ・キッド クラーク・コナーズ ドリラ・モロニー(64分5秒 片エビ固め)×ウィル・オスプレイ ジェフ・コブ HENARE TJP フランシスコ・アキラ
<金網マッチ対戦ルール>
・最初は1対1でスタート。
・2分経過したらWAR DOGS側から1人追加し、そのあと2分経過したらUNITED EMPIREから1人追加。
・これを繰り返し、全選手が金網に入ったら鍵を施錠。
・いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする。
・反則裁定無しのノーDQルールとする。

いよいよ大阪決戦で迎えたUNITED EMPIREvsWARDOGSの最終戦争であるドックパウンドケージマッチ、第7試合が終了するとリングサイドは鉄柵の代わりに金網で囲われる。
そしてルール通りにWARDOGSのトップバッターには、いきなりリーダ―のフィンレーが登場すれば、対するUNITED EMPIREもリーダーとしてオスプレイが三沢光晴カラーのエメラルドグリーンのロングタイツを着用してトップバッターとして登場し、金網をよじ昇ってリングインする。
そして試合前にオスプレイがマイクで大阪のファンに挨拶すると、オスプレイvsフィンレーのみ、次の選手が出る時間は2分ではなく、10分を要求するが、フィンレーは5分を要求したため、オスプレイも了承。オスプレイvsフィンレーだけ5分間となって試合が開始となる。
いきなりエルボーのラリーから、オスプレイがティヘラで場外へフィンレーを場外へ出すとプランチャを命中させ、場外戦になると、フィンレーが金網に叩きつけエルボースマッシュから、イスを持ち出してフルスイングは、オスプレイが避けると、フィンレーを金網めがけてシーソーホイップで叩きつける。

リングに戻るとオスプレイがカワダキックから、逆水平を連打、串刺しも迎撃するが、フィンレーはスパイラルバックドロップからナックルを連打で反撃、、ストンピングから頭突きの連打に対し、オスプレイは逆水平を連打からエルボースマッシュ、フィンレーも逆水平で打ち返し、オスプレイはトップロープヘフラップジャックからビックブーツのところで、WARDOGSの2人目であるモロニーが登場する。
ところが、モロニーはカラムを引きずりながら入場し、オスプレイがそれに気を取られると、フィンレーが背後からオスプレイをイスで殴打、モロニーはカラムを手錠で拘束して金網に繋いでしまってか金網へ入り、 フィンレーとモロニーが場外でオスプレイを痛めつけて金網でハンマースルー、モロニーが金網めがけてフロントスープレックスでオスプレイを投げる。
UNITED EMPIREの2人目としてHENAREが登場すると、リンクインしたHENAREはモロニーを投げてからセントーン、連係も阻止してオスプレイと抱き合い、二人掛りでフィンレーを痛めつけてサンドウィッチサッカーボールキック、HENAREがバーサーカーボム、オスプレイがフィンレー、コーナーナックル、HENAREがモロニーにコーナーナックルを浴びせて頭突きを浴びせ。、場外ではオスプレイがフィンレーにイスでフルスイングのところで、WARDOGSの3人目として拳に有刺鉄線を巻きつけたコナーズが登場する。
コナーズはHENARE、オスプレイにスピアーを浴びせ、HENAREに有刺鉄線ボディーブローから、オスプレイの額を有刺鉄線で切り刻み流血させ、コナーズはテーブルをコーナーに斜めにセットしてから、モロニーと一緒にナックルを浴びせたところで、UNITED EMPIREの3人目にTJPが有刺鉄線を持参して登場する。
TJPはコナーズにダイビングフォアアームから。、リングシューズに有刺鉄線を巻きつけてコナーズに顔面ウォッシュを敢行したため、コナーズも流血、両軍が場外戦のところで、WARDOGSの4人目にコグリンが両腕に無数のイスをかざして登場する。コ
グリンはHENARE、オスプレイにサイドスープレックス、二人をまとめてバックドロップと攻め、TJPには場外戦で金網めがけて槍投げから、WARDOGSがイスでTJPを埋めて埋葬状態にすると、その上へHENAREを叩きつける。
そしてUNITED EMPIREの4人目はアキラが登場するが、アキラは入場ゲートではなく別方向から現われ、金網からWARDOGSにプランチャスイシーダを命中させる。

アキラは竹刀でWARDOGSを滅多打ちにすると、フィンレーに急所蹴りからマウントナックル、竹刀で滅多打ちにしてから、フィンレーの顔面へイスを投げるも、駆けつけたコナーズがテーブル貫通スピアーをアキラに浴びせた。
WARDOGSの最後の5人目としてゲイブが登場するが、ゲイブは台車に様々なアイテムを持ち込み、金網の中へ投げ入れ、オスプレイにイスでフルスイングしてから、アキラの顔面にイスを投げる。

ゲイブは金網に角にラダーをセットすると。 WARDOGSが戦闘不能状態になったオスプレイを痛めつけようとしたところで、UNITED EMPIREの最後の5人目としてコブが登場し、襲い掛かるモロニーを鉄柵へ押し込めば、ゲイブにはイス盛りへのフロントスープレックス、コナーズにはエプロンへブレーンバスタースラム、コグリンにはドロップキックからジャーマンで放り投げ、フィンレーは竹刀でフルスイングも、受け流したコブはF-5000と攻め、オスプレイの援護でアスレチックスブレックスからその場飛びムーンサルトプレスを命中させる。
オスプレイがテーブルを持ち出してコーナーに斜めへセットすると、フィンレーにテーブル貫通を狙うが、コグリンが阻止したところで、サブレフェリーの佐藤健太が扉を施錠、コナーズのスピアーはテーブルに誤爆すると、コブがコグリンにジャーマンから。オスプレイがリープオブフェイドを命中させる。

そこでゲイブがラダーをもって突進してカットすると、首にラダーをかざして大回転してUNITED EMPIREを蹴散らす。

モロニーとコナーズがラダーを持って突進するが、オスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキックで迎撃してから、エプロンと金網の間にラダーの橋を作り、オスプレイがフィンレーにサイレントウィスパー、ピッピーチェリオからヒドゥンブレイドを狙うが、フィンレーがアイリッシュカーブバックブリーカーで迎撃する。
フィンレーはアキラを捕まえてパワーボムを狙うが、アキラはフランケンシュタイナーでフィンレーを場外へ出すも、モロニーはアキラをイスめがけてレッグシザースから、テーブルめがけて投げつける。
コナーズ&モロニーはアキラにFullclipを狙うが、スワン化したTJPが阻止しブラッドミストをコーナーのコナーズに噴射、フィンレーを捕まえたCatch22がアリムーブから、モロニーにダブルビックブーツ、セカンドコーナーに宙づりになったモロニーに、TJPがフットスタンプ、そしてCatch22がリーリングタワーを狙うが、フィンレーが阻止すると、オスプレイがフィンレーにチーキーナンドスキック、そしてアキラとの合体技を狙ったところで、コナーズがオスプレイを踏み台にしてから、アキラに雪崩式ブレーンバスターで投げ、各選手が入り乱れて乱戦になる。

両軍がいったん分かれてから殴り合いを始め、オスプレイとフィンレーがエルボーのラリーになると、オスプレイがビックブーツに対し、フィンレーがローリングエルボー、ラリアットは相打ちも、コナーズが割って入り、スピアーで場外のテーブルにオスプレイを貫通させる。そして大流血となったHENAREは応急処置を施してもらい頭部が包帯でグルグル巻きでフラフラになりながらも、トラッシュ缶をフィンレーに被せてからラクビーボールキックを浴びせ、ゲイブとラリアットで相打ちとなるが、ゲイブのイスをナックルで迎撃してイスでフルスイング、意地で耐えたゲイブにビンタを浴びせる。

今度はCatch22とコグリンがリングに入り、Catch22にコグリンが竹刀を渡すと、Catch22は二人掛りで竹刀で殴打は、コグリンがキャッチしたところでCatch22がダブルトラースキック、アキラがTJPを踏み台にしてドロップキックを放つ。

そして場外では HENAREとアキラがテーブルを二つ場外へ並べてセットすると、HENAREがコグリンを二―からテーブルに寝かせ、金網からテーブル貫通セントーン!を命中させている間に、リング内ではコナーズは画鋲をばら撒くと、体中アルコールまみれにしてから、TJPにNO CHASERを狙うが。TJPは切り返して画鋲めげてフェースクラッシャーで叩きつける。

TJPのドロップキックの援護を受けたコブはコナーズにツアーオブジアイランドを決めるが、フィンレーがイスを投げてカットし、外道がら投げ渡されたシレリイでコブを殴打すると、うつ伏せになったコブの顔面にイスをセットしてから、後頭部へのイス攻撃とサンドウィッチ攻撃を敢行し、モロニーは動けなくなったコブを手錠で拘束してから金網に繋ぐ。
フィンレーはオスプレイに突進するが、オスプレイがスパニッシュフライからオスカッターは、フィンレーがPrima Noctaで迎撃も、オスプレイがヒドゥンブレイドで応戦してストームブレイカーは、フィンレーが切り返してINTO OBLIVIONからオーバーキルを決め、オスプレイはカウント2でキックアウトする。
そこでバックステージへ一旦下がっていた外道が有刺鉄線テーブルを引きずって現れると、佐藤健太レフェリーから鍵を奪い、駆けつけたO・カーンを振り切って施錠された扉を開いて中に入るが、O・カーンが外道に襲い掛かると鍵を奪ってカラムの手錠を外して拘束を解く。
その間にフィンレーが有刺鉄線テーブルをコーナーに斜めセットしてから、オスプレイにパワーボムを狙うが、オスプレイがリバースしてナックルを連打、有刺鉄線テーブルへのパワーボムはゲイブが阻止して叩きつけようとするが、オスプレイが逆に叩きつける。
そこで外道が乱入するが、駆けつけたカラムがフックキックを浴びせと。TJPのブラッドミストの援護を受けたオスプレイがフィンレー、カラムが外道にオスカッターを敢行してから、オスプレイふぁフィンレーを有刺鉄線テーブルめがけてパワーボムで叩きつける。

オスプレイはフィンレーにヒドゥンブレイドを狙うが、モロニーがオスプレイをフォークで刺して阻止すると、コグリンがラダー橋めがけてオスプレイをパイルドライバーで突き刺し、 モロニーがアキラをフォークで刺すが、キレたアキラがフォークを奪いモロニーをメッタ刺しすると、コナーズにもメッタ刺してドックカラーを奪い、コナーズの首に装着してから引きずり回し、ロープ越しで絞首刑を敢行してから、大流血のモロニーにファイヤーボールを炸裂させる。
しかし、TJPがフィンレーから竹刀で殴打されると、ゲイブ&モロニーがTJPをイス盛りへハイジャックパイルドライバーでKOしてから、WARDOGSがリング破壊を始め、リングは板だけの状態になる。
そこでHENAREが駆けつけ、ゲイブに板だけのリングへブレーンバスターで投げ、フィンレーをアルティマで捕らえるが、コグリンがカットして場外へ排除して、手錠で拘束してから金網に繋ぎて竹刀で滅多打ちにする。
フィンレーはアキラにローリングエルボーからオーバーキルを狙うと、アキラがDDTで切り返し、アキラはカットに入ってコグリンにトラースキックを連打から、雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。
ところが、ゲイブが入るとハイジャックツームストーンパイルドライバーでアキラはKOされ、オスプレイがカットも、UNITED EMPIREはコブとHENAREは身動きが出来ず、Catch22もKOされたことから、オスプレイは孤立してしまう。
WARDOGSの5人が揃うとフィンレーが座ってオスプレイを挑発し、オスプレイのヒドゥンブレイドは当たらないところで、モロニー&コナーズがゴアスピアーから、フィンレーが膝に有刺鉄線を巻きつけてのオーバーキルで3カウントを奪い、64分の大激戦をWARDOGSが制した。

試合後にフィンレーが「WARDOGSが新日本を支配した」と勝どきをあげるが、さすがに60分越えの長期戦、またダメージもあってすぐ退場する。
残ったUNITED EMPIREは、Catch22が立ち上がれないオスプレイに寄り添う、O・カーンがコブ、HENAREの拘束を解くが、大ダメージのHENAREはバックステージへ運ばれる。メンバーがオスプレイを抱えて立ち上がらせると、館内は”サンキューオスプレイ”チャント、マイクを持ったオスプレイは「8年間のおかげでホームに出来ました、必ず新日本プロレスに戻ってきます、私を忘れないでください」と別れのスピーチを述べ、8年間に渡って活躍した新日本プロレスに別れを告げた。

金網戦に関しては、60分越えの死闘になるとは思わず、様々なアイテムだけでなく画鋲まで持ち込まれるなど凄惨な試合となった。
8年前のオスプレイはジュニアヘビー級から始まり、最初こそは軽量だったせいもあって技も軽かったが、新日本プロレスで参戦し続けることで身体が大きくなり、2020年のG1では体重を増やしてヘビー級となった。ジュニアではIWGPジュニアヘビー、シングルではIWGP世界ヘビー級王座も奪取するなど、やりたいことはやり尽くしたが、新日本プロレスに参戦するきっかけを作ってくれたオカダ・カズチカだけはきちんとした勝ち方で勝てなかったのは心残り、しかし、オカダもオスプレイも一旦新日本プロレスを離れるが、また新日本プロレスかどこかで対戦するはず、その時が来るまで気長に待ちたいと思う。
またUNITED EMPIREに関しては残ったメンバーで継続することになり、アキラはシングルプレーヤーとなってIWGPジュニアヘビー級王者を目指すことになった。アキラも全日本プロレスでは世界ジュニアヘビー級王者になるほどの実績を持っている。今度はタッグではなく、本来の目的であるジュニアヘビーの頂点を目指す。

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